{引用=耳の奥ですうすうと響く
自転の渦よりも果てしない}
それは
薄紅を乱す煌めきたちであり、
乱反射とは相反する速さをはらんでいて、
きみは
まるで恋のようだね、と
指先 ...
詩を書いていたってしょうがない
そうして 今日も 日が暮れる
金や 人の賞賛を 得られるというわけでもない
寂しい思いの連続というわけさ
だけど 今日も 僕は 詩を書いていた気がする
他 ...
歌を聴いて
映画を見て
美しい自然に触れて
素晴らしい芸術に出会って
誰かを心配して
努力が実って
幸せを実感して
絶望に悲観して
人は死ぬまでにどれだけの
涙を流すの ...
くちびるを離れて瞬時に死ぬ声
清浄すぎる空気の中で窒息する
織り成す前に解かれかさなる前に崩れ
かつていた場所の記憶も透明にすぎる
右手にレモン 左手にナイフ ベッドの輪郭は白く
夜は火 ...
深い深い海の底
綱が切れる
もう落ちるのみ
深い深い海の底
音も光も希望もない
さようなら
もう何もいらない。
サボってなんかいない。
ただ疲れただけ
頭痛がする。
イエス ...
冷たい月に
雨がふる
とても静かな
音をかなでて
さびしいうさぎは
ぬれてゆく
赤い雫がこぼれて落ちて
時間がゆっくりと
満ちてゆく
そよぐような
何かに揺れる
宇宙のす ...
もう慰めはいらない
さようなら
また一人の時間
こんにちは
君は言いたい事だけ言って
私の話を無視してしまう
強い時に優しく
弱い時に冷たい
偉い人の話しは聞くけど
私の話し ...
橋の下市長は
公務員の真皮着色は「そぐわない」と主張する
否、彼の公務員という概念に「フィットしない人体の様態」
という意味だろう
が?
公務員の皮膚に公共性はあるのか。
刺青をするよ ...
手に持った花だけが赤くて
微笑みは色づくことなく
そんな夢の残り香だけが
寝ぼけまなこに引っかかってる
言葉にした途端に取りこぼしてしまう
こころの音階
りんごをりんごと
恋を恋 ...
{引用=
雨がね
未来を運んでくるの
まあるい街路樹や
がらんとした
わたし
の家
すべていまは
透明な線が
つつんでくれて
ふるえるわたしの舌が
線をう ...
突き出した
腹の陰に
チンポ隠れ
勘を頼りに
ブラインドシッコ
射精する
タイミング
自由自在の
AV男優
超リスペクト
黒猫が白猫を舐めるので、
私は白猫の指を舐めます
クリープが凍えてしまうと、決まって
私は 貴方を思い出しては
めそめそと泣きます
貴方の言葉をアレルゲンに
私は泣きます
...
縷々・りら
細かいことなんて無しにしようぜ
君のでっかい心
縷々・りら
細くつながる君の足跡
氷の破片で心を突き刺すんだ
俺の心臓破裂しそう
キラキラとした瞳に俺を映してくれるなら
...
それは
世紀末のとある
アジアの国でのこと
とある家族が崩壊した
父であった少年は
母であった少女を
車の後部座席に横たえ
深夜の国道を走っていた
...
砂の喫茶店で
椅子を叩いているうちに
夕暮れとなり
列車は少しずつ走っていた
コーヒーのお代わりは半額
けれど労役が発生し
古くからの友だちはみな
去ってしまった
...
あなたからの援助で
私は生活してた
自分で働いたお金は貯金し
大事に仕舞った
あなたの援助は
途切れることなく続き
あなたは私の人生を作ってくれた
大病を患ったあなたに
預金を解約 ...
何を
描いてきたのか
いつまで
描き続けるのか
分からない
生き様を
刻もうとしているのか
ただの
石ころ遊びなのか
分からない
突き動かされた ...
空が裏返り
わたしたちは輪の中に身をしずめる
心がぜんぶの水を
吸いとってしまって
体は吹き飛んでいった
肥大して
びしょびしょのわたしたちは
輪を抱き
輪に抱かれながら
...
裏庭に捨てられたロボットの
90バイトプログラムから
この宇宙は生まれた
炭素 窒素 水素 雷 宇宙線 マグマ
あなたが森であるために
森である必要はない
海と太陽
...
学生時代、福祉系の大学に行っていた友人に誘われて、藤の根作業所(現いぶきやま・当時建物は旧山東町に在しました)にボランティアに行きました。昔、私の母親がしていた内職のような単純作業だったと思いますが、 ...
犬の眼をじっと見つめていると
黒々としたその瞳から
哀しみだけが
滲んでくる
犬は
なぜ自分が犬であるかを
きっと知っている
遠い昔
野生を
人間の為に捨てた存在
自由よりも不 ...
ペソアの詩を
目で追っては 口ずさんでいる
詩がこんなに偉大なものなのだと
気付かされるとともに
自分が今まで一度も
詩を書いたことがないことに気付かされた
今まで詩だ ...
野菜を摘む 初夏の晴天の下
彼らは逃げる術を持たない
私の命という荷車に揺られ
何処へ 何処へ
センティメンタルに指が聞く
葉の嘆きの歌を
根の引き抜かれの絶叫を
...
思うとさ
浮かべるまでもないんだけどさ
君のことばかり考えているんだ
一日中さ
笑っちゃうくらいさ
君のことしか浮かんでこないんだ
どんなときでもどんな場所でも
少しゆとりが ...
四月、僕は
川のある町に
あたらしく暮らし始めた
水をふくんだ日の光を
吸いこむと、眼には涙が滲んで
黄色い床に積まれたままの
段ボールをつ ...
この世界
希望があるというのなら
エースに賭けたい
日本ダービー
チャック チャック
お口に チャック
チャッカマンが
あんまん くわえて やって来る
あんまり おみあし おそいので
すたこらサッサ
にげた トモダチ つかまえた
もう はなさ ...
宇宙空間に漂い
思うことは
生きている
時だけが徒に過ぎる
ゆっくりと動き
頭もゆっくり動く
母の胎内にいる感じだ
何も見えない聞こえない
心と心で感じ合うものを
大切にした ...
長い長い悪夢から醒めると
そこは海だった
君とふたり
きっと同時に流れ着き 第二の生を得たのだろう
僕は憶えていた
あの日 君の腕を掴んだ後に
何があったのか… を…
君と交わ ...
一、告白
{引用=
飛行機が頭上を通りすぎている さよならのなか密かな発作
骨の間を縫うように飛ぶ飛行機に印字する風 わざと会いたい
透明に傾き無色の戦場を駆 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
交錯する断片/記憶
桐原 真
自由詩
1
12/5/27 2:31
眠ることだけが続けばいいのに
番田
自由詩
2
12/5/27 2:25
涙の行方
春仙
自由詩
7*
12/5/27 0:27
転位
瀬崎 虎彦
自由詩
0
12/5/27 0:17
ビートルズ
ペポパンプ
自由詩
4*
12/5/26 23:51
さよならうさぎ
村上 和
自由詩
7
12/5/26 23:22
無視
ペポパンプ
自由詩
5*
12/5/26 23:17
入墨
salco
自由詩
7*
12/5/26 23:13
印象
八布
自由詩
7
12/5/26 22:14
雨
青色銀河団
自由詩
4
12/5/26 22:11
変態短歌66
花形新次
短歌
0
12/5/26 20:08
因果律
桂川精螺
自由詩
5
12/5/26 20:05
君となら空に上れるかも
黒髪
自由詩
3*
12/5/26 19:36
世紀末の記録
takano
自由詩
1*
12/5/26 19:26
海の構図
たもつ
自由詩
3
12/5/26 18:22
まばたき
mizuno...
自由詩
3+
12/5/26 14:00
地上絵
nonya
自由詩
16*
12/5/26 12:15
裏返り
はるな
自由詩
6
12/5/26 12:15
ふたつめの命
mizuno...
自由詩
6
12/5/26 12:01
ふたつの出会い
八男(はちお...
散文(批評...
2
12/5/26 11:25
MY LIFE AS A DOG
そらの珊瑚
自由詩
23*
12/5/26 11:24
ペソアの詩を
八男(はちお...
自由詩
1
12/5/26 11:19
ドナドナを聞きながら
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/5/26 10:48
のばせなかった手のひら
komase...
自由詩
0
12/5/26 10:46
沙弥子
草野春心
自由詩
10
12/5/26 10:27
変態短歌65
花形新次
短歌
1*
12/5/26 9:14
お口に チャック
藤鈴呼
自由詩
2*
12/5/26 8:51
宇宙空間
ペポパンプ
自由詩
6*
12/5/26 8:13
Whale Dreaming
南 さやか
自由詩
4
12/5/26 3:59
短歌二篇
佐藤真夏
短歌
4*
12/5/26 2:29
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
加筆訂正:
変態短歌64
/
花形新次
[12/5/26 18:41]
ウィリアムテルごっこ追加
4.36sec.