汚れちまった悲しみに……
中也の悲しみは
なんだったんだろう?
彼は孤独人
人を欲っしながら
人を拒絶していた
誰にも理解されない
運命を受け入れた
その引き換えに
神から創 ...
闇へと続く水脈が
君の涙で溢れ出す
その中に
一滴の僕を滲ませる
得たいの知れない揺らぎが訪れ
光の預言が放たれる
その中で 二人は寝乱れながら
散乱する無数の軌道を束ね始めた
...
目覚めると夜が転がっている
どうしてと聞かれることが苦手で
常に受け入れてきた。
他人を先頭に持ってきてしまう癖が
いつの間にか本能となって
軟体動物のように私の隣で呼吸し ...
信号待ちのちょっとした時間
ふと空を見上げてみる
ゆったりと雲が流れてた
なんだか
ふわっとした気持ちになった
信号が変わり
周りがぞろぞろと動き出して
僕も何食わぬ顔で歩き出す ...
『平和』それは
みんなが願って
いること
だけど、願うだけで
何も出来ないと
思う人も
いるかもしれない
けれど大丈夫
自分にできることを
一生懸命やれば
...
18歳のネオテニー 気付いたときから肉便器 ネオテニー 知能もないよネオテニー ハサミを持っている 18歳のネオテニー セックス嫌いの肉便器、ネオテニーのくせに生意気ね 恋愛なんかに憧れて ネオテニー ...
人には喜び、怒り、
哀しみ、楽しみ
があって
それぞれバランスを
とっている
時には
バランスが崩れることもあるけれど
それは、
誰にでもあること、
...
マッサージして貰う夢見せられた君は看護師私は患者
転勤が多い友達疲れ顔久々に逢う十年ぶりに
見たこともない風景がそこにある昔のままで止まった時間
遠い恋懐かしい風吹き抜ける目が ...
俺達の空虚が体現された
芸能人やアイドルといった存在
俺達は常に干からびて、喉が渇いているが
それを満たしてくれるものが何かは知らない
人々は幻影を見るために努力し続けてきたが ...
過去も未来も
幻想に過ぎぬ
人々の一瞬明滅する脳内に浮かんだ
空の空に過ぎぬ
過去を捨て、未来を捨て
そして「今」が自分だと気付いた時
全ては作られたものだと悟った時
お前は一 ...
私たちは雑食で 草でも肉でも食べているけど
全て命あるものであって 命を頂いているわけだよね
つまり 私たちを創っているのは他の命で
私たちを動かしているのも他の命
私たちのために殺された ...
狭い二またの路地の
一方を歩く
袋小路だった
道を戻る
時間を無駄にした
往って戻った時間は
本当に無駄だったのだろうか
袋小路の突き当たりで
強い香りに振り返った
箱庭なの ...
朝の声を小鳥が一番乗りしている
きっと屈託なく啼いている
と信じてみると
ほがらかな朝だ
はにかまないで鏡に向かって
自分を確かめる
大丈夫、かもしれない
程度の信心のままの
...
夢ならさめないで
少し肌寒い朝に
ほうりだされたみたいな
いかなきゃいけない気分は
背後の太陽のように熱い
だれかがだれかの
噂をしている
その中で知らないふりはむずかしい
...
チョコレートみたいに
小さくてもしっかりあなたを癒せたら
自然に
するりととけるように
ゆううつなときも
かなしいときも
小さな粒は
味方になってくれる
チョコレートは ...
かなしみの陽光の許
ひとり公園のブランコで
揺れるでもなし
揺れないでもなし
あなたは
来ない
約束の
正午
やがて傾きかけた日差しが
わたしをみちびくように
家路を
...
その花は皆太陽を向いていてうつむく私をたしなめている
うつむいて歩き涙が零れ落ち愛した君の輪郭を消す
朝露を人差し指で払っては眼鏡を外した貴方を思う
雨上がり君の唇と ...
水の抜けたプールサイドで話してた言葉は夜に溶かしてしまえ
涙さえ夜の前では無機質で恋してたって今更気付く
友達のはずだった君 空メール 無意味に夜を蹴飛ばしていた
さよ ...
憂鬱な日には
いつも太陽が見えなかった そこに
見るべきものが
僕には 何も 見えなかった
言葉もなく
朽ち落ちていくときに そこから
僕は どこに 歩き出すのだろう
流れる 時 ...
どれくらい恋を忘れていたのさえ
思い出せなくなって
公園へ続くこの坂を上りきったら
思い出せるような気持ちになった
自転車置いて靴ひもをギュッと締めなおす
...
虚ろげな眼をしている誰かに見られている
後ろ指を指されている誰かに怖がられている
怒ってなんかいないのに
怒鳴ってなんかいないのに
このクソアマが
何かが飛ぶ何かが叫んでいる
何か ...
鳥は
飛ばなかった
その日
手紙は届けられず
果実は実らない
ペンは握られず
扉は叩かれなかった
あれから
ずい分とながい時間が経ち
しかし
雲は流れず
船は揺られな ...
ねそべってみてたら
時間に夜がつっかえてしまった
きみの胸のすき間に
抱き合えば
世界が
しんと眠る
さらりとした肌合いの履物に足を突っ込み多少気分を上げ気味にするとナブコのドアに新しい出会い、ではなくスチール製の、取り付けてからどのくらいの時間が経ったかわからないような自宅のドアを、これでもか ...
この世は居心地が悪い
芝居小屋に立ちつくす
招かれざる大根役者のように
俺は どう振舞えばいいのかわからない
君はまるで薔薇だな
庭の生け垣に生い茂り
いつでも水や肥料に恵まれて
...
都会の夜に咲き歩く
ビニール傘の音にまみれて
発光する液晶の向こうから
同じ待ち合わせ場所を目指す人
思いつめては煙草に火を点け
頬が緩んだらまた火を点ける
忙しない駅前の雑踏も
今 ...
瞬く
瞬く
まばたく
またたく
煌く
嘆く
いや
嘆かないで
何度も 話し合って
決めたこと
双方が
こくん と
頷いた
筈だったのに
何故
違う ...
最新鋭の望遠鏡でも見えないのは
大気の揺らぎのせいだった
この揺らぎを測定し補正した画像を
何万光年さきの世界としてぼくは見つめていた
街道にはところどころに鳥小屋があった ...
海に連れて行ってくれる筈の
君の爽やかな声は
疑問系で終わってしまった
「南へ行きたいのか?」
落胆の周波数に
頷く事を忘れて
ただ見つめあっていた
そのうちにラジオが
波音を引き寄せ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【 プラスチックな夜 】
泡沫恋歌
自由詩
14*
12/6/15 13:56
Oneness
南 さやか
携帯写真+...
4
12/6/15 13:10
目覚めると夜が転がっている
北大路京介
俳句
15*
12/6/15 12:59
雨音
中山 マキ
自由詩
3
12/6/15 12:59
ひと、とき
eris
自由詩
0
12/6/15 12:30
想 い
つきひかり
自由詩
0
12/6/15 12:01
かなしい
榊 慧
自由詩
0
12/6/15 11:39
みんな…
つきひかり
自由詩
0
12/6/15 11:32
マッサージ
夏川ゆう
短歌
0
12/6/15 10:04
陽
yamada...
自由詩
2
12/6/15 9:29
過去と今と未来
〃
自由詩
2
12/6/15 9:28
食物連鎖とパパ
無限上昇のカ...
自由詩
4
12/6/15 9:27
袋小路に咲く花
殿岡秀秋
自由詩
3
12/6/15 8:45
六月の朝のスケッチ
もっぷ
自由詩
9
12/6/15 8:29
適温
朧月
自由詩
6
12/6/15 8:20
チョコ
〃
自由詩
4
12/6/15 7:46
ゆめ
もっぷ
自由詩
5
12/6/15 6:37
花模様
永乃ゆち
短歌
2*
12/6/15 4:47
夜、或いは独りという事実。
〃
短歌
3*
12/6/15 4:43
踏みしめられたものとして
番田
自由詩
4
12/6/15 2:36
風と蕩ける
岸かの子
自由詩
3
12/6/15 2:01
眼差しの先に
〃
自由詩
3*
12/6/15 1:26
鳥
はるな
自由詩
7
12/6/15 1:06
胸
〃
自由詩
1
12/6/15 0:55
NO BITCHING!
日雇いくん◆...
散文(批評...
0
12/6/15 0:37
場違いな賓客
まーつん
自由詩
8
12/6/15 0:08
雨のち晴れ
風呂奴
自由詩
1
12/6/14 23:58
少しだけ神秘的
藤鈴呼
自由詩
1*
12/6/14 23:53
夢の話
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/6/14 23:53
strawberry on the radio jam
ブルーベリー
自由詩
4*
12/6/14 23:46
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
加筆訂正:
俳句2012 6月上旬
/
北大路京介
[12/6/15 13:35]
青かびを纏いしチーズ泣き上戸 → 青かびを纏へるチーズ
4.5sec.