人のいないところばかりが豊かなので
人ではない人は首をかしげた
どうして自分は
豊かではないのだろう


顔も名も
家族も憶えられず
波だけを数えていた
溺れては ...
 よっ久しぶりっ

 俺時々消えちゃうけど
 そういう時ゃまっ
 本業っ
 てか
 エロとか異世界ファンタジーとかに
 集中してんのっ

 実はそれって
 俺っちのパソコンの中にし ...
春が来るたびに
色が褪せて行った
女はテーブルに きいちのぬりえ を開き
サクラクレパスで塗って行く

夏が来るたびに
心が剥がれて行った
何ひとつ帰り来ぬ家の 何ひとつ得られぬ部屋で
...
おつかれさん

夢中でがんばった後の
ごほうびのような言葉 君からの

きこえなくてもわかったよ
目の奥のひかり
やさしいね

なりたいものは
一歩をだせる私
どんなに遅くても
...
白紙のラブレター炙ろうとして燃える  
あなたがくれたのは、ムーンストーンのピアス

ほんとのお月さまがなくなったら寂しいだろ、だって

ちょっと救われた、そんなこと言わないけどさ




※ちょっと蛇足

 
君の笑顔
柔らかな手
涙に濡れた頬を
君のハンカチが拭う

もう会えなくても
いい
震えている声が
君の胸をえぐる

君は僕の友達
君は詩人
想いのたぎりを
言葉に現そう。
...
お前の為なら
何でもするぜ
俺様に着いて来い
いつでもハイテンション

ゆったり風呂につかり
足を洗い
ジャグジーにあたる
なんだい気持ち良いか

ファンキーな曲を聞いて
ジャン ...
「金星の
男と女は
真逆なの」
きみ哀しげに
抹茶ラテ飲む
温かく身を包んでくれる
ひんやりと安らぎを与えてくれる
この先どこに行くのだろう
安心感がある。

愛は力を与えてくれる
愛は忍耐を与えてくれる
いつの間にかに眠りにつき
夢を見る
...
上に乗り
攻めたつもりが
大間違い
彼女に下から
締めつけられ



片眉と
陰毛剃って
山の中
猟師に撃たれ
空手バカ死ぬ
陰惨な










ひとごろし泣く













赤子泣く

...
お得意のハサミで
夜を招きよせる
美容師の笑い声

あはは
あははと
距離を縮めていく

やがて彼は
潮目に沿って
金色の糸を流す

彼女達は
心からは笑わない
ただ彼に
...
 遠くのまちまで ゆくの

 家で じっとしてらんなくて

 しらないまちまで ゆくの



 きたないことばを あびながら

 けいさつかんたちの列を抜けて

 海沿いの ...
紀州のとある工場。
「あんたはいつも口を酸っぱくしてるだけで部下をソフトに包み込む優しさに欠けているんじゃ〜」

ウメは内側に芯のある男だったが同時に叩かれたら簡単に潰れてしまうデリケートな ...
知らないところで
知らないうちに
知られてゆくのは
狂気の虚構

飛べない羽で
飛べない空を
飛んでゆくのは
強固な郷愁

血の雨
地の底
散りゆく精神

日の影
悲 ...
ふるさとは選挙のときだけおもうもの

震災より選挙にそなえる身の軽さ

国民のためってどこの国だっけ

国会中継やるたび下がる視聴率

議員報酬出来高制にしたらいい

金バッジ相続 ...
花の器、言葉の境界をーー
引く一本の線
そこを越えて君は扉へ
扉の中は花畑でーー
君の瞳は色彩に包まれる
包まれたものが開くように
君の言葉は音を立てる
「ようこそ」・・・そう言って
...
それは視聴覚室で。


理科実験室で。


密かに温めた恋でした。


けれど卒業は


総てを拭い去ってゆき


思い出も


交わした言葉たちさ ...
空想妄想現実逃避。


分かってるんだ。


あの人が私を好きになるなんて


1%の可能性もない事。


でもやめられない。


夜毎あの人を想って泣くんだ。
...
輝きを追いかけ続け立ちすくむ向日葵は今も恋をしている

雨上がり雫きらめく紫陽花の空の彼方に七色の虹

睡蓮は神話の国の夢を見るまどろみながらたゆたう水辺

満月の月の光に誘われて待宵草の ...
花柄のおしめ
              120703


予報1時間雨量65ミリもなんのその
がらがらとかーちゃんが洗濯機を回す音がして
束の間の休戦が破られたと知り
たちまち575の ...
走る

バイクで風を切って走る

お前は何も言わずに俺の背中を抱いている

聞こえてくるのはお前の胸の鼓動だけ

まるで誰かに追われているかのように

ただひたすらに走る俺たち
...
コンピュータではなく正確にビートを刻む
人の手で叩かれるドラムス

コンピュータではなく正確にビートを刻む
人の手で弾かれるベース

コンピュータではなく正確にビートを刻む
人の手で鳴ら ...
昨日目覚めたときのどうしようもない霞みをロックンロールのグルーブで撹拌して、どうやらおれはこのたびも中途半端に生存者の岸に立っていられるようだ、サカリのついた野良猫のどうしようもないきんたまが二度 ... 詩を作った
僕はこれからその詩の言葉を書こうと思っていた
しかし もう駄目だ
眠いのでこの行為の続きは明日にしようと思った
今この瞬間にも色んなことが起きてる。
どうしてこんなに厳しい約束事だらけなんだろう
たったひとつの小さなミスが大きな軋轢を生んだりするなんて
ある個展で偶然見かけた親戚の伯父さんに他人のふ ...
すれ違うだけで、
空へと舞い上がれる気がする。
有頂天な私を誰かが笑っているかも知れない。
目が合うと、
私の息は、ハッと止まる。
やさしい風が、私を包む。
このまま、地面には戻らないでい ...
僕は病気にかかったんだ

君のほっぺに
照れながらキスした
あの日から


病名は?
強いて言うなら
「幸せ病」かな

明日は期末試験だって言うのに
数式は頭からこ ...
生きる理由を探して 世界を見回してみても
目に映るのは 影ばかり
闇の中に暮らし続けてきた君の目は
眩しすぎる光を浴びて めくらも同然

穴倉から這い出して
看板に書かれたルールを読もうと ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
白桜鬼木立 悟自由詩512/7/4 0:39
俺の店藪木二郎自由詩012/7/4 0:28
ぬり絵する女salco自由詩12*12/7/3 23:26
目標朧月自由詩212/7/3 22:48
白紙のラブレター炙ろうとして燃える北大路京介俳句16*12/7/3 22:39
ちょっと救われた殿上 童自由詩20*12/7/3 22:09
悲しみペポパンプ自由詩5*12/7/3 21:32
ラップ自由詩3*12/7/3 21:32
スクープ短歌1花形新次短歌012/7/3 21:32
そよ風ペポパンプ自由詩2*12/7/3 21:31
スポーツ短歌14花形新次短歌112/7/3 21:02
おんなじなみだTAT短歌012/7/3 19:39
アドリアネのブロー和田カマリ自由詩2*12/7/3 19:09
かわいいくつが ほしくって鈴木陽一レモ...自由詩212/7/3 18:15
ウメマクベス自由詩112/7/3 18:01
知らず飛ばずシホ.N自由詩112/7/3 17:13
へなちょこ川柳梅昆布茶川柳912/7/3 13:10
「ようこそ」yamada...自由詩212/7/3 9:31
視聴覚室で。永乃ゆち自由詩3*12/7/3 9:16
空想妄想現実逃避。自由詩4*12/7/3 9:09
Flowers 〜夏〜未有花短歌14*12/7/3 8:58
花柄のおしめあおば自由詩6*12/7/3 6:57
Go on文字綴り屋 ...自由詩012/7/3 6:48
リズム・セクションHAL自由詩1*12/7/3 5:19
目の前で起こる亡霊のダンシングはみんな過去のこと(月曜の深夜 ...ホロウ・シカ...自由詩1*12/7/3 2:50
机上のえんぴつの空間論番田 自由詩012/7/3 2:28
あの娘は僕に言ったよフミタケ自由詩112/7/3 1:20
爽空みみりん自由詩212/7/3 0:43
幸せ病ジュリエット自由詩212/7/2 23:51
穴倉から這い出してまーつん自由詩412/7/2 23:41

Home 戻る 最新へ 次へ
2977 2978 2979 2980 2981 2982 2983 2984 2985 2986 2987 2988 2989 2990 2991 2992 2993 2994 2995 2996 2997 2998 2999 3000 3001 3002 3003 3004 3005 3006 3007 3008 3009 3010 3011 3012 3013 3014 3015 3016 3017 
加筆訂正:
ちょっと救われた/殿上 童[12/7/3 22:48]
「、」変更、すいません。
4.45sec.