意気地なし!あなたは意気地なし!
あなたは紺のスーツに身を包み、髪の毛を整えた。
メガネをかけて、りりしい瞳で部屋を一瞥する。
その風景の中にはわたしは存在していますか?
あなたの目に映る ...
大吉さん 二年続けて やって来た
北向けば 洗濯途中の 枕有り
相談を ヘラで返して 見上げた空の 夕暮れは
藍色の帯 海は亡きかな
ピリ辛の ゆず胡椒を ふりかけて 炒めました
...
読んだふりして投げ出した恨みも捨てにブックオフ
いまさら人生の意味なんてと言いながら尾崎豊を聴いている
じゃんけんに勝ったら寝るよと言った娘のおそだしのズルを言えなかった夜
恋人にな ...
燃える空は急かせない
そこに生まれる黒い鳥
連れ去るもの
連れ去られるもの
何もかもを後ろ背に
窓辺からのささやかな風が
ゆっく ...
サイレンをならし走り来る救急車
みな時をとめ 道をゆずる
優しさの道を
願いに包まれて去る白い車
大事なひとに無事でいてほしい
はっとするほどはっきりと
一致して
家路へ急ぐ通り ...
ほそながい野菜はよく噛んで食べるんだよ
そう、きこえる
ぼくは眠っている
がじゅまるの根元
つる植物が引き倒そうと手を伸ばして
伸ばし果てたんだよ
そう、きこえる
ばあさんの声 ...
{引用=
海のむこうは
まだ 昨日という夜のやすらぎのなか
夏の 陽をすった赤い顔の子が眠る
男の顔をしはじめた お前の
ベッドのはしに座れば 薄暗がりのそこは、
青い ...
天を仰いでなんど君の名を呼んだことか
だが、君の麗峰まで声は届かない
君は雲に隠れて、姿を見せない
君は、雲を従え、引きこもる
湖畔で、日が暮れるまでひとり君を待っていた
夜が来た
...
あなたとわたし。
言葉の交わしっこ。
君はとても美しい。
あなたはとてもりりしいわ。
お互いに声をそろえてこう言うの。
((痩せたらね
君もがんばって。
あなたもがんばって。 ...
大輪のピンクの朝顔咲きにけり
ショパンのピアノ・コンツエルト窓のゴーヤ
家族の絵沢山飾り晩夏の日
リーン リン
リーン リン
星達が銀色のベルを
ほんのり微笑みながら
揺すり始めましたのは
真夜中3時頃のことでした
星旅をしに来る人々を
快く招きます
遥かとおい頭上から
見上げる人々すべてに ...
.
見る風景 見えない人
見える風景 見ない人
きみは風景を見ているか
風景はきみを見ているか
こんなにも草は伸び木は腐り
絡み合う根と逃げる水
人は風景を忘れるが
風景は人を記憶 ...
死は
手のひらから
始まっている
広げて見る
手のひらは
侵されつつある
ただ
ひたすら
手のひらを見る
苦を
手のひらで
かみしめる
握るもの ...
二人でいるときこえないものだ
一人でいるとき
聞こえていた 音楽が
一人でいると
話しかけてきた 犯罪者が
二人でいると 相手にもしてくれない
一人でいると
僕を 覚えてくれた 女の ...
ゆりうごかす
ちいさなころのぶらんこ
きもちがふわりと
あざやかな
こころのいろ
やわらかなまるみ
ふうせんになって
ふわりふわりと
うくうくよ
...
いつだってそうだった。いや、まだ生涯に2度目だが、3度も4度も変わらない。
俺が30歳のときの夏。スマホの出会い系サイトで知り合った高校1年生に恋をした。よくある恋愛小説ならこれは幸せなカップル ...
月曜日はハローワークに行ったふりをした帰りに
キムの家に行きまたオナホールを作った
器となるペットボトルをカッターナイフで切り
片栗粉とぬるま湯を入れ
ダマにならないようにスプーンで混ぜ、レン ...
ヒマワリが咲いた
この幼き大輪は今日も探している。
自分の振り向く方向を
ヒマワリが咲いた
もうすぐ夏は終わるのだ
こっち、こっちだよ
と私は 東を向いて太陽を指さししてみた。 ...
農場の柵の果てにある
カウリの脇に車を停めて
フィッシュエンチップの
残りを食べた
コーラを飲みながら
どうして最近のゲームは
おもしろくなくなったんだろうね
なんて話題で盛り上がっ ...
美しい体操
ロンドンオリンピック男子体操
団体決勝
日本のエースのワキ毛が濃かった
しらたきみたいな顔なのに
まっくろで一分の隙間もない
濃いにも程がある
男のワキ毛は嫌いじゃない ...
人文
定期的に
何故なのかは知らないが
四年ごとに人体の精鋭が集い
ポテンシャルの極限を競う
資質に研鑽を重ねてのしあがって来た
いわば英才だが
鍛えるだけ能力が伸び
最も努力し ...
葉は、枝があるから葉であり
枝は、幹があるから枝であり
幹は、根があるから幹であり
それらおのおのがつながりあい、初めて
歓びのうたを風に囁く
ひとりの木
枝葉の手のひら達を
...
テッポウユリではないのです
今頃の季節
花期をたがえて咲く白い花
例えばアカザやブタクサ
夏草でいっぱいの四角い空き地の真ん中に
丈高く唐突にすくっと一本だけ
細葉の形と付き方が
...
若くして世を去った歌姫よ
あなたの面影が今も振り続ける
夢の旗
透きとおったその手と
肌色のこの手で
握りしめ
精一杯、振り続けよう
一つになった僕等の魂は輝きを増し ...
ひとがすべてを運んで来る
花を咲かせるいつかその日に
すべてはあとからついて来る
ひとがすべてを運んで来る
強がったり
じぶんを信じたり
トラックの助手席で
風を受けながら
おまえの ...
藪虱一秒前は過去のこと
鯊釣や猫の顔した太公望
気がつけば赤坂サカス今朝の秋
色褪せた虎の法被や秋に入る
鬼灯や一歩一歩が嘘となる
竹島は島根県だよ笛ラムネ
鬼灯の ...
『われなんじの行為(おこない)を知る、なんじは冷(ひややか)にもあらず、
熱きにもあらず、われはむしろなんじが冷(ひややか)かならんか、
熱からんかを願う。』《黙示録》
...
まるでぱっとしない南のそらの彫刻室座
でもそれは深宇宙への小窓でもあるらしい
かつてない鮮明さの神の領域が
彫刻家の仄暗い室内に展開されてゆく
ひかりと闇の融合が
可視光の色調の変化 ...
あたしに咲く
ムラサキノハナ
いいかげんなやさしさと
今だけのしあわせと
信じることはいいことです
だけど
不安だらけの穴ポコだらけの
ほんとのあたしのこころ ...
おのれの為のすべは皆
正義に反するか
いつわりか
他人を一切欺かないなら
おのれを騙すことは
正解か
おのれの為に溢れる涙は
憚るべきか
醜態か
他人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あなた
いぬぐす
自由詩
3*
12/8/22 19:35
表面張力
藤鈴呼
自由詩
6*
12/8/22 19:29
ちょっとだけ哀しい人生
梅昆布茶
自由詩
11
12/8/22 18:16
平和ボケ
中山 マキ
自由詩
1
12/8/22 18:16
夕方の交差点
朧月
自由詩
2
12/8/22 16:39
Mr.夏バテ
ズー
自由詩
1*
12/8/22 15:13
Birthday Card
月乃助
自由詩
12*
12/8/22 13:32
君を待ち続けて
灘 修二
自由詩
4*
12/8/22 12:14
りんごのほっぺ
いぬぐす
自由詩
1*
12/8/22 11:14
夏のなごり
生田 稔
俳句
6
12/8/22 6:17
泳ぐ星たち
マーブル
携帯写真+...
5*
12/8/22 4:26
慶松平にて
Giton
自由詩
1*
12/8/22 4:03
掌
シホ.N
自由詩
4*
12/8/22 3:04
霧の中
番田
自由詩
1
12/8/22 2:50
ぶらんこ
灰泥軽茶
自由詩
4*
12/8/22 2:50
或る愛の話
済谷川蛍
散文(批評...
2
12/8/22 2:46
オナホール・ブラザーフット
馬野ミキ
自由詩
6
12/8/22 0:48
ヒマワリ
ぎへいじ
自由詩
5*
12/8/22 0:06
彼女へ
mizuno...
自由詩
0
12/8/21 23:59
オリンピック考 2
salco
自由詩
1+*
12/8/21 23:54
オリンピック考 1
〃
自由詩
3*
12/8/21 23:36
歓びの木
服部 剛
自由詩
3
12/8/21 23:01
たかさごゆり
小池房枝
自由詩
5
12/8/21 22:50
夢の旗
服部 剛
自由詩
2
12/8/21 22:50
弱い俺だから
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
12/8/21 22:12
俳句2012 8月中旬
北大路京介
俳句
10*
12/8/21 22:02
火傷
HAL
自由詩
4*
12/8/21 21:43
彫刻室座のよる
梅昆布茶
自由詩
14
12/8/21 21:16
ムラサキノハナ
じじ
自由詩
18*
12/8/21 20:53
正直者
千波 一也
自由詩
2*
12/8/21 18:17
2974
2975
2976
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
加筆訂正:
Birthday Card
/
月乃助
[12/8/22 15:01]
少し、追加
りんごのほっぺ
/
いぬぐす
[12/8/22 11:32]
最終聯を変更しました。
7.92sec.