あいつがコーチした中じゃ
金メダル取ったあたいが
一番の筈じゃない
それが
あたいだけ
指一本触れられないってのは
どういうわけ?
酷くない?
ねえ、酷くない?
ふざけんじゃないっつ ...
汽車にのって
なまぬるい水筒にぼくは口をつけた
鞄からとりだしたおむすびは少し
いびつな形にへこんでしまった
ほおばりながら見まわしてみるけれど、
このなかに ...
謙虚な君 主張する自己を脇に置き
傾ける耳の側に 妖精を瞬きと共に見る
乾燥した晴れの海に沿う アスファルトの道で謙虚な君を初めて合致する出逢いをした
私は私を主張する自己を真ん ...
しろい壁に
夏がからみついている
目に見えないほど小さな
花々が咲き乱れ
呼びかけたはずの声はどこか、
遠いところから戻ってこない
あざやか ...
寄せ集める
時間を
自然を
法則を
さざれ石
意外を
自然を
法則を
寄せ集める
苔のむすまで
緑におおわれるまで
森のうえから
さざれ石
山のうえから
緑におおわれるま ...
夜中に
なき声が聞こえた気がして
目が覚めた
流れ星がいま落ちた
祈りの声が
夏の夜の
そこかしこから
聞こえた気がした
春すぎて、白妙
きみのひとみを覗く
彩られた虹
星のかたちをそのままに
人知れぬ森の底で
空を待つ火種の連連
泉のなかに息をこらし
選ばれる日までを指おる
夜霧を ...
運命
振りかぶって何球も、何球も
性懲りもなく くり返し、くり返し
運命
胸トラップで何回も、何回も
性懲りもなく くり返し、くり返し
フォームなんて 気にし過 ...
朱き実の
木陰に憩う
病むこの身
日差しなつかし
人もなつかし
最近やけにカタカナが多くないか
訳せない言葉なら致し方はないが
政権公約がマニフェストになり
尊敬という美しい言葉を
リスペクトと言う
祖国とは国語だと喝破したのはシオランだが
カ ...
静かに腰を下ろす 吐息のような暖かい風
風使いは風伯の子供
神に習い 風を吹かす 意味を込めた透明のキャンパスに釘を打つ阿吽
日差しを素直に浴びた 褪せたカーテンは
風使いの遊戯相 ...
百年の間には
どれくらいの人が土に還ったのか
誰にともなく問うと
最近は火葬ばかりだから
それほど多くはないんじゃないか
と答えが返ってくる
縫い物の手を止めて振り向けば
ねぎ坊主がぐら ...
夜からの雨は
屋根を洗って海へ抜けた
わたしは誰もいない店で
外で吠えている犬の声を聞きながら
小僧のように座っている
なにもすることがないとは
お客が来ないとは
本当にかなしいものであ ...
「 流れ星がいま落ちた 」
0の あすなろが あっけなく逝ったとき 流れ星が落ちた
1の はじまりが あっけなく逝ったとき 流れ星が落ちた
2の なおざりが あっけなく逝 ...
原田さんはクラスメートだ
原田さんは園芸部の副部長だ
原田さんが幽体離脱を繰り返すのは最近拾ったオッドアイの子猫のせいだと言う
原田さんはイレギュラーバウンドする
どこへ行ったのかわか ...
水底につづく階段
溶け残るつらら
午後を咬むつらら
羽のしぐさ
空のひらき方
指をのばして
そっと試して
ひとつだけだよ
裏通りの声
違う人の 同じ言 ...
朝食を準備する君の後ろ姿少し慌ててハムエッグ焦がす
君からの手紙何度も読み返す心を掴み離さない文字
たくさんの願い叶えている宇宙制限がない豊かな世界
急激に気温上昇する五月夏のようで ...
迷惑なメールに宿る言霊もきっとあるから持てないスマホ
あまちゃんをビデオに録って雨を乞う
雨祈祷くびれた腰のラインかな
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好き
角を曲がると私が消える
貶してから褒めるつもりだった
やまびこの遠く澄み渡るを聴く。この連嶺の偉大さよ。
夏にいまだ白く残る雪を携えて、今、この世界に君臨する。
比類なき荘厳。重厚な交響楽。
私はただその頂にて感嘆し、言葉を失う。
母なる ...
今、私の見ている夜空をあなたもきっと見ているでしょう。
それはなんと素敵な事なのでしょう。
遥かな時を超えて今輝きを放っているこの星々は、
私とあなたの魂の結びつきを担っているのです。
...
一筋縄ではいかない
どころか
二筋縄でも
三筋縄でも
いかないので
グルグル
グルグル巻きつけたら
亀甲縛りになって
股間にも食い込んで
やっといけた
わたしは、この心が死ぬ度に祈った
世界を元に戻してくださいと
時間を元に戻してくださいと
ありえないことを本気で祈った
だけど世界は腐食し続けていった
そして幻想と化した ...
ワタシガ
バツイクツダロウト
アナタタチニハ
カンケイナイコトデス
センシュニアッタ
フリツケヲカンガエルタメニハ
センシュノココロトカラダノ
スベテヲシリツクサナケレバ
ナラナイノデ ...
嫌われたい人にきちんと嫌われたい 不毛な延長を断つ一言
憧れを憧れのまま凍らせた世界が 刻む 時を 聞く
敵は敵らしくせよと言いたげな君 不在者に向けた呪詛が膨らむ
...
まくらを抱えてすみっこへ
あざだらけの脳みそを抱きこんで
痛む歯を舌で舐めている
でもあたしは愛されている
覚えていないくらいむかし
あたしはだれかにキスされたから
歯が全部溶けて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アラカワの言い分
花形新次
自由詩
1
13/7/5 23:01
汽車にのって
草野春心
自由詩
9
13/7/5 22:36
謙虚な君
朝焼彩茜色
自由詩
8
13/7/5 22:09
赤いビードロ
草野春心
自由詩
4
13/7/5 22:07
さざれ石
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
13/7/5 22:00
流れ星がいま落ちた
小原あき
自由詩
8*
13/7/5 20:32
春すぎて、
あまね
自由詩
3
13/7/5 19:03
泥臭き爽快
komase...
自由詩
1*
13/7/5 17:23
朱き実の
めれんげ
短歌
2
13/7/5 15:00
カタカナ言葉
HAL
自由詩
1+*
13/7/5 14:30
風使いと風伯
朝焼彩茜色
自由詩
4*
13/7/5 13:58
ねぎ坊主
春日線香
自由詩
3
13/7/5 12:26
店番
〃
自由詩
7
13/7/5 12:25
流れ星が いま落ちた (他二編)
るるりら
自由詩
10*
13/7/5 12:00
原田さん
佐東
自由詩
5*
13/7/5 9:45
明るく短い径
木立 悟
自由詩
8
13/7/5 8:45
朝食
夏川ゆう
短歌
0
13/7/5 8:41
迷惑なメールに宿る言霊もきっとあるから持てないスマホ
北大路京介
短歌
3*
13/7/4 23:58
あまちゃんをビデオに録って雨を乞う
〃
俳句
0
13/7/4 23:57
雨祈祷くびれた腰のラインかな
〃
俳句
1*
13/7/4 23:57
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好 ...
〃
自由詩
4
13/7/4 23:56
角を曲がると私が消える
〃
自由詩
8
13/7/4 23:56
貶してから褒めるつもりだった
〃
自由詩
3
13/7/4 23:56
新たな道標
ヒヤシンス
自由詩
7*
13/7/4 23:14
夜の目覚め
〃
自由詩
4*
13/7/4 23:12
一筋縄
花形新次
自由詩
1
13/7/4 23:05
幻想世界
めれんげ
自由詩
2*
13/7/4 22:42
モロゾフの言い分
花形新次
自由詩
1
13/7/4 21:39
呪詛
深水遊脚
短歌
9*
13/7/4 21:36
虫歯
はるな
自由詩
9
13/7/4 21:29
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
2632
2633
2634
2635
2636
2637
2638
2639
2640
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
5.52sec.