「 誰でもよかった・・・ 」
続くありふれた供述
理由は何だったのかな
解明される前に死刑だ

おそらくあった
おそらく沸き上がった
外から見れば不確か極まりないが
当人からすれば当然 ...
身ひとつで悩んでいる

可憐な花が逡巡している

体の調子を整えようか

発信音、着信音

花を喜ぶ顔を見ようか

可憐な花が逡巡している

身ひとつで悩んでいる


疲 ...
梅雨の晴れ間は嫌い


おなじくらい小春日和も嫌い


春一番はまぁまぁ好きかな


さよなら先生


梅雨の晴れ間みたいな人


終わらない恋などあるもんか
...
毎日毎日よく雨の降る梅雨になりました。


独りよがりに恋をするのも疲れるとか


優しさの中には愛を見い出せないとか


あの人の肯定したこの想いが


肯定はされた ...
出し切った
と思って
ズボンに
収めたら
ダラリ一筋
余韻流れる



朝イチシッコ
かつての勢いなく
いつしか傍には残尿感
ベイビーこんな雨の日は
ひきずるようなブルースをきくんだ
だから
ともだちになってよ

それとも懐かしい曲で
こころを満たすかい

ベイビー3弦がきれたよ
へやのすみには
弾かない ...
雨の日は
透明傘がいい
値段の気安さがいい
ドームの曲線を
雨が流れていくのを見るのは
誰かが
泣いているのを
見ているようで
そんな後ろめたさもいい
そういえば女優でもないのに
...
朧な碧い部屋で
私、夢を見ていたのね
溜息一つ、デキャンタと冷めた灰皿
白いレースで覆い隠されて
私の全てが嘘みたい

スローでムーディな音楽を
誰と聞いていたかしら?
花の名前のグラ ...
いばらの影に
脈打つカルマ
音色を聴いて
たたずむ青さの
うつくしい夜明け

明日も深呼吸して
そのときを待ってる
だから、行くね

押さえ付けて
轢き潰して
そんなもの
そ ...
その花の悶えるさま
太陽を切り抜いて
ふさぐベルベットの壁に
寄り掛かる深淵

波の音を聴く
心の中
ひとの道がある

ゆっくりと
這うように跳ねる
明日からばら色の日々
燃え ...
 
 
都会のカラスが
明方、ゴミをついばむ
世界は汚れる

汚れた世界は
まどろみながら
都会の夢を見る

都会の夢の中で
カラスは増え続ける

唐突に産声

夢は端か ...
言いたいことは 隠したら 駄目なんだ
遊びの 隠れん坊にも 終わりが 有るだろう?

翌日 子供たちに 馬鹿にされる 和尚さん
アイツ、俺等が 帰宅したのも 知らなんだ

それでも ...
空洞が鳴る
鏡の道を
空洞がゆく


光と遊び
冬を呑む子
鱗へ 水へ
蒼をこぼし


葉を追いながら
双子のけだもの
銀を知らず
冬を知らず

...
ぼくらの町に
ヨシキリがかえってきた
一羽は川沿いの桜の木に
もう一羽は中州の葦のしげみでなきかわし
恋の歌をうたっていた

そんなとき、子どもたちがドヤドヤやってきて
このちょっと変わ ...
ランタナのつぶつぶ
少女はコンペイトウ
春夏秋冬 気ままに咲く
甘美の花言葉も知らない ランタナ

ランタナのつぶつぶ
少女は大人のアジサイに
雨季の間 憧れの感情に
無垢のまま 引き ...
振れた雨の振動数に寄りかかって
あなたの鼓動は直進する
言葉の数々と濡れながら空を飛ぶ
カーキのマンションの3階に猫を見る
猫も猫であなたを見ている
卑しさに消え入るザクロの双眸で雨の玉を引 ...
自分らしさを
置いてきた
記憶もうすれた遠い果て

自我は幻想
行きでも帰りでもある
旅は途中

道見失い
落ちて滑って
深いふところ

いだかれるのは
自己の小ささ
...
雨雲に覆われた空
徐々に夕暮れて行く

私はブリキの
如雨露の中に
閉じ込められた蛙

とても無様だ

ああせめて
如雨露の先の
小さな穴から
溶け出して
花びらを濡らす
...
雨の降る隙間に
がんじ搦めの自分の昨日を見ながら
傘を差して歩いてゆく

良いことなど無く稼ぎは
全て税金か家賃
それと借金の返済
食事代など手元には残らず
それでも生きてゆける

...
ひとは 絶望に 道を譲り

うなだれて 夜道を行く

けど

踏み潰しそうな

希望があるかもしれない
おばあちゃんが

広い歩道で立ち止まっている

休んでいる

キャスター付きの買物袋

それに手を預けてじっとしている

ぼくは遅い昼食をとりながら

目が離せないでいる

...
雨季時間は妊婦の安定期に似ている

穏やかに 目を細めて微笑みを

何日も繰り返す

 雨に傘を持たす
 優しい妖精は
 紫陽花の葉をつたう
 雫のかたまりの様に
 儚く 役目を終 ...
夏を迎え…
ベランダに
江戸風鈴を
つけたよ

カラリ…
カラカラリ…

江戸風鈴は
風の音を僕に
届けてくれる

今日は少し
風が強いかな…
なんて思いながら
僕は君に ...
花子さん
いるんでしょ?
トイレでいつも泣いてんでしょ?

深夜のトイレを僕は訪ねた

花子さん
弁当を作ってきたから一緒に食べませんか?

無視された僕は
トイレの前で2人分の弁 ...
日の光を浴びた詩は
いつしか風化していくだろう
人の目に触れて
形を変えてゆくだろう

暗闇の中にぽつんと佇む詩は
鮮度を保ったまま
誰の心にも留まらないで
静かに静かに姿を景色に変え ...
雨だって
遠慮しながらふっている
細くなりながら

畑のいきものが
雫にふるえると
その色を濃くしていった

わたしは
その中にあって
ただ肩を濡らしていた

細い雨に
かなうなら君にさわりたい
君のまなじりの先に棲み
見とれるほどきれいなその頬を
撫でて

だれよりも長くて、細い指をもっている
たとえばそれにわたしの肌の輪郭
その境界線と起伏な ...
海を射ち 竜をつりあげ
天に向かう かわのよう
どうぞよい空気を吸ってください
床に散らばった花びらに気づいたのは
364日目の朝だった
未だ 夏なのに
先を急ぐように 花が枯れはじめている

やめられない煙草を 何十本と吸ったこの窓辺で
いつものように僕は 彼女に話 ...
生きることはまるで 夢を見ているみたいだと
君がつぶやいた
確かにこれが夢ならば すべては悪夢だった…

君を知り 愛し合ったまま失った
幻覚とは呼べない
現世の外へと溢れ出たかなしみ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
私たちの世界を終わりにしたかったkomase...自由詩0*12/6/12 23:58
きみのメルヘン吉岡ペペロ自由詩812/6/12 23:51
大嫌い永乃ゆち自由詩4*12/6/12 22:38
雨の日は、とか。自由詩3*12/6/12 22:34
変態短歌86花形新次短歌012/6/12 21:28
ともだちになってよ梅昆布茶自由詩1912/6/12 21:23
雨の日はそらの珊瑚自由詩1912/6/12 21:23
アラスカ智鶴自由詩5+12/6/12 21:14
試験管のまどろみ白詰ちゅか自由詩412/6/12 21:10
焦がれること自由詩312/6/12 21:01
都会の明方たもつ自由詩312/6/12 19:59
インパクト・ジャパン藤鈴呼自由詩2*12/6/12 19:59
灯へ まどろみへ木立 悟自由詩912/6/12 19:56
夏草の蔓がからむころ寅午自由詩812/6/12 19:42
ランタナとアジサイ朝焼彩茜色自由詩12*12/6/12 19:24
ホップホップピッチしべ自由詩212/6/12 18:10
一歩シホ.N自由詩512/6/12 17:29
如雨露の中の世界和田カマリ自由詩1*12/6/12 17:21
雨の憂鬱……とある蛙自由詩16*12/6/12 16:41
空の青さが押し潰されるとき風音携帯写真+...212/6/12 16:04
広い歩道で吉岡ペペロ自由詩712/6/12 15:31
雨季の知らせ朝焼彩茜色自由詩11*12/6/12 12:49
風にのせて清風三日月自由詩112/6/12 11:46
嫌われ人間ジョリ自由詩012/6/12 11:14
I askきみのてを自由詩4*12/6/12 11:08
細雨朧月自由詩312/6/12 8:07
美しくなされるべき始末itsuki自由詩112/6/12 7:27
_十二支蝶自由詩012/6/12 6:48
Bougainvillea南 さやか自由詩212/6/12 4:08
Ascension 2.自由詩212/6/12 4:07

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