エリンギが
売られていて
それを
買って
来て
食べて
それから
栗みたいに
いがいがをだした夜
ひっこみきれずに
あなたもさしてしまった
ごめんなさいが
なぜか言えずに栗のままで
いがいがを
いっぽんいっぽんぬく
いっしょうけんめいにぬ ...
鳩子よ
おまえが生まれたのは寒さの残る
春と呼ぶにはまだ早い季節だった
忙しさにかまけ、放置していたベランダで
気づいたときに ...
年の瀬の上野公園は
家族づれの人々で賑わい
僕等は3人で
枯れた葦の間に煌く
不忍池の周囲を歩いた
ゆくあてもないような僕等の歩みは
本郷へと進み
詩友Fの朗らかな顔に ...
たのみますおねがいします!きてください
ポーカーフェイスで
中止!
雨に濡れたくありません!
埋め合わせ
プライバシーに関することは教えられません。
くちずさんだ歌詞に
涙が止まらない
鼻水が止まらない
人目もはばからず
出尽くせ ぼくの一週間
溶けて、溶けて、溶け出して。
今回は、しろいろさんと大森靖子(おおもりせいこ)さんの表現する世界をのぞいていこうと思います。ふたりとも、私がいい意味でショックを受けた方ですので、大切に考察していけたらな、と思います。
ま ...
心の熱が トンッと 小気味良く 跳ねて
トビウオになった 気分
飛魚って 空に雲の筆で描いたら
飛行機雲と よーい ドン
その笑顔 見えてる?
向日葵が 応える
花びらを 大きく ...
余った春巻を
翌日甘辛い出汁で
サッと煮て
溶き玉子でとじて
熱々ご飯にのせて
最後に
三つ葉かなんかを
散らせば
これが
世界が終わるんじゃないかと
思うぐらい
美味でさ
重いつるはしが見つからず
エロスの更地は 深いくさびが
突き刺さっている
手軽な鋤の刃は錆びて欠け落ち
リアリティの休耕田は 汚れた小石が
もぐりこ ...
壁の向こう側に
白球を落としてしまった
顔をもたない父との
キャッチボールの途中
孫悟空のような
星飛雄馬のような
仮面ライダーのような
...
ポストに新聞が配られ霜ふっている
今日が晴れている
雪の竹林に蜘蛛の巣が顔にひっつく
情けなく待ちわびる
猫の友達になりたいと思うので猫のルールに従って生く
普通というものが大多数の者たちに彩られて
答えなど在りはしないのに
夕焼けを眺めた
ただそこにある儚い存在が
今日のわたしを救ってくれた
人は好きだよ
それ ...
後悔が
濡れた路面のように
いつまでも乾くことなく
頭の隅を
ひんやりと濡らしている
しばらく晴れ間が続いて
乾いたと思えば
また雨が降る
路面に反射する陽射しに
眼を突かれ ...
二晩で厚く積もった雪も大方融けてしまい、道路の状況もよくなったので、私は市街地で行われているとある展示会に自転車で行った。自動車によって踏まれた部分、雪かきされた部分はもう雪がなくなっていて、畑や日陰 ...
デッキを叩きつける大粒の涙や嫉妬に狂った風、
幾度でも海に落ちる雷の眩しい光とけたたましい声が鳴り止まぬ
転覆するくらい傾いては揺りもどす破れた帆の船に乗った弱虫どもよ
今夜もセイレーンたちが舞 ...
人間にしっぽがなくてよかったなって思うよ
だってもし
僕にしっぽがあったなら
君が笑うたび
ちぎれてどっかにいっちゃうもん
私が優しさを消して数日、
悪魔は暇人と化した。
無機質な音で奏でられる穢れた音色が、
熱を帯びない錆びた凶器達が、
薄く開かれた ...
雪道を歩く
子どもの頃は
どんな雪道もすたすた歩けた
ふわふわの新雪が積もった道は
心躍らせ 雪を蹴散らし
わさわさ歩いた
湿った雪が積もった時は
足跡をくっきり残して歩いた
...
冬の落ち葉は屋根ですね
虫は春の夢をみる
柱も窓もないけれど
いのちが育つ
そのために
必要なものはそろってる
無用なものは何もない
あなたに家があるように
わたしに家があるように ...
私は神の顔をしらない
そもそも顔なんてあっただろうか
腕があったのは覚えてる
私達がいたずらできないよう
光を装って抱え込んでしまう
あとは背中があったこと
繋ぎあわせの日常に ...
娘と一緒にドラッグストアーに行って
「好きなものをひとつだけ買ってあげるよ」
と言ったら
「ホチキスが欲しい」と言う
「ホチキスならうちに二つもあるでしょ。
塗り絵の本とか色マジックのセ ...
少女。
それは木漏れ日の中で
つぶやく独白、
少年。
それは崖の上に立って
口づさむ旋律、
細い指と指を
触角のように絡めあって
紡いでゆく生糸
まるくやわらかな
...
金魚 金魚
可愛い 金魚
ビー玉たくさんお城のように
ご褒美貰っておおはしゃぎ
金魚 金魚
可愛い 金魚
お手々もあんよもなくてね
お口つかって生きてるの
ほらね ほらね お上手お ...
ハライタマエ キヨメタマエ
この深くて狭い川は何を流す川だろう
いや、川ですらないこの闇の濃さ
私は落ちていく 落ちているのだ
剃刀を舐める時のように
私の背中を恐怖が焼きつづける
...
鈍い痛みの中でめが覚めた
鳥の首を絞める夢を見た
窓の外はいつもよりも薄暗く
雲泥がたちこめている
分厚い緑色のカーテンは
陽光を頑なに拒む鎧戸のようで
その重たい質量に安堵する
...
いろんな事から逃れて
灰色の街についた
灰色の空
灰色の屋根
灰色の煙
灰色の川
灰色の雪
すべてが中間色の
曖昧なトーン
こんな街だから
気持ちも曖昧なままでいられる ...
121103
もし、この世に時間がなかったら光もないよねと
繰り返される明る過ぎる大画面の殺風景な現実
そろそろ方形のディスプレイにも飽きたね
もう造 ...
ねえ
ねえ
詩を書く人って
どんな人?
いろいろでしょ
酒飲む人って
どんな人?
てのと同じ みたいな
お酒飲む人
たくさんいるけど
詩を書く人って
いないよね?
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
シャッセ マスカット
6
自由詩
0
13/1/25 23:48
毬栗と猫
朧月
自由詩
4
13/1/25 23:44
おまえに別れを告げさせてくれ
石田とわ
自由詩
10*
13/1/25 23:41
卵の音
服部 剛
自由詩
6*
13/1/25 23:38
わらい傘
あっはっはっ...
自由詩
0
13/1/25 23:07
潮解
短角牛
自由詩
0
13/1/25 22:28
【HHM参加作品】しろいろさんと大森靖子さん
佐藤真夏
散文(批評...
5*
13/1/25 22:28
トビウオ
藤鈴呼
自由詩
3*
13/1/25 22:06
ハルマキドン
花形新次
自由詩
12
13/1/25 21:52
歪の鋳型
信天翁
自由詩
1
13/1/25 20:30
ヒーロー
草野春心
自由詩
6
13/1/25 20:01
ただの四句
あっはっはっ...
俳句
0
13/1/25 18:52
猫の友達に
〃
短歌
0
13/1/25 18:43
応えが欲しい
詩貴
自由詩
1
13/1/25 18:24
濡れた路面
ナラ・ケイ
自由詩
3
13/1/25 18:22
流行
葉leaf
自由詩
2
13/1/25 14:54
海の魔物たち ☆
atsuch...
自由詩
8*
13/1/25 14:45
しっぽ
ジュリエット
携帯写真+...
3*
13/1/25 11:58
悪魔=暇人
世江
自由詩
2*
13/1/25 11:34
雪道
Lucy
自由詩
14*
13/1/25 11:11
小さなおうち
そらの珊瑚
自由詩
21*
13/1/25 9:17
繰る朝
瑠王
自由詩
6*
13/1/25 6:31
ホチキス
夏美かをる
自由詩
41*
13/1/25 4:30
まゆ
衣 ミコ
自由詩
4
13/1/25 3:06
古本屋
月形半分子
自由詩
5
13/1/25 2:28
ケモノミチ
〃
自由詩
5
13/1/25 2:20
パンセ
衣 ミコ
自由詩
7
13/1/25 1:31
灰色の街
そよ風
自由詩
0
13/1/25 0:08
時間と光
あおば
自由詩
9*
13/1/24 23:50
仮面詩人
三田九郎
自由詩
2*
13/1/24 23:46
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
加筆訂正:
雪道
/
Lucy
[13/1/25 14:35]
3連目最後2行と、最終連3行を削除しました。4連目、大幅に加筆修正しました。既に読んでくださった皆さん、申し訳ありません。
逢う魔が時
/
石田とわ
[13/1/25 1:10]
9行目「漆黒」を「濡羽」に変更
4.58sec.