海に飽きた
山に飽きた
女に飽きた そして
生きることに飽きていた
ちゃんとロールするロックの揺らぎと、前日の寝不足が連れてくる倦怠、寝床の上でまだなにか、やることがあったはずだと考えるなんのためでもない時間、頭蓋骨の中で次第にとろけていく脳味噌…ときどきこめ ... 夕暮れの陽 落ち風に 
窄めた花の 慎ましき
約束の地 ありやなしや

流れ往く雲 間に星の 
応え無き 人の世に 
約束の地遥かなりや
花瓶から
あふれた水の
殆どは書き記されて

干上がった
窓辺に立てられた
イーゼル

幼児に
水で手を
洗われるような

3月に画布を
はる
 書きたかった
ずっときみのことが

心臓が血液を押し上げるように
月が魚を狂わせるように

まるで澄まし顔の
 未開の詩よ
ことばの装いと枷とはわたしのもの

やがて旅人でしかい ...
 
もうじき終わるこの日差し

そうとも知らず夏はジリジリと

あの日のウチらのように



 
ぼくは馬鹿だった

ぼくは天才だった

感じていたのは無力さではなかった

じぶんの有害性を感じていたのだった

ひととはうまく交われなかった

それがぼくを

強くもしていた ...
だれかを信じようとしていた

そんなのは

生きているうちで

いちばんの嘘っぱちだった


愛しているひとに

愛しているよと言うように

愛していないひとに

なんにも言わずにいるように

この世 ...
ふりかえると夏がいた
透きとおる肌
後ろの道が透けて見えた
ほほえむ顔がうつむいて
夕陽から漂う風を浴びた横顔は
もう夏ではなかった
私の知る夏は消えていく
知らない存在に変わってしまう ...
5秒やる
俺の名逆から
言ってみろ
言えなかったら
命はないぞ



にこやかな
顔で地獄へ
誘い出す
お前を今夜
処刑しに行く
だいじょうぶだ
朝日のない丘はそこらじゅうにある
君も例外なく飲み込まれる
気付いていなくてもあんなにも伝えようとしていたのにそれは
宛てにならない人の声 手探りの心臓の道 真っ暗い洞窟
重 ...
くちびるがむらさきいろなのは
けっしょくがわるいから
ではなくて
ちのめぐりが
わるいからで
めいれいが
じがわっとを
やしなうが
ごとしという
ことわざを
だれも
わからず
...
桜色のファブリーズ
求めたのは 春の 語らい

風が 冬の匂いを 撒き散らす 
その代わりに

白が 消毒液を 連想される 
場所を 離れて

もともとは アロマ成分を
重視し ...
金風が色を持たず

知らせを靡かせる

 春に似せた奥行きに貫ける 秋の香

 手招きの迎える 幸せな 血液まで流れる 風

区切らずに進める一生を 淡く撫でる四季よ

 春に似せ ...
ことりは泣いた
 闇に光る
美しい風色がささやいて
ひとこえ
空よ

 澄み渡れば、青すぎる。青すぎる
宙に浮かべた ほほえみを
 明後日の朝顔は
忘れ去ることは無く透過する ...
みんな。笑顔
(果実のまえの)
花が咲く
宙へ風は
 解け
みんな、こたえる

拝礼(死をふくみ 生は口をすすぐ
   とつばさはささやき
   )おおきな河を
みんながい ...
労働者よ、君の呼吸からは いくつの宇宙の成り損ないが 筋肉と汗と書類の星座を作り損なったのだろう 労働者よ、君は疎外されていないしかといって自由でもない 労働することは人間を生み出すこと 身体を生み出 ... 煮え切らない夏が
堂々巡りの蝉達の声を積み上げていく
ハコモノ達の宴
その中に石綿すら望むのは間違いか
四辻の交差点
影は自分の真下に落ちるのが正しい
そして紐猫
何もない眼窩と観測でき ...
散らかった新聞紙やカップヌードルの食べ残しに紛れて
暗号が見え隠れするこの部屋で心の銃をみがく狙撃手
ぼくらは思想をもたないトラブルメーカー

いまさら乱数表でこの世界のキーワードがやりとりさ ...
誰も
いない
誰も
いなかった


死ねば
いない
悔いだけが
残されている
怖いもの地震雷火事かかあ 朝顔か梅先生を見る君は 金なのか大切なもの愛なのか コンビニに
おでんと肉まん
買いに行き
無いと言われて
店員射殺



牛丼を
おにぎりにして
と頼んだが
汁多いからって
拒否られ射殺
雨傘のとても良い
鳴声を聴きながら
裁ち切られた
耳鳴りをさがしている
砂丘で失くした
二月の誕生石を
さがす女の
袖口からほつれた
生糸に視線を落とし
遠い目をする
仕草のように ...
おお、彼は心臓売り

飯屋の上のらしんばんを見よ!

可燃性の心が散り散りになって、

またきりきり舞いして墜ちてゆく

風防の横にはまだひとつも雀の絵が描かれていない。


る ...
海綿状の景色のなかを落ちていく錯覚 奥に仕舞い込んでいた未使用の
少し焼けてきた葉書の束

ふと 手に取り
書き始めた文字は
青臭くて齧るとまだ苦い

幾つもの文字を吊るしては
甘くなれと
この一つの息で長く吹き込んだ ...
ブルームーン、青くないねって笑ったきみの犬歯にかかる流星

これきりとかわした肌に露が落ち二度目の月が白く微笑む
若くって
綺麗なきみに
まやかしの
言葉は逆に
マイナスだろうよ




甘ったるい
ガキのたわ言
吐く前に
鏡覗いて
我に返れって
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
首都高速入り口番田 自由詩012/9/2 2:33
SHOOT-OUTホロウ・シカ...自由詩2*12/9/2 1:42
河原歩けば月見上げ 川面の光綺麗板谷みきょう自由詩2*12/9/2 1:24
3月sample自由詩5*12/9/2 0:55
未開の詩よただのみきや自由詩23*12/9/2 0:29
この日差し殿上 童自由詩21*12/9/2 0:16
だれにも心配かけたくなかった吉岡ペペロ自由詩1112/9/1 22:21
ラプソディ携帯写真+...212/9/1 22:21
木屋 亞万自由詩5*12/9/1 21:20
ハードボイルドワンダー短歌2花形新次短歌012/9/1 20:47
尾めで体位は、肥満の丘され道具チキン、狩心自由詩3*12/9/1 20:47
螟蛉がジガワット6自由詩012/9/1 20:05
桜加減を もう一度藤鈴呼自由詩6*12/9/1 14:16
金風朝焼彩茜色自由詩312/9/1 12:24
一心こしごえ自由詩2*12/9/1 9:45
雪消自由詩5*12/9/1 9:44
twitter葉leaf自由詩412/9/1 8:03
轢死する夕暮れマチムラ自由詩012/9/1 3:26
さいごの狙撃者梅昆布茶自由詩1912/9/1 2:25
グッドバイ番田 自由詩112/9/1 2:08
震度4強ペポパンプ川柳1*12/9/1 0:28
朝顔の君川柳1*12/9/1 0:27
永遠に不滅です。川柳3*12/9/1 0:26
ハードボイルドワンダー短歌1花形新次短歌212/8/31 23:11
針と糸sample自由詩212/8/31 22:34
一勝十八敗の飛行機乗り高原漣自由詩1*12/8/31 21:07
ポエム自由詩7*12/8/31 20:32
残暑見舞いsubaru...自由詩25*12/8/31 20:12
ブルームーンはるな短歌312/8/31 17:21
ブッサイク短歌1花形新次短歌012/8/31 17:17

Home 戻る 最新へ 次へ
2911 2912 2913 2914 2915 2916 2917 2918 2919 2920 2921 2922 2923 2924 2925 2926 2927 2928 2929 2930 2931 2932 2933 2934 2935 2936 2937 2938 2939 2940 2941 2942 2943 2944 2945 2946 2947 2948 2949 2950 2951 
4.91sec.