幽体を
こそこそと
なるべくみつかってはいけない
しらべはじめている
目をうごかすと
勘もはずれるから
注意ぶかく
"ねらうはてっぺん"
くろい森林を ...
事勿れに
もたれていれば
時は水よりも速く
流れていってしまう
大人の一年は
ジェットコースターの3回転
得意なのは
相槌のルーチン
言葉は水より滑らかに
受け流すに限る ...
カラフルに 動く 感情は
人間の 常だけど
鏡に映して
思わず 目を背けたくなる様な 心ばかりは
封印して しまいたい
ただ 閉まってしまえば
押入れの中に まとめて
「片付終 ...
地球の平和を守るんだ
隕石から
愛から
病気から
うまくいかないことから
他人の幸せから
地球の平和を守るんだ
学校の帰り道
うごかないものなんて
...
ポケット一杯に
詰め込んだなかから
僕に冷たくした
あなたに
ひとつプレゼントする
色とりどり
とっておき
一番お似合いの
ヒラヒラがついた
ピンクを
あなたに投下する
...
「いってきます」とあなたが私に告げてから
もうどのくらいの水が橋の下を流れたのでしょう
おんなの直感でしょうか
もうあなたは私の元へは帰らないと
私はそう想ってあなたを見送りました
...
いいことを数えようとする
いいことなんかないってこたえがでる
ふつうのことを数えてみる
ふつうのことばかりに気づけてくる
まいあさ
ふつうのことがはじまって
ふつうでない とおもっ ...
嫉妬なんかしてない
さびしくて
心配なだけだ
鼻血をだしたり
しつこくしたりするのは
隕石のせいかも知れない
氷川きよしの
新曲のせいかも知れない
...
春を擬人化して軽々と歌う。いい詩だ。最後にあいつがどこかでほっつきまわっているというところに、作者の無念な思いも伝わってくる。春が一筋縄ではとらえられないという屈折した思いが伝わってくるからだ。
でもよ
でもよ
いつもの店で
でもよが口癖のおじさんが また
でもよ とつぶやく
おじさんの
でもよ は
たまに逆接で
ほとんどが順接だ
あることを言うために
ほんの少しのためらい ...
子規は三十五で死に
二万句を書き
どれもが粒ぞろいだったという
病苦を記した散文を読むと
いたたまれなく 苦しく そして
生きる には濃度が 密度があり
濃淡があると思い知る
僕の思案は ...
冷たい雨に
凍えているシクラメンよ
東京の夕闇のなか
冬はまだここにいますか
今、暖かなる者の待つ家に
一心に帰りゆく君よ
今宵もまだなお
寒い都会の夜を
行かねばならぬ君よ
た ...
君よ
エセな聖書で
春を行け
今日のヘッセはご機嫌で
シルクハットでご登場
石畳広場に蝶を飛ばし
舟遊びに楽団引き連れ歩いては
ことごとく林檎酒に耽る
酔っ払ったなら
森の古 ...
期待はずれ。
面白くもなんともない映画を観た
その帰りに目的もなくコンビニに立ち寄り
週刊誌を気ままにめくっていたら
偶然、店内の有線放送から流れてきた音楽に
耳を傾けてしまうと
その音楽 ...
何もないところから生まれて
ふりそそぐ雪片
その結晶の
ひとつひとつを確かめたい
純粋で
静かな構成に
私は憧れる
かつて卵だったころ
なにも知らなかった
幸せも、不幸も
ただ ...
道ばたの石ころでした
春になるとかたらわに
青い花が咲きました
今も道ばたの石ころです
冷たく固く凍っています
...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)
僕の部では合唱曲を一から作り上げて行くとき、必ずと言っていいほど、最初の一週間は
絶対に苦労する。その曲が難しければ難しい程。
なぜなら ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(6)
さあ、いよいよである。
僕は(1)〜(5)までの間合唱と現代詩の僕がしる限りでの現状を書いてきた。その中では、
二者が抱える「偏見」という人 ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(5)
なぜ現代詩はその偏見を振り払うことが出来ないのか。
その理由を、僕はこう考えている。
一「学校教育の中で「詩」はゾンザイに扱われている」
...
住みなれた街で
何をしているのだろう
僕は生きていく目的がわからなかった
そして コーヒーを買った
そして 疲れた 僕はベンチで
詩を書いては 捨てるのは もう やめた
本を ...
僕は見た巨大な影がこの町を海の深くへ沈めているのを
僕の目の前に
ゴッホの「カラスのいる麦畑」の絵がある
それはまるで子供の描いた絵のように僕の前に掛かっているが
それは同時に子供には決して描けないものも含んでいる
...
雨で濡れた制服を物干しにかけると
お気に入りのセーターと
向かい合ってゆらゆらとダンスを踊った
優しい雨のなか
口ずさんだのはジーン・ケリーの“雨に唄えば”
これは何処からきた雨 ...
(前作つづき)
龍児登場(包丁を持っている)
龍児「まだ起きてたのか」
奈津「あ、お兄ちゃん、お帰り」
龍児「奈津、おれ、生きてるか?」
奈津「え?どういうこと」
龍児「ヘマやっち ...
時間は私の手から愛おしいものをもぎ取っていく
しっかりと抱きかかえて大切にしていたものを
何食わぬ顔をしてすれ違いざまにむしり取っていく
いつか時間が癒してくれると
優しいあの人は教えてく ...
湿った砂の温度
掘るほどに水が滲んで
肌で感じて頬に触れる
潮風の温い感触
乾ききれない海草の匂い
思っていたよりも
生々しい身の回りのすべて
ひりひりと目に沁みるあれこれが
頭を取 ...
あなたの透明な
指先が
奏でる旋律
振動が
胸の奥の影に
伝わって、響く
知らないうちに
涙が溢れていた
信じられないくらい
震えていた
文房具店で
シャープペン ...
肩を叩かれた
振り返ってひとりきり
だれもが傘をさし
早足で家路にいそぐ
見上げれば顔に降りかかる雨
...
「台所のアルミ鍋を占有して何が悪い!」
あ、いえ、こちらの話ですスイマセン。
ユーレイのよに背後に立った父親が、私からアルミ鍋を奪い取ろうとしただけです。いつものコトです問題ありません。
はじめ ...
イケナイ小学校の裏門から
そっと忍び込む
百メートルの校舎裏
キライじゃなかった
左手は ずっとずっと校舎
でも
右手には給食調理 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かえってきた
マシュー=ハ...
自由詩
3
13/2/16 12:38
トロンプ・ルイユ
nonya
自由詩
17*
13/2/16 11:58
明るい色を 散らしたい
藤鈴呼
自由詩
2*
13/2/16 11:08
地球の平和
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/2/16 10:11
ポケット一杯の愛
花形新次
自由詩
3
13/2/16 9:23
待つひと 待つこと
HAL
自由詩
10*
13/2/16 9:19
積雪の朝
朧月
自由詩
2
13/2/16 8:06
鼻血
吉岡ペペロ
自由詩
7
13/2/16 7:38
「立春」について
ぎょうてんか...
散文(批評...
1
13/2/16 7:25
でもよ
三田九郎
自由詩
6*
13/2/16 6:12
駄作
〃
自由詩
4*
13/2/16 6:02
早春
月形半分子
自由詩
5
13/2/16 4:57
ヘッセの散歩
〃
自由詩
3
13/2/16 4:54
涙の落ちるところ
sample
自由詩
2*
13/2/16 4:33
雪片
佐野権太
自由詩
11*
13/2/16 3:09
道ばたにころがって花をみる
石田とわ
自由詩
8*
13/2/16 2:51
僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)
赤青黄
散文(批評...
4*
13/2/16 2:44
僕が思う現代詩と合唱の関係について(6)
〃
散文(批評...
1*
13/2/16 2:36
僕が思う現代詩と合唱の関係について(5)
〃
散文(批評...
1*
13/2/16 2:31
公園の中の夕暮れ
番田
自由詩
2
13/2/16 1:44
夜が来る
水瀬游
短歌
1
13/2/16 1:36
ゴッホ 「カラスのいる麦畑」
yamada...
自由詩
2
13/2/16 1:28
優しい雨
川上凌
自由詩
17*
13/2/16 0:58
戯曲(習作つづき)
星☆風馬
散文(批評...
0
13/2/16 0:41
時間
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
13/2/16 0:12
涙の落ちるところ
木屋 亞万
自由詩
7*
13/2/16 0:10
乳首がキューン2
花形新次
自由詩
4
13/2/15 23:53
独りだと思う夜にきみはいる
石田とわ
自由詩
8*
13/2/15 23:51
【喪中につきHHM非参加作品】 幻の〝1st Anniver ...
ツ
散文(批評...
1*
13/2/15 23:31
のに
芦沢 恵
自由詩
19*
13/2/15 23:29
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
5.19sec.