中一の娘が
「これ、めっちゃ面白かった。母さん、読んでみんさい」
と言い、渡したのは、湊かなえ著「告白」の文庫本だった。近くのコンビニで買ったらしい。
実は湊さんの他の著書は何冊か読んでい ...
「ジョーさん、なんさい?」
「32」
「おれーにじゅーきゅーさーい」
夜もふけたバス停に馬鹿でかい声が響く
酔っ払っている
明らかに酔っ払った29歳という青年
いや
青年 ...
君の哀しみを抱くよ。
毎晩、そっと哀しみを抱くよ。
きっと何もかわらないけど
哀しみを抱かせてほしいんだ。
この町には、月の顔をした大きな塔がある。
彼は夜中じゅう、町を抱いているんだ。 ...
アナーキーリストではないけれど
抑えきれない 破壊衝動
抑圧された感情が 噴火する 私を突き破って
今が平和な世界だなんて 捏造された幻影で
現実は腐蝕された世紀末の様相
全てを破壊して 新 ...
空洞を感じている。
東京の中にいて家の中にいてバスタブの中にいて体の中にある空洞を感じている。
ほーほー
空気が抜けていく音がする。
その音は、海辺の近くのちょっとした
トンネルと似てい ...
*俺は無差別主義者じゃねえ けれどよ・・*
いつもひょっこり顔を出す
厚い扉の向こうから
忘れた頃に
開け放つのは
私が私であって
貴方とそれほど違 ...
制服のスカート
押さえ
パンツ染み
必死に隠す
エスカレーター
定員まで
三人
余裕あるはず
なぜブザー鳴るのか
教えてよ
エレベーター
屁こいて ...
大晦日に生まれた彼らの文明を 人類は世界の始まりだと信奉した。
学問によって切り刻まれた ちっぽけな歴史に 識者は壮大な未来を夢見た。
夢は続いた 幻はどこまでも広くて 霧がどこま ...
思い出されるのはかつて見た物や、手に入れた物。僕は、誰だろうと思った。休み時間になると、ぼんやりと過去の風景を思い浮かべる。僕はいつでも、子供の頃の世界に戻れた。進学塾の重いドアを開けて、中に入る ...
例えば
なんて言えば
何もかもが憂鬱になるから
そんな日は
空を見上げて
思いを揚げる
どうせ
なんて言えば
すべてが空虚になるから
そんな日は
目を瞑り絵を描く
も ...
{引用=
ときめきごときで生死を別つ、わたしたちの青春は、まだ戦火に燃えていますか
そしてチャイムが鳴って夢が突如として幕を閉じる、きもちよかったから授業が終わったあとも、総天然色に浸され ...
まだやわらかくそこに満ちている輝きたちのこと
吐き出せない清さ
いま、翅をひろげ
とおい夜の鐘を抱き
光の矢を待っている
しろく灯す窓のふち
憎可愛さは罪ですか
嘘を染めて、ゆる ...
上も下もない
箱の中にいるときでも
外には星があるのだろう
みえなくてもあるのだろう
信じているとつぶやく
証拠がみたいとつぶやく
きっとそんなものはないのに
それでもほしいと願 ...
ほらほらこれが僕の心臓
腥い漿液にまみれて
コッチコッチと時を刻む銀時計
この貧相な胸からとりだされて、
陸に上がった魚みたいに
苦しそうに秒針を回しているだろう?
...
父の日が
なにごともなく過ぎていった
大きな肉も
豪勢なおさしみも
激励感謝のラベルのお酒も
関係のない私の昨日
ふと
私の父があわれになった
今どこにいるのかわからない父が
...
{引用=へべれけなベレニケ、すっぴんのスピカ、女神の両天秤、淑女な織女}エジプトの王妃ベレニケは出征した夫の無事を祈ってその髪を神々に捧げましたがそれでも心配で心配で毎日お酒を飲まずにはいられませんで ...
空が曇っているなら
青く何処までも澄んだ空を思え
星が見えないなら
天空埋め尽くし瞬く星を思え
大地が乾いているなら
草萌ゆる緑の大地を思え
海が汚れているなら
...
闇の 記憶の中で
誰かが 私の名を 呼ぶ
私の名は 呼ばれる
私 は 呼ばれる
名を呼ばれぬ 私は
私 では ない
私でない 名は
呼ばれることが ない
闇の 記憶の中 ...
紫陽花は泣くのだよ
七色にかわってゆく自分を
雨の中でしか輝けない自分を
泣くのだよ
ももいろに咲くひは
あれど
うすむらさきの想いで
ばかりは
せんなくて
なんだよ
心をば
...
ぼくはあなたの死に目に逢わなかった
嫌 死に目に逢いたくはなかった
戦争を懐かしみ笑って話するあなたを
もう死んだのにいまもあなたを憎んでいる
今更あなたの冥福など祈る気持ちは
...
苦しみを通り越し
恍惚となる
意識が朦朧として
死を覚悟する
思いだけが駆け巡る
世の中が分からなくなり
悲観的になる
色恋はなくなる
体は疲れ果て
モルヒネを打つ
死に水 ...
言いたいことだけ言って
消えてしまう卑怯者
なんで 逃げ出すのかな
別に喧嘩する気もないけど
空っぽの主張って虚し過ぎない?
偽善やきれいごとで 世間の注目を集めて
その実 無意味な言 ...
黙々と拙く空を飛ぶ練習をする僕を
不安そうに 君が見てる
羽根を持たない この体と
翼を授かった君と
交われる世界があるならば そこだけを目指して
僕は飛び続けるだろう
心地よく 想いを遮る夜毎の ...
自分のことを棚にあげてヤジる
1年前の今日は
てっちゃんと
スタートした日
傷心しきっていた私に
てっちゃんの存在と毎日
伝え続けてくれる
【愛の詞】に感謝します
1年記念に
サプライズで
"似顔絵こけし"を注文
あまりにも似 ...
とおい
あじさいの群れる香りが
疎ましい
あなたの腕に顔を埋めてみても
昨日までの今日は
曲がった心の先で
口の端を上げて笑ってる
謝るだけで叶うのならば
艶のあ ...
あなたが発する
魔法の言葉
また明日な。
これだけで
ものすごく
ホッとして
救われる。
また明日ね。
明日は
どんな話をしようか。
明日は
どんな話をし ...
一日終わりのティータイム
香と共に巡り行く
ふっと一息つく瞬間
あなたの笑顔思い出す
若者よ
胸の膨らみ
信じるな
九割がたは
なんか入れてる
Aカップ
ブラジャーなんて
不必要
バンドエイド
2枚で十分
乳首だけ
カバーす ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「告白」を読んで
そらの珊瑚
散文(批評...
7+*
12/6/19 10:14
バス停
さち
自由詩
5
12/6/19 9:32
君の哀しみを抱く
そよ風
自由詩
1
12/6/19 9:07
アナーキーとしての現代社会学
無限上昇のカ...
自由詩
2
12/6/19 9:00
空洞
そよ風
自由詩
2
12/6/19 8:45
差別君に告ぐ
ドクダミ五十...
自由詩
2
12/6/19 7:53
変態短歌94
花形新次
短歌
0
12/6/19 7:40
daydream
シンバ
自由詩
0+*
12/6/19 4:39
グリニッジビレッジからの道
番田
自由詩
2
12/6/19 1:05
言葉吐き
もずず
自由詩
3
12/6/19 0:19
trill drill girl
しもつき七
自由詩
11
12/6/19 0:00
とうめいな朝
白詰ちゅか
自由詩
1
12/6/18 23:27
目印
朧月
自由詩
3
12/6/18 22:59
天使の限界
高原漣
自由詩
1*
12/6/18 22:27
別世界の父へ
朧月
自由詩
3
12/6/18 21:51
三つの短い散文詩
海里
自由詩
4
12/6/18 21:50
革命
蒲生万寿
自由詩
0
12/6/18 21:34
christening-命名
月音
自由詩
2
12/6/18 20:33
紫陽花のころ
草野大悟
自由詩
5*
12/6/18 20:01
亡き父へ
HAL
自由詩
2+*
12/6/18 19:39
DEATH
ペポパンプ
自由詩
6*
12/6/18 19:35
偽善者の思うこと
無限上昇のカ...
自由詩
3
12/6/18 15:39
The dream of a fairy
南 さやか
携帯写真+...
6*
12/6/18 15:25
自分のことを棚にあげてヤジる
北大路京介
俳句
8*
12/6/18 15:07
記念日
ちゃんこ
携帯写真+...
2
12/6/18 13:58
べんとう
十二支蝶
自由詩
0
12/6/18 12:57
後悔が滲んで失われるまでに
中山 マキ
自由詩
2
12/6/18 12:06
またあした
日向なつ
自由詩
1
12/6/18 11:44
ティータイム
エメ
自由詩
0
12/6/18 9:51
変態短歌93
花形新次
短歌
0
12/6/18 9:11
2974
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2977
2978
2979
2980
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2996
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2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
加筆訂正:
変態短歌93
/
花形新次
[12/6/18 17:52]
うんこ品追加
4.19sec.