...
真赤に燃えた
大腸だから
真夏の飯は
注意しなきゃいけないの
冷蔵庫に入れず
4時間放置の
生ものだけは
食べちゃいけないの
激しい温度と湿度に
やられ傷んだものは
あきらめ捨てな ...
スタンリー・キューブリックと深作欣二とタラン ...
愛は心臓ではありません
ひと刺しくらいで死にません
悶え苦しみ血を流し
こと切れるまで幾日も
血が乾くまでに幾月も
断末魔のその姿
もとに戻るには幾年も
愛は蛙じゃありません
...
リビングのドアも
ウインドゥも締め切って
空調で森閑となった
四次元に息を殺している
(南海トラフの
まどろみを切望して)
庭先のぺんぺん草よ
お前も息 ...
最初に
お互いが
どんな病気を
持っているか
検査します
検査の結果
両者同じ病気を
持っていた場合は
ドローです
違う病気を持っていた場合
12ラウンド
ノーガードで打ち合いま ...
チャリティですから
一発やらせてもらいます
いやとは言わせませんよ
チャリティなんですから
なに、グズグズしてんですか
早く早く、服脱いで
ほらっ早く!
えっ?嫌だ?
断るぅ?
あん ...
夕暮れさんぽ ぽつりぽつり歩む ちいさな足音 和音になる
くだらなさが かわいいな いつもの つり目で云った
僕のいのり 苦しまぎれ 呼吸してる
だれも見ていない ...
蜂蜜色した時間を歩く
裸足で歩いた夏の日は
今は慣れないヒールの下で
遠く揺らぐ陽炎と同じ
30℃をなんとも思わなくなって
私は私をなんとも思わなくなった
泣いて震えて地団 ...
イメージを
ひとつ
ひとつと
潰してゆく
頭に浮かぶ
未来の像
浮かんだ時点で
かなわぬモノ
思いを馳せる
過去の様々
思ったところで
かわらぬモノ
その場 ...
僕はロボット 1953年生まれだ ガラクタを適当につなぎ合わせてできている
だが僕の父は天才科学者ではなかったので かなり杜撰な構造だがなんとか生きているさ
僕が生まれたのは三丁目の夕 ...
【ふたたび、レヴィナスのイリヤ】
戦争で、なにもかもが変わってしまった、のに、
世界は、なおも、ある
中心をうしない、意味を奪われた、
そんな、世界が残されて、ある
死者がもたら ...
【ハイデガーのエス・ギプト】
存在は、あたえられたもの、である
存在がそれをあたえて
存在者、存在する物が
ある、に、なる
戦争が生死をわけ
生き残った人間に
よりそう人、よ ...
よいことも悪いことも
すべて
ブーメランのように
戻ってくるものだ
傍若無人な振る舞いをするものも
永遠に続けられるわけではない
力で他を圧しようとするものは
やがて力で滅ぼされる
...
暑すぎてを理由に降りてこないから
自力で一人で試みるよ
でも本当はいつも そばにいる
ほら できるじゃないかと そばにいる
暑すぎて心配する 規模の違う宇宙の問題
人間に ...
風が吹けば
裏返り 寝返る
白と黒
どちらも表で
どちらも裏で
裏の中に表が潜み
はっきりさせないことが
生きる術
だというけれど
白 黒 × ○
二者択一を迫られる
意思 ...
いつの日も天使の愛に守られて純粋な気持ち思い出させる
キッチンで料理を作る後ろ姿見ている僕は君に夢中
何事もなかったように風が吹く庭の植木を手入れする叔父
長い旅人生の道途切れない前 ...
ラウンジの女の子が
ハナミズキを歌っている
男のとなりで
ハナミズキを歌っている
君と好きなひとが、
女の子がそこを歌うとき
ふたりは軽く触れ合っている
...
【ロゼット風】
両手両足は よく動く パペットマペットをつけたみたいに
たんぽぽの根は 大地に動く
たんぽぽの種は 空に動く
いまは 雨で どこにもたどりつけないよう ...
忘れたことを縒り合せた糸で
軌道エレベーターを作ろう
スペクトラムにロマンじみてる送話には
3歩ほど首をかしげるくらいが正直
しゃっくりのようなブレスを挟んでくれたら
じっと声が ...
週末
いそぎあしで帰った
どしゃぶりの雨のなかさ
かなしみはひきずったままだったさ
雨粒の落ちるはやさで
やさしさを抱きしめられたらよかったのになと
インスタントコーヒーを飲んで
ああち ...
ことばはとめどなく産まれるけれど
ひとつもどこにもとどかない
やわらかい壁がゆれる
わたしがあなたのそばに落ちるとき
きっとひとつも言葉をもたないで
まばたきだけでやりあうような
...
今日は月が邪魔しないから
夜更かしをしよう
暗闇に紛れてしまえば
溶ける感覚に目を閉じて
私はもう何者でもなくなる
誰かと何時でも繋がれる
人工的な明かりは
電源を断ってしまえば
...
覚えたてのシンカーの握りかたで
深く沈んでゆく
午睡
サイドハンドスローで
手渡された
ワンナウトランナー
八月二十日
野球帽のひさしの影に
そっと触れる
オーシツクツク
...
130717
無神論者はもちろんなんとも思わないよね
神様がいなけりゃ怖いものないと思っているんだもの
神は強い魂が生み出したものと ...
盛夏、昼、ノイズ、日射、アスファルト。路肩で終わる不完全変態
せかすのは
みをつくすため
のこすため
こくうにひびく
えんとふぇるんと
幼子と屈む ...
7/28 今日は、逗子のおばあちゃんの家に行った
近所に住む同い年のヒロシくんと雪合戦をした
ヒロシくんは野球が上手いので、僕は10回当てられた
だけど、僕は3回しかヒロシくんに当てられなか ...
エアコンをつけてまどろんでいる
ねむくもないような、とてもまぶたが重たいような
外から、何か求める幼い声がする
めんどうならすべて切ってしまえばいいのに
耳にだけ意識を持ってい ...
僕は僕が誰かを知らない
僕は僕がどんな場所にいて
どんな人間であるかを知らない
僕は僕が誰かを知らない
どこに生まれて 何を話し
何を口にして 誰を愛 ...
SEXの言葉小さく紫陽花忌
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不覚にも
TAT
短歌
1*
13/7/19 22:21
真赤な大腸
花形新次
自由詩
1
13/7/19 22:11
靴にしか化けられないオバケのQ太郎が好きだ
TAT
自由詩
0
13/7/19 22:09
ひとつの愛の死
ただのみきや
自由詩
21*
13/7/19 21:47
大地へ戻る旅
信天翁
自由詩
2
13/7/19 21:41
ヤリマンvs. ヤリチン
花形新次
自由詩
1
13/7/19 21:32
チャリティ
〃
自由詩
0
13/7/19 19:25
かなしみに宙ぶらりん
マーブル
自由詩
1
13/7/19 19:19
夏、暮れる
Mélodi...
自由詩
6
13/7/19 17:26
あるがまま
シホ.N
自由詩
2
13/7/19 17:11
昭和ロボット伝
梅昆布茶
自由詩
10
13/7/19 15:24
ふたたび、レヴィナスのイリヤ
はなもとあお
自由詩
2
13/7/19 15:17
ハイデガーのエス・ギプト
〃
自由詩
5
13/7/19 15:10
来し方行く末
眠り羊
自由詩
1
13/7/19 14:06
夏が来ているのだから〜宇宙の問題
朝焼彩茜色
自由詩
3*
13/7/19 11:49
オセロ
イナエ
自由詩
12*
13/7/19 9:08
キッチン
夏川ゆう
短歌
2
13/7/19 8:47
ハナミズキ
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/7/19 7:52
【風】夏風オムニバス
るるりら
自由詩
14*
13/7/19 2:56
ロマネスク
凪名木なぎな
自由詩
3
13/7/19 1:53
week end
マーブル
自由詩
2*
13/7/19 1:35
まばたき
はるな
自由詩
9
13/7/19 1:18
今日は月が邪魔しないから、夜更かしをしよう
ミツバチ
自由詩
5*
13/7/19 0:21
クロスプレイ/八月の秒針
佐東
自由詩
5*
13/7/19 0:07
食べ物を残すと祟られるのだろうか
あおば
自由詩
17*
13/7/18 21:54
せみのみのみせ
殿様が得る
短歌
1
13/7/18 21:33
夏休みの絵日記
花形新次
自由詩
2
13/7/18 19:28
クチナシの午後
カマキリ
自由詩
4
13/7/18 18:58
もう一人の僕から僕への詩
yamada...
自由詩
2
13/7/18 18:10
SEXの言葉小さく紫陽花忌
北大路京介
俳句
2*
13/7/18 17:01
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
2632
2633
2634
2635
2636
2637
2638
2639
加筆訂正:
定・考
/
月乃助
[13/7/19 8:46]
少し
3.91sec.