好きな子が出来ても
誰かの手を引いて遠い場所へ
行ってしまう
受け入れた そして絶望はしたが
したが それぐらいで済んだ
友達に嫌われた
仲直りしたかったけど
もうそんな ...
私が密かに
恋焦がれている
隣のクラスの純くんは
スカトロりんだって
噂だから
前日にアーモンドを
大量に食べておいた
朝一番のホッカホカ
手作りアーモンドチョコレートを
ハート型に ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(4)
「現代詩は存続の危機にある」
これは様々な詩投稿サイトや詩誌でここ十数年くらい前から騒がれていることだ。
例えば文学極道のコラムやその理念を ...
白いシーツ
白い枕カバー
白い天井
硬いベッド
朝が白々明ける頃には
私の心も
漂白されて
窓に
雪の港
鮮やかな海の青
無職でいること
そのことだけが 正しいと 信じていた
だけど この街は
少し寂しすぎるようにも思えた
それが 事実ではないのだとしても
疲れが
今日も やってきた
だけど や ...
透明な僕らは一体
どこへと行くのか
透明な彼らは一体
どこへと消えるのか
誰もが両手を出して
銅貨を求めている
だが、その顔は王のようで ...
影がぐるりと右かしぐ
左手が逃した夕餉の茶碗
右手を掴んで放さぬ恐怖
夜の森は騒々しい
木立はバサバサこすれあい
夜鳥の声はこだまして
奇声をあげてる闇の口
影がぐるりと左にかし ...
少年がバス停に走っている間に
母を乗せてバスは行ってしまった
母は後部座席に来て
険しい顔をして少年を見ていた
子供時代の幕切れだった
母は生きているのだ ...
(波の音)
父、母、龍児、座っている
せむし、奈津、立っている
母 「(子守唄)ねんねこりん、ねーんねーこーりーん
ねんねこりん、ねーんねーこーりーん。
ぼう ...
撲殺された昨日の夜の刹那の思考の躯を油紙で包み、台所の床を引っぺがしその下の土に埋めた、覆い隠されただけの地表は湿気て暗く、その下の地中は加えて重く悲しく、そんな土を長く長くえぐり、刹那の ...
さいご、には
なれるはずもなかった
いのりの一葉が
身をよせて
そよかぜを織る
やわらかな
うみ
すきま、から
もれる光は重なりあって
ことばのほつれを
受 ...
去年の夏、シャボン玉を買った。
きいろい麦わら帽をかぶった
ピンク色の象のかたちをした容器。
旅先の雑貨屋で見つけて
近くの河原であそぼうと思ったけれど
その日は、あいにくの雨で
バッグに ...
野を焼いて夜の銀座へメルセデス
絵踏する12cmのピンヒール
親友の浮気調査を引き受けてまさか撃たれることになるとは
感謝を深く吸い込んで裸足
ファンデで隠している聖痕がある
帰る家があって蹴れる石ころ
この先死ねるまで、
独りで生きること
決めて10年以上経過
ほらね
手に入らない
寿命があるなら
さくらを見てみたい
家族がほしかった
いつものように鍼を打ってもらった
冷たさが首の後ろから忍び寄って
私の頭を痛ませるんだそうだ
肺を弱らせて
肌を凍みつかせ
私の心にまで風邪をひかせる
たくさんの鍼を体に刺されると ...
煙草屋のわきに
ポストがたっている
阿呆みたいに
屋根をつたって
落ちてくる雨だれをうけ
それは錆びてしまっていて
もう誰も近づいたりしない ...
ツイッターで返信が無いのは
嫌われてるから
でも
まあ
だって
きっと
そうなる
さだめだったから
つきあえないから
てが
とどかないし
むしろ
さいしょから
こうなるべきだ ...
デジタルな回路に発泡酒を流し込む
血が通う人のように
音を立てて動き出す
痛々しさのトリガーハッピー
死んでみなさいよ?
ハートが警告を発している
明日がある、明日がある
ヘッドセッ ...
しらないことを
データベースに問いかける
もうそんなふるくさいことは止して
問題は解決しない
それは人生だもの
はやく踊りに行きましょう
下痢便と吐瀉物が
どっちが汚いかで
言い争っているのを
痰つぼの痰が
五十歩百歩だろうよと
腹抱えて
笑っているようなもので
あんたとあんたの
どっちが美しいか論争と
それを馬鹿にし ...
潅木を編んで作った毬に
緑色の毛糸が絡まっている
そいつが風に遊ばれて
砂埃を上げながら
僕の景色の中を転がって行く
「どんな人間も不幸なのだ。」
ほんとうに
あの人も
あの人 ...
電話で予約してリムジンも手配して
態々サヴィル・ロウ15番地の
ヘンリー・プールまで赴き
スキャバルの服地で創ったオーダーメイドの
スーツに身を固めトゥールダルジャンで
まずアペリティフにド ...
けだものがけだものをほどき
同じけだものを編もうとするが
うまくいかず
やがて 泣き出してしまう
見向きもされないものを負い
どんどん重くなるばかり
進めなくな ...
森の入口には、狐が腹這いになって寝そべっていた。
私が森に入ると同時に、狐は見えなくなったが、行く
先々で、炎のようなものが、私の周辺を漂っていた。
淡い狐色が、橙に染まっていったり ...
君は透き通り始める
すべての色に
染まり終えたあとで
それは
詩の終わりでもある
私は君に
世界を見る
ガラス越しに出会う 朝のように
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
受け入れても受け入れても現実は深く牙で僕の
竜門勇気
自由詩
1
13/2/14 9:44
恋するJK
花形新次
自由詩
0
13/2/14 8:07
僕が思う現代詩と合唱の関係について(4)
赤青黄
散文(批評...
3*
13/2/14 5:25
白いベッド
Lucy
自由詩
21*
13/2/14 5:19
井の頭線のホームから
番田
自由詩
2
13/2/14 2:36
耳の欠けた神
yamada...
自由詩
1
13/2/14 1:55
影法師
月形半分子
自由詩
3
13/2/14 0:55
走り去るバス
オキ
自由詩
3
13/2/14 0:41
戯曲(習作)
星☆風馬
散文(批評...
0
13/2/14 0:25
躯は踊る、無作為なときの中を、ひとりで
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
13/2/13 23:59
千年樹
千波 一也
自由詩
7
13/2/13 23:20
冬のシャボン玉
sample
自由詩
5*
13/2/13 22:54
野を焼いて
北大路京介
俳句
2
13/2/13 22:29
絵踏
〃
俳句
1
13/2/13 22:29
査
〃
短歌
0
13/2/13 22:28
感謝を深く吸い込んで裸足
〃
自由詩
4
13/2/13 22:27
ファンデで隠している聖痕がある
〃
自由詩
1
13/2/13 22:24
帰る家があって蹴れる石ころ
〃
自由詩
7
13/2/13 22:24
河岸
杳
自由詩
0
13/2/13 22:20
冷たさは針となって
Mélodi...
自由詩
4
13/2/13 22:14
ポスト
草野春心
自由詩
7*
13/2/13 21:50
ふつう
6
自由詩
1
13/2/13 21:41
寝るための思案 2
机
自由詩
0
13/2/13 21:35
金曜日
はるな
自由詩
5
13/2/13 21:25
誰が一番美しいか
花形新次
自由詩
0
13/2/13 20:55
僕の景色の中を
和田カマリ
自由詩
3*
13/2/13 20:21
幸せとは
HAL
自由詩
7+*
13/2/13 20:19
誰も 誰も
木立 悟
自由詩
3
13/2/13 20:11
狐火
オキ
散文(批評...
4
13/2/13 19:49
ガラス
まーつん
自由詩
11+*
13/2/13 19:32
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
2758
2759
2760
4.98sec.