月は何色でもない
夏の葉がそのままの
あめあがりのみどりに
あたたかく包まれながら
夜の遊歩道をたどる
いい匂い
みぎめのほうが
いい匂い
柔らかくしかさわれなかった
ぬ ...
あなたとは一生関わり合うことのない他人になりたいと彼女は言った。彼女とはとても長い時間を共有していたので、別れてからもしばらくはときおり一緒に食事をしていた。ある日彼女は大事な報告があると僕を呼び出し ...
生後数ヶ月で両目を摘出してから
声と言葉を発しなくなった彼女は
木の世界の土壌に根を下ろし
大人になってゆきました
ある日、遠くから来た旅人は
人に話せぬ深い悩みを打ち明け
...
僕がある記事を書いて
入ったお金を
そのままぽんと、妻に渡そう。
なぜなら妻は、もうすぐ2歳の周を抱えつつ
僕の書いた原稿を活字に打ってくれたり
郵便ポストに入れたり
手づく ...
{引用=松田聖子との同時代はもはや左腕の種痘痕のみである。
哲学者 猿田川愕膳}
具足の季節
作詞:三浦徳子
...
【現象学】
それが親切なのか、意地悪なのか、世の常なのか、わからない
存在と時間
わたしにとって、治療をすすめるということは
意識的な時間を増やしていくということ
無意識で動くこ ...
憂いでも
蔑むな
笑っても
嘲るな
怒っても
憎悪を飼うな
泣いても
己ばかりを憐れむな
楽しめ存分に
できることなら誰かと一緒に
叫べ
耳は塞がずに
...
...
憧れは憧れのまま留めよう
遠い君なればこそ愛しさも
美しいままの形で息づいて
漂う雲に姿を変えていても
永久に変らぬままの君故に
私は愛し続けて生きるから
憧れは憧れのまま留めよう
...
グッディイブニン
その声はガイドのように 背中をさすり
背中を押し
刻を知らせる 今宵は強烈な眼差しで屋根をもすり抜け
知らせに来る
だから 世間に従い眠 ...
年寄り病気の金魚をドブへ流した
最後ぐらい川で自由にと母は言った
反論したけど決定事項、せめて幼い弟が気付かないよう
油の浮いた黒い水に沈むのを黙って見ていた
空いた水槽には、父が買ってき ...
土曜日の午後
コーヒーショップに子象が入ろうとしたが
ドアに胴体がはさまって
そのまま動けなくなってしまった
店の外から象使いの少年と通行人が
しっぽを掴んでエイヤッと引っ張っている
...
彫り物アート 右腕 赤竜 マイク 持つ手青竜
筋彫り だけで 止まる ヘタレが ゆう
時間と金がない ベタな理由 って皆がそろって同じ事ゆう !
足りてないのはマネーと時間じゃな ...
夏の夕
人殺し座の
隣にさ
じゃじゃ降りの中
居るヤツがそう
...
{引用=
文月二十日
解剖のひつようもなく
わたしの うちに
命の 砂時計の残りをたしかめる日
オメデトウ
オメデトウ
神々が休むことのないように
あゆみを ...
マックの
1000円バーガーって
パッと見
残飯にしか見えねえぞ
それはさておき
世の中には
様々なニーズが
あるもので
最近知ったのですが
ブスのアイドル
略して
ブスドル ...
蛇口をひねると水が出た
コップから溢れても水は出続けた
いつからかそれが当たり前になり
有り難みも薄まってしまった
母を頼ると愛をくれた
母は無償の愛を与え続けてくれ ...
真夜中に水を打つ音が響く 銀河を泳ぐ魚だ 闇と光のはざまを 滑らかに泳ぐ生き物
それは大宇宙の命の迸り 新しい生命を育む 循環だ
オーロラに彩られ 奴らは泳いでゆく
生命の慈し ...
ぼくの頬を撫でる風は、彼の息吹だ
空に輝く太陽は、彼の瞳だ
向こうにそびえる山並みは、彼の肉体だ
彼は語る
空を震わすあの曲に
ぼくらのこころも震えたならば
彼の歌声を確かに聞いた ...
変わらない日なんてない
水溜まりは乾き
草は地面を覆う
飛ぶ鳥は雲を追い
日は速度を落として沈む
変わらない日なんてない
日記は二日で書かなくなり
アルバムは途中から白紙のまま
...
季語忘れ比喩も忘れてエレファント
俳句など必要ないと吐き捨てる
指を切り投稿したら血を舐める
本当は理解してない現代詩
一歩
踏み入れて
安全を確かめ
もう一歩
入って
どうでもいいことを
しゃべり
そして
いきなり
足が
泥水に
掬われた
そこは
ぬるま湯
腰まで浸かったら
案外
気持 ...
名を望む空があった 写真家の名前だった
写真に収めることを 刹那主義の私だからしない
思い出は極秘の扉の鍵だけで いい 浸らない視線は 名を望む空へ
癒されざる動機に支障をもたらす 生贄 ...
わたしの
気持ちの奥、ずっとずっと
深く
ぐるぐるとうずまくような
或いは
サラサラと零れるような
この名前のないもの
名前がないものに
泣けたりも ...
がたたん
ごととん
外は
いつのまにか暗く
ここまでは来たことがある
という駅を通り過ぎて
全く
知らない場所
予想通りの
小さな駅
どこで降りても
スーパーがあって
コン ...
紙がなければ字は書けぬ
紙がなければ漢字も書けぬ
紙がなければ思考は萎む
紙は機械よりも人肌に合う
それは紙が木から生まれたから
雨が降った次の日
余分なものが洗い流されて
心に残る青空になる
心が浄化された時の
あのスッキリした感じと同じ
青空の下で繰り広げられるドラマ
色褪せない愛を繋げていく
青色 ...
貴方の笑顔が大好きで
少しでも貴方の闇を凌げたらと
私は必死に没頭した
突然の吉報で
貴方を喜ばせられる術を
散々考えてね
やっぱり僕には
こうするしかなかった
僕の大切な ...
あかい死に神を 方角も煙もない風のなかに逃がしていく
雨のなか 金縛る視線は ただ土をただ滅ぼしていくだけ
届くのか 届かぬかわからぬ 厚い雲から離れた夢を一艘の小舟に乗せた
波も浮かぬ 日向に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月は何色でもない
北大路京介
自由詩
6
13/7/24 0:09
あめあがりのみどりに
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/7/23 23:59
おしぼり
あまのじゃく
自由詩
1
13/7/23 23:40
木のひと
服部 剛
自由詩
10
13/7/23 23:39
聖銭(ひじりぜに)
〃
自由詩
3
13/7/23 23:22
2013夏 聖子超人伝説
salco
自由詩
10*
13/7/23 22:27
現象学
はなもとあお
自由詩
5
13/7/23 21:55
政治家にはなりたくない
ただのみきや
自由詩
18*
13/7/23 21:51
どしゃぶりだし分かりゃしねぇと思って
TAT
自由詩
2*
13/7/23 21:36
憧れの君へ・・・
tamami
自由詩
2
13/7/23 21:07
ランダムな声
朝焼彩茜色
自由詩
3
13/7/23 20:54
かわいい金魚
フゥ
自由詩
3*
13/7/23 20:54
あんた誰?
壮佑
自由詩
25*
13/7/23 20:42
彫り物
卍琉九卍
自由詩
2*
13/7/23 20:40
誕生星
TAT
短歌
0
13/7/23 19:51
文月の紙ひこうき
月乃助
自由詩
13*
13/7/23 19:49
ブスドル
花形新次
自由詩
0
13/7/23 19:42
母なる湖
中村 くらげ
自由詩
7*
13/7/23 16:21
天空の魚
梅昆布茶
自由詩
9
13/7/23 16:18
彼は語る
ゆったいり
自由詩
5
13/7/23 15:53
変わらない日なんてない
小原あき
自由詩
10*
13/7/23 15:35
エレファント
左屋百色
俳句
1*
13/7/23 14:37
不確か
チアーヌ
自由詩
2
13/7/23 14:22
「名望空」写真家の名前
朝焼彩茜色
自由詩
5
13/7/23 13:18
名前のないもの
大西 チハル
自由詩
3
13/7/23 12:57
知らない人と
チアーヌ
自由詩
11
13/7/23 12:16
紙
ビル
自由詩
1
13/7/23 10:57
青空の下
夏川ゆう
自由詩
3
13/7/23 9:08
必要悪から幸福へ
紫蓮
自由詩
2
13/7/23 5:40
誰もわからない
十二支蝶
自由詩
0
13/7/23 3:12
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
2632
2633
2634
2635
4.36sec.