{引用=蝶をつくる手がはぐれてしまう
簑田伶子}
「ほら、海!」ときみがはしゃいだ時は過ぎ埋め立て地にて描くあの夏
幼さや日 ...
作成紋章 白唐草 十字 盾 双頭獣 砂漠花
ああ肉体作成 人工生命体 試験管内 エーテル地球
わたしの天然時計 崩壊 浮遊 幽霊装置 生れ変り 死に孵る
砂漠 球形 楕円 卵 ...
僕らは暑い夏の夜
安い酒をあおっては
語らいつづけたものだった
僕はといえば
汗をかき
粘液質の肉体感覚に
いらだったりもしたものだ
君はといえば
汗もかかず
すっきり笑 ...
明日嵐は来ない
土手の上で今私は翻弄され続けている
地平近くぶ厚い雲の奥の夕日
淡いグレイブルーの空に浮かぶ三角形の小さな雲の端をちりちりと煌めかせ
またその雲の腹に鈍い飴色を抱えさせている
...
K美ちゃんちの固定資産は
市の自然保護区域にかかっていて
売り飛ばせないし耕作もできない
いきおいほったらかしの奥地には
雑草と野生T麻が生え
Tリカブトが生え
K生労働省承認の薬草園状態 ...
学歴のない三毛猫に土下座
僕は会話の無い世界に生きている
こだまさえ もどってこない心の叫び
僕は 感動的な世界に生きている
しかし共感する者はいない
僕の日常は 孤独な独り言に支配されている
だから ...
(天使なので)わたしのこよみは残念ながら、あなたのものとはちがいます。同じ季節を生きていると勘違いしてやわらかいにんげんのようなテクスチャのぬくもりに唇をはわせていたと思っていたなら、あなたは本当にお ...
クリームソーダみたいにしゅわしゅわしたいし
クリームソーダみたいにまったりしたい
クリームソーダみたいにぷかぷかういてたいし
クリームソーダみたいにへんないろになりたい
∴
...
あなた思いの
肛門が
世間に指を
さされても
前立腺に
伝わる刺激
やめられないのと
泣いている
どうせ
一度の人生だもの
アナルの祈り
アナルの祈り
半蔵門の宿
...
あなたのいないこの部屋は
あなたを失ったことをまだ知らない
昨日までは
笑い合ったふたりの会話の声も
時には怒鳴り合った喧嘩の声も
聞こえないのに
この部屋はそれすら気づかず
あ ...
ホントに大切な人っていつもそばにいてくれる人!
特別なことは何もしなくっていいんだ!ただ、愛してくれるだけでいい
二人で楽しい思い出作ろう!ね
いつもありがとう
しあわせな夏の夜は
しあわせな夏の早朝へとつながっているけど
夏の昼間は焼け死んでしまう絶望さえ
わたしは家事をしなくてはと
ごまかして
人生を片付けていく
彼はまだ
今ごろ総武線に ...
雲が湧く
あの水分はかつてどこでなにをしていた
洗顔の水
水溜まりの水
波
せせらぎ
涙
こぼしたジュース
幸福というものもそういったものなのだ
幸福というものも
あの優しさやあた ...
心の中のゴミを掃く
ざぁ、ざぁ、という
あの音を聴け
塵一つ無くなった心の中の
真空の庭に
ひかりの鳩が降りてくる
そうしてひかりの{ルビ嘴くちばし}は
開き
...
静かな川の{ルビ水面=みなも}は波紋を広げ
今日もざわめき歌っている
その上に架かる橋を
誰ひとりそ知らぬ顔で渡っている
一週間
金メダリストの
眼光で
俺を睨むの
止めてちょうだい
横漏れで
赤く染まった
敷布団
俺に干させるの
止めてちょうだい
螺旋階段の多重羽化を司る夏の淡蒼球が瞬いている
けれど詩は半透明の憂愁で虚ろに化粧して
液状の街へ出かけたまま戻らない
きっと機械仕掛けの虹のダンスに見とれているのだ
だから私は見あきた窓を裏 ...
鱗めく細波 疾風がひゅんひゅんと川よりも速く駆け下るので
ひゅんと風がたちカーテンがふわりとし夕立が来ました 雨と屋根との
いかづちで空をこつこつ叩き割り孵化せんとしてるものは何かな
...
{引用=題名だけの詩のスレッドより、
七月生まれの題名たち六年分から取捨選択を重ねて抜粋。
題名だけの「詩」として投稿していたものであるがゆえ、
自由詩のカテゴリーに。
もしもお使いになりたい ...
幽霊の正体を知っているだろうか
枯柳だろうかそれは
それはそうだろうが
そうでもないんじゃないか
あの丘には曰くがあってな
茨冠被りの貧相な男が
死んだとか
...
今日も 通勤電車に轢かれようとする人間がいる
体が線路に放たれる 駅員は走る 苛立つ通勤客
そして 死者と生者の不和に何も出来ず 呆然とする私がいる
帽子の男はその傍で 薄ら笑いを浮かべている ...
{引用=
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「宇宙樹のうた」
木の若芽
木の葉にさわる
思わず手が伸びてしまう
ひんやりとすがすがしい感触
かぐわしい気が私の体の中に入ってくる
とにかく思いなさい ...
『空 組曲』
木の若芽
1
鳥の飛んだ軌跡を空に追うのが好き
いつも空を見ているのよ
いつも空を見る
人を憎まないよう ...
わたしね
びっくりして
バスブーツのまま外に出ちゃったの
そう
カビとりしてたから
そうしたら外は
一面、お風呂
だから
バスブーツでおでかけ
バスブーツで
遠くまでおでかけ
...
きみの発明が鍋の中で
音を立てている
そっと煮込んで丸めて焼いて
深皿たっぷりの
野菜とビネガーで食べましょう
わたしあの人に死んでほしくないの、なんて
気持ちで言わないで
...
すべてをきおくしている
とのたまう筋肉が鉱石になり地球を今
旅立った
これからのきおくはまかせるぞ
と私に託して
忘れないようにと誓う心は
ガラスキャンバスの水彩絵に似ている
定 ...
森に木が立っていれば
私は間違った側を選ぶ
より愚かな方へと進んでいく
夜をライトで照らし
真昼に灯りを消す
小さいころから書いていた
星を探す日記
手紙のような落書きは
足跡を残 ...
蕎麦と羊羹
ざるそばは大もりにして夕暮の鶴喜そばにはキリギリスなく
求めしは羊羹にして薄切りにあつく切りても良しとおもいて
陽は落ちて坂本あたり走りきていえにすわりて茶沸かす待つ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
庭を散布する
本木はじめ
短歌
2
12/8/18 1:42
第十二元素
高濱
自由詩
0
12/8/18 1:32
夏の夜
シホ.N
自由詩
3*
12/8/18 1:23
一面の都忘れ靡いて優しい紫の風のよう
神無月千代
自由詩
1
12/8/18 1:11
山びこ
salco
自由詩
2*
12/8/18 0:49
学歴のない三毛猫に土下座
北大路京介
自由詩
4*
12/8/18 0:10
僕は会話の無い世界に生きている
ぎへいじ
自由詩
1*
12/8/18 0:01
マスカット
佐伯黒子
自由詩
3*
12/8/17 23:50
スライムなやつら
ゆうと
自由詩
1
12/8/17 23:45
アナルの祈り
花形新次
自由詩
2
12/8/17 23:38
永い冬眠
HAL
自由詩
3*
12/8/17 23:01
大切な人って…
スマイル?
自由詩
1
12/8/17 22:49
ゆいごん
蒼木りん
自由詩
3
12/8/17 22:31
幸福
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/8/17 22:20
ひかりの鳩
服部 剛
自由詩
5
12/8/17 21:49
橋の上
〃
自由詩
2
12/8/17 21:38
アンネの短歌3
花形新次
短歌
0*
12/8/17 21:18
静かな絶叫
塔野夏子
自由詩
3*
12/8/17 21:15
八月は風の葉月
小池房枝
短歌
3*
12/8/17 20:02
棚機月生まれの題名たち
〃
自由詩
3
12/8/17 19:56
丘に立つ亡霊
高原漣
自由詩
1*
12/8/17 18:57
帽子の男
群亜藍
自由詩
0
12/8/17 18:25
時雨の時
月乃助
自由詩
14*
12/8/17 15:01
宇宙樹のうた
木の若芽
自由詩
2
12/8/17 14:52
空 組曲
〃
自由詩
2
12/8/17 14:46
おでかけバスブーツ
チアーヌ
自由詩
3
12/8/17 14:28
きみの孤独
mizuno...
自由詩
0
12/8/17 14:19
meredi
〃
自由詩
2
12/8/17 13:55
lady labyrinth in the nightboo ...
〃
自由詩
2+
12/8/17 13:27
蕎麦と羊羹
生田 稔
短歌
0
12/8/17 10:51
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
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