やっと気づいたか
俺の肥満が
そんじょそこいらの
肥満とは
違うってこと
ガチガチの
反戦思想が
生んだ賜物なのよ
デブ&ピースよ
ピースっ!
嘘を百回繰り返してみても
それは本当にはならない
醜い自分を
美しい言葉で飾ったところで
鏡に映る本質は変わらない
皮膚の下に埋まった弾丸を
取り出して ...
目玉焼きの黄身が箸から崩れ落ち
食卓からも外れて床に落ち
砕け散った
バラバラのきみを
拾い集めては捨て
床の汚れを拭い取る
そして再び橋に向い
目玉の白目だけを食べ終わると
味気ない ...
光があるところ、彼は進んだ
辺りには、暗闇が拡がっていた
彼の呼吸は闇を照らしていた
しかし、彼は気づく
なんたるや徒労であるか
彼の気づきは彼自身を苦しめ、
更に照らされた闇はまた辺りを ...
ねえ
みんなと今まで過ごしたことを覚えて、
うれしいこともさみしいこともずっと覚えてる
覚えていくから、
ねえ神様
僕の生きた証をこの地球に残してください
みんなの中で生かしてください ...
アメリカ帰りの若い女教師はあきれたように言った
「水族館の水槽を見ていた若いお母さんがね
幼稚園児くらいの子に言ったの
あのマグロ美味しそうだねって
「ぼくだって水槽の鯛や海老を旨そうだ ...
こんな自分でも
すきだって
大事だって
思ってくれる君がいて
不思議なぐらい
見続けてくれる
氷より冷たく
ガラスや鏡より
粉々に砕けて ...
おいらの青い春は五里霧中だった
教育勅語と戦陣訓の読誦で
おらの赤い夏はアワタダシカッタ
説教強盗ひとすじに血迷ったままで
おれの白い秋は酔客となっていた
悔恨と諦観で自虐して
...
紋白蝶と
紋黄蝶が
八の字を描いてとんでいる
互いの色など
関係ないよととんでいる
あのひとは嫌いでね
と会話する私たちの上を
白と黄色の蝶は
とんでいった
わらいながら
保育園でのびのび過ごす
自由意志でのびのび育てる
私の想い出の保育園が
今年度いっぱいでなくなる
少子化が原因らしい
よく遊んでいた遊具
広い砂場で遊んだ淡い記憶
ガランとし ...
菜の花や一休みしてまた作画
卒業子ひとりとなりて知る自由
春の海知るや知らずやただの旅
彼女からの着信音だけ鳥のさえずりみたいに変えてある。
飲み会を抜け出して彼女の部屋につくと真っ青な唇の男がフローリングに寝っ転がってて、口には吐瀉物が詰まってる。
飲酒運転は本当はダメなんだけどこ ...
赤あげて白あげないで暮の春
暮の春自称フランス料理店
後悔しない生きかたを選んで後悔している
ポエム贈られている
上に行くエレベーターじゃなかったのか
おとうさんだよ
お前の名前は
とうちゃんが付けたんだよ
「かおるようにうつくしく」と
「かおり」だと音がきついから
「かおる」なのだよ
君は母親の良く ...
ぼくはまだそれを途中だと思い
あなたはそれを
途中ではなく逡巡と受け取っていた
自然にまかせることができなかった
ぼくは不要だった
死を想ったら
もうなじんでい ...
見慣れた街の風景の一角
ブルーシートに覆われた遊休地
住宅街の一角に
ブルーシートに覆われた非日常
何らの標識もない
危険マークもない
青空を地上にへばり付かせた
痰のようなものを覆う
...
計算して
失わないようにする
計算?
自由にならないことは
そう、計算!
損は失うこと
失うって何?
得は失わないこと
失わないって何?
...
ぼくらが思うだけで
綺麗であろうと汚かろうと
先祖のいるイメージとしての次元
そこはぼくらに掃き清められてゆく
こんなことから楽になりたくない
こんなことで死んじゃな ...
切れ切れの
ビブラートが
君の内側に吹く
風の形を囁いた
痛みのような
ブレスが
君の内側を巡る
水の温度を呟いた
耳ではなく
皮膚の下の
毛細血管の先端で
僕はそれ ...
生まれた時から漬物石を心に乗っけられてたってわけ
あいつら俺の心を浅漬けにでもするつもりだったのか
おかげ様で今の俺の心はこんなにも不自由です
世界に対する弾力を失った
全力で人と戦う強さ ...
娘の担任の先生から突然メールが届く
件名は娘の名前
かすかな心臓の高鳴りを覚えながら
本文を開ける
文字が目に飛び込んでくる
“She had an accident!”
アクシデント!? ...
青春や希望という美名は
僕のMP3プレイヤーの中にしかなかった
現実はみんな真っ暗で
みんなが楽しそうに話している間にも
僕の耳にはローリング・ストーンズや
忌野清志郎や ...
ほのかに開いた日に
重ね続く事を信じた
風は草をゆらゆらさせて流れ
リズムと色をはずませた
目にも耳にも残らないものが大切だったと思った
笑っても 泣いても同じような
ぽっかり空い ...
とりとめもない詩をノートに書いた
意味も無く何でもない一日が終わる
たぶん僕は少し人よりセンチだった
ビデオ鑑賞BOXで肌の色の光を浴びる
この先生きていても意味がないと思う
いてつく新 ...
思い出 おもいだす
思い出 覚えてる
思い出 おもい だす
おもいで いつも いっしょ
思い出 思い出す
思い出 思いつづけ
おもいで 思い出す
思い出 おぼえてて
思い出 思 ...
土の間に爪が入るうごめきを感じるモーターの音と起動音
からなる空回り空回りと言うべきざわめき、木々でなくて
ぼくはかいつまんでいる、概略であって略歴であってそれ
は食物の腐る早さ、食物の腐る早さ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
徴兵逃れのために太る
花形新次
自由詩
2
13/5/4 21:06
ナイフと、弾丸と
まーつん
自由詩
6*
13/5/4 20:16
朝食
ただのみきや
自由詩
20+*
13/5/4 19:32
幻惑
ハスイ リョ...
自由詩
0
13/5/4 19:04
頼むよ
勇者
自由詩
0
13/5/4 18:39
水槽の魚は美味しそう
イナエ
自由詩
9*
13/5/4 17:44
別に綺麗じゃない唄、彩れない唄
最都 優
自由詩
1
13/5/4 17:21
つぶてのかげ ②
信天翁
自由詩
2*
13/5/4 16:45
八の字の蝶
朧月
自由詩
3
13/5/4 15:47
園児
夏川ゆう
自由詩
0
13/5/4 15:39
旅
〃
俳句
0
13/5/4 15:36
恋2
ああああ
散文(批評...
1
13/5/4 15:25
赤あげて白あげないで暮の春
北大路京介
俳句
1
13/5/4 14:31
暮の春自称フランス料理店
〃
俳句
2
13/5/4 14:31
後悔しない生きかたを選んで後悔している
〃
自由詩
9
13/5/4 13:53
ポエム贈られている
〃
自由詩
1
13/5/4 13:53
上に行くエレベーターじゃなかったのか
〃
自由詩
6
13/5/4 13:53
薫へ
ドクダミ五十...
自由詩
4
13/5/4 12:01
途中
吉岡ペペロ
自由詩
7
13/5/4 11:40
ブルーシートな僕ら
……とある蛙
自由詩
9*
13/5/4 10:59
計算
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/5/4 10:55
先祖のいるイメージとしての次元
〃
自由詩
2
13/5/4 9:09
歌
nonya
自由詩
15*
13/5/4 8:58
ブレイク
ボトルシップ
自由詩
1
13/5/4 3:16
八重の優しさ
夏美かをる
自由詩
34*
13/5/4 3:07
MP3プレイヤー
yamada...
自由詩
2
13/5/4 2:54
居心地
加藤
自由詩
3
13/5/4 0:58
ブラックバード
番田
自由詩
1
13/5/4 0:38
おもいで
御飯できた代
自由詩
1
13/5/4 0:37
しめらない
鯉
自由詩
2
13/5/4 0:10
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
2632
2633
2634
2635
2636
2637
2638
2639
2640
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
加筆訂正:
朝食
/
ただのみきや
[13/5/4 19:57]
10行目2回直しました
朝食
/
ただのみきや
[13/5/4 19:44]
桟橋から吊り橋に変えました
5.53sec.