青に浮かべる心、青に浸す心。皮一枚のわずかな距離でもあれば、青を想える。眼はいつまでもその姿を見ることができない。


青い青と青くない青。空と海の間を渡る光、白い水平線。色を届ける光。絵の具の ...
もうこんな時間だ、
そろそろ心中しなきゃ、ね?

あなたが言ったのは数時間前で
今のあなたはわたしの横で横たわっている
わたしだけを残して

目を瞑ると時々、トンネルの入り口に立ったよ ...
不幸な少年はバスに乗る 何処へも着かないバスに 最果ての街に行きたかった
月の無い夜に生まれた いつも夜を宿している 言葉を持たない

銀河の端っこから滑り落ちてきた魂だもの 空を見上げる
...
子狐の尻尾をつけて手袋を買いに行く孫ムービーで撮る 昨日の自分が
今日の自分を
創るなら

明日の自分に
今日の自分が
できることは

一日を
精一杯
走ること

積み重なってきたことが
自分という一人の存在を
造り上げる
...
煙吐く蒸気機関車撮るために黙って借りた父のデジカメ 青バナナ火星木星大接近 君の手をひいて幸せへ抜け出す 鏡を逆さまにしてみました 木星に片想いしている猫が公園のベンチ たくさんのひとと
じんせいのこうさてんで
であう

ないたり
わらったり
かけがえのない

あなたとの
あのとき

きみとの
あのとき

こころをずっと
ふるわせて
...
おいてきたものに
未練はない
きれいさっぱり
忘れるのみ

遠くに
海を見た坂道も
庭に置いてきたつるバラも
咲きかけていたリラも
つぼみだった
ラベンダーも

既に
季節は ...
我々は2つに分けることが出来る。

まず、生まれ落ちた場所にしっかりと根を張って暮らしている人。
彼は仲間を大切にするし、誰とでもすぐに打ち解けられる。
そこには安定があり、停滞があり、退屈が ...
真夏の夜に飲む
一杯の冷たい水で充分だ
想像力は限界を超え
はるか宇宙へと飛翔する
月は不気味に光っている
もうすぐ夜が明ける
星々も消え
やがて黄金の太陽も昇るだろう
「無防備」に後付けで着せる鎧は「便宜」である。 平和な殺戮は淡々と行われる
青臭い血の匂い 寡黙な絶叫
ゆるやかな風は心地良く運ぶ

住居を追われ逃げ惑う虫たち
ピンポイントで狙いを定める
鳥たちは戦闘ヘリ

うららかな陽射しの ...
205X年
人口爆発に伴う
食料難への
対応として
遺伝子操作により
男性からも
乳が出る技術が
マサチューセッツ工科大学
デブ人間工学研究所で
開発された
選ばれたデブ3人と
...
すぐ近くで 笑っていると分かっていると
それだけで強くなっていくようだった
それは私の特別だったと気づいた
一人でいるのはやっぱり辛いので
傷付いてもまた会いに行こう

時間を持て余して
...
レジで働く
バイトのおねえちゃんに
あなたも100円ですかと聞くと
私を安く見ないで!って
怒られたので
100円ならどこまでですか?
と聞き直したら
意外とかなりの線まで
出来ること ...
電車のおとが絶えたころ
ひとりで眠っている
わたしは砂になり、シーツのうえにさらさら
零れていく
ラピスラズリの砂です。

あの人の声とともに
ゆめがせなかに打ち寄せて
やわやわと脚に ...
雨が止んだら 
この小さな島を出よう

雨が止んだら
引き潮の今 この瞬間から 過去の陸を心で強く強くするんだ

雨が止んだら
娘の湿った日記を もう涙で湿らすことのないよう 前へ前へ進 ...
蝶の羽が一枚道端に落ちている

綺麗なもようを残したまま

朝の光りを浴びて

薄暗い夜になったら眠る

ぱっと目をあけたらここはどこだろう

いつの時代なのだろうかと

宙を ...
幸せだというくちびるがひび割れていて
わたしの手の甲をなでるあなたの指は痩せて、かたい
アルコールのにおいが立つゆるんだ皮膚
蛇のように絡まる指、その言葉


女になんて産まれて何もいい事 ...
見て、見ぬふり
敢えて、口にしない
知っているけれど、知らぬ顔

なんて静かな世界なのでしょう
今日もとても平和です。
思う、
考える、
短くため息、
ポテトチップスをかじる、
続ける、
恋をしている、
わたしはシマリスより忙しい


離れていく、指先から徐々に
枝分かれして漂う
時間の波はいつ ...
化石の心が取り憑いた
寝苦しい夏の夜だ
眠りも目覚めも始まらない
首吊り死体みたいな時間だ
脳味噌には粘土が詰まっていて
こねくり回される夢ばかり見る、そうさ
朝でも昼 ...
池の縁
額紫陽花の青い花片
咲き誇る菖蒲の盛り過ぎ
梅雨晴れの中 君と歩く

池の中
花睡蓮の白い蕾
亀の波紋と蛙の声
梅雨晴れの池の縁 君と歩く

去年の今頃も二人訪れた
城址 ...
笑え、笑え
この世の下らぬ嘘を
全部笑ってやれ

その嘘で人を騙す者を
笑ってやれ

その嘘を信じ抜く者を
笑ってやれ

その嘘を愛する者を
笑ってやれ

その嘘に一生を賭け ...
走りながら汗をかく電車の車窓から
おれは膨らみきった雲と真向いになる

なんでそんなに大きいんだ
思いを小便のようにためこんで 
我慢しているのか
まわりの雲は白いのに
おまえだけ灰色で ...
困難のトンネルを這い
産まれて
同時に
死がひとつ立ちあがる

混沌のうちから
産まれて
言葉にまみれ
詩がひとつ立ちあがる

墓場さえない
うたは埋もれて
読み人知ら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
青の断章中川達矢自由詩413/7/2 1:59
チャイムSeia自由詩113/7/2 1:31
遠い声遠い部屋梅昆布茶自由詩613/7/2 1:04
子狐の尻尾をつけて手袋を買いに行く孫ムービーで撮る北大路京介短歌3*13/7/1 23:56
忘れずに心に抱いてムウ自由詩213/7/1 23:55
煙吐く蒸気機関車撮るために黙って借りた父のデジカメ北大路京介短歌2*13/7/1 23:53
青バナナ火星木星大接近俳句213/7/1 23:50
君の手をひいて幸せへ抜け出す自由詩213/7/1 23:49
鏡を逆さまにしてみました自由詩313/7/1 23:49
木星に片想いしている猫が公園のベンチ自由詩813/7/1 23:49
「わたしになる、あなたになる」玉兎自由詩313/7/1 23:36
おいてきたLucy自由詩13*13/7/1 23:34
遠くから来て、遠くまで行く六九郎自由詩013/7/1 23:32
断片渡辺亘自由詩613/7/1 23:19
乙女鵜飼千代子自由詩6*13/7/1 22:44
草刈り考ただのみきや自由詩24*13/7/1 22:43
父乳花形新次自由詩313/7/1 21:49
大切を見つけた加藤自由詩313/7/1 21:42
ダイソー花形新次自由詩513/7/1 21:06
凍湖自由詩313/7/1 20:37
雨が止んだら (椎名 誠より続編・敬意を込め)朝焼彩茜色自由詩713/7/1 19:54
朝になったら蝶になる灰泥軽茶自由詩513/7/1 19:01
やや自由詩2*13/7/1 18:51
静寂という暴力中山 マキ自由詩013/7/1 18:20
恋は宇宙的な活力である。あ。自由詩6+*13/7/1 14:43
生きる気持ちは歩く死体の中にホロウ・シカ...自由詩4*13/7/1 11:53
梅雨晴れ……とある蛙自由詩13*13/7/1 11:41
笑ってよ一 二自由詩313/7/1 10:24
雲よなぜ殿岡秀秋自由詩713/7/1 5:13
無名の人シホ.N自由詩613/7/1 3:48

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加筆訂正:
カラ回る/もこもこわたあめ[13/7/1 22:44]
タイトル変更 加筆
3.94sec.