お前達は何一つやらなかった
この千年・・・いや、二千年というもの
お前達は何一つやらなかった
お前達はただ喚いていただけだ
自分達の好き好んだ言葉だけを
成功者を賞賛し、失 ...
少女が死んだ時
お前達は無視しただろう?
俺が自殺した時
お前達は嘲っただろう?
・・・そして家に帰ってテレビかパソコンの前で
急に憤ったり正義の心を発奮させたのだろう?
そして今日、小鳥 ...
褪めた月で明日を占いながら
ひび割れたスピーカーの帰り道で独り
ラプソディーが夜の虹を創っている
安穏な洞窟の中
降り注ぐ驟雨が
旅立ちを強制した
外に出て
傘をしぼめば
そこは
ドライランド
一切の潤いは
否定されている
だけど
悪い事ばかりじゃない
この
ドライ ...
両腕を
頭の上で
クロスして
ワキが露わの
ポーズが好きだ
左ももから
徐々に移動
いよいよかと
思わせて
右ももにワープ
朝を夜を繋いで
声の届かない日々を埋め
立ち尽くす浜辺で
涙が海に溶けるまで
心が波に溶けるまで
朝を夜を繋いで
魂の声が聞こえてハッとした変わる自分に出逢うきっかけ
曖昧な季節風から貰うもの私の軸はぶれないいつも
山躑躅遠くからでもわかる色初夏の薫りで出来た現実
赤い糸目には見えないだか ...
牡牛座と双子座の間に生まれた
境界線を
漂う
定めを持って
牡牛座の子供たちと
双子座の子供たちの間で
戦争が起きて
俺の右手首の
歪なためらい傷が
二つを区別する
国境に ...
狐の嫁入りと言う言葉を聞いたのは中学生の頃
何故か白い狐の面を被った白無垢のお嫁さんを思い描いた
林の中をひっそりと進む行列が雨に濡れて哀しく思えた
何故狐の面な ...
家がおり良が生まれる
なんと幸せなことだろう
君達が傍にいるというのは
本当に幸せなことだ
ただそれはとても幸せすぎて
怖くなっていく
何かを得たとき
何かを失う恐怖も得る
生 ...
雨好きです
雨があがるように
死んでゆきたいと
うたった詩人は誰だったろう
雨があがるように
死んでゆけたのか
ぼくが死んだら聞いてみよう
雨好きです
...
富士山には白い雪のしわがあった
中腹には芝生のような濃い緑
登山しているひとが
下山しているひとが
こちらを見遣る朝のひととき
富士山には白い雪のしわがあった
太陽と金星と地球が重なり合う
すれ違うとは重なり合うということなんだ
雨の並木道を散歩しながら
緑の薫りを嗅ぎながら
命や無生物たちが歌を歌う
太陽と金星と地球が ...
{引用=
みなも、
おおきなうねり、
くしゃみを、
すると、
さかなは、
はねる、
おとは、
よろこび、
きみは、
おとなになる、
ずっととおい、
ひるさがり、
から、
...
{画像=120608223742.jpg}
何もないが降った日に
季節はもう初夏だと言うのに
空から何もないが降ってきた
何もないは初夏の街並みを埋めてしまって
僕は降り ...
引き出しの整理をしていたら
何かのおまけでもらった
厚紙でできた
ポケモンの
ホワイトボードが出てきた。
それには
未だに消えずに
...
つくづく
人の身体とは水で出来ているのだ
と感じる
代謝がいいと
良く水を排し
身体はくびれ
欲し
肌は潤う
水によって
清められ
水に癒される
そうだ
命の源も ...
封印の切れ間から解き放たれた
過去の残照
触れることの出来ない 誰かの眼差しが
導線を伝って呼び覚ます 同じ痛み
掛け違いのボタンが全部 床に散らばって
ようやく向き合えた私たちは
...
夏は訪れるだろう
誰の元にだって
自分の過去をたどるべき時はやってくる
僕は どこに向かうべきだろう
それは 遠い昔に見たことのある光景だ しかし
僕はそこに戻ることはできないのだ
僕 ...
ほどけた言葉が
にゃにゅにょ
へへと笑う
もにゅめんとがころがる
不必要も大事ふらふーぷ
にゃにゅにょ
くくと笑う
とーてむぽーるがのびてゆく
わからな ...
少し上機嫌で宵を迎えると
黙ってふところをまさぐられ
虹のかけらを一つ
出し忘れていたのを思い出す
そいつは日没の時刻も守らずきらんきらんと光っているが
宵がつまんだらくすんで汚れて消え ...
歌うなら声を殺して
くれぐれも僕に聞こえないよう
泣くなら声を張り上げて
喉が裂けて血がしぶくほど
恨まないで
嫌いなわけじゃない
ただ一緒にいたいだけ
ありがとう
僕をむしばんだ
虫たち
ありがとう
僕を愛してくれた
虫たち
僕は旅立つ
君らは僕の
供をするというのだろうか
それともむしろ君らが
僕をいざなうのか
...
苦悩の女神が
僕の手を引いて
眠れぬ夜に連れ出した
花は閉じ 草は項垂れ
月は雲の毛布に潜り込んで 高い鼾をかいていた
ブナ林を背にして 裏庭に立つと
女神は両腕を広げ 僕はその中 ...
恩師のY先生は
僕が被災地の石巻へ旅に出る時
ポルトガル料理とポートワインに酔い
ほてった頬で突っ立つ僕を
店の出口まで見送り
その日の遠藤文学講座で
僕の詩集が何冊か売れたお ...
人形劇の舞台の上で
おどけた河童の傍らに
黒子がひっそり、ついていた
日々の舞台で僕がマイクを手に
愉快な話をする時、ふいに
僕を僕にしてくれる
黒子が背後ですぅと動く
...
♪その壱
ぞうは木の上で鳥の卵をかえせるのか?
こたえはホートンが知ってるよ
♪その弐
橋の上から、犬は川面に映る自分の姿に吠えて、くわえた肉を落とすのか?
こたえはとなりのジョンに聞い ...
蝉のプラモデルを買った
部品をよく確かめながら
組み立て方を見て作った
完成した蝉は
少し違う形の虫だった
説明書に完成したら
ボタン電池を入れ
冷暗所に保管
と書かれてあ ...
ブランコが電車みたいに横移動できたらとてもすてきだ
ブランコで隣町まで行けたら
それはとても便利
ブランコが飛行機みたいに空を飛べたらとてもすてきだ
しばりつけている鉄の棒から鎖をちょんぎ ...
今日もあせをかいて老母と
子供たちと彼女のあしたのかてを用意する
支払いが間に合わないことなんてたいしたことじゃないさ
金星はゆうゆうと太陽面を通過して
菊地直子もつかまった
消費税も上 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
何一つ
yamada...
自由詩
2
12/6/8 18:38
小鳥が道に堕ちた時
〃
自由詩
1
12/6/8 18:38
ラプソディー
徘徊メガネ
自由詩
5
12/6/8 18:29
ドライランド
和田カマリ
自由詩
0
12/6/8 18:16
変態短歌80
花形新次
短歌
0
12/6/8 17:34
この手は放さない
徘徊メガネ
自由詩
2
12/6/8 16:26
魂の声
夏川ゆう
短歌
1
12/6/8 16:05
海面上昇9
rabbit...
自由詩
3
12/6/8 15:25
狐の嫁入り
永乃ゆち
自由詩
8+*
12/6/8 14:48
家と良
marux2
自由詩
0*
12/6/8 14:29
雨好きです
吉岡ペペロ
自由詩
20
12/6/8 11:27
富士山
〃
携帯写真+...
1
12/6/8 11:27
宇宙の歌
〃
自由詩
7
12/6/8 11:26
ミナモ
mugi
自由詩
3*
12/6/8 11:01
日本橋のイタリアンレストランで / 2012.05.27
beebee
自由詩
25*
12/6/8 7:46
ポケモンのホワイトボード。
永乃ゆち
自由詩
5*
12/6/8 7:15
すいぶん
森の猫
自由詩
11*
12/6/8 6:14
Corundum
南 さやか
自由詩
3
12/6/8 4:30
アイルランドの街角で
番田
自由詩
2
12/6/8 2:43
にゃとにゅとにょ
灰泥軽茶
自由詩
4*
12/6/8 2:36
朝の遠い夜を(髪留め一つ分の輝きのための)
月見里司
自由詩
0
12/6/8 2:21
蜜の味
ゆべし
自由詩
1
12/6/8 2:06
旅立つ夜毎のうた
シホ.N
自由詩
2
12/6/8 1:47
眠れぬ夜に、裏庭で
まーつん
自由詩
9*
12/6/8 0:20
旅の始まり
服部 剛
自由詩
1
12/6/7 23:59
黒子
〃
自由詩
2
12/6/7 23:55
♪こたえはやってみなくてもわかる動物実験
阿ト理恵
携帯写真+...
5*
12/6/7 23:15
部品
小川 葉
自由詩
4+
12/6/7 22:35
ブランコがだんだん空からはなれてゆく
パラソル
自由詩
1
12/6/7 22:12
夕餉
梅昆布茶
自由詩
25
12/6/7 22:02
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3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
加筆訂正:
月よ/月夜
/
rabbitfighter
[12/6/8 7:55]
タイトル他、数箇所修正しまうま
5.46sec.