君と出会った12月30日、僕の胸には檸檬が埋め込まれた
それは彼の言葉で言えばきっと時限爆弾。
でも僕に言わせればもっとおぞましい何かだよ。
心臓のすぐとなり、拳一つ分のスペースを陣取って、
...
煙草をふかす、君の横に腰掛ける…。

雪の東京を見つめる最中

寄り添いたくて・寄り添いたくて

ケータイをいじりながら

横に腰掛ける…。

「寒いね…。」

「うん…。」 ...
手と・手を・繋ぐ。

目を・見て・笑い返す。

美味しいお酒と・美味しい料理を囲んで・談笑する…。

「共に、生きる喜び…。」

今・目の前にあなたがいる喜び…。。

決して・失う ...
青い原チャリの埃を払って

通学路を走ろう。。

何年か経つと

名前も思い出せなくなって

「誰だっけ?」と言ってしまうから

「そんな人も、いたな。。」と

思い出す程度に ...
不意に
胸を 風が
攫う
泥が 溢れて
宙に舞う

あと何回?

あと何秒?

渡り鳥は惑星のルールに縛られてる

「魂だけになって旅に出たい日だってあるさ、
魂だけになって ...
幼い日々が
やわらかく在ったのは
いつわりごと、が
易しかったから

不器用な手に
添われていたから


ひとつひとつの横顔は
おぼろ気だけれど
ぬくもる匂いは
きえ去らな ...
現在速度毎時0.002パーセク
 重力ブレーキ作動
 回生フライホイール接続
 閉塞信号確認 
定刻より遅れコンマ4秒……
メガロポリス池袋銀河ス ...
子供が育ってくると
この世に未練がなくなっていく
休日は外食したいとか
趣味をまたはじめたいとか
生きてるうちに
一度は海外に行きたいなとか
昔あったはずの欲望が
次第に枯れ ...
昨日が消えていって
今日もほとんどが消えようとしている

私の心には
残るだなんて
そんなこと

忘れないよ
っていう人の
どこに残るというのだろう

思い出を
思い出す時間が ...
 ギターを掻き鳴らして歌う青年と少年が死にたいらしい。けど俺にはどうでもいいそんなことっていう世の中に絶望とかしないむしろ飯の種な人間が多いよねってスルメ食べながらテレビ見てるお父さんに殴られた夜。
...
  何冊かの本を捲りながら
  目についた語句にマーカーをひく
  燕
  ウクレレ
  信用取引
  太陽と五徳ナイフ
  辛亥革命と水たばこ
  有機ELディスプレイとビート ...
春風待つ 秋風吹く
夏風邪ひく 冬枯れの野を見る

ああ あなたはお元気ですか
こちらはぼちぼちやっています

あのときの強い気持ちも
過去へ 過去へ 流れて行く
それでも鮮明に思い出 ...
あんたには
ゴミにしか見えへんのやろが
ワシには
一つ一つ
思い出があんねん
それを捨てろっちゅうんか
そんな殺生なこと
よう言うわ
ワシには
もう思い出しかないねん
これがすべて ...
何かをのこしておきたくて
つづりたい指がかじかんで
きもちごとポケットの中
くしゃっとしたままだ

あきらめることがたくさん?
しかたないに変換
かなしいことを冬の海の底へしずめるの ...
抽象的なモデルを造って
それに基づいて
世界を理解しようだなんて
僕は全部無効だと思う
思い上がりも甚だしいよ
現実はそんな簡単な・・・・

ゴチャゴチャ言わないで
痩せろや!
どっ ...
  終着駅まで眠っていた
  雪がこそこそ降っている
  
  
  
  汚い水のなかに
  ゲンゴロウは浮かんでいる
  だが、その正確な形状を
  ちっともしらない私だ
...
駅前のテナントが入れ替わって
1000円で髪を切る
前は呉服屋だったかな、たしか

新しく入ってきたくせに
彼ら、少し元気がない
首元が寒いのだけど
僕は少し空を見上げた

うん
...
お部屋の外の漆黒に
銀のスプーン揃ってる
少女は絵本を抱きながら
ちっとも読まずに泣いている

今夜はきのうと違う宵
だけども少女の時計では
背丈の伸びに判をして
こころの伸びには封を ...
いとしい子




「ぼくには何もないんだ」

私の子供が言った。

「そう」

と私は答えた。

私の子供は少し泣いて、

「なんでそんななの」

と ...
折れない筈の
芯の上に立ち
折れない筈の
心の平衡感覚を保つ
泰然自若の筈の
聴衆が

右へ左へと
弥次郎兵衛に誘われて
激しく揺れる

鳩が
似合わない声で
咽び泣く

...
星型の オクラが お気に入り
シメジと さっと 炙って
パスタに パラリ 絡めれば
塩風味が 完成するヨ♪

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
大切なことは

前進していること

過去は既になく
未来はまだこない

空は青く澄みわたっている
それだけで充分じゃないか
遠い思い出と同じように
唐招提寺は雨に濡れていた
門をくぐった瞬間に
眼に収まる美しさは
何ひとつ変わらなかった
ここでは時間が進みようがない
冬の冷たさと雨の湿りがはりついた柱
息を止 ...
ちょっとさみしい感じの夜があったら
出かけてって
こえをかけよう
二日酔いかい?水がほしいかい?
ちょっとさみしい感じの夜は
嫌な顔をしないさ たぶん

即席の信号と工事で
普段止 ...
夜に浮かぶ幻想群

いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが

陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ

...
人間がうさぎを喰っていたころ
うさぎたちは月へ逃げた

いま うさぎを喰う人が無くなって
うさぎたちが青い星へ帰ってくる

風の朝 小高い山から眺める海に
浪の上を走る姿が見える
偶然触れてしまった
手と手の間に
青い花火が散ったのを
キミは静電気だと言ったけれど
人と人の間に
ぶつかって発生する電気信号みたいなもんさと
ボクは思った
キミが粒ならボクもありふれた ...
立ち向かう
襲いくる冬の群れに
羽ばたく白い翼
つくりものではない鳥の群れ
うそをうそと認めずに
ほんものらしく
あるように

ほんものらしさに
目を奪われて
なにがほんとで
...
一月も終わりの午後五時
ひとは空にさよならの意味をみる
悟っていますとしるしを頬にのこし
そんなものを持っているさいわいなひとならば
家路へ、と

かなしさは漆黒へは入り込めない
だから ...
なべなべそこぬけ
そこがぬけたら 
つながれた両手のうちのどちらかを
くぐる
ふたり一組になって遊ぶこともあれば
大人数で輪になって歌いながら
そこがぬけたら そこぬけに笑う ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ヘイトボトルシップ自由詩213/1/29 23:26
こそこそ梓ゆい自由詩113/1/29 23:25
残されし者自由詩013/1/29 23:12
つばさ自由詩013/1/29 23:03
ピリオドボトルシップ自由詩313/1/29 22:32
千代紙千波 一也自由詩11*13/1/29 22:31
ギャラクシィ・エクスプレス・サイキョウ・ライン高原漣自由詩1*13/1/29 22:28
命のリレー小川 葉自由詩14*13/1/29 22:27
今日の残り香朧月自由詩513/1/29 22:15
バウムクーヘンを食べながら榊 慧散文(批評...113/1/29 22:13
マーカー草野春心自由詩713/1/29 21:56
季節恋歌(きせつれんか)凪 ちひろ自由詩2*13/1/29 21:18
人生ゴミ屋敷花形新次自由詩213/1/29 21:12
すぎてゆくこと唐草フウ自由詩14*13/1/29 21:03
世界認識花形新次自由詩113/1/29 20:30
終着駅草野春心自由詩14*13/1/29 20:29
スカイツリーのない東京ソラノツバキ自由詩313/1/29 17:13
私の名前もっぷ自由詩513/1/29 15:53
いとしい子田園自由詩313/1/29 14:49
掌の上の弥次郎兵衛と壊れた鳩時計subaru...自由詩18*13/1/29 14:08
星型の オクラ藤鈴呼自由詩2*13/1/29 13:34
青空渡辺亘自由詩213/1/29 13:33
千手観音ナラ・ケイ自由詩313/1/29 13:18
目的はその後で 竜門勇気自由詩113/1/29 11:34
夜に浮かぶ光のように梅昆布茶自由詩2413/1/29 10:43
月のウサギ幻想イナエ自由詩8*13/1/29 9:58
スクールデイズそらの珊瑚自由詩17*13/1/29 9:31
孤独な魚雷within自由詩3*13/1/29 8:45
あかねもっぷ自由詩413/1/29 7:55
やさしいちえのわるるりら自由詩17*13/1/29 7:46

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