そこまで行きたいのなら
ボートを編んでおいで
おもいきり細く
しなるような枝で
祈りはきっと
どこへも届かないだろう
願いはきっと
どこへも結ばれないだろう
それでもそこまで行 ...
風のふく場所まで、手をとって、登って。いつぶりかわからないくらいになつかしい場所へ。なんにも信じていなかった。予想できなかったというべきかしら。なにひとつ。
それでも、「いつか」はこうしてや ...
雨の糸
紡いで布を織る
星の子
風邪を引かぬように
七夕
願い事を書いた短冊
白紙の未来
ペン先がじっとみつめている
願い事
人の数だけあるのだろうけど
根っこのと ...
過ぎてゆく儚い夢は風のよう僕から離れ出逢いを探す
通学路昔と違い遠回り街の変化はスピードを増す
太陽が月に変わって夜になる自然の流れ見つけた自分
太陽を指で囲んで遊ぶ午後光の玉 ...
つかの間の逃避。
たまらない孤独感を
どうしようもない寂しさを
体からつかの間
切り離すための逃避。
愛情に包まれて
狂ったように
身を任せる。
...
あなたの立てた泥にとまって 夜に消える羽になる
乾いた風の甘い粒も たまりに落ちた水になる
そこには誰も映らないけれど そこには色も映らぬけども
ひどく美しい闇になる
社会人にとっての有効な休日の過ごし方というのはあるものなのだろうか。私などは、普段からパソコンにしがみついている毎日を過ごしているので、パソコンの画面からは即刻離れたくなる。しかし、正社員ともなる ...
瞼を孕んでどこへ目玉を吐き出すのかしら おもたい眩しさ
息をおっていく 矢印の舌が 笑みを湛えて想像のままひき裂く
自慰したい 高い天に 喉をつきだして飲み干したい
息をしたい 息をおっていく ...
ほんとうの とか
にちじょう
とか
うそ
も
ふくめて
ぜんぶ 愛したら
裏返って照れちゃって
それで
泣いてしまうのかな
泣きながら頬 ...
世界がそんなことでは終わってたまるかと僕は思うのだが
世界が終わるような顔をして学生服の少女は途方に暮れる
生まれてこなければよかったと痩せた影が独り言つ
子宮のない私はただへその辺りが痒くなる ...
虹の画家の回顧展を見に行った
虹のグラデーションで染め上がられた
フォルムの絵ばかりが流布していて
そんな絵しか描いていない
と思っていたから
異形のフォルムを纏った
怪物のような ...
ある日のことです。
お釈迦様は散歩がてらに立ち寄った極楽の池の縁に立つと、
ふとその下をご覧になりました。
ちょうどその池の下は地獄にあたっており、池の蓮の葉の隙から
罪人達が苦しみ蠢く様子が ...
正統派であったモーリス・ペジャールの
振り付けの官能美を越えた性的快楽美と
性格破綻者であったボブ・フォッシーの
振り付けの性的快楽美を越えた官能美は
まったく同質そのものであ ...
生はもしかしたら
性を撹拌したもので
あるかもしれない
性はもしかしたら
死を凝縮したもので
あるかもしれない
さよならが
遠いころ知っていた子守唄は
ほがらかにリズミカルだった
時刻も狂わずにいつも傍らにいて
毎日の手入れも不要だし
挨拶は君から
だったね、と
なんでかな子守唄に
こんな歳にな ...
もし
なんの気兼ねもなく
あなたの隣に
佇むことを
許されたなら…
穏やかな笑顔を
あなたに
贈り続けよう。
なんだかまるで
決意表明のように
私の気持ちに
広がった ...
午後のナイロビで
楷書体の委任状が
綴られている
天気予報は曇り時々雨
虫が入らないように
姉は海側の窓を閉めて
虫が入ると困るから、と
説明した‬
あらかたを
売ってしまったよ
色、を一つ
手に入れるために
君の時間を
止めるために
やっと会えるのだ
と思ったから
*
待っていた
待っていた
ずっとずっと ...
色合いと
ほのかな香り
憧れて
さくらチップで
ポコチン燻す
甘過ぎない
二言目には
言うけれど
そんなら塩でも
ナメナメしろや
大飯原発ゲート前を占拠した勇者たち。
出遅れて30日、23時から参加。
私は機動隊にかなりびびっていた。
反対の連呼、ダンスが楽しい。
その光景に涙が流れる。
涙を誘ったのは、 ...
おぼろ月夜の 帰り道
家の鍵束を頭上に放って 銀のきらめきを掴みとる
幸せってやつも こんな風に掴み取れればいいのに
冷ややかな街灯が そんな姿をあざ笑う
屑同然の値札が付けられた 役立たずの ...
扇風機の前で
アイスキャンディを片手に
あああと言う
気まぐれ
その振動する声が
遠い青空の積乱雲を
かすかに
揺らす
夏
しあわせな抜殻が
あちこちで彫像となっていて
...
ふさぎこんでる君
まだ決心がつかないのかい
君の瞳もカラダも嘘をつかない
カーテンを開いて
暑い太陽浴びたなら
クラクラする外へ飛び出そうぜ
虹色に染められた君は
まるでビーナスみたいに ...
たった
ここからここまでのどこにでも
どこからでも
たった
ここからここまでで
どれだけでも
どこまででも
子どもを大事にしていないから
子どもは数を減らすことで
希少価値になろうとしている
生まないのが問題ではない
生まれたくないのが問題なのだ
おっさんを
馬に見立てて
ボンテージ姿で
鞭を振る女王様
カウボーイ
振り落とす
荒馬のように
激しく動くことは
出来ない
梅雨の晴れ間を見つけたら
迷わずそこに走っていこう
雨の季節は確かに素敵だけど
この晴れがとっても素敵だって分かるから
ないものねだりは人の常
他人の芝は何色 ...
眠れない夜は
魂が離散しているのだ
言葉をかき集めて
ほんの少しの灰を作る
それで暖をとる事も可能だろう
全てが生成と消滅に見舞われている現在では
君は今、言葉を覚えた
詩的 ...
以下、ネタバレを含みます ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ボート
はるな
自由詩
3
12/7/2 11:36
風のふく場所
〃
散文(批評...
1
12/7/2 11:32
ささやさや
そらの珊瑚
自由詩
24*
12/7/2 11:03
儚い夢
夏川ゆう
短歌
0
12/7/2 8:55
逃避
日向なつ
自由詩
1
12/7/2 7:12
蝶
十二支蝶
自由詩
1
12/7/2 2:48
失敗した休日を過ごした人へ
番田
自由詩
0
12/7/2 2:08
カラオケ
十二支蝶
自由詩
1
12/7/2 1:59
告白
佐藤伊織
自由詩
3
12/7/2 1:27
地平
茶殻
自由詩
0
12/7/2 1:25
虹だけじゃない
kauzak
自由詩
6*
12/7/1 23:59
蜘蛛の糸(性善説)
オノ
散文(批評...
1
12/7/1 23:34
両極的一致性
HAL
自由詩
1+*
12/7/1 23:05
対極的一致性
〃
自由詩
2*
12/7/1 23:03
リズミカルなあの子
もっぷ
自由詩
3
12/7/1 22:14
笑顔をあなたに…
日向なつ
自由詩
1
12/7/1 22:00
委任状
たもつ
自由詩
1
12/7/1 21:38
訳すと、
もっぷ
携帯写真+...
2
12/7/1 21:33
スモーク短歌1
花形新次
短歌
1
12/7/1 21:30
スイーツ短歌1
〃
短歌
0
12/7/1 21:11
再稼働反対!
八男(はちお...
散文(批評...
6*
12/7/1 20:42
銀の鍵束
まーつん
自由詩
5*
12/7/1 20:29
隠れ鬼
つむ
自由詩
2*
12/7/1 20:20
君にアドバイス
杉原詠二(黒...
自由詩
1
12/7/1 19:37
鍵盤
美砂
自由詩
6*
12/7/1 19:12
少子化の本当の理由
イオン
自由詩
1*
12/7/1 18:40
スポーツ短歌11
花形新次
短歌
0
12/7/1 18:14
七月の雨は
ささやま ひ...
自由詩
4*
12/7/1 17:40
世界の瞬間
yamada...
自由詩
3
12/7/1 17:30
アクロイド殺し
TAT
自由詩
2
12/7/1 17:18
2976
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
加筆訂正:
小豆鍋
/
木屋 亞万
[12/7/1 18:05]
「彷徨う→彷徨ふ」「牛の恨みは→牛の恨みぞ」へ変更
6.97sec.