「砂浜に抜ける路地」を一つ拾ってきて、波の音
   を額縁に飾る。愛という言葉で何を隠したいのか。
   行間には関係性だけがあって鞄には入らない。み
   んな事情を抱えていて、 ...
だんごが
やすくて
10えんで
かって
たべると
まずくて
かわないと
よかった
覚えなければ 意味がない

忘れてしまえば 意味がない

始まらなければ 意味がない

終わってしまえば 意味がない

続かなければ 意味がない

諦めれてしまえば 意味がない
...
あの日まあるい芝生でヒョウスケくんを待ったことをまるでさっきのことのようにアーヤは森の木々を見つめながら思い出していました

ヤンおばさんの家から飛び出したアーヤはまあるい芝生に向かって走りました

...
木々のむこうにひかりがのぞきはじめました

あのひかりの向こうがヒョウスケくんの家です

アーヤは早歩きになりました

転ばないようにアーヤは足もとを確認しました

あ、

アーヤはちいさな声をあげて ...
森のなかに入るときアーヤは緑のなかに突撃するみたいな気持ちになりました

だけどいきなり木々のねっこです

あたしは直線、ヒョウスケくんはたぶん遠回り、だから絶対、ヒョウスケくんに勝つんだ、
...
まあるい芝生のいちめんに水色の空からひかりが降りそそいでいます

アーヤはさっそく太陽を見上げ太陽が動く方向を見つめました

まあるい芝生のぐるりは森でした

森のなかにまあるい芝生がある ...
木々の大きなねっこがとおせんぼをしました

とおせんぼの木々のねっこをお母さんに渡された紙ぶくろを抱えたまままたぎました

最初の足がねっこを越えたときでした

悲しくて寂しい気持ちをアー ...
アーヤは森を眺めるのが大好きでした

森の甘い匂いがアーヤの鼻を撫でています

森のうえでは雲がぐんぐん姿をかえてゆきます

とうとう青空だけをのこして雲は見えなくなりました

森のや ...
泣いてばかりいる子どもだったんだけど
気づいたら大人の部類になっていて
それでも泣いていたら知らないひとにバカにされたので
思い切って殺しました
それからやっぱりこわくて泣いていたら
大丈夫 ...
 詩はなぜ「難しい」のだろうか。詩はなぜ「わからない」のだろうか。それは、「わかりやすい」文章が一義的であるのに対して、詩は多義的であるからだろう。解釈が一通りに容易に定まれば、何も難しいことはない。 ... あれはそう、蒸し暑い初夏の深夜だった、ちょうど、今夜みたいな…俺は安ワインの小さなボトルをラッパ呑みしながら人気のない路地を歩いていた、ベロベロで…月は無く、といってひどく曇るでもない、なにも ... 底に沈む写真を拾いに
多くのひとが海に潜る


千切れた髪を集めたひとは
烏賊に
折れた指を集めたひとは
海星に
破れた耳を集めたひとは
貝に
余った骨を集めたひとは
蟹に

...
黙っている待っている枯れながら百舌のように鳴きながら
歌はない光はないこの世界近似値で君に伝えようと思うんだ

比重を失った世界なんて羽根のようですまるで綿ぼこりみたいに見えます
でもね君が好 ...
からからのバッテリー乾涸びた空の青さを思うんだ
幻のアトランティスだってもうちょっとしっかり存在しているはずなんだ
蹴り上げた空き缶が乾いた音で転がってゆくのさ

指の数を数えて確かめる鏡を見 ...
僕の人生はなにで満たされているのか
空虚あるいは無意味な時間
それとも成熟した果実の様な退廃なのか

すっかり一人に慣れてしまって恋さえもわすれてしまった様だ
リュックを背負った男が山に登る ...
しょうもないことでまた
心のスイッチがオフになってしまったみたい

落ち込んで 人恋しくなって
目をつむってしまうけれど

私が小さいころから集めている
言葉の宝箱を開けてみたならば
...
どうしたのきょうは眠れないの?
目をぱっちりと開けたまんま
だってわたしが眠ると母さんも安心して眠ってしまう
今夜はずっとわたしをみていてほしいから

だからわたしは眠らないの
母さんは少 ...
届かないって気づいてる
かなわないって気づいてる
手を伸ばして触れられるのに
越えられない壁のような
ああ、見えてるんだよ
それでも
愛してるのひとこと
悲しくなるだけ
でもね
...
尻尾振り甘えた顔に弱くってササミジャーキー与えてしまう 豊胸の手術で入れたシリコンが悪さはじめる三日月の夜 来年も同じ時間に会いましょう向日葵畑まんまんなかで やってもやらなくても苦情くる 目の前で売り切れた ごめんなさい早く私を殴ってください まだまだ健康で
気力十分な人も
多いですから
昔みたいに
誰かが背負って
山に連れて行って
置いて来ても
帰って来ちゃうわけです
下手すると
連れてった人よりも
早く
帰って来ち ...
ぶらぶらとぷらぷらを
足して二で割ったような散歩をしていた
日曜日のエイプリルフール
晴れているような曇っているような空だ

やることもないし嘘をつきたい相手もいない
コンビニでショートホ ...
地図を覗いて歩いてた筈なのに
いつの間にか迷子になって
知らない場所で終了
後は同じ人を見つめて慰めるだけ…

傷の嘗め合いって何ですか?
ただ自分が傷付きたくないだけ…
優しさを履き違 ...
人の心を物に例えるとしたら
ランプだろう

例えば
やる気ってのはランプの火みたいなものさ
燃え上がるそのさまは美しく
見る者にも強さを与える

だが頑張れば頑張るほど
頭も体も熱く ...
わっか付きのちぎった羽の訪れ
骨を噛む眩んだ羊の群れ
瀞の辺りでまどろんでいる都市と
数々の海に影が落ちる

彼女の小さい舌
ミルクを舐めるときのように
チーフの端を燃やす
彼女のその ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そよ風を折りたたんで空丸ゆらぎ自由詩1713/5/19 13:50
ジャギュアa自由詩113/5/19 13:44
意味がないowl自由詩113/5/19 13:39
(最終回)アーヤと森とふしぎなひかり吉岡ペペロ携帯写真+...4*13/5/19 10:42
(5)アーヤと森とふしぎなひかり携帯写真+...2*13/5/19 10:35
(4)アーヤと森とふしぎなひかり携帯写真+...2*13/5/19 10:32
(3)アーヤと森とふしぎなひかり自由詩2*13/5/19 10:20
(2)アーヤと森とふしぎなひかり自由詩2*13/5/19 9:55
(1)アーヤと森とふしぎなひかり自由詩2*13/5/19 9:48
8:20(細長い缶入りのジュース)はるな自由詩713/5/19 8:23
山田亮太詩集『ジャイアントフィールド』について葉leaf散文(批評...9*13/5/19 4:54
エアコンホロウ・シカ...自由詩4*13/5/19 2:04
茶殻自由詩3*13/5/19 2:02
静謐梅昆布茶自由詩613/5/19 1:16
充電器が欲しいんだ自由詩713/5/19 0:54
実現されない夢について自由詩513/5/19 0:35
スイッチ オン群青ジャム自由詩313/5/19 0:03
母さんもっぷ自由詩313/5/18 23:42
ねえ、森未自由詩3*13/5/18 23:13
尻尾振り甘えた顔に弱くってササミジャーキー与えてしまう北大路京介短歌213/5/18 23:07
豊胸の手術で入れたシリコンが悪さはじめる三日月の夜短歌113/5/18 23:07
来年も同じ時間に会いましょう向日葵畑まんまんなかで短歌113/5/18 23:06
やってもやらなくても苦情くる自由詩513/5/18 22:55
目の前で売り切れた自由詩313/5/18 22:53
ごめんなさい早く私を殴ってください自由詩113/5/18 22:53
還暦過ぎたら自発的に花形新次自由詩213/5/18 22:36
遡る青井自由詩213/5/18 22:27
ひねくれ者の唄owl自由詩013/5/18 22:18
灯し火Neutra...自由詩8*13/5/18 22:16
イクラ祭り自由詩113/5/18 22:11

Home 戻る 最新へ 次へ
2611 2612 2613 2614 2615 2616 2617 2618 2619 2620 2621 2622 2623 2624 2625 2626 2627 2628 2629 2630 2631 2632 2633 2634 2635 2636 2637 2638 2639 2640 2641 2642 2643 2644 2645 2646 2647 2648 2649 2650 2651 
加筆訂正:
それは薄汚れた顔で笑っている/ただのみきや[13/5/19 5:24]
脱字直しました
魚の子/月乃助[13/5/18 22:20]
少し
4.88sec.