月が泳いでる川 穏やかに 綺麗だ
何か 懐かしい 音色が聞こえた
居なかった 昔に 思いを馳せてみた
あぁ 気持ちいいな
「静かに」
感覚 鈍ってるんじゃないの ...
もう少しだけ私の人さし指が長かったら
彼女と繋がっていただろうにと
どちらからかかけたのかわからないが
久しぶりだねと携帯電話で話している
今何をしているの
今まで何をし ...
風鈴が鳴る
気のせい
エアコンで冷やされた身体は
動かすたびに耳のうしろあたりで
ごおりごおりと
暗闇で白クマがふりかえったような
私も同時に身体をうしろにねじると ...
ベージュの本
しおりのついた本
魔法の本
聖書
ペーパーバックの本
肉料理の本
呪術について書かれた本
押し花をはさんだ本
古い本
南の国の本
...
ウチのオカンがあ ...
苦しくて
悲しくて
みじめで
涙が込み上げるとき
誰にも相談できず
抱え込んで
その重さに 圧し潰されそうなとき
どうか、負けないで
生きることを 諦めないで
誰だって
...
僕はドアを閉めた
僕は肩をすくめた
僕は言った
僕は待ち続けた
僕は妻に電話してみた
僕は自分の荷物を下に落とした
夜空には何万という花火が上がっていた
僕は怒鳴った
僕は自分の手を見 ...
夢が夢で
僕が まだ
子供だった頃
ベンチの上
無意味なほどに
遠い日へと
心を運ぶ
言葉は乱暴だ
僕の話が
理解できないから
話しをすり替えて
君は言う
...
ダウナー詩人の皆さん、
もはや自分嫌いは廃れた文化であります。
これからは粉骨砕身、
慎重に言葉を選びつつ、
適度に自分を愛し、
誰の目にも分かりやすいよう
人を愛さなければなりま ...
いつか私が寝台で
眠るように死んだなら
意思を持った肉切り庖丁がきっと
私のことをバラバラにするだろう
肉切り庖丁はこうもり傘と友だちで
その彼女は実はミシンかもしれ ...
玄関を出ると黒い靴ひもがほどけて
夕暮れの空が広がった
垂れ落ちた靴ひもの先に
老婆がつかまっていた
ぼくはほどけたひもを結び終えて
伸びをする
高く 大きく
今日の夕焼けの売れ行き ...
変化するものが
含まれたやや重い空気がある
ぼくやきみは様々な角度ですれちがう
ぼくのプロポーズは何かの手違いでとなりの
おやじに届いている
変化しなければいいものを
わざとずらし ...
人貶し笑いだけではダメなんだ
水没した廃墟が見える
かつてここは津波にのまれた
多くの人が流され
水に沈んだ
月日が流れた
記憶も流され
悲しみも流された
人々は日々の生業に忙しく
街は活気に溢れている
...
ふたつのばかが錆び付き始める
頬は垂れ窪み
背骨は歪み
関節はキシキシと鳴き
時は残酷に醜い塊を仕上げてくれる
垂れ窪んだ頬に流れるものを、あなたは両手で掬う
歪んだ背中から落ちるガラ ...
掃除してポイ捨て煙草減りにけり
少しずつ
近づいてく
少しずつ
慣れていく家族とも、友達とも、そして他人とも、
そうして私は、明るい未来に向かって歩いてく
朝っぱらからセミが鳴いて
目覚ましを見れば六時
すっかり明け放たれて
夏は盛り
百年前を思い出すようだ
目が冴えたから
いぎたない二度寝はやめる
こんな朝は山盛りの果物でも食べれば
...
過去の事古い知識でよう足りぬ
あなたは誰にも見られない所で
何をしていますか
愛するひとに手紙を書いていますか
あなたは誰にも見られない所で
何をしていますか
まだ手にできない夢を得るために
そのための切磋琢磨をし ...
あの河が望んでる
一つの答えが出せなくて
ごめんね
気の利いた答えは
出払っていて
今頃は海原だろうか
あの河が清らかに見えて
その跳ねた水の飛沫に
打たれた誰も彼もが
感銘 ...
碧い夢の水面(みなも)を映した瞳は、
ただ見るともなしに忘れられた出来事を想いつづけ
あの日、高い山の頂から眺めた
無数のもがく手と足が遠い海までつづく
静かな、地獄図を見ている
秋の空 ...
ブ男が
詩を書く主な
理由だと
カミングアウト
清々しいね
イケメンの
十倍言葉
並べても
ブ男の思い
燃えるゴミ行き
麒麟を飲みながら、もうすぐ上京するともだちとグラウンド付きの河原でバーベキューをしていると、目の端に虫が集るのが感じられた。においがきつくなっている。ともだちはゲラゲラ笑いでもって幽霊の話をしている ...
白くかかるもやの
向こうに私はいるらしい
その目に映らない笑顔も涙も
一人で飲みこんで吐き出して
何度反芻しても消化できない
いつになったら心は晴れますか
いつになったら来てくれますか
...
何もかも捨ててしまいたいと
最初からやり直したいんだと
すべてが嫌になったんだと
君は笑って話していたけど
消えそうな横顔で
さみしそうに笑ったけど
それが本当だとしたら
やりなおした未 ...
気温 29℃
風速 3.1m
湿度 78%
鋼鉄の肌に汗がつたう
夜空をきりとった 明かり窓」からの月光
ウラン235の心臓の鼓動
「「 父さん、ここはひどく蒸 ...
「風と」 木の若芽
すっかり風を体に染み込ませて
髪は風になぶられるまま
強い風 花の香りは飛び散ってしまうけど
くすのきの香りは渦巻いてたちこめている
いたずら ...
「嘆きなく」
木の若芽
ゆりの木が鳴る
けやきの木が踊る
とてもさっぱりした風だよ
昨日の風はしっとりとしていた
今日の風はからりとして
いちょうを匂わせ
...
「草熟す 潮は変わる」
木の若芽
立てば木と すわれば草とともにある
和草(にこくさ)を守れ荒草
また己が脆さによろけ花に倒れ
荒れ果てた庭が私のサンクチュ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
今でも 変わらず 今も
黒ヱ
自由詩
2*
12/8/9 3:53
通話中
灰泥軽茶
自由詩
9*
12/8/9 3:52
気のせい
〃
自由詩
6*
12/8/9 3:31
ペーパー・サイエンス
由比良 倖
自由詩
2
12/8/9 3:23
し だけが 逃げない
TAT
自由詩
5
12/8/9 2:30
「ただいま」「おかえり」「また明日」
結城 希
自由詩
4*
12/8/9 2:26
あの日
mizuno...
自由詩
2
12/8/9 2:15
dream on
番田
自由詩
1
12/8/9 1:32
根暗・根明両方向に凡そ100キロの渋滞が発生しています。
faik
自由詩
13*
12/8/9 0:41
いつかくる終わりに向けて引き金を引け
高原漣
自由詩
1*
12/8/8 23:08
夕暮れ へ
オイタル
自由詩
5*
12/8/8 23:05
変化する朝
梅昆布茶
自由詩
7
12/8/8 23:03
お笑い芸人
ペポパンプ
川柳
2*
12/8/8 23:00
忘却の河
灘 修二
自由詩
1*
12/8/8 22:55
ふたつのばか
yaka
自由詩
2
12/8/8 22:53
タバコ
ペポパンプ
川柳
2*
12/8/8 22:51
少しずつ
スマイル?
自由詩
0
12/8/8 22:46
ヴィーンヴィーヴィーヴィンヴィー
salco
自由詩
5*
12/8/8 22:39
年寄り
ペポパンプ
川柳
2*
12/8/8 22:38
解
HAL
自由詩
3*
12/8/8 21:57
あの河
subaru...
自由詩
17*
12/8/8 21:27
沈められた瞳
atsuch...
自由詩
5*
12/8/8 21:13
ブ男短歌1
花形新次
短歌
0
12/8/8 21:13
きんいろ
鯉
散文(批評...
1
12/8/8 19:48
もやもやや
そらの とこ
自由詩
2
12/8/8 18:27
白紙変換の後、
なきり
自由詩
4
12/8/8 17:37
テニアンの少年
月乃助
自由詩
21*
12/8/8 17:20
風と
木の若芽
自由詩
2
12/8/8 16:30
嘆きなく
〃
自由詩
3
12/8/8 16:24
草熟す 潮は変わる
〃
自由詩
2
12/8/8 16:18
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
5.8sec.