エーヨンくらいの大きさの白い画用紙に風景画を描きしたためる心理テストっていうのがあって風景構成法っていうんだけどせんせいが川を描きなさいよ田んぼを描きなさいよと言うままに適当に空白の上に絵を描いていく ...
いいことだなぁ
骨皮すじ衛門であっても
血とゆかりがあるんだから
うれしいことだなぁ
名無しの権兵衛であっても
肉とえにしがあるんだから
在り難いこ ...
ワイヤーで爆発物を巻き付けられて
死ぬまでの時間を過ごす気持ち
冷房のよく効いた部屋
その部屋の窓から見つめる絶望
高橋みなみにえらそうに
終わってるって吐き捨てられて涙 ...
神様のひとり
もっと愛してあげても
好いんじゃないかな
大賞は
今年も
やっぱり麻美ゆまだと
思うんだよねえ
コンスタントに
作品出してるし
小向みたいな
衝撃的なのも無かったしね
無難なんじゃない
きみは一体
何の話をしているのか ...
ごぅひゅう ごぅひゅう
街路樹を大きくゆらしている
これはみなみかぜ
天気予報のおねぇさんが言ってたことは
なんだか理科っぽい説明でつまらない
空の気まぐれ地球のため息
季節外 ...
むかしむかしの おかいもの
「くださいな」 「はあい」
こぜにを しっかり にぎりしめ
おそらは あかねいろ おみせやさん
おつかいは たのしいな
「おやおやえらいね こ ...
寒卵銀河系惑星直列
氷柱から落ちる雫のリズム感
長所しかなくてゴメンナサイ
思い出作るために生きてピラルクの赤い鱗
2月2日9時39分、雲ひとつない晴天、無風、湿度十六。
応答せよ、応答せよ。キリキリっという雑音が混じった青い声が鳴っている。
ポスターの陰で砂埃を被った無線機、その傍らには血溜まり、首元には ...
ウェルダンは丸焦げとは違います
0/0 あの日、なめらかな布をいくつもくぐって、白いもののなかで、わたしの体はぴったりと「幸福のかたち」のなかへおさめられていた。幸福、ではなくて、幸福のかたちのなかへ。微笑んだり、笑ったりするすべて ...
路地裏の朝顔が綺麗なのは
それに丹精を込めた人の息遣いや想いを
一緒に重ねてしまうから
そういった情緒を
たっぷり吸い込んだ花だから
アパートの洗濯物なんかにそれぞれの家族構成やら
...
彼女に贈る
ハミングでも
花束でもなく
心の唄を
そっと 送る
マッドな図面に描いた 三角柱
スッと 空へ向けて 放った 箒星
今 音符が 一瞬で 出て来なかったでしょう?
...
初めて会ったきみはあどけない顔の
いたずら好きな中学生だった
母子家庭の一人っ子だったきみは
わたしの中に父を見たのか
以来様々な報告をしてくれたが…
自分をコントロールできない意志の弱さと ...
なにもない
なにもないからって
なにもない
と書かずにいられない
なにもない頭の中は
欲望も萎えている
干からびているというよりも
深い沼に沈んでいるような
わたしは言わざるをえな ...
雪原の笹が体をふり
両手を振り
またなって片手を振って
やがて居眠りでも始めた様に埋もれた その後に
カラカラとスキーリフトに乗って虫達が上がって来る
白銀に立つその姿に
...
子育ては子どもの頃の復習だ
幼い我が子に
昔の自分を重ねる
ああだったこうだった
言いながら
あの頃見えなかったものが
少しずつ見えてくる
あの頃見えていたものが
少しずつ ...
人は
たくさんの事柄を
忘れながら
生きています
朝起きてみれば
隣の空き地は
白く覆われて
ただひとつの足跡もない
とてつもなくやわらかい
真新しい道に思われました
その ...
風が匂うは梅見月
口を閉ざした木々の芽は
浴びる陽ざし待ちわびて
うずく枝先たおやかに
ふくらみ帯びて君を ...
世界はわたしを愛してはくれなかった
わたしの愛は拡散して
ついに世界を愛するようになりました
世界はわたしをなぐさめなかった
わたしの中のかなしみは
がらんどうの宇宙にぽっかりと ...
あなたのほしいものは
手を伸ばしても
決して手に入らない
それでも
手を伸ばすという
それでも
と
簡単に
あなたはいう
そこに
決意なんてない
そこには
薄っ ...
この路線はもう天国へ連れていってくれないのだろうけど
わりとひらけた停留所で緑色の傘が落ちているのを見た
空き缶一つ見当たらない不自然な砦で
小銭の音が響いているだけ
七年ぶりにハチ公のた ...
ヨドバシカメラの中で
老人たちは 液晶テレビを見ている
だけど その映像は ブルーレイであれば可能かもしれない
自主放送の映像であっても 可能かもしれない
ただ 見るものといえば DVDな ...
アスファルトの歩道の隅から
コンクリートの無骨な電信柱が
びゅーんと垂直に伸びていて
アスファルトとコンクリの
わずかなすき間の土から
緑の草がどーんと伸びている
この伸び方は尋常でな ...
「不用品なんでも買い取ります」
そんな張り紙のある煤けた店で
残っていたわずかなやさしさを売った
音 ...
ドゥン
ドゥン
ドゥンドゥン
ドゥー―――――――――――――――――――ん
振り子時計が
朝の
六時を
音 ...
ぶつからないように
ぶつかって
絡まないように
絡ませてしまう
濁らないように
やっぱり濁りの中に浸かり込んだ
傷つかないように
傷つき泣いて
傷つけないよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かみさまの枠組み
一尾
自由詩
2
13/2/2 22:39
バイオの微笑み
信天翁
自由詩
1
13/2/2 22:29
悲しいね
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/2/2 21:51
死神だって
HAL
自由詩
5+*
13/2/2 19:04
裸の大賞
花形新次
自由詩
0
13/2/2 18:52
「みなみかぜ」
ベンジャミン
自由詩
3
13/2/2 17:45
おつかいはたのしいな
ドクダミ五十...
自由詩
4*
13/2/2 17:39
寒卵
北大路京介
俳句
5
13/2/2 17:09
氷柱
〃
俳句
3
13/2/2 17:09
長所しかなくてゴメンナサイ
〃
自由詩
9
13/2/2 17:08
思い出作るために生きてピラルクの赤い鱗
〃
自由詩
1
13/2/2 17:07
応答せよ、応答せよ
すみたに
自由詩
2*
13/2/2 17:01
ウェルダンは丸焦げとは違います
北大路京介
自由詩
4
13/2/2 16:21
0/000
はるな
散文(批評...
3
13/2/2 16:01
路地裏
梅昆布茶
自由詩
19+*
13/2/2 15:01
マッドな図面
藤鈴呼
自由詩
0
13/2/2 13:49
少年A
イナエ
自由詩
7*
13/2/2 13:44
秋音
within
自由詩
1*
13/2/2 13:25
雪上の虫
ぎへいじ
自由詩
13+*
13/2/2 12:37
子育て
小原あき
自由詩
9*
13/2/2 10:05
残り雪
そらの珊瑚
自由詩
29
13/2/2 8:30
待ち人焦がれて
石田とわ
自由詩
7*
13/2/2 4:14
世界
佐藤伊織
自由詩
5
13/2/2 3:04
あなたのほしいもの
〃
自由詩
1
13/2/2 2:52
あのバスはきっと僕だけを無視している
カマキリ
自由詩
8
13/2/2 2:24
DVDプレーヤー3000円
番田
自由詩
0
13/2/2 2:18
電信柱の陰からゴジラが顔を出した
tomtom...
自由詩
3
13/2/2 2:12
半端もの
石田とわ
自由詩
6*
13/2/2 2:05
君は俺のことを許さなかった
赤青黄
自由詩
2*
13/2/2 1:07
こうなって
芦沢 恵
自由詩
24*
13/2/2 0:42
2715
2716
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
加筆訂正:
少年A
/
イナエ
[13/2/2 21:31]
コピーミスでダブっていたのを訂正しました
3.99sec.