身体に金具を埋めてしまって
途方に暮れる
ある 冬
舗道の敷石には
ねそべる猫が鳴きもせず
渇いている
とじられた傘の花模様は賑やか
そこを過ぎていく
胃には十分にあたたかな言 ...
制作進行は、死なない。
事故車両の中から、無傷で生還したプロデューサーが、新人に一言。
「安全運転を、心掛けて。。」
制作進行は、死なない。
無言配布のスケジュール表には、昨日 ...
短い詩を書こう
在りもしない宇宙を描こう
いるか座とくじら座と海で泳ぎまわり
てんびん座とコンパス座で勉強をし
おとめ座と恋をしよう
短い詩を書こう
甘いお菓子の宇宙を ...
世界から受けた鮮やかな光を
この腕に受け止めて
いつかあなたに
返さなければならない
きらびやかな街を歩いてると
不思議な気持ちになるのは
人ごみの中にいるほうが
ひとりぼっちを感じるから
夜の空気に身を溶かして
自分がとても悲しく感じたけど
つくりもののメッキを剥がせ ...
悲しい夜はひとりぼっちだ
冷たい風を思いっきり深呼吸してみる
君はよく「死にたい」って口にするけど
本当に気持ちを届けたいのは
自分の裏側にあるのかもしれない
悲しい存在ってなんだろう
...
畑違いだけど 鞭打って
馬を 走らせるから イケナイ
耕すのは 稲 のみならず
麦でも 大麦でも 若葉でも
何でも 良いのだけれど
欲張っちゃあ イケナイ
それを 忘れたから
...
優しいひととの明るい朝に
逢いたくて
電話をきって
優しいひととの明るい朝に
会いに行こう
たくさんの心
嘘つきたくない
離れたくない
やわらかな心 ...
知らないうちに
ヒトを傷つけることがある
それを知ってから臆病になって
すごく慎重に歩いているのに
そのせいでだれかの邪魔になっている
なにもしたくない
そう思ってとぼとぼ歩く
...
太陽を歌いたくて
光はあの娘のように純粋に燃えていて
癒えない悲しみもくっきりと思い出されて
本当の現実に叩きつけられる
はるかな距離を保って誘惑する
そこに行ってみたいと思う
空に果実の ...
きみがのこしたもの
ぜんぶかたづけた
ゆめもことばもきおくも
とおのいてゆく
あとはこのからだだけ
やっときみとおなじ
ばしょにいける
きせきはおきない
きみがゆるさないこと
...
夏の香りがする鉢を
あなたは両手で持っている
鉢の中にはひまわりの
枯れた
ひまわりの花だけがひとつ
えんじ色のマフラーには
秋が詰め込まれている
冬のよう ...
蚕は逃げ出すことが出来ない。中国で家畜化され、野生に還る能力を持たない。幼虫から蛹となり成虫になる。体内には細胞死がプログラムされている。生きるために、死ななければならない。
成虫となった蚕は交 ...
どんなにすごい詩人でも
言葉で木の葉を揺らすことはできないだろう
しかし
木の葉が風に微かに揺れる
それを見ただけで誰でも人は詩人になれる
しかし
私は福井県の小浜 ...
「人を愛するということと 人に合わせるということは 多分 全く別のことだ」
「空気を読もうとするのは いい加減やめにして
空気を 創り出してみたらどうだい? 」
天国から地獄
たった一日のうちに
よくもまぁ これほど浮き沈みできるものね
楽しかった時間も
幸せな気分も
たった一つの悲しいことに
覆い隠されてしまった
もったいないと思う
...
沈む時
頃、泣く日に静けさ
日々の努力すら感じられず
海に沈む太陽
明日からの日々
これだけデジタル化が
進んだ世の中で
自分の乳を子供に飲ますって
ちょっと違和感あるんだなあ
時代遅れだよ
今すぐ止めて
僕に譲りなさい
お金は払います
人間の脂肪を燃料にして
走る自動車が開発されたら
きっと
デブ狩りが始まる
俺は
追われる身だ
2012年 秋
職場のイベントで
とある作家さんに出会えた私は
生まれて初めてテディベアを作った
洋裁が苦手だ、嫌いだと
思っていたのは嘘みたいに
ひと針ずつ丁寧に縫っていたよ
...
地に伏せながら
黒布は一身に熱を浴びている
欲するものは
明るみの向こうの
静寂な守り
守り、という信仰
容易くは脱ぎ捨てられぬ
軟らかな哀しみに
黒布は濡れて ...
昨年12月13日に領空侵犯。これに対し、アメリカが直接に「懸念」を表明した。
その後、中国は領海への侵入を繰り返すも、領空への侵入はやめた。
ところが今度は海自のヘリと護衛艦をロック・ ...
現実は甘くない
からくてあまい
白鷺が けたたましく鳴いている
もっと 離れるなら 争わなくてもいいものを
特定の岩をめぐって 争っている
川沿いを ずっと歩いてきた ...
夏日の日暮れに朝に似る夏景色
夜風に響く異夜の予告
日暮れ間近の日が沈む
行く道反射用のあたりに間近の日暮れ間近の日暮れ
あー済ませ顔に浮かぶ心用あたりがみかけでために
...
今日の自分が 倖せか どうか
明日の貴方が 無事か どうか
信じられないのは
弱いからでしょうか
比べてしまうのも
哀しい私でしょうね
新しい画面に 打ち込む文字が
気持ちと ...
やさしくもなく平和でもない
あなたの周囲や眼にするもの
耳にするものがそうであるだけに過ぎない
僅かな痛みすら止めて貰えないひとびとが
何十億人もいることをあなたがただ知らないだけだ
比 ...
いつも追いかけている
あなたの幻影
おさげにできない
短い髪と
冬になれば凍傷にすらなる
無防備な手の指
泣きながら追いかけている
わたしの手には数枚のあなたが
なぜ
笑えるの
...
マカロンの賞味期限のような恋 短距離走は息ができない
「ゾウなのに鼻短くてゴメンネ」に首の短いキリンが涙
伸ばしてた髪を突然切ったのはショートカットが好みと知って
「花の命短 ...
残る寒さチェルノブイリの遊園地
岩海苔で巻いたおにぎり無人駅
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪のち晴れ
アオゾラ誤爆
自由詩
2
13/2/8 2:47
制作進行行進曲
梓ゆい
自由詩
1
13/2/8 2:15
詩人の宇宙
梨玖
自由詩
1
13/2/8 1:51
断片1
赤青黄
自由詩
3*
13/2/8 0:43
さよなら世界
信咲
自由詩
2
13/2/8 0:19
空っぽの掌
〃
自由詩
2
13/2/8 0:12
畑違いの絵空事
藤鈴呼
自由詩
2*
13/2/8 0:08
優しいひととの明るい朝に
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/2/7 23:48
さんぽ
朧月
自由詩
4
13/2/7 23:20
太陽
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
13/2/7 23:10
奥地
杳
自由詩
0
13/2/7 22:35
季節のあなた、そして、季節のぼく
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
13/2/7 22:26
雪迎え(2)
ブライアン
散文(批評...
2
13/2/7 21:43
But.
北◆Ui8S...
自由詩
5*
13/2/7 21:35
ランダムな独り言 1
まーつん
自由詩
9*
13/2/7 21:34
天国と地獄
凪 ちひろ
自由詩
7*
13/2/7 21:18
日々
ダミー
自由詩
0
13/2/7 20:55
売乳
花形新次
自由詩
1
13/2/7 20:50
人間自動車
〃
自由詩
4
13/2/7 20:18
ファーストベア
ちゃんこ
携帯写真+...
2
13/2/7 19:29
ソレイユ
千波 一也
自由詩
3*
13/2/7 19:02
もうあきまへん
A-29
散文(批評...
0
13/2/7 18:15
淵
るるりら
自由詩
17*
13/2/7 17:01
日
ダミー
短歌
1
13/2/7 16:43
微笑えて 生ますか
藤鈴呼
自由詩
5*
13/2/7 15:58
世界は
HAL
自由詩
10*
13/2/7 15:03
免許証のみる夢
もっぷ
自由詩
7
13/2/7 15:02
うたらば「短」 15首
北大路京介
短歌
9*
13/2/7 14:53
残る寒さ
〃
俳句
1
13/2/7 14:51
岩海苔で巻いたおにぎり無人駅
〃
俳句
1
13/2/7 14:48
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
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2752
2753
2754
2755
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2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
4.84sec.