太陽が没落した朝
その太陽を追跡する雲たちは
昼の影を踏んでばかりいた
雲と太陽が空の糸を引き合い
そこから地上に放たれるもの
地上に放たれなかったもの
我々は渦を巻く準備をしなければなら ...
黙祷の最中に木刀がちらつく   

 長い夜の果てに俺の孤独が横たわっていた。誰も彼もが歌を歌っていた。それもとびきり陽気な歌を。
 コヨーテの遠く長大な遠吠えが闇夜にこだまする時、俺の魂もまた目覚める。俺は歯を磨くために ...
闇がやってくる
やがて
海と空の境界線をうやむやにする
闇がやってくる

完全なる闇の中で
闇を知ることはできない

闇を知ることは簡単だ
ぼんやりとでも
灯りをともせばいい

...
君に触れると溶け出してゆく

眠りに落ちると溶け出してゆく

自分と自分でないはずのものとが溶け合ってゆく

厳粛な孤独なんて本当はないのかもしれない

と 朝が来て 君と別れ

...
夢だったおまえとのキャッチボールも眼が霞んでボールが見えない 何かを取り込もうとして
何かを踏み潰す

硬質な音と感触に
サンダルをのければ
日に焼けた洗濯ばさみのご臨終
あーあ…

黄ばんだアクリルの下
ぶらさがってんのは
劣化した夢の ...
とししたのメンズは
いどんでくるから
つかれちゃうのよ


かちたくもないけど
かつし


かてばかったで
つぎから
てきよばわりされるし





そう ...
イイヒト
になりたい

敵視も無視も
されないように

妬みも怨みも
もたないように

でもボクだめだ
煩悩だらけだ

我執にとらわれ
無心になれない

イイヒト
...
俺の牙は何故歪み
俺の牙は何故曇る
俺の牙は何故呆け
俺の牙は何故縺れる

ほら、幼い日、あの廃工場脇の
忘れられた路地を自転車で駆け上がるとき
どうしても気にしてしまう
ペダ ...
秋遊び初めて作るモンブラン Facebookも mixiも それからリアルの人付き合いだって

ネガティブなのは受け入れられない

人らは明るい気分でいたいんだ

暗闇へ引きずっていくような悪魔は無視するのだ

...
あのね

君は誰より優しくて
かっこよくて
面白くて

私だけのヒーローなんだよ


誰になんと言われようと
どんなに遠くに離れていようと

大好きな
私だけのヒ ...
生きているといろいろ苦痛だ

生きることはほぼ苦痛だ

苦痛以外のことどもは

いっときの過ちだ

一文字一文字

の組み立てを試行錯誤しているとき

たとえば「の」を「一文字 ...
信仰と文学、つねに、この順序でなくてはならない。始原にあり、すべての中心をなし、常に先にあり、また未来永劫ありつづける方こそが、神に他ならないという教えを私は受け入れようと、求めたから。人間と ... 元気よくそらにむかって目玉たちは落ちてゆく
音のするほうへ飛ぶことに
慣れてしまったからだから
重力のための地図がまぶしくひろがって

ビルが生え変わる
あたり一面
びっしりと背をのばし ...
信じられない、と言うのが聞こえたあとにもう一度信じられない、と言うのが聞こえたので私は礫(つぶて)になってしまった。弾けて路傍。鮮やかなつま先であなたが私を蹴り上げる。信じられないと言う声がまだ胸 ... 天安門広場できみとベースボール顔に当てたらホームランだよ あたしは
村に住みたかった。
海のにおいのする
ちいさな、ちいさな村に
あなたと ふたりで。

あたしは
あなたとふたりの
空だけが
欲しかった。今も。

ふたりで
いつも
...
つらい暗い夕暮れ
ひとりを噛みしめる時間
あとにしたカフェで飲んだ
クランベリーソーダを思い返している

霧雨のなか
あえてテラス席で
はじめたばかりのタバコ
慣れない手つきをごまかし ...
指を折り数えた
波がない
気付き難いしあわせ

遠い場所に行けば
すぐに人は見えなくなり
空はもっと遠い

ふてくされた約束を
取り戻す
からくりのない場所で

...
知り得ない核心 知ったかぶりに高ぶる驕り

ああ まだまだ透けない濁り経由 ぬるま湯に至る

向上心 意識だけ逆上がりの練習を くるくるさせる

回転を速めて 全てを祓い散らす
回転を遅 ...
散髪をすればスッキリ男前 ハサミ一本ミラクルチェンジ 秋興やマンガ喫茶でジョジョと旅 {ルビ月極=げっきょく}さんは資産家だ
日本全国に空き地を持っている
でも、どこに住んでいるのだろう
月極さんのお家がない
そう思うと、ちょっとかわいそう

パートさんになった
月極で働 ...
―適応―
異国で生き抜くために身に付けた術

外国なのだもの、
文化も生活習慣も考え方も
違って当たり前
違いにいちいち目くじら立てていたって
所詮何ひとつ解決しない
抵抗は余計な葛藤 ...
あこがれをさまようと書くテキストを前にむかしの空おもうとき


ブラインド指でおさえて昼前のひざしやさしく街に降りゆく
石破自民党新幹事長の
『いまは平時ではない』
との発言は正しい
「正直に生きればいい」と言う空気偽物の自分魂は嫌う

夢を持ち夢を追いかけ掴む時七色の光見えた気がした

嫌なこと新しい朝迎えれば溶けて無くなり新しい自分

百貨店目に映るもの高級品 ...
おまえも ころもがえするんだろうと
犬に話しかける

ええ そろそろ冬毛が生えてくる季節です
けれど 私には長袖も半袖もありませんし
化繊や木綿や絹だとか
細かな品質表示はもとより
陰干 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
名もなき労働葉leaf自由詩512/10/6 12:35
黙祷の最中に木刀がちらつく北大路京介自由詩212/10/6 12:34
コヨーテから始めてyamada...自由詩112/10/6 10:58
夜光虫そらの珊瑚自由詩17*12/10/6 9:16
朝帰り三田九郎自由詩212/10/6 7:11
ベースボール短歌2花形新次短歌312/10/6 6:28
あきふうみブルーベリー自由詩2*12/10/6 4:28
ゆううつ鵜飼千代子自由詩20*12/10/6 4:08
名無しの自然シホ.N自由詩212/10/6 0:28
そこから流れるものは見たことがないくらい赤いホロウ・シカ...自由詩3*12/10/6 0:18
秋遊び北大路京介俳句412/10/5 23:29
叫ぶ駄人だわい短角牛自由詩012/10/5 22:56
ヒーロージュリエット自由詩112/10/5 22:53
過ち三田九郎自由詩212/10/5 22:27
信仰と文学に関するメモ 2るか散文(批評...012/10/5 21:56
メモモリマサ公自由詩612/10/5 21:44
つぶてはるな散文(批評...312/10/5 21:28
ベースボール短歌1花形新次短歌212/10/5 21:11
望み草野大悟自由詩1*12/10/5 20:13
もっぷ自由詩912/10/5 19:54
コンタクト中山 マキ自由詩312/10/5 17:53
片言意識朝焼彩茜色自由詩712/10/5 17:22
北大路京介短歌612/10/5 15:38
秋興俳句212/10/5 15:37
月極のひとたま自由詩37*12/10/5 14:26
蕁麻疹夏美かをる自由詩17+*12/10/5 13:36
てん紺野 夏槻短歌012/10/5 12:38
発言HAL自由詩2*12/10/5 11:31
偽物夏川ゆう短歌012/10/5 9:52
ころもがえそらの珊瑚自由詩16*12/10/5 8:40

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