ペポパンプ氏の投稿は12年11月29日で途切れているが僕が仄聞で女流詩人の一人から耳にしたのは僕の尊敬する詩人が追悼の辞を述べていたことがとても気になっていたある日のことだった。

まさかとはおも ...
父の母が亡くなり
その後しばらくして
父の兄が亡くなった時
父がぽつりと言った
「今度は俺の番だな」

その順番の通り
父は亡くなった

四十九日が過ぎた時
母がぽつりと言った
...
あああ

うああああ

ウウウ

わあああああ

あーわーわーわー

あああ

うああああ

ウウウ

わあああああ

あーわーわーわー


俺にだけついてく ...
僕はお前らと力を合わせたくない
僕は自分から友達を作りたくない
僕はお前らに良い人だと思われたくない
僕はお前らに陰口を叩かれたくない
僕はお前らを喜ばせるために自分に心労をかけたくない
僕 ...
フランダースの大
{引用=戦後の東京を舞台に繰り広げられる青春冒険小説。深谷浅蔵作。}
(あらすじ) 
 新制中学3年生の{ルビ大=マサル}は、国鉄総裁が轢断死体で見つかるほど自由な世の中になっ ...
幸せになりたいのか

苦しみたくないのか

苦しみのないことが

幸せということなのか

幸せになりたいのなら

いま幸せではないのか

いまより苦しみたくないだけのか

...
バイクで信号待ちをしていると
学習塾の窓がそっと少し開き
にゅうと黒板消しを持った手が現れた
ぱんぱん一生懸命腕を振って
ぱんぱん外壁に叩いているのだが
あまり白い粉は出てこないみたいだ
...
僕しか笑っていない またまかれた 一昨年が玄関で寝ている ペルソナ



わたしがあなたに与えた
役割が
欲望をもって
ひとつの姿を現す




顔を覆ったら
変幻自在
ほら
もう本当が何かわからない



そのも ...
光を飲むんだ
光がそう言うから
風は


とまってしまった



光を飲むんです!

断言する光に
風は訊きたかったのだ

きみが君を飲むっていうこと?

光は
そん ...
比べられている

ぼくは精一杯精密に生きている

はしごにのぼることが怖くて出来ないでいる

ぼくは言葉をなくしている


比べられたあと

選択されない痛みや壊れをおぼえている ...
    ?ジョルジュ・ブラックの鳥


 美しい鳥よ

  確かにその時

   「私」は君を見る方法だった







    ?アプリオリな装置


 忘れな ...
何度も縫い直したドレスを
酸化した珈琲の雨が祝福する
まばゆいばかりの偽装結婚

手の代わりに
仮面めいた首をからめあいながら
みっちりぎゅうぎゅうと敷石の詰まった舗道を
まっすぐに歩ん ...
俺が検査技師なら

左腰を浮かせて
そのまま一回転して
もう一回転して
更にもう一回転してみて
はい、最後に
ワンって言って

って
ゼッテー
考えてるから

おまえの
言 ...
その比喩で
その文章が美しくなるのなら
私はもう何もいらない

大袈裟な言い方で
あなたを困らせたい
躓いてしまうかもしれない

私はあなたに似合う比喩を
買いに行く
その比喩をあ ...
朝の街を歩くとき
シャッターが開いていった

なぜか中身はとても
見てはいけないような気がして

それは、君から逃げた僕の
後ろめたさなのかも知れない
窓を開かないと 見えないと言うから
素敵な景色を眺めるために

そっと 手繰った カーテン
元々は 白かった 筈なのですが

可笑しいね
下界の光で 
もう 何色なんだか 分かんないや ...
散りゆく花びらの数は
無尽蔵
その美しさを見ていた僕は
ふと
憎くてたまらないという想いにとらわれてしまった

こんなにもキレイだと
枯れるまでずっと眺めていたくなる

なにが桜前線 ...
1.障害のある屋根のしたで


虹といた

ほら、また打ちまつがったと言って舌をかむ
仕打ちのむこうの
わたしよりもずっとあどけない家族写真の風景

ギテイが舐めるように ...
多分
結局
何も
無い

沈黙の
おくの
不安の
無感覚

死にゆく
心身実体
散りゆく
魑魅魍魎

くもり空が
耳へと入り
重たい頭蓋
霞む透明度

...
意味に縛られた
悪夢の様な夜
朝を待つばかりで解決を見ず
何故かを問う
これは私の意思か?
(イエスかノーか)
これは私の意思か?
何故かを問う
朝を待つばかりで解決を見ず
意味に縛 ...
聞こえない 聞こえない

走れば走るほど
風が全てを食べている

呼吸をしない生き物に成っている

何も必要としないから

存在出来ずに

走れば走るほど
風が全てを食べている ...
傘をささない中学生は
二人組で真っ黒だったり
ひとりでぽっちゃりだったり

背の低い複数だったりするけど

青いジャージから
迷いと期待のにおいをさせていた

その細い真芯までは
...
今日
薬缶のたまごで目玉焼きを作りました
蒸気を吹くので食べるのに一苦労でした
ソーセージのたまごを割ったら
中から生肉が出てきたので
塩を振りかけて焼きました
いつの間にか皮に包まれてい ...
修復と言う名の慰謝があるんだきっとどこかにね
今ここになくてもきっと何処かで待っているんだそう信じてる
それは魔法じゃなくてごくごく普通の平凡な光なんだ

手を伸ばせば届きそうなそれは柔らかく ...
 涙は手頃な宝石です
 貴方のほっぺを飾ります
 私の心を溶かします
 嘘でもいいかと許せます

 嗚咽が喉を焼きだしたら
 抑え込むのは無理でしょう
 風に押される野火のように
 貴 ...
知り得ることは少なく
成し得ることは更に少ない
だから傲慢になる必要も
卑屈になる必要もない
人生は短く
青春は更に短い
恋をして
愛して
そして死ぬがいい
自分の信じた道を貫けなく ...
瘤だらけの罪悪感を、家に置いてけぼりに
まひるの電車にゆられ
晴れた空が眉間に滴り落ちるばしょにいく


宇宙の滴がX線になってぼくを透過して
きっとどっかたいないの、奥の方に引っかかった ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
トリビュートペポパンプ氏 我が良き友よ梅昆布茶散文(批評...513/5/11 4:48
順番夏美かをる自由詩24*13/5/11 2:27
うああああ吉岡ペペロ自由詩013/5/10 23:41
僕はボトルシップ自由詩213/5/10 23:38
フランダースsalco散文(批評...2*13/5/10 23:36
幸せ苦しみ吉岡ペペロ自由詩213/5/10 23:25
黒板消し灰泥軽茶自由詩10*13/5/10 23:11
僕しか笑っていない北大路京介自由詩313/5/10 23:03
またまかれた自由詩113/5/10 23:02
一昨年が玄関で寝ている自由詩513/5/10 23:02
ペルソナはなもとあお自由詩3*13/5/10 22:55
光を飲む草野大悟自由詩113/5/10 21:47
言葉をなくしている吉岡ペペロ自由詩213/5/10 21:42
クオリア または 私というアプリオリな装置まどろむ海月自由詩1*13/5/10 20:26
結婚ロクエヒロア...自由詩113/5/10 19:58
バリウム検査花形新次自由詩113/5/10 19:37
生まれながらにして比喩北橋勇輝自由詩2*13/5/10 19:17
夜明けの逃避秋助自由詩1*13/5/10 18:33
あまつさえ ステキ藤鈴呼自由詩2*13/5/10 18:08
桜を憎むNeutra...自由詩3+*13/5/10 17:45
ア・ピア平井容子自由詩713/5/10 17:33
出口のない道シホ.N自由詩213/5/10 17:19
夢魔の夢徘徊メガネ自由詩313/5/10 17:16
息継ぎ自由詩213/5/10 17:06
傘をささない中学生たち朧月自由詩213/5/10 15:55
日記葉leaf自由詩7*13/5/10 15:18
リペアー 回復 救済梅昆布茶自由詩813/5/10 15:11
悲しみは好きですかまーつん自由詩17*13/5/10 14:57
人生渡辺亘自由詩213/5/10 14:25
X線凍湖(とおこ...自由詩1*13/5/10 13:37

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加筆訂正:
八重の優しさ/夏美かをる[13/5/11 2:44]
顔が火照るの次の “娘が帰ってきたら何て言おう・・・”の連を削除
4.22sec.