アルコールがまわす遠心分離機
自意識と身柄がそっくり交換
シールにステッカー
子供染みた好みが手を括る
人格障害ですねーって。この電車は準急練馬に止まりますですみたいに言われてさ。
あ、じゃあもう終点まで寝てていいんだって思ってうつぶせモードね、
寝汗びっしりでハッとしたらどこにいたと思 ...
この、朝からくそ暑い共通世界において
社会化された集団的生命過程の私は
繁殖と
ささやかな財の蓄積のためにペダルをこいでいる
見上げれば空虚な青空
反発的な日差しが剥き出しの肌を焦がす
今 ...
ぺぺんぽんぽんという
歯ぎしりのおとで
なんども起こされた
おれの夢のゆくえは
どこにあるのかわから
ないから
あの女の子の寝言を
iPhoneで録音したあとに
めざましのアラームにせ ...
最終電車で
ロック風の格好をした若者たちが乗ってきた
ギターやベースを抱えている
黒い服の男たちに混じって 笑っている
紫色の服を着ている女の子がボーカリストと言うところか
そんな風に
...
羽根をふるわせ
鈴の音をふるわせ
逝く夏を見送る
秋虫が鳴いている
僕のふるえは
なかなか止まずに
いったい何を我慢したのか
僕はふるえる
弱虫が泣いている
羽根をふるわせ
鈴 ...
「見えているかい 聞こえているかい」
「月が 満ち 欠けてゆく」
「駆け足で 本当に 駆け足で」
「君は それは不幸であるとしている」
「だが それらは僕らが望んでのことである」
「今はもう ...
月が輝いている
俺達2人を照らしている
今までどれだけ月を見上げてきたのか
希望に胸を膨らませなかなか寝付けなかった夜も
悲しみで苦しくて安らかな眠りだけが欲しかった夜も
...
はたはた旗はひらめく空へ
それは抗う文化殺害者に
ネジ穴から出てきた
迷子のまいごの卵巣が
空中並木をゆらり、 歩く
あいつは早引けしてきて
メトロノームを食べ ...
Rさんは天使の一種なので
何をしても許されますという
慈愛の心があるから
まいにち
グリーンカレーとか
つくって
たべて
いきていける
遊戯王カードを
やっていて
かれしと
...
夏が逝きます
ひとが逝きます
夢が逝きます
逝かないものも
きっとあるさ
ひととひととのつながり
夏が逝きます
ひとが逝きます
夢が逝きます
逝かないものも
きっとあるさ
錆びたチェーン 剥げた塗装と 積もる塵 空気の抜けた タイヤ、十年
伸びた腕 煉瓦色の肌 高い声 母のうでから 抜け出る十年
深くなる シワも記憶も愛もみな 未来だけが 淡 ...
夜が、
たえまなく改行を続けているあいだ
いくつかのケーキがゴミ箱に捨てられ
何匹もの犬が鳴きながら焼き殺され
きみの体に秘められた、すべての
愛らしい軟骨は ...
占いのページによく載っていた
あなたは子の縁が薄いと
そんなことないと思って
今日まで生きてきたけれど
当たってた…
息子なんて持つもんじゃない
母親の孤独を
知ろうともしな ...
まずはじぶんを信じるんだ
じぶんのきもちを置いてくるんだ
目的だけは忘れたらだめだから
すべてを信じて生きてゆくんだ
がんばろや、いっしょに
ときにはまっしろになった ...
汗ばんだシャツを投げ込む洗濯機 脱ぎ捨てるのは一日の労
こんなとき
どうしたらいいのか
こんなこと
どうしたらいいのかもわからないなら
じぶんを信じることの
どうしようもない孤独
信じてくれなんていまさら言えない
...
まっしろになって
朝からまっしろになって
まっくろな言葉が
ばくはつしそうになって
僕は電話をきった
まっしろな朝なのにまっくろだった
世界にそれをばくはつさせ ...
夢はほとんど叶えられない
それが人生
信じた愛は想わぬときに失う
それが人生
希望は絶望に叩きのめされる
それが人生
こころは骨折する
それが人生
きみは裏切られる
...
始めから私はあなたを見続けているわけではない
数ヶ月又は、数年の月日がたってあなたを
あなたをフォトグラフに刻み込んだ
それを私は鮮明に覚えている
『さあ踊ろう』私はあなたの手を引いて
...
{ルビ五月蝿=さばえ}なす少女らは街を飛び回り制服だけが九月を待ってる
椅子の名はサヤカとソヨコ 練馬区の下赤塚にて少年の部屋
アルジャーノン、ネズミの名前は覚えてる。青年の名は忘れてし ...
理論的な彼と感情的な彼女の奇妙な毎日は、
ある意味婚姻関係という圧力で結ばれている。
面白いとは面白くないの裏返しで
面白くないは面白いの裏返しであるという
...
自分の強さを証明するのに
他人の弱さが必要なのか
そういう言葉を書いた本を探そう
しかめつらでミニケーキ
カフェラテがうまいから
わかった気がする
おやつの時間が必要なこと
一瞬で愛が深まるあの言葉涙浮かべて聞いた想い出
好きならば好きとはっきり言えばいい何も言わずに終わるのはいや
砂浜に残る足跡よく目立つ生きた証もよく目立っている
緊張を和らげよ ...
空は敷き詰められた羽毛を真似て
苦々しく地上を見下ろしています
その下でちっぽけなぼくの
小高いなだらかな心の上に
杯が一杯微妙なバランスで置かれています
溢れんばかりの注がれた
...
眠い、 と 呟いた
起き掛けた肢体を ゆっくりと
置きかけた
でも 平気
ちゃんと 静かに 留まって いるから
ゆるやかに
できるだけ
はみださないで
呪文のように 唱えて ...
今日の新聞の隅々まで読む
いまここでなにが起こっているのか
私の足元を確かめる
外に出て
花に木に雲に空に
あらためて挨拶をする
ありがとうと
よろしくを
私 うまれたよ
...
君の街に
朝がきている頃
僕の街には
ゆっくりと夜がくる。
街の真ん中に、
ゆったりとした
美しい川があるから
夜は、星の光をいっぱい集めて
キラキラ輝いている。
...
反射的に目を閉じて、何かが溶けて冷たく頬を流れたので、私はそれが雪片なのだ、と知り目を開けた。
私は雪原で、キャンパスと向き合って立っていた。
そこには雪原しかなかった。
遠くで森が寝そべっ ...
コンディションが成功していてこそ神の存在証明が成り立つこの世界
っていうのはおおげさ?
だってあんたらちっとも走らないだろう
ショッキングピンクと黒のバッグで平気に闊歩していたおれさま
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
_
子役大好き
短歌
0
12/8/21 4:18
西武線
〃
自由詩
2
12/8/21 4:06
人間の条件
メチターチェ...
自由詩
2*
12/8/21 3:36
20120821
いつも神様の...
自由詩
3
12/8/21 2:54
山手線のドアーが開くたび
番田
自由詩
1
12/8/21 2:10
秋虫が鳴いている
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/8/21 1:36
Four-Leaf
黒ヱ
自由詩
1*
12/8/21 0:28
月の輝く夜に
文字綴り屋 ...
自由詩
0
12/8/21 0:22
スカラ座の廃人
高原漣
自由詩
0
12/8/21 0:13
ゴグ マゴグ
6
自由詩
2
12/8/20 23:50
きっとあるさ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
12/8/20 23:49
十年
やや
短歌
4*
12/8/20 23:23
たえまなく改行を続けているあいだ
草野春心
自由詩
8
12/8/20 23:17
子の縁が薄い…
金子千冬
自由詩
1
12/8/20 23:11
生きてゆくんだ
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/8/20 22:59
おつかれさん
まーつん
短歌
4*
12/8/20 22:53
人間☆合格。
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/8/20 22:36
まっしろな朝に
〃
自由詩
1
12/8/20 22:16
些細な人生論
HAL
自由詩
4*
12/8/20 22:11
いつまでも残るフォトグラフ
近藤広志
自由詩
0
12/8/20 21:35
八月は歌の葉月 人と人外の巻
小池房枝
短歌
3*
12/8/20 19:48
あるべき種の保存との存在証明
中山 マキ
自由詩
1
12/8/20 15:54
おやつの時間
木葉 揺
自由詩
4
12/8/20 13:15
一瞬
夏川ゆう
短歌
2
12/8/20 10:51
毒薬
寒雪
自由詩
0
12/8/20 9:59
嘘だけは 吐かないで
藤鈴呼
自由詩
4*
12/8/20 9:58
誕生日の朝
朧月
自由詩
6
12/8/20 9:02
ある街
そよ風
自由詩
1
12/8/20 8:48
絵描きの鳥
kawa
散文(批評...
1
12/8/20 6:46
口紅
榊 慧
自由詩
4
12/8/20 6:12
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
加筆訂正:
わがまま
/
まーつん
[12/8/20 23:18]
細部変更。
夜よ ご機嫌麗しゅう
/
ただのみきや
[12/8/20 22:46]
三連目、ちょっと変えました。
6.56sec.