(固まらない粉雪が踏み潰されて鳴く音にどこか似ていた)
開かれたバインダーの数字と目が合う
淡々と馴染む体温
ここはえらく日当りが良くて
裏を返せば何もないということ。
今日は沈んだ ...
いかいかさん「荒地」
http://bungoku.jp/monthly/?name=%82%a2%82%a9%82%a2%82%a9#a06
荒地では存在というが存在が無視されていく。自然 ...
空が何も言わなく成って
もう随分と時が流れた
雲が背中を見せて
流れ過ぎ去り
稜線に時折光が遊んでも
空の無い絵が貯まるに連れて
益々沈黙で地に押し付けられる
...
走って 走って 走って行く
走った 走った その先に
何も見つからなくて
途方に暮れた女の子
走って 走って 走って来た
走った 走った その道に
何かを落してきたの?
そっと振り返 ...
いきなりだが、あなたは『バーサーカー』という映画をご存知だろうか。
大半の方は、きっとご存知ないだろうし、これから死ぬまで観ることもないと思う。
こんなマイナーホラーを知っているのは、よほどの ...
るりるりるりら るりるいら
はりはりはりら はりはいら
瑠璃色のグラスに 祖母が水を注いだ
古い民家のちゃぶ台で 縁側から射す光が
グラス越しに ゆるりゆらめいて
幼いわたしを 魅了した ...
森のなかで消えてゆく向日葵のため息が
とてもせつなく感じられるのであれば
きみよ
虹色の風をもういちど友にすることだ
光には影があり影のない光はない、と
たくさんの人が言うけれど
影の ...
ワハハハ
ワハハハ
京子、笑うんだ
いつまでも
メソメソするんじゃない
笑えば、すべてが良くなるんだ
おいっ、京子笑え、笑うんだ
ワハハハ、ワハハハ
あっ、ハニマル天口父娘だ!
...
梅雨入りが近いそうだと話しながら、
始まりはどうしてか背景から。
君の背には迫る波より漂う波。
人影に空いた真白には今はさみしさを埋めている。
机の荒れた表面が直角に日差しを反射する。 ...
茶川賞貰ったって
それで食っていけるかって
言うとさ
そんなことないわけで
テレビ出て
タレントもどきみたいなこと
してるとかさ
その後パッとしないの多いじゃん
特に最近は
御言 ...
口数の少ない
鳥の姿を探して
見上げれば
冬の朝焼け
冷ややかに燃え
寝起きの木々が
頬を緑に染め
はにかみ
目覚めたばかりの
空に描かれた絵は
またたくまに
太陽に消された
...
独りさすらう俺の体を
降りだした雨が切り刻む
切り刻まれた俺の体は軽く分裂する
でも心は切り裂かれないから
浮いたまま
雨に打たれても
俺の心は乾いちまってる
おまえがいな ...
蛍を見たことがないから
あの光をしらないから
どうしても僕らは
つめを齧ることがやめられなくなる
――前時代の定義を簡単に説明できる程、僕の脳は若くないんだ
少年達は夜の都会の空 ...
時報に電話する都会の昔の孤独を
歌った年老いたDylanは
顔も見ずに携帯画面で
交換される文字の羅列に生活する
今の孤独を知らない
声で発ッせられる言葉に
恐怖を感じる人の群れは ...
1月も終わりのとある平日。
かわいらしい小さなカフェに集う人々があった。
カフェに置いてある品々は、その多くが手作りのようで
ペンキ塗りの壁には、楽しげな手書きのイラスト、絵 ...
シリコンを除去する手術凝鮒
ちっぱいもおっぱいですよ雪女郎
おっぱいもちっぱいもいる牡蠣割女
シャガールが好きな女抱いて寝覚の悪い朝
借りてきた猫 又貸しされてる猫
浮気したら作動する型の悪霊
ゆきがちりふるのをみています
とてもさびしいこころです
とおいそらはましろくうすくらく
とおいとおい
とてもとおいのです
こころがあすにふるようなきがします
ないているのはあなたです
...
中身が無い筈なのに カラカラと 音がする
これは何ぞや? と 呟けば
真空管の 声がする
チリリと成るのは 未来鈴
呼び鈴ですが
明日への予備ですから
只今は 呼び出せま ...
きみから
ありがとうという言葉を聞いた事がなかった
すみませんという言葉しか出てこなかった
それは感謝の言葉ではないんだ
君からは何ももらわなかった無表情なその平凡な佇まいは
拒絶や ...
ふたりの朝は
にかい連続
雲ひとつない
こんなふうにして
ひとはひとと
別れてゆくのだろう
こんなふうにして
だれかがこんなぼくのために
命を使って ...
川が かろやかに ながれている
人々は みな
黒い衣装を着て
積み重ねてきた色とりどりの思い出が
しずかに ながれていくことに 心を寄せている
美しい心でありたいと焦る日々を埋葬し ...
冬の涙はさらさらで
誰も引き止めるものはない
蜂蜜ほどの粘度があれば
甘く熟成されようが
冬の涙が歩き出す
朝の魔法にうながされ
あなたの窓に
わたしの窓にも
///わたしはインゲンを煮てはただ食う生活に飽き飽きとし始めました。トーテムポールが斜めに崩れてく。静かな校庭に亀裂が走るのがわかる。だから手を合わせ空に向け、× ×。愛されたい。殺めたい。。///
...
どうしても
やめちゃうの?
学生の肩書きを
ステテコパンツしても
どうしても
いかれちゃうのはてな
べつに
...
何もわからない
話すことは 途絶えた
つながれた 手のまま 二人
そこには風景だけが目の前にはあった
足元には貝がらが散らばっている
もう 飽きたと 君は 言った
冬の海は
少し寂し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
事務員
ブルーベリー
自由詩
2*
13/1/31 23:52
【HHM参加作品】「荒地」
すみたに
散文(批評...
4
13/1/31 23:44
無言の空へ
ドクダミ五十...
自由詩
6*
13/1/31 23:44
ヒュプノスの眠り
凪 ちひろ
自由詩
6*
13/1/31 23:39
【HHM参加作品】きみはゼロ年代最高のカルトホラー『バーサー ...
古月
散文(批評...
1*
13/1/31 22:44
るりるりるりら るりるいら
凪 ちひろ
自由詩
8*
13/1/31 22:40
虹色の風
草野大悟
自由詩
3*
13/1/31 22:27
ハニマル天口
花形新次
自由詩
0
13/1/31 22:09
[Drawing]
東雲 李葉
自由詩
1
13/1/31 21:37
茶川君からの手紙
花形新次
自由詩
2
13/1/31 21:17
冬の朝
ナラ・ケイ
自由詩
5
13/1/31 21:09
独りさすらう
たもつ
自由詩
8
13/1/31 19:25
青い指
赤青黄
自由詩
2*
13/1/31 18:36
スマ・ホ
……とある蛙
自由詩
8*
13/1/31 17:44
ピアニスト・シンデレラ。
元親 ミッド
自由詩
11
13/1/31 16:34
凝鮒(こごりぶな)
北大路京介
俳句
1
13/1/31 15:41
ちっぱいもおっぱいですよ
〃
俳句
2
13/1/31 15:40
牡蠣割女
〃
俳句
1
13/1/31 15:40
シャガールが好きな女抱いて寝覚の悪い朝
〃
自由詩
6*
13/1/31 15:37
借りてきた猫 又貸しされてる猫
〃
自由詩
6
13/1/31 15:36
浮気したら作動する型の悪霊
〃
自由詩
5
13/1/31 15:35
ゆき
宮岡絵美
自由詩
2
13/1/31 15:34
カラカラ
藤鈴呼
自由詩
2*
13/1/31 11:18
ありがとうの季節
梅昆布茶
自由詩
10
13/1/31 9:25
雲ひとつない
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/1/31 9:05
白が虹むところ
るるりら
自由詩
20*
13/1/31 8:40
窓
そらの珊瑚
自由詩
12*
13/1/31 8:35
君がいつも泣いてるのが、僕は好き
まきしむ
自由詩
2
13/1/31 6:04
なにもみてません
赤青黄
自由詩
0
13/1/31 3:40
あのビルはもう、すでに今はない
番田
自由詩
3
13/1/31 2:12
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
4.08sec.