夕暮れても
大地の熱は
冷めやらず
もうすでに
花も穂も枯れ
ただの茎となったすすきは
すとろうとなり
土に埋まる子らは
それを吸って
生き返る
一本であったら
孤独に揺 ...
わたしは夏の始まりに一粒の悪意を植える
純粋な胃袋が食傷をおこしてしまわぬように
そうして生まれた悪意の芽が
世界をひとつ食べ尽くしてしまう
食べ尽くして何もなくなったひと夏はとても
静 ...
雨上がりの風
始まりを冷やして逃げてゆく
行き交う唸り、進行方向は北
誰かの気配を知ろうともせずに
信号は赤から青に変わる
愛をください。
それは無差別に繰り返され ...
土砂降りの夜、億劫な足取り
だれきった仕事、荒れ果てた手
フラストレーションは底無し
穴の空いたバケツで水を汲むように
酒を飲んだって、女を抱いたって
腐った心は潤いを知ることはなく ...
(朝起きた瞬間から嬉しくって1日が始まる。
気付かなかった、チューリップも香りがするんだね。
空がこんなにきらきらしてることも。)
この寂しさは
(ある朝起きて、全部がつまらなく見えた ...
渇いた空
しなびた太陽
潤う水はダイヤモンドのように光り
あざ笑う
地を這う陽炎は消えては揺らぎ
現れてはおいでおいでと立ち上がる
※
正確な円い輪郭を、灰色に淀んだ空にくっきりと浮き上がらせる
午後の弛んだ日射しも少しばかり傾き始める
根深い霧がこの港町から抜けることはなく
ここでの昼とはほんの少し明るい夜のことを言 ...
三日続いた熱帯夜
夏の始まりの、花火。
高速バスの窓越しに
ぼうっと見つめてる
もう一度の 恋の始まり
嘘の予感と知ってても
夜空に輪郭を追ってしまう
汗に濡れた髪が
...
果物も
夏の
暑さで
死ぬ
腐る
その酒を
呑む
ぐらぐら
踊る
...
豊胸のシリコン注入跡を見て戻れないあの頃の僕には
男なんか
馬鹿じゃない
やらせるって
言ったら
大概は
大喜びで
飛びついて来るわ
だから
こっちが
その気なら
幾らでも
やれるってわけ
これが
男だったら
そういう訳に ...
130715
詩集の挿絵とは
絵画にどんな照明を与えるか
ということに似ていると思いますと
若い作者が言う
そんなものかなと初老の男は半ば狼狽えながらも
うなず ...
空がどこまでもどこまでも青いように
人間はどこまでもどこまでも哀しい
僕は生きますか?
僕は生きますか?
今日も僕は問いに耐えねばならない
天空を吹く風は
どこまで
どこまでいくのだろう ...
ヒトゴロシ
ヒトーゴーロシ
トーゴーヒロシ
東郷博
東郷博(19)
ジューク東郷
デューク更家
『デューク更家著
地球の変な歩き方より』
てめえ
俺の後ろに
立ってんじゃ ...
A.I
どの立場にたつかによって
AIが導きだす
答えは変わる
推論
相手の目になって答えを出すのか
自分の目の答えで動くか、で
たぶん、行動は変わる
自己愛と自己 ...
朝顔のみつめる先に雲の白
夏残る一握の砂星の砂
雪予報お庭を思い眠るポチ
聞いてるかい聴いているよとイヌフグリ
コカ・コーラレモンを添えて夏を飲む
...
テディの目ボタンがわたしを素通りし壁をみている壁になりたい
『戦争のことは歩兵に聞け』という言葉がある
それは赤紙によって招集された
民間人が殆どであるがために
戦場に於いて敵を撃つ怖さ
敵から撃たれる銃弾の恐怖
そう戦場に流れ弾など一発もない ...
揺れているそれぞれ個性持つ野草強い生命力に驚く
種を蒔き育つ速度が早い花愛の波動で包めば喜ぶ
今日は雨雨で始まる日曜日午後から晴れる予想は外れ
家庭科の授業で作る肉じゃがは家庭の味と ...
力の抜け感に 心地よく応えてくれる スミレ色の風
我の張る もろい盾をすり抜ける 経験値の皺くちゃ
階段の装飾を磨いて あなたが上がりやすく
踊り場の窓には スミレ色の風が心も透き通るように ...
かかれて みたまえ
輪郭をもった貌は心失うほど、美か
風を撃ったハネは気持ちよいか
曇らず雨のない戸の外は心地よいか
小さき歌に 託してみたまえ
感ぺきな歌に かかれてみたまえ
縦 ...
いつからか
乾杯と久しぶりは
セットになって
テーブルを彩る小皿は
ポテトフライから
サラダになった
ポーカーみたいに
手札を選ぶ
話せないことも
増えた気がする
「何を考 ...
すました顔したお嬢サマ
一体何がしたいんだい?
あそこじゃ子供はお断り みんな一人を爪弾き
ひとりぼっちが怖いくせ
ひとりぼっちのくせしてさ
すました顔したお嬢サマ
そんなことして ...
あなたの庭はなんの匂いもしない
野球中継
祝日
汚れたスニーカー
擦り切れてゆく生活のなかで
煮える卵
砂壁
青空
だれがわたしたちを救えるだろう?
液晶モニ ...
歓声が割れんばかりのスタジアムシュートを決めてするプロポーズ
住み慣れた京間サイズの畳にね敷いた布団の上で死にたい
背中から腕が十本生えてきてグーチョキパーを繰り返してる
義理のほうが高いチョコ
彼女以外からのチョコは受け取りません
外でスカート履くの禁止な
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
すとろう
そらの珊瑚
自由詩
20*
13/7/16 8:53
冷たい夏
瑠王
自由詩
3+*
13/7/16 4:39
愛をください。
中原 那由多
自由詩
1
13/7/16 3:04
逃亡癖
〃
自由詩
1
13/7/16 2:59
_
なかうち ま...
自由詩
1
13/7/16 1:30
陽炎・・・
tamami
自由詩
1
13/7/15 23:37
霧の町の断片
飯沼ふるい
自由詩
4
13/7/15 22:37
もう一度の予感
御笠川マコト
自由詩
1
13/7/15 22:35
私の人生の中で最も青かった青
TAT
短歌
1*
13/7/15 22:14
望郷短歌1
花形新次
短歌
1
13/7/15 21:55
ヤリマンになりたい
〃
自由詩
2
13/7/15 21:23
挿し絵
あおば
自由詩
8*
13/7/15 20:09
問い
渡辺亘
自由詩
1
13/7/15 19:35
ゴルゴ
花形新次
自由詩
0
13/7/15 19:26
A.I
はなもとあお
自由詩
3
13/7/15 18:27
四季五句+1
もっぷ
俳句
5
13/7/15 17:07
_
〃
短歌
2
13/7/15 16:46
歩兵
HAL
自由詩
3*
13/7/15 16:42
肉じゃが
夏川ゆう
短歌
2
13/7/15 16:40
スミレ色の風
朝焼彩茜色
自由詩
6
13/7/15 14:18
かかれて
十二支蝶
自由詩
1
13/7/15 13:24
増えるばかりだ
マツオカシロ...
自由詩
0
13/7/15 12:07
すました顔したお嬢サマへ
創輝
自由詩
2
13/7/15 11:44
庭
はるな
自由詩
8
13/7/15 10:45
歓声が割れんばかりのスタジアムシュートを決めてするプロポーズ
北大路京介
短歌
2
13/7/15 10:38
住み慣れた京間サイズの畳にね敷いた布団の上で死にたい
〃
短歌
1
13/7/15 10:38
背中から腕が十本生えてきてグーチョキパーを繰り返してる
〃
短歌
1*
13/7/15 10:38
義理のほうが高いチョコ
〃
自由詩
3
13/7/15 10:37
彼女以外からのチョコは受け取りません
〃
自由詩
1
13/7/15 10:37
外でスカート履くの禁止な
〃
自由詩
7
13/7/15 10:37
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
2632
2633
2634
2635
2636
2637
2638
2639
2640
2641
2642
加筆訂正:
蝶はくちびるから生まれる
/
りゅうのあくび
[13/7/15 18:55]
遅筆のため推敲
4.33sec.