蕎麦と羊羹
ざるそばは大もりにして夕暮の鶴喜そばにはキリギリスなく
求めしは羊羹にして薄切りにあつく切りても良しとおもいて
陽は落ちて坂本あたり走りきていえにすわりて茶沸かす待つ
蝶が
土にたかり
互いの喉に触れ
青い夢を見せる
幾度もの成熟
生まれ変わりを
軌跡を描き
焦がされている
羽が
また地面に落ち
辿りつけない木陰に
終わらない
あなたが死んで ...
夕暮れにハーモニカ吹く人がいる空気を揺らす懐かしい音色
夏の夜心に残る花火して生まれ変わっても一つになろう
空を見て広い心に切り替えて嫌いな授業乗り切っている
今までに見たこと ...
ユーロは崩壊するだろう
そして 欧州には 平和が訪れる
統合など無理な話だ
文化を一つにすることなどできない
曇の無い空が
何層も重なり
広く平たい建物のように
さまよう色をして建ち並ぶ
夜のはじまり
手がつかむ空
ひらいて ひらいて
上の上の糸
波は常に流 ...
わたしと犬と
雪の契約
灰空と歯に
降りてくる白
わたしとすずめ
{ルビはなれてくらす=ちかづけぬまま}
わたしとすべて
{ルビはなれてくらむ=ちかづけぬまま ...
英霊など無い
優劣など無い
霊はすべてに泣く
遅く速く
時を踏み 高く
すべてに散り
すべてに撒かれ
すべてのすべての為に哭く
...
思わせぶりな態度で
僕を振り回す君
話題が途切れず長くなる電話
飲み物の回し飲みで間接キス
手を繋いでも振り払われない
一緒にいることが嬉しくて
楽しくて仕方なかった
その分
...
きみらは冷酷で不条理なこの世界を変え
新しい世界を創りたいと言うことに
ぼくは一切何の異議も唱えない
でもきみらの遣り方は間違っている
きみらの遣ろうとしていることは
破壊やテロと同じ行 ...
埃っぽい雑駁な田舎の街道脇に
その自動車修理工場はあった
そこには世間的にいえば不幸な人間たちが住んでいた
太陽に照らされ雨には蔭り
風には押し黙り春には綻び
夏にも ...
悲しみの中にある一片の想い
ただ、聴きたいその歌声
ただ、聞こえるこの叫び
何も無い、今という時間
全てある、明日という希望
まやかしのような
偽りのような
...
エベレスト枕に眠る
ここには
小さな岩の塊と 冷たい流れがある
登って岩の頭に立つ
柔らかく乾いた苔のジュータン
その邪魔な苔を無残に剥ぎ取り川に捨てた
何千年もの間 誰にも触れられた事のない世界と ...
ああどうして
あなたは、貴方は
赤の他人の私の前で
私が見ていた数秒後で
その黒と黄色の不可侵圏を
飛び越えて、乗り越えて
サーチライトに照らされながら
何を思って、どんな心で
大勢の ...
君に会いに来た
昼も夜も越えて
君を観たくて
やがて夜になって
どうせ朝がくる
そしたら少し散歩しませんか
君に会いに来た
ついでがあったので
君と話したくて
やがて帰る ...
連絡の無い夜ほどカラッとして 缶ビール二本で潤してみる
空き缶を握りつぶして三畳間 ささくれ立った鯣と心
コンビニに並ぶおにぎり達までも 彼の名前に見えてしまって
買い足 ...
忘れ物に気がついて
もと来た道を引き返す
立ち塞がる湿気
項垂れた街路樹
焦げた揚羽蝶
嫌々巻き戻される遊歩道
本当は忘れたままで
良かったのかもしれない
纏いつく濁っ ...
蒸し暑い夜に散歩し汗だくで
資格取り無駄にならずに受験料
花火見て感動したり余裕出て
夏の雪降る深海の
窓にうっすら映る影
ちょうちん鯨の大口に
飲み込まれたのかマルラメの
思考の中の小宇宙
星々の輝き 極彩は
積乱雲のその向こう
遥か彼方に拡散し
そのまま夢の辺境 ...
そらくんたちと
子供公園であそぶ
気温36.2℃
親たちは木陰に避難し
子供たちだけが
めまいのする夏のさなかの灼熱を
嬉々としてうけとめている
なつをワンダーランドに変える魔法を
いつしか使えな ...
空はいつも私たちをみてる
空はどこにでもある遠くにいる人と繋いでくれる
空は世界中を繋いでいる
巨乳より
感じやすいと
いうことは
信じているんだ
本当なんだ
ブラジャーに
できた隙間を
この僕が
埋められたなら
死んでもいいや
人から人へ渡す問題は
根本の涙を簡単に片付ける
大きな欠片が手垢でこすれて
小さな小さな石ころになって
最終的には影際に追いやられてしまう
日々の課題が見 ...
私の今の感情
あなたに分かりますか?
私は自分のことなのに分かりません
言葉を知らないのです
顔は鳥
体は蝶
耳は象
尻は蛇
心は狸
魂は狐
こんな生物のようです
声は出 ...
どんな美しいひとを
思って
いや、前にして
あなたは言葉を紡ぎだして
いるのだろう
甘く柔らかい感触は
いつも あたしの心を
くすぐるのだ
大きな体のどこに
少女のよ ...
喋った記憶を遡ると
人の中で泳いでる
かたちはおそらく金魚で
よく冷たい水に潜る
ぷくぷくと泡が声に変わる
耳には届かない
書いて書いて書きなぐって
でも読めないので泳ぐ
紙は ...
ネット詩人
ハンドル凝った
つもりでも
AV女優の
名前に似ている
オスプレイ
カッコいいから
見に行きたい
子どもの気持ち
踏みにじるなよ
伝道カバン
煙草屋の
売り口に
座って
今は昼ご飯
この雑誌を
と差し出すと
ご飯茶碗を
置いて
昼ご飯ですのんで
40円です
お若いのに宗教に
お ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
蕎麦と羊羹
生田 稔
短歌
0
12/8/17 10:51
夏型
春日線香
自由詩
4
12/8/17 9:44
懐かしい音色
夏川ゆう
短歌
0
12/8/17 8:45
崩壊は統合
番田
自由詩
0
12/8/17 2:37
夜と片目
木立 悟
自由詩
2
12/8/17 2:12
ノート(わたしたるもの)
〃
自由詩
5
12/8/17 2:08
ノート(49Y.8・15)
〃
自由詩
1
12/8/17 2:05
友情愛情同情
eris
自由詩
0
12/8/17 1:04
アンフェア
HAL
自由詩
4*
12/8/17 0:22
こころのひかり
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/8/16 23:56
悲しみの中にある一片の想い
kuane
自由詩
0
12/8/16 23:52
エベレスト枕に眠る
北大路京介
自由詩
6*
12/8/16 23:27
柔らかく乾いた苔のジュータン
ぎへいじ
自由詩
3*
12/8/16 22:23
最後の目撃者
なきり
自由詩
5
12/8/16 21:52
君に会いに来た
トキハ スス...
自由詩
2
12/8/16 21:28
つがい
殿様が得る
短歌
0
12/8/16 21:22
残暑
nonya
自由詩
21*
12/8/16 21:04
真夏の夜の夢
ペポパンプ
川柳
2*
12/8/16 21:01
安堵して
〃
川柳
2*
12/8/16 20:52
暇人は
〃
俳句
2*
12/8/16 20:31
粋人の午睡
……とある蛙
自由詩
10*
12/8/16 19:17
なつのそら
梅昆布茶
携帯写真+...
15
12/8/16 19:17
空
スマイル?
自由詩
4*
12/8/16 19:03
Aカップ短歌3
花形新次
短歌
0
12/8/16 19:03
課題が見えない
中山 マキ
自由詩
1
12/8/16 18:03
雷雲
いぬぐす
自由詩
3*
12/8/16 17:43
蚊帳の外
森の猫
自由詩
13*
12/8/16 15:34
ぱたぱた
しべ
自由詩
6
12/8/16 15:05
インターネット短歌2
花形新次
短歌
0
12/8/16 13:48
伝道カバン
生田 稔
自由詩
2
12/8/16 13:34
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
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3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
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3020
4.57sec.