男の妖精もいるのか 身体中にお経書いてやろうか 誰もいない部屋に「いるのはわかってんぞ!」 雨が降って少し止む

鮮やかなレインコートを着た子供が歩いている

雲が流れて優しい鳥の声

コンクリートの脇っちょから咲く

可憐な透明オレンジ色の雑草は

遠くの国からハローハ ...
言葉をこねてなんにしよう
言葉がとがって痛い
言葉をつくって偽る
自分の心さえ偽る

たったひとりの自分を
だれが守ってくれるの
放った文字さえもう届かない
だれかみていてくれればいい ...
小雨 街灯の下
二人 傘も差さず見上げてた
金の粒が降る
あてもない二人へ 祝福のよう
プラトニック
回転する細胞
満たされた月
泣く

豊満する現実
紫色の花
君の話
線香の香り

その情景は
ゆらゆらと
ひたすらに
まだ続くかのように
訴える

ツバメ ...
あなたが好き
なのかもしれない

わからなくて
考えだしちゃって

頭で考えても
答えは出やしない

好きなのかも
と考えてる時点で

好きなのにね!
大仏のある
奈良東大寺本堂

入り口に
その大仏を
護るように立つ
木彫りの像一体

これが
今から
およそ1500年前に
オスカープロモーションによって
半ば強引に作られたと ...
彼女の歌は歌ではなく
叫びだった
彼の歌は歌ではなく
囁きだった

彼女は27歳で
薬物中毒で逝った
夭折だ

彼は82歳で
心臓発作で逝った
天命だ

でもぼくらは録音で
...
あの子のまばたき夜をひきずり下して
星だらけになったコンクリートをけ飛ばしていったんだ裸足で
夢をかかえて
ロールしてロールするそのあいだに目があったら
どんな星もかなわないくらい大きなブラッ ...
知らないもの探し
それだけに夢中になって

新しい可能性を、

新しい可能性を、

そうこうしている間に僕ら
花が枯れていることに
誰一人として気付けなかった
精神と物質

いれもの、と、なかみ
姿を持ち喩となるものとならないもの

ことばが
わからなくなった
真正面からしか見ていなかったから
裏側もわからなくて

スピリット

呼 ...
夜は暗い
地平の涯まで
音の無い破砕が続いている

彼は農場の納屋の中で眠ろうとしていた
それが懲罰の為か
彼自身の性癖の為かは
今となっては分からないし
彼の履歴を辿るのは
有りも ...
僕はスカイパイロット君の空を翔びたいんだだけど悪天候で視界ゼロさ
空の星を取りに来たわけじゃないんだ君の心を探してるだけなんだからね
僕はサン=テグジュペリじゃあないんだ

誰も見えない暗闇の ...
名まえのもとに咲く花があるだろうか ことばからはじまる思想があるだろうか
槐、槐 蜂は最初からしっていた こぼれる密の甘さを
槐、アカシア 隣り合っても争わず
咲く白と黄色の狭間に立ってみれば  ...
正直よくわからない
ねじれにねじれて
収拾つかないです
強くやっても
なだめすかしても
何やっても無理
もう元の状態には戻りません!
一生このままです(キッパリ)

やったー!
本 ...
人間になりたいなんて思ったら

そんなはしごをのぼったら

ぼくはペットみたいなもんだ


ペットの悲しみ

ペットの悲しみ


ぼくはペットみたいなもんだ

そんなはしごをのぼったら

人間になりた ...
分かり切って
いることだけど

悲しくて
泣くのではない

涙が出るから
悲しいのだ

だけど

本当に
悲しい時
涙が出ないのは

心が空っぽに
なっちゃった
...
つかれすぎたら最高の忘我がひつようだ

それがおまえだからおまえがそばにいたらなにもいらない

おまえがそばにいたらなにもいらない


勝俣が気の利いたことを言った

そして朴訥なドヤ顔をしていた

...
傷ついていたんだ

うんと傷ついていたんだ

それを思い出したくないんだ

そうじゃない

つぎそうなったら

こわれてしまうのが分かるんだ

思い出せないみたいになって

ぼくは言葉をうしなっていた ...
土から生まれ 土の共同体に生き 土に収斂していった 両親の土壌から生まれ 土を耕し植物を育て 植物を食べたり売ったりして生活した 火もまた土から立ち昇り 水もまた土へと還っていった 土へと収斂しないも ... 番号さえ 足せば 
完成するのと 思いながら

最初から 一番にするのか
漸く 捥ぎ取った 一等賞なのか

ダントツの 一位とか言う 
二重敬語みたいな 苛立ちをも 乗せる ...
タマゴをトリガーにして
鶏が生まれるのか
鶏がトリガーとなって
タマゴが生まれるのかの
問題で
そんなに悩んでも
答えは出ないよ

それと
鶏がトリガーって
別に鶏が
前に前に
...
下半身だけで歩いていく 海岸
タンパク質が足りないだけではない
星を拾って
空に投げることもできない
・・・やがて海水にとけていって

朝になると 波の音だけの 静かな海面だけが
浮 ...
ペポパンプ氏の投稿は12年11月29日で途切れているが僕が仄聞で女流詩人の一人から耳にしたのは僕の尊敬する詩人が追悼の辞を述べていたことがとても気になっていたある日のことだった。

まさかとはおも ...
父の母が亡くなり
その後しばらくして
父の兄が亡くなった時
父がぽつりと言った
「今度は俺の番だな」

その順番の通り
父は亡くなった

四十九日が過ぎた時
母がぽつりと言った
...
あああ

うああああ

ウウウ

わあああああ

あーわーわーわー

あああ

うああああ

ウウウ

わあああああ

あーわーわーわー


俺にだけついてく ...
僕はお前らと力を合わせたくない
僕は自分から友達を作りたくない
僕はお前らに良い人だと思われたくない
僕はお前らに陰口を叩かれたくない
僕はお前らを喜ばせるために自分に心労をかけたくない
僕 ...
フランダースの大
{引用=戦後の東京を舞台に繰り広げられる青春冒険小説。深谷浅蔵作。}
(あらすじ) 
 新制中学3年生の{ルビ大=マサル}は、国鉄総裁が轢断死体で見つかるほど自由な世の中になっ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
男の妖精もいるのか北大路京介自由詩1513/5/11 23:15
身体中にお経書いてやろうか自由詩413/5/11 23:15
誰もいない部屋に「いるのはわかってんぞ!」自由詩713/5/11 23:14
ナガミヒナゲシ灰泥軽茶自由詩8*13/5/11 22:38
言葉の船朧月自由詩313/5/11 21:50
或る夏の夜の思い出フゥ自由詩113/5/11 21:02
type1 aopus自由詩213/5/11 20:59
_りり自由詩113/5/11 20:57
日曜美術館 剛力彩芽像花形新次自由詩413/5/11 20:31
叫びと囁きHAL自由詩2*13/5/11 20:24
ROLL2はるな自由詩413/5/11 19:54
知の無知秋助自由詩113/5/11 18:29
精神と物質はなもとあお自由詩3*13/5/11 17:47
野火飯沼ふるい自由詩413/5/11 15:00
ハートブレーカー梅昆布茶自由詩11*13/5/11 11:52
えんじゅとアカシアはるな自由詩1813/5/11 11:42
複雑な皮花形新次自由詩013/5/11 10:17
ぼくはペット吉岡ペペロ携帯写真+...113/5/11 9:49
悲しみnonya自由詩18*13/5/11 8:57
忘我よ、そばに吉岡ペペロ携帯写真+...213/5/11 8:47
思い出せない携帯写真+...513/5/11 8:21
twitter葉leaf自由詩413/5/11 7:56
走り出さぬ ランナー藤鈴呼自由詩1*13/5/11 7:37
トリガー花形新次自由詩213/5/11 5:32
夢ですかいてゆう自由詩013/5/11 5:02
トリビュートペポパンプ氏 我が良き友よ梅昆布茶散文(批評...513/5/11 4:48
順番夏美かをる自由詩24*13/5/11 2:27
うああああ吉岡ペペロ自由詩013/5/10 23:41
僕はボトルシップ自由詩213/5/10 23:38
フランダースsalco散文(批評...2*13/5/10 23:36

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加筆訂正:
八重の優しさ/夏美かをる[13/5/11 2:44]
顔が火照るの次の “娘が帰ってきたら何て言おう・・・”の連を削除
4.52sec.