はなかざりを編んでみたかった
いまはただ、そう思う
ガラス箱のような草のうえで
僕は声を持たない子ども

冷たい妹の胸に耳を当てて
見上げた空には白い斑が散っている
だれか、あの青いガラ ...
エベレスト
いや、エレベスト?
違うな
エロベスト?
ベストエロ?
麻美ゆまかっ!
まあ、なんでもいいけどさ
結局のところ
誰が運ぶかの問題じゃねえのか
老獪なる老婆よ
その知識と悪意にて
若き新芽を摘み取るのをやめよ
その若き男はいづれ
精悍なる立つ者となり
この世をなおす
お前の様な老木に
ひがまれるような者ではないのだ ...
雨ですね
言葉がふえる季節

無口な人の傘が
はっとする色で驚く

傘がそのまま人の
数になり
忘れられるものもまたある

帰る頃には晴れて
笑顔になったり
いっそう激しくなっ ...
梅雨に入ってやっと国が心に添ってきた
木の葉にも花花にもしずくが
わたしの心と同じように
窓ガラスにもほら

頬に伝うのはこれは雨
なみだじゃないよとやっと言える
空のあなたにいまこそ笑 ...
踏切の横の空き地は草ぼうぼう
傾いた陽光が
影と日なたに草はらを分ける

通り抜けるものの風圧と
しつこい音の点滅にせかされ
ひとあし 踏み出そうとする
幼時の一瞬に接続しそうな時間の震 ...
上陸し測量を始めるとすぐに汗はやんだ

ここまで来るあいだの乗り物のなかのほうが遥かに暑かったのだ

三人一組になってそのうち二人がレーザーポインターで位置決めをした

もうひとりがその距離を測ってい ...
。感謝謝。
病気でもなく正常でもなく

ただ答えに応えたく 生きに。感謝謝。
蒔いた魂の欠片は 涅槃の色合いをもらい 星を取り巻き銀漢を踊る河は煌く

。ありがとう。乗ってゆくよ 空を陸に ...
ギリギリ 覗き見 出来た景色が 
全てだとは 思わないで欲しい と 
君は言った

君の言った 言葉の意味を 
直ぐに 理解 出来たならば 
問題は 無かった

煮詰めたり 解き放した ...
愛が終わって
空がめくれる
耳のうしろに
白い針を刺すのが流行りだした

光のうしろで
てまねきをして
終らない回転をする蝶蝶

きみは
本をとじて
詩を書きはじめた
ちゃんとあなたの優しさが
伝わってるって届いてる?

みんなあなたの救難信号に
気付いてるって解ってる?
遠くやって来た風が吹いていた涙が流れた
言葉を失ってさまよっていた時は流れて君に会えない
僕は風の中の塵涙が流れる君は遠い思い出
世界は今日も廻ってゆく音もなくね

時間はなんのため ...
 耳のなかに
 あらぶる海波が音をたてて打ちよせる
 波うちぎわがあって
 すぐにきえる影をつくって
 雲の列車がゆく

 武器をにぎりしめている
 ビルのうえには
 どこにも ...
窒息する女性


孤立した母親は、子どもに手のかからない
母親側からの子どもの自立を願う
それは自然になされるように見えて
子どもは、家族のために、と自分の気持ちを殺す


泣きたい ...
それから、ぼくたちは
かくれんぼをした
十数えて目を開けて
探したけれどきみはいなくて


それなのに、例えば
ぼくの腰近くまで伸びた草だとか
時折何かがはねているせせらぎとか
どれ ...
浮き草が流れ流れて振り出しに今日も日本の茶漬けは美味い 太腿が悲鳴をあげる坂道を上る地獄を海月は知らぬ 相対愛対 おみやげの賞味期限切れてた Aカップの拇印 百均でキキララグッズを買い占めたい
マイメロディもキティーちゃんも
手賀沼の畔

今、道の駅があるあたり

河童が一匹人を待つ

臆病河童の三太郎

道祖神の裏に隠れて人を待つ

手賀沼の畔

大きな椨(たぶのき)の影で

臆病河童の三太郎 ...
その大地に立った時、私達には理由があった
けれど、その理由はまるで仮初のような
良く言えば柔らかく、形のないものだった

ただ深く、ただ青いだけの私が乗る
ゆらゆらと揺れ ...
聡明であるからこそ


自分の浅はかさを知り


聡明であるからこそ


自分の非力さを知り


聡明であるからこそ


知らなくても良い事を知り


聡明であるか ...
しずかな つばさの抑揚に
呼吸を あわしながら歩きます
しろさの きわだつ蝶を
追うとき わたしの 肩甲骨も
空を感じてました

「おたんぽぽしてるの
ふうてん とばそ」
...
私は舞い降りた

そっと爪先で立ち

首筋と背筋を伸ばし

ふんわり舞い降りた

私は言の葉の妖精 


誰かが私を呼ぶ声に

そおっとふんわり

舞い降りた

私は ...
猛り狂い 窓を叩く 真夜中の嵐に

恐る恐る 外の様子を伺おうと

少しだけ開いた窓に 風の爪かかりて

勢いよく開かれた窓に 飛び散るスリガラス

そこには 耳を劈く轟音と ただ闇し ...
どこまでもどこまでも
堕ちていくのが恋ならば
廻り続ける愛こそ望め

君との距離を保ちつつ
君の周りを廻ってた
君を優しく見守って
君の幸せ願ってた

何のきっかけだったろう
ほん ...
僕は知っている
そこには辿り着けないことを

あんなにもくっきり見えているのに
決して近づくことはない

無限と錯覚する時間
僕は何度も歩みを止めて
今いる場所を確かめる

僕は再 ...
  あんパンを頬張る
  午睡のなかでぼくは
  とうめいな壁になっていた
  どこか遠いところから
  木魚の澄んだ響き
  井戸の水に棲むたくさんの微生物
  午睡から醒めてぼ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
天使は川辺にてsample自由詩7*13/5/30 23:25
最高齢登山者花形新次自由詩113/5/30 23:09
愛せよ田園自由詩313/5/30 22:57
相合傘朧月自由詩713/5/30 22:39
わたしの雨傘にはもっぷ自由詩513/5/30 21:45
夏草Lucy自由詩18*13/5/30 21:30
蝶々吉岡ペペロ携帯写真+...3*13/5/30 20:07
アンサーソング  へ朝焼彩茜色自由詩513/5/30 19:46
ボビン藤鈴呼自由詩2*13/5/30 19:17
回転はるな自由詩513/5/30 18:58
押し花の栞秋助自由詩113/5/30 18:25
風のエトランジェ梅昆布茶自由詩513/5/30 18:19
かくれるところのない空には石川敬大自由詩913/5/30 17:38
窒息する女性はなもとあお自由詩7*13/5/30 15:19
天使は川辺にてあ。自由詩8*13/5/30 13:33
浮き草が流れ流れて振り出しに今日も日本の茶漬けは美味い北大路京介短歌1*13/5/30 13:29
太腿が悲鳴をあげる坂道を上る地獄を海月は知らぬ短歌4*13/5/30 13:28
相対愛対自由詩113/5/30 13:27
おみやげの賞味期限切れてた自由詩313/5/30 13:27
Aカップの拇印自由詩213/5/30 13:26
似合わない榊 慧短歌313/5/30 13:04
河童のおはなし……とある蛙自由詩14*13/5/30 12:43
カオス中山 マキ自由詩113/5/30 12:24
聡明owl自由詩113/5/30 10:04
天使は川辺にてるるりら自由詩23*13/5/30 9:42
柔らかな日差しに・・・tamami自由詩613/5/30 5:15
真夜中の嵐の中で。元親 ミッド自由詩213/5/30 2:13
片道螺旋かわぐちひろ自由詩113/5/30 0:49
屈折自由詩013/5/30 0:35
あんパン草野春心自由詩813/5/30 0:00

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