つきぬける空の青さにたえかねてアゲハの羽の黒を目で追う
向日葵の迷路で迷っていたいのに背がのびすぎて出口が見えた
けだるさの中の憂いに抱かれようサラが歌うはサマータイムか
...
光が速度をはやめて
影をうみおとした
次の瞬間 車窓からの景色は、融けあい
流線の模様をなした_
ユ−ラシア・ライト・トレイン
光速の旅は、心地よく
重力抑制された コンパ−トメン ...
Kさんとお知り合いになったのは、かれこれ9年前。フォーラムに投稿をはじめて少したった頃、Aさんという方から、「新しい詩のサイトを作ったので遊びにきてね」とお誘いを受け、行ってみたらいらっしゃった。
...
120730
音がして目覚める
不倫の後の目覚めは健やかで
配達人も遠慮する静かな午前
ギタリストのピアスを付けて
往来に立つのです
古 ...
珍しく気分を変えて
新宿のバーで独り飲む
バーボンのロックを傾け
タバコに火をつける
立ち昇る紫煙の向こうに
忘れた恋の景色が見えた
夏は
エアコンを入れるせいか
気づくと
ガソリンメーターの残量計が
あとわずかということがある
ランプがあとひとつというのは
かなりアセル状況で
近くのガソリンスタンドで入れていこうか
...
知っている希望の朝は美しい部屋に残った夜のイメージ
空間が「心の掃除しなさい」と僕の心に直接言った
夕暮れで赤に染まった街を見た今日も一日幸せだった
蝉が鳴き夏本番を思わせるマ ...
モバゲーでグリーでネトゲでフィッシング原発反対スポーツ万歳
うすまくで
つつまれた
わたしのほんとうに
蹴破って
侵入する
あなたはだあれ
ないくうを
埋め尽くし
いや違う
そこはうそだ
叫ぶ間も
あたえない
らんぼうな
...
あなたと二人
見上げる最後の花火が消えて
暗闇に抱かれたまま
星空に私は願う
この一瞬を切り取って
すべてが止まればいいのにと
100万年後
アルタイルの科学者が
とんきょう ...
人と会話をするということがとても怖いという時期が私にはありました。ちょうど高校の頃だったと思います。そうしたときに私の友達といえば、同じような病を抱える人々であったのかもしれません。まあ、そんな人 ...
ぼくは麻酔類の効かないからだのようだ
25歳の時に盲腸の手術でそれを知った
局部麻酔なのにいつまで経っても
まったく麻酔は効きはしなかった
オペの開始を待っていた医師は
業を煮やして ...
あなたへ直線をひけないので
円をかく
今日も円をかく
温かい営みの後で
身体が小刻みに震えていて
心を引き離そうとする
宙吊りにされたロマンティックな機械が
風ではない力によって
ゆらゆらと揺れている
もう時間が来たのだと
その時に思う
...
よるべない虚無。
「もう生きていたくない」
と言語化しろといわれたので言語化してみるがやはり「もう生きていたくない」のであった。生きていることが苦痛なのだ。六歳から生きていることが苦痛だった。人 ...
働き蟻は
来る日も来る日も
自分の躰より大きい
荷物を運んでいる
汗も流さず
陽照り返す地面を這い
黙々と働いている
一匹の蟻が仲間を離れ
甘い蜜を求めて
迷っている
ここ ...
ぼくがいいって言ってるだけじゃ
足りないという孤独
この孤独は健康な孤独だ
そばにいるよ
嘘じゃないよ
ずっと輝く人生だから
やがて朽ち落ちる花びらは
いのちの最先端で花を咲かせている
...
120729
ピークチト
ジッコウチの違いを知らぬ中学生は
壊れてしまったメーターの指針を眺めたままため息をつく
無酸素も極めたし
いくつものピークに達 ...
ねぇ君
泣いてないで笑いなよ
空き缶を蹴飛ばしても
明日には届かない
空が海に溶けてるって知ってるかい?
僕らが見つけたものに
名前を付けるとして
それが恋なら良いと ...
風の鳴る丘で
あなたを待っているから
東の空に星が出たら
何も持たずに会いに来て
虹の生まれる岬で
あなたを待っているから
西の地平に日が沈んだ ...
早急に
なんじゃコレ!って
伝えなきゃ
人の一生
短いんだから
楽しみは
詩を書くことと
口滑り
知人に真顔で
心配された
ちりとりのゴミを玄関の外に捨てると
蝉が羽化に失敗して 転がっている
またか
この時期 たまに見る
壁によじ登っては 落ちる 蝉 とんぼ
ぐちゃぐちゃに柔らかくて 体に触れない
死 ...
あたしは自分の道は自分で決める
反対されてもやめなさいと言われたって!
あたしは助けたかった
これからももたとえ、反対されても決める自分で
マイウェイは悲しい歌だ
きょうは起きたり寝たりしていた
そうすることが
脳を含むからだにいいと思った
夕方銭湯ですっきりとしてから
喫茶店できのうの仕事の続きをしている
...
急な坂を歩き続ける
長い階段を上り続ける
行き着く先はわたし達の終点
だから今は
手を
繋いで
自分の想いを口にするのは
どうしてこうも難しいんだろう
あなたは優しいからと
押し付けられたことの数々
嫌々こなしてきた
いろんなこと
ねぇ 知ってる?
私 本当はあなたが嫌 ...
君たちは分裂して数を増やす君たちは分裂して夢を数え上げてく、
何しろ満足しない方法を覚えたときから、
君たちは足を増やして切り落として、
切り落とした足を食べて生きているんだから、
そのために ...
宵の静けさが
夏のためだけに
風鈴を鳴らすので
ひとり
耳を澄まし
感性を横書きする
仰ぐも雨雲
風がバタバタ明日の今頃
水の音がじんわり残る
せわしない
水門手前のセキレイが
剃刀ひとすじ
鳴く。鳴く。消える
貧血気味に
その目は前に向く
黄土の砂埃に路線バ ...
大晦日湯船ゆらりと船出する
月光もモザイク師走の露天風呂
女湯の体形の千差万別さ
年寄りが煮える源泉掛け流し
会社の灯年末週末クリスマス
靴下の中に手袋クリスマス
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
その白い夏
ルナク
短歌
7
12/7/30 13:36
4o12
月乃助
自由詩
9*
12/7/30 13:13
Kさんのこと
ふるる
散文(批評...
6+*
12/7/30 13:13
バン
あおば
自由詩
3+*
12/7/30 12:05
紫煙
うずら豆
自由詩
5+*
12/7/30 9:25
ガソリンメーター
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/7/30 9:05
夜のイメージ
夏川ゆう
短歌
0
12/7/30 8:41
出会い系短歌
只野亜峰
短歌
0
12/7/30 6:02
えな
uminek...
自由詩
4*
12/7/30 4:16
星の記憶
〃
自由詩
7*
12/7/30 4:12
今日のノート
番田
自由詩
1
12/7/30 2:21
悟り
HAL
自由詩
5*
12/7/30 2:03
円をかく
殿上 童
自由詩
39*
12/7/30 1:12
即興情熱
rabbit...
自由詩
3
12/7/30 1:10
お前にわかるか
榊 慧
散文(批評...
1
12/7/30 0:24
存在か無か
灘 修二
自由詩
1*
12/7/30 0:01
健康な孤独
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/7/29 23:44
ピーク
あおば
自由詩
2*
12/7/29 23:38
言っておくれよ
永乃ゆち
自由詩
4*
12/7/29 23:35
永久に
〃
自由詩
3+*
12/7/29 23:27
イタッ!短歌3
花形新次
短歌
2
12/7/29 22:04
どんでんがえ し!
砂木
自由詩
19*
12/7/29 21:34
自分の道
スマイル?
自由詩
1
12/7/29 21:04
マイウェイ
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/7/29 20:58
手を繋いで
永乃ゆち
自由詩
3*
12/7/29 20:47
ストレート
金子千冬
自由詩
3*
12/7/29 20:02
アスピリン・ソング
由比良 倖
自由詩
7*
12/7/29 19:36
夏(ひとり)
かんな
自由詩
6*
12/7/29 19:03
729
しべ
自由詩
1
12/7/29 18:46
クリスマス師走にはします私だって
小池房枝
俳句
1*
12/7/29 18:44
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
加筆訂正:
4o12
/
月乃助
[12/7/30 13:25]
少し、変えました
4.32sec.