よく電車の止まる季節
ひとも立ち止まる季節
嫌いになるひとも電車も季節も
ぼく死にたくない
みんなに干渉されるから
ぼくが死んだら
もうぼくに関わるのやめて
人は誰しもイメージできないものにはなれない
イメージは壁の向こう側にある
まずは壁の向こうにあるイメージを
壁によじ登って見ることからはじめなければならない
壁を登るには成長する必要が ...
たとえ電話でも
ふれあっているだけで温かかった
やすらぎや多幸にしがみついていた
ぼくは聖母マリアの奇跡にさからって
あなたのなかに染み込むように
そしたらまえに進めると
ドラッカーさんの ...
肉体からでしか
たとえそれがおんなじことであっても
それぞれの肉体からでしか
ものごとは考えることが出来ないのだ
肉体とは
肉体そのもののことだ
環境のことだ
...
どの道進もうが問題は山積みだ
失うことの大きさは分かりきってるはずなのに
待っててくれじゃ足りなかった
外灯に照らされた新緑に
一羽のハトがとまっていた
夜通しひとり ...
いつも物思いに耽っているではないか
夜が明けるときの音が嫌いだ
それにしても静かな音楽が聴けなくなっている
もちろん騒音に酔いしれることもない
鼓膜は伝わる息を避けている
要するに ...
小学校から、
モンシロチョウの観察をするので
イチゴパック2つ
持ってきてくださいと
お手紙が来た
イチゴを頻繁に買う地域なのか
百均で飼育ケースを買った方が安くな ...
人は簡単に死ぬけれど 物は簡単に壊れるけれど
星は簡単にガスになって散り散りになるけれど
木も山も河も海も 時の長さに逆らって 存在できないけれど
けれど けれど けれど
...
気まぐれな君が残してくれた
これが私のたからもの
だってね、思い出いっぱいで
抱きしめたらぐっすり眠れる
ほんのり香る君の残り香に
たまに泣いてしまうけれど
君が側 ...
ここはもう戻れない金平糖の国
甘さを装って溶けることのない呪詛
が降り積もり降り積もり見た目ばかりは
綺麗だろう有り難かろうときょうも恩を売っている
色とりどりに騙されたふりをして
住人 ...
身なりを整えて
スックと立つ背に 問いかける
実なのか 花なのか 茎なのか 葉なのか 枝なのか
もしかしたら 根じゃあ 無いのか
土壌深く 埋め込まれた 存在だ などと
どうか 決 ...
青田には君をモデルにした案山子それのとなりに私の案山子
石橋を叩いて渡る性格の裏をかかれて罠にはまった
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた
となりから聴こえてきた歌を唄う
"かわにし"か"かさい"かわからないまま帰る
突然の家庭訪問黒日傘
あなたの夢へ羽ばたく翼になりましょう
白くも無く
黒くも無く
灰色の汚れた翼で良ければ
喜んで差し上げましょう
振り向かないで
きっと罪悪など存在しないのだから
前を向いて笑って欲し ...
もやもやの空気の中をいく宇宙船からミサイルがこぼれた
てきとうなお椀にいれて水を注ぐ
机の上に置いて、こわいものをもてあそぶ
たとえばこのひっかかりに指を差して
底から上手に抜 ...
130517
4畳半神秘体験
なにそれ
冗談じゃありません
今すぐ帰らせてもらえませんかと言ったって
この長い行列の人達を放置しておいて帰れるもん ...
ひとりにひとつ星があれば
遠慮なく願い事ができる
かなわなかったと怒ることができる
なまえをかこう
しるしをつけよう
星には手が届かないから
だから
私は木がすきなんだ
空 ...
私、どうして結婚するのかしら
5年付き合った
それは極々、至極フツーの流れ
誰も疑いすらしない、いたって当たり前のことなの
もうすぐ妻になる
きっと心の持ちよう
今より妻になっ ...
生まれ変わったら
水虫になりたい
ジュクジュクの
しつこい
水虫になりたい
水虫になって
貴女の
薬指と小指の
間に潜んで
貴女のことを
感じていたい
貴女の匂いを
嗅いで
...
海藻の匂いが漂い
干し蛸がぶら下がる漁村の道を
おとめは エシエシ笑いながら歩く
焦げ茶色に焼けたうなじを
苦い潮風が打つ
塩をまぶしたような髪をほつらせ
おとめは よだれを拭きながら ...
或る深夜観たいものがある訣でもないのにTVを点けた
想わず眼を見張ったそこには見慣れた歩行器を必死に
掴もうとするいつかのぼくがいた
もちろんそれはぼくではなかった
ぼくと同じ脳梗塞で倒れ ...
歩く速度
プラスマイナス
悪意と敵意
バランス
欠けて割って
世界は心のままに
救難信号
置いてけぼりにしたのは――
ちがうよ
べつにデートってわけじゃ
ぜんぜんそんなのじゃないし
楽譜を買いにいくだけだし
二人で
キュラキュラキュラ キュラキュラキュラ
(洋子)
合 ...
アナログ時計の夕日が沈む頃
わたしにSOSが届く
しなやかな息継ぎが人人を魅了する
そんなクロールに憧れるだけの
泳げない魚は歎いて、ついに
陸に出て腹をみせて
跳ねて転がってそして
...
「ぼくはなんで泣いてるんだろう」
蛙のルルは、そう鳴きました。
夜空に星が見えました。
星からの光線がとてもまぶしくて、ルルは目をしばたたかせました。
「ぼくはなんで目をしばたたかせてるん ...
そとはいつくしまれている
陽光は燦燦と花へ草へ
木木はそよぎ梢には小鳥
されどわたしはなみだする
薫風はきっと平等に
いきものの気持ちを運び
かなえることのできる場所へと
いざなって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
五月
使井 土生
自由詩
4
13/5/18 10:49
壁を越える方法
かわぐちひろ
自由詩
2*
13/5/18 10:04
汚れた歌
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
13/5/18 9:47
責任
〃
自由詩
3
13/5/18 9:27
夜通しひとり
〃
自由詩
2
13/5/18 8:07
長い休符
アラガイs
自由詩
8*
13/5/18 4:50
モンシロチョウの観察
鵜飼千代子
自由詩
11*
13/5/18 3:57
始発
山崎 風雅
自由詩
2*
13/5/18 1:14
枕
sakura...
自由詩
0
13/5/18 0:45
金平糖
もっぷ
自由詩
3
13/5/17 23:47
甘くない
藤鈴呼
自由詩
2*
13/5/17 23:31
青田には君をモデルにした案山子それのとなりに私の案山子
北大路京介
短歌
4
13/5/17 22:23
石橋を叩いて渡る性格の裏をかかれて罠にはまった
〃
短歌
0
13/5/17 22:23
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた
〃
自由詩
8
13/5/17 22:21
となりから聴こえてきた歌を唄う
〃
自由詩
3
13/5/17 22:21
"かわにし"か"かさい&quo ...
〃
自由詩
0
13/5/17 22:21
突然の家庭訪問黒日傘
〃
俳句
1
13/5/17 22:20
献身
owl
自由詩
0
13/5/17 21:44
砂雨
カマキリ
自由詩
3
13/5/17 21:27
鏡のなかの鏡—迷宮
あおば
自由詩
6*
13/5/17 21:20
星の木
朧月
自由詩
8
13/5/17 20:52
結婚
石川きようこ
自由詩
3
13/5/17 20:10
水虫になりたい
花形新次
自由詩
6
13/5/17 20:05
おとめ
壮佑
自由詩
14*
13/5/17 19:32
頑張れオッサン!
HAL
自由詩
8*
13/5/17 19:00
星の行先
秋助
自由詩
0
13/5/17 18:39
パパが戦車でやってくる
平瀬たかのり
自由詩
5*
13/5/17 17:09
間違えたかった魚
もっぷ
自由詩
6
13/5/17 14:04
さよならルル
吉岡ペペロ
自由詩
3*
13/5/17 13:13
日日
もっぷ
自由詩
1
13/5/17 13:07
2594
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
2632
2633
2634
4.07sec.