雲をながめたり
雨をながめたり
次第におおいかぶさる
暗闇の手をながめたり
そのたびに
母に
「またぼんやりして」
と言われた
私は
実にぼんやりした子どもだったのだろう
...
スタート前
名前をコール
されるとき
恥ずかしそうに
ワキ晒すきみ
入念に
処理をしないと
水着から
毛がはみ出して
まるでモズクだ
ドナドナってターム
ヒモのついた動物って意味
すきってなに
あたし
イタミとかって
てんで関係ないんだ
ドナ
ヒモでくくられた
動物って意味
犬みたくハア ...
すり足へ あまねく滝の 大荘園
高いうたの底から滲み縁ってくるひかりが
もし涸らした地面に眩しさを近づけたなら
私は泣いてしまう
骨の芯を指ごと引き千切って爪が風にとんで砕け散るなら
なんて素晴らしい
おそくひく ...
いつになれば
大人になれる
いくつになっても
あの頃思い描いていた
大人とは違くて
お酒を飲んでも
車を買っても
お母さんになっても
いつまでも
大人になれな ...
ユニバーサルデザインは1970年代後半にロナルド・メイスと言うアメリカの建築家が気づいたもので、障害者の住宅は、車椅子の人だけでは使いにくく、すべての人に向けた住宅を作ろうとしたもので最低の費用でで ...
友達のいない街で、駄目になってしまいそうな心の中をしていた。車窓の向こうには、一体何が見えたのだろうと思った。光のような物なのかもしれない。手にするには、それは、あまりにも立っている場所からは遠すぎた ...
骨になったあなたに
灰になったあなたに
星になったあなたに
風になったあなたに
会える墓標はどこにもない
いつわりだけが木霊する
空ろな小屋が
今夜はどんなふうに
またいつわり ...
この人生
僕がほんとに主役なら
ヒロインは君しか居ないはずだった
それなのに
君は脇役のように横切って
通り過ぎてゆく
代役なんていない
むしろ、君が主役で
僕が脇役でもいい
...
特撮に再入門はジャスピオン春田純一悪のスマイル
キカイダー博士の役で出ていたねハンペンも出たハンペンも出た
銀河魔女ギルザを誰が演じたか知るひとぞ知る知るひとぞ知る
マニアに ...
みんなこの瞬間を最期に死んでしまえばいいと思った
すごく楽しかった夏祭りの帰り
澄んだ青空には死神が棲んでること
わたしだけが知ってた
からん、からんと木造りの下駄は笑い続ける
...
疲れを癒すバスタイム
目を閉じ湯舟に浸るとき
心の汚れもながせたらと
森林の香に頼るだけ
工場の螺旋を切る黄昏時の産業機械ばらばらに捻れたる彫像立たしめて
工業機械展に完璧なる円弧を描画せる美術家ありぬ機械の勝利として
電球の裡の研究室アメリカの腕が詩を書き原子時計と鼓 ...
「約束の時は何時になったら訪れるのでしょう、ドアを開けてあなたの来訪を待っていましたのに。」
洋燈を片手にナイフの蝶を羽ばたかせ包帯の腕解け跡形もなくなりぬ
頭部の空洞彫像の腕回し ...
誰かを 好きになってみたいね
この心を 奪われてみたい
皮肉なことだが
失うことに 飢えている
寂しいから、じゃなくて
そそられるから、じゃなくて
好きだからという理由で 誰かを追 ...
インコース
ギリギリついた
くさい球
実はピッチャー
ウンコつけてた
身長に
差がありすぎて
お好みの
シックスナインは
無理だ
魔女たち
わたしを救いたいなら
あの月を涙でくるんで
そして、ピアスにしてください
その硝子の破片は湖の水面のようにきらきらと輝いて
わたしは一瞬夢かと思った
けれどその硝子の破片はわたしに降りかかり皮膚を傷付けた
生温かいものが体内から流れ出し
わた ...
おかあさん とか
ありがとう とか
大事な言葉は五文字です
さようなら も
でもそれに乗りたくないから
さ よ な ら って
短くしてみます
ら の音にかぶせて
雨の音がし ...
ケンカを始めたら始めるなら片方が死ぬ迄やるべきだし又
中途で仕舞うなら偉そうに大仰な怒号で道をゆく市民 ...
壊れたら
直し屋にゆけ
...
薄暗い銀色の雲は
何か巨大なものを
隠している
山よりも大きい
何か
空よりも大きな
何か
この胸をさいなむ
蟻の行列のような
何かを
かたちのない草原。
熱い草のむれが どこへでも広く続く、
理由もなく 端はなく ただ真っ黒な宇宙の闇まで繋がっているそうな。
強くうねり そばに生きるいのちを引きちぎってしまう程の圧力を己のも ...
振り子が振れる
おおきく振れる
ぐわんぐわん振れる
ちから強く
太くおおきく振り子を振ることが
生きてゆく俺の活力だ
幸せなんかない
俺はきっと幸せになれ ...
「歌集五年」(”tanka anthology five years”)
(1)A driving tour along the roads of the back land near Lake B ...
捕虫網右手に持ってアテナ狩り
静かなる主従関係金魚玉
兵隊の餌食にされる夏芝居
背徳と呼ばれる行為日焼けあと
十五夜に蠢くオンナ蟻地獄
膨らんだ妄想隠し夕涼み
...
もの悲しい口笛のイントロ
ブレイクのアルトサックス
異邦人の生まれ故郷のニューヨーク
そこから彼の歌が始まる
彼の歌は哀しい
生まれ故郷の大都会で
鳴かず飛ばず
鬱病になって病院へ
...
来年を知らない花が
風と遊んでいた
、ふっと凪いで
花は戸惑う
それでも無心に
凛とある
いつかのまたの
友だちを
信じて無心に
凛とある
*
花には
...
人並みに
ほど遠い日日
ただ野に咲く
すみれであれば
良かったと
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼんやり
そらの珊瑚
自由詩
24*
12/6/26 8:17
スポーツ短歌4
花形新次
短歌
0
12/6/26 7:53
ドナドナ
モリマサ公
自由詩
2
12/6/26 4:54
撥
十二支蝶
川柳
0
12/6/26 4:24
紐
〃
自由詩
1
12/6/26 4:11
いつになれば
次元☆★
自由詩
6*
12/6/26 2:49
福祉住環境コーディネーターを勉強して
ペポパンプ
散文(批評...
6*
12/6/26 2:22
東京の海の中で
番田
自由詩
1
12/6/26 2:10
会いたい
もっぷ
自由詩
1
12/6/26 1:17
主役
ちゃむ
自由詩
1
12/6/26 0:52
特撮短歌
藪木二郎
短歌
0
12/6/26 0:49
2012/6/26
鎖骨
自由詩
2
12/6/26 0:38
バスタイム
エメ
自由詩
3
12/6/26 0:31
天文館の時計
高濱
短歌
0
12/6/26 0:22
旧約の時計
〃
短歌
0
12/6/26 0:20
石ころ
まーつん
自由詩
8
12/6/25 23:33
スポーツ短歌3
花形新次
短歌
0
12/6/25 22:48
救いたいなら
殿上 童
自由詩
27*
12/6/25 22:44
6月1日
永乃ゆち
自由詩
4*
12/6/25 21:46
四文字の雨
朧月
自由詩
3
12/6/25 21:10
とてもSexyに閃け
TAT
自由詩
3
12/6/25 21:02
ブー・ルガルー
〃
短歌
1
12/6/25 20:19
不安
和田カマリ
自由詩
4*
12/6/25 18:46
熱
がぱ
自由詩
1*
12/6/25 18:43
振り子を振る
吉岡ペペロ
自由詩
7+
12/6/25 18:08
歌集五年(1)"tanka anthology f ...
生田 稔
短歌
2
12/6/25 15:31
#百句悶々
北大路京介
自由詩
11*
12/6/25 15:11
PIANOMAN
……とある蛙
自由詩
6*
12/6/25 14:45
凛
もっぷ
携帯写真+...
4
12/6/25 13:58
すみれうた
〃
自由詩
2
12/6/25 12:57
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
5.1sec.