どんなに内向きになったって
うしろの背中が見えるわけじゃないから。

矢印を使われてしまえば
自然と「矢印」しか見えなくなる。

木が立っていることを信じなければ
何処へ行っても生きては ...
いつの間にか、見えなくなってた
いつの間にか、聞こえなくなってた
いつの間にか、届かなくなってた

いつからだろう、この声が
空を裂いて重力通りに
地球に染み込むようになったのは

い ...
苺は毒があって然るべき
姿形をしている
どんな顔をして
パティシエはそれを
ショートケーキにのせたのか
幸福のなかで死ぬ
誰かの最期を思い浮かべて
本当に














死んだ輩は








...
吐く息が白くなって

煙草の煙と区別がつかなくなる頃

私は失恋をして

ショートホープを買った

短めの煙草は

涙が乾くのも待たない
君の名前なのに
なんだか知らない人の
名前みたい

とおる君って
名前だったんだね

先日、彼を呼ぼうと
声をあげたら

ダー…って君の
あだ名を言いそうに
なって慌てて
呼 ...
私が修論で言いたかった事は「生態系は成熟すると愛に満ちてくる」
と言う事である。
植物生態系が遷移が移り変わるにつれて「潰し合う競争の社会」から
「共生する愛に満ちた社会」になる事を証明したかっ ...
夕べ僕はかわいい嫁さんをつかまえるために落とし穴をほっていたが
落ちていたのは中年の酔っ払いだったのでそのまま埋めてしまった
週刊誌の運勢をみたらあまりに悲惨なので世の中を憎んでいた

退屈で ...
国道のアスファルトが車列もろとも溶け落ちてセンターラインの痩せ尾根が現れたなら
俺は歩いてみたい
両手で抱えた老木の幹が一瞬で消え失せてすべての枝葉が一斉に降り注ぐなら
俺は立ち尽くしてみたい
...
 
 
ケント紙の家の中で
リンゴを煮ていると
蟻が集まってきて
椅子の傾きを直してくれる
サーカスのあった夜
話もないのに
冷蔵庫を開けた
 
 ‬
風のち雨のち曇り空
わたしのこころの
お天気です

一つ足りない
忘れていない?

こころの湖面が
ゆらいでたずねる



晴れのち雨のち曇り空
のち晴れ晴れさやかな
風 ...
甘い誘惑はわたがしみたいにあたしにまとわりつく
でもね、いいことないみたい
苦い薬はね、頭にくるけどいいみたい
だって、ほんとのこといわれてるもの

おとなこども人は何回もそれをくりかえして ...
ざらめと水を鍋に入れ
山盛りスライス新生姜
ライム、シナモン、鷹の爪
ドライな気分を最後に入れて
10分茹でたら出来上がり

市販ものなんかじゃ絶対出せない後引く辛さ
水割り、お湯割 ...
今日も天気予報は
はずれた。
梅雨時の天気は
難しい。

最近は当たるように
なった。
科学の進歩
驚く。

流体力学の偏微分は
嫌いだった。
池の中の流れを
バスクリンで測 ...
夕方に母さんに
言ってみたかった
今夜のごはんはなあに

母さんは包丁を使っている最中なのに
振り向いて笑み
あおの好きなものよ

じゃあポトフだね?
母さんはふふっとまた
笑み
...
ビキニ着て
必死で
ボール追いかける
自分自身に
疑問を抱け




ロンドンの
空港で
エロ本を買う
ベン・ジョンソンに
誰も気付かず
カブトムシ

いつから迷い込んだっけ 時が止まった森の奥
木漏れ日が遠ざかって 全ての音が消えてゆくよ
暑苦しい日々に 君はもうふて腐れてしまって
僕の話にだって笑わない もう飽きてしまって ...
   夏の中で

夏がやってくる
世界がやってくるように
また一つの夏が
僕達の季節を過ぎていく

僕は幾つかの夏を知っている
剣道部の頃の夏や
大学生の頃の夏や
ニートの時の ...
先生へ。


身体に気を付けてね。


よぉく心と話し合ってね。


いつもありがとう。


追伸。


世界で一番愛してる!


ゆうより。
ああ、敵わないなって

彼女の横顔をうつしたプリントの落書きにも

僕には描けなくて

ちょっと自信、あったんだけど


ああ、敵わないなって
明日がやってくる
道すじに
サァァ、サァァァ……と
雨が降る

──誰も寝てはならぬ

けれど
そのうち
雨だれのアリアを
聴きながら
いつのまにか睡ってしまう

今日に
...
梅雨の隙間がもたらす
  フォークダンスのひとときを
ウラノスに捧げようとしているのか
     足太鴉がわめきあっている

まさか 住宅街での縄張り争いでもあるまいに
それとも 恋の鞘当 ...
泣き叫ぶ子供の親は困り顔買い物中によくある一齣

本棚に並べた本が何か言う本の世界に誘う言葉

深海で泳ぐ魚は目立たない自分の道は自分で決める

恋をすることは迷路のようなもの深みに ...
俺と同じですっかり老いたけど








...
憧れの
彼女の背後
回り込み
ブレストしてる
股間を凝視





張形の
バトンを繋ぐ
さわやかさ
女子
4×100mリレー
詩人じゃない
なんてことはどうでもいい
同じように
勉強とかもどうでもいい
運動とかもどうでもいい
あれもそれもどうでもいい
どれもこれもどうでもいい
そして世の中のほとんどのことはどう ...
そのポストマンに
ぼくが初めて会ったとき
彼はひたすら
ラブレターを書きつづけていた
その時はすでに
ポストマンではなかったけれど


いちにちに
白い氷の丘をみっつ越えるんだ
と ...
強い雨がからだを叩く
吹く風はずっと向かい風
傘なんてまったく役には立たない

だからさっき橋の上から
激流に放り捨てた
その茶色の濁った水が目指すのは
どの水も同じ所

きみよ俺だ ...
フランスの通りを歩いたことがあるが綺麗だと思える建物は見たことなど無かった。シャンゼリゼ通りもただの道に見えた。そういったことが起こってしまったのはなぜだろう。視覚的に美しいものを捉えること自体が ... 誰彼もが繋がる事を求め 互いが互いを必要に感じ
そうしてそれぞれに慰めたり憎み合ったりしながら
一緒になって輪になって沈んでしまう
そんな世の中だと思うのです 僕は
孤独を感じる暇もない
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
後の正面yuugao自由詩212/6/29 22:23
反重力希望なきり自由詩312/6/29 22:18
3時の疑問Tsu-Yo自由詩412/6/29 22:05
スーパードラゴンファイヤードラゴンサンダードラゴンTAT短歌012/6/29 21:50
ショートホープ永乃ゆち自由詩7*12/6/29 21:40
とおるちゃんこ自由詩212/6/29 21:32
成熟すると愛に満ちるペポパンプ散文(批評...3*12/6/29 21:29
夕べ僕は落とし穴を掘っていた梅昆布茶自由詩19+12/6/29 21:27
白いノートに捧げる巻頭詩/ii冊目夏緑林自由詩212/6/29 20:47
眠い朝たもつ自由詩512/6/29 19:36
梅雨の、ゆもっぷ携帯写真+...312/6/29 19:21
雨音がやさしい夕暮れどき。じじ自由詩13*12/6/29 19:14
ジンジャーマクベス携帯写真+...1*12/6/29 18:49
気象予報ペポパンプ自由詩3*12/6/29 18:41
ポトフもっぷ自由詩312/6/29 18:17
スポーツ短歌8花形新次短歌112/6/29 17:56
カブトムシitukam...自由詩1*12/6/29 15:23
夏の中でyamada...自由詩212/6/29 14:57
ラブレター永乃ゆち自由詩2*12/6/29 14:01
落書き一酸化炭素自由詩3*12/6/29 11:54
雨の夜そらの珊瑚自由詩13*12/6/29 10:46
光のサウンド(九)信天翁自由詩312/6/29 10:17
泣き叫ぶ子供夏川ゆう短歌012/6/29 9:50
あの線から上が空 下が海TAT自由詩3+12/6/29 9:23
スポーツ短歌7花形新次短歌012/6/29 7:31
詩人じゃないということ日雇いくん◆...自由詩112/6/29 7:09
ポストマンyo-yo自由詩912/6/29 6:10
家路HAL自由詩4*12/6/29 3:58
海外旅行は簡単ではない番田 自由詩0+12/6/29 2:11
孤独を感じる一瞬yamada...自由詩012/6/29 2:00

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