この世は居心地が悪い
芝居小屋に立ちつくす
招かれざる大根役者のように
俺は どう振舞えばいいのかわからない
君はまるで薔薇だな
庭の生け垣に生い茂り
いつでも水や肥料に恵まれて
...
都会の夜に咲き歩く
ビニール傘の音にまみれて
発光する液晶の向こうから
同じ待ち合わせ場所を目指す人
思いつめては煙草に火を点け
頬が緩んだらまた火を点ける
忙しない駅前の雑踏も
今 ...
瞬く
瞬く
まばたく
またたく
煌く
嘆く
いや
嘆かないで
何度も 話し合って
決めたこと
双方が
こくん と
頷いた
筈だったのに
何故
違う ...
最新鋭の望遠鏡でも見えないのは
大気の揺らぎのせいだった
この揺らぎを測定し補正した画像を
何万光年さきの世界としてぼくは見つめていた
街道にはところどころに鳥小屋があった ...
海に連れて行ってくれる筈の
君の爽やかな声は
疑問系で終わってしまった
「南へ行きたいのか?」
落胆の周波数に
頷く事を忘れて
ただ見つめあっていた
そのうちにラジオが
波音を引き寄せ ...
君にまだ
言っ ...
小鳥が自由になった
梅雨空にぽっかり穴が開いて
誰からのギフト?
知らない
知らなくってもいい
青が微笑む
聴きたかった歌が
謳歌する、ここ
を懐かしい、と決めつける
それは ...
優しさが欲しかったが愛が欲しかったわけじゃない
笑顔が見たかったが微笑んでほしいとは思わない
なにもいらないなにもいらないなにもいらない
...
上りのエスカレーターに
幽霊が立っていた
ぼんやりとネクタイを締めて
小さな咳をしていた
駆け上がる人が
春のように
体をすり抜けていった
見えない、
それだけで幽霊だった
...
惑星が
君との間
挟まって
天動説か
地動説か
つんざいた
きみのこえが
あめのよる
かきけされていく
りせいといのち
宵の口
君は僕の
ヴィーナスで
僕は君 ...
あなたは眠りにおちる瞬間のあなたを知っているか
あなたは知らないだろう
あなたのからだは一瞬のこわばりをこえて
完全に脱力することになっていることを
あなたは
ときどき
それに失敗して ...
日傘差す
ばあさんよりも
若い娘に
降り注ぎたい
太陽だって
涼求め
北へ北へと
進むうち
気づけばロシア
デブひとり旅
※デブ=俺
サラサラ ...
ネオテニーだったんだそいつ、って元恋人が言うところをマーメイドはみつめる
マーメイド
ネオテニーなんだマーメイド
かわいいかわいいマーメイド
そうしてセックスさせられ死んでいく
マーメイドは ...
日常の詩
彼がそもそも歌いはじめた 理由はもう思い出せないけど
物心がついた頃から 歌うことはずっと近くにあった
そんな彼にある日 父親がギターを買ってきた
誕生日でもクリスマスでもない ...
カレンダーを捲ると標語が書いてある
『向上する意思があれば道は拓ける』
自信たっぷりのその言葉に釈然としない
テキトーに世間ではそう言うけど
さも正しい事みたいに言い切れる
その根拠は ...
バカ バカ バカ バカ バ〜カ!
まったくもってバカ ほんとバカ!
バカ過ぎて どこがバカか分からないバカ!
迷惑なバカ うっとうしいバカ 自己中バカ
目指せ! 完全無欠の大バカ者
バカ ...
泳ぐ風 太陽の粉を砂鉄の様にくっつけて
煌くの
雨天に割り込んだ泳ぐ風 まるで子供
ケラケラ ケセラケラ笑う
痛みを泳がし癒すの 子供のくせに
何を悟っているのさ
...
雨、雨、雨、やさしく閉じて透き通る春の惑いの Aquarium の
ふるえては芽生えるおもいこの胸のうすきガラスを風のララバイ
よんでいる心を奪い冬の鳥はるか Голос 遠くへど ...
「バナナツリー」
少しでも腐らないように
バナナツリー
立ちっぱなしが
程好く深呼吸
いつも立ち止まり
溜め息混じりで深呼吸
腐らないよう心がけしてみるが
格好悪さは相変わらずの僕
遠く南国か ...
桃レンジャーになりたかったけど
いつも黄レンジャーだった。
悪の組織に捕えられる
か弱い女の子になりたかったけど
いつも立ち向かっていかなきゃいけな ...
手を取り合って
肩を組み合って
再び歩き出さないことには
ここから落ちていくほかない
よくわかっている 言われなくとも
よくわかっている 掲げられなくとも
よくわかっている 声を ...
渇いて行くあなたを見ていられなかった
この部屋で涸れて行くあなたを
一人放っておくことなど…
同時に指輪を外すふたり
合鍵はとっくに外れていたから
呼ばれるまま 流されるまま
だけど予定通りに恋が ...
日々の聖句(25)神と人とは
6月13日
「しかし家あるじは彼らの一人に答えて言いました,『君,わたしはあなた
に何も不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリで合意したでは
ないか」 ...
「このまま先に進んでも、あるのは世界の果てだけだ」
アルチュール・ランボー
この一節に出会わなかったら、俺はずいぶん前に自殺していた。
今でも死にたくなるようなことはある。それは ...
「初恋は?」
俺はこの問いに答えられない。
13〜14歳のときに自分が小2から小4くらいのあいだ、成人男性にレイプされていたことを思い出した。まわりが暗くて白く見えるような雷がからだに入 ...
黄金色に燃えている
糸杉が燃えている
ぐるりぐるりと
渦を巻きながら
黄金色に燃え盛っている
やさしいひとの笑顔がいたい
うけとめる勇気がないから
おかえしできる自信もないから
ごめんなさい
わかってる
ほんとうは
“ありがとう”っていうべきなのに
やさしいひとの幸福 ...
夜に溶けてみたいから
僕は街を闊歩します
夜に溶かしてほしいから
僕は夜空を吸うのです
もしも夜に溶けたなら
今すぐ君に逢えますか
世界を構築しているものが何なのか
やっと 気が付いたよ
この宇宙の存在 生物の誕生
全ては奇跡
この世界は奇跡で創造されている
末期ガンの患者の完治や 戦争のない世界ばかりが奇跡なんじゃ ...
叶ってしまうと
つまらないので
そっとしておこう
もう少し
ドキドキしていたいから
近づき過ぎないように
そっとしておこう
丁度いい距離感が
毎日を
刺激的にしてくれるから
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
場違いな賓客
まーつん
自由詩
8
12/6/15 0:08
雨のち晴れ
風呂奴
自由詩
1
12/6/14 23:58
少しだけ神秘的
藤鈴呼
自由詩
1*
12/6/14 23:53
夢の話
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/6/14 23:53
strawberry on the radio jam
ブルーベリー
自由詩
4*
12/6/14 23:46
敵を倒すんだ
TAT
短歌
0
12/6/14 21:37
記すべき日
もっぷ
自由詩
3
12/6/14 21:36
遠く遠く
永乃ゆち
自由詩
4*
12/6/14 21:19
幽霊
たもつ
自由詩
6
12/6/14 19:59
Twinkle, twinkle,little star
殿様が得る
短歌
0
12/6/14 18:52
眠りとあなた
美砂
自由詩
5*
12/6/14 18:49
変態短歌88
花形新次
短歌
1*
12/6/14 18:15
夜
榊 慧
自由詩
2
12/6/14 17:49
日常の詩
itukam...
自由詩
1*
12/6/14 16:52
【 標語 】
泡沫恋歌
自由詩
10*
12/6/14 14:39
【 バカについて108の反省文 】
〃
自由詩
9*
12/6/14 14:38
泳ぐ無邪気
朝焼彩茜色
自由詩
6*
12/6/14 13:54
プリズム
石瀬琳々
短歌
8*
12/6/14 13:49
バナナツリー
乱太郎
携帯写真+...
16*
12/6/14 13:28
桃レンジャー
永乃ゆち
自由詩
4*
12/6/14 13:13
ペシミズムは止まないとして
komase...
自由詩
0*
12/6/14 13:00
Daydream
南 さやか
携帯写真+...
1
12/6/14 12:26
日々の聖句(25)神と人とは
生田 稔
短歌
0
12/6/14 11:00
ネオテニーでもいい。
榊 慧
散文(批評...
0
12/6/14 11:00
ネオテニー
〃
散文(批評...
2
12/6/14 10:22
糸杉
和田カマリ
自由詩
1*
12/6/14 9:31
やさしいひと
れもん
自由詩
3*
12/6/14 9:29
溶融許可
なきり
自由詩
7
12/6/14 8:52
世界観
無限上昇のカ...
自由詩
5
12/6/14 8:45
夢のようなもの
ここ
自由詩
1
12/6/14 8:11
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
5.35sec.