俺はおまえの
慰みもの
どんなとこでも
舐めてやる
イヌと言うなら
言ってくれ
ワンワン鳴いて
ケツ振るぜ

人間イヌ
人間イヌ

バターを塗って
待っていろ

...
ホットミルクと、
現実はよく似ていると

誰かが言っていた

十秒の間に、
差異はないと思っていたけれど

確実に膜を張っていて

ぬるま湯の妄想と
冷たい空気の間 ...
休日、タイ料理をたべて、よく晴れていたのでちいさなピクニックをした。コーヒーショップで買った飲みものとパウンド・ケーキ。さいきんできた、わたしのあたらしい友人は胸に青い薔薇を咲かせている。
公園 ...
僕は隣人部の部員
立派に友達がいないんだ
一緒にお茶したり指相撲大会や野球拳や花札などを
誰とも楽しめないんだいっそのこと親兄弟も縁を切って生きようか
残念系の人間としては情けない良果である
...
雨の日をえらんで走ってきた
すこしでも跡がつくように
それでも

あなたが
まばたきをするだけで
世界はすっかり乾いてしまう
赤ちゃんの髪の毛のように頼りなく
やわらかい抱擁に
「あい」というなまえをつけてみるこころみ。

おずおずとしたやさしい腕の持ち主を、見上げる。
いちねんまえの初夏の木陰で、透明な涙が光って ...
 よいしょ ほら これで見えるだろ
 うん お馬さんいっぱい歩いてるね ねえお父さん
 何だい
 あのお馬さんピカピカできれいだね
 どのお馬だい
 ほら あの4番のお馬
 ああ あれはト ...
シロツメクサが、あちらこちらで群れている
時折たんぽぽの黄色い花びらが見え隠れして
まるで、簡単すぎる間違い探し


花冠を作れないのはわたしだけ
細長い葉っぱを千切ったり
ありの行列を ...
君の白い指が好き手紙を書いたり電話をかけたり
ときどきみみたぶを摘まむ癖のある君の指が好き

苛立って乱暴に鍵盤を叩いたり上手に包丁を操ったり
水道の蛇口をひねる君の指が好き

ず ...
後戻りはよく情けないとか
卑怯者のすることだとか
軽蔑の言葉すら浴びせられ
強い口調で諭されることも
卑怯だとまで言われることがあるけれど

そう言うひとたちにぼくは問いたい
高く跳躍す ...
思わせぶりに哀しみを首から下げて同情を拾い集める卑しい心根
人の好意に素直に応えられずにそっぽを向いている臍曲がり
拗ねて見せれば彼女の気が引けると思っている浅はかさ
自分を顧みずに周りや環境の ...
こんなにちかく

腕が800メートルくらい伸びれば

額に手をおいてあげられる

首が800メートルくらい伸びれば

おつむであなたに甘えられる

300キロは無理だけど

8 ...
三輪車を 逆さにして
サドルを ペタンと地面に つけて
ペダルを おててでくるくるまわしながら
もうひとつの おててで 車輪に砂をかけて
しばらく くるくるまわして 突然叫ぶ
「ど ...
焼き芋売りのおじさんが
自慢の芋を 「新聞に包むんが一番 うまいんだ」とか
「栗より甘いよ ほら十三里だよ」と渡してくれて
九里たす四里で 十三里なんだよ とか なんのこっちゃか解らんこと ...
驚きもしない
、中庭から羽ばたく音に耳を奪われる
素麻のキャンバスには西日が翳り
餌を求めに鴉が飛来して来たのだ
立て掛けた鏡の中で時間だけが立ち止まる
瞳の奥には一瞬の戦慄と震え
...
絵筆に水をあたえているあいだに
なに色を使おうとしたのか
もうわからなくなっていました

あれから
もうずっと水で描いています
びしょびしょの画用紙が
いつまでもしぶとく破れない
...
じじからもらつたわらばんしにきらいなにんげんのなまえをかいた。

「静かにしてくださいよ」という声がして、みんな黙りました。
残念です。結局答えは1つしか用意されていなかったのですね。
最初か ...
ふくらはぎが つかれたら
マッサージに行くといいよ
中国人のお姉さんが揉みほぐしてくれる
魔法のように
ステップも、ほら、軽い!

あるいは
肩がガチガチに重たくなったら
タイ人の ...
  五月、
  牛舎はくたびれて
  立っているのもやっとのようだ
  風のにおいはつんと饐え、
  鍬があちこちで土に埋まっている



  午後になり、積まれた干し草を
...
少しセウユの香りが混じった湿気が、今日のぼくにまとわりつく

辺りは突然コートを脱ぎ捨て
足の指先を見せびらかせながら
ネオンの街を颯爽と舞っている

あ れ ...
  いい夢と
  わるい夢がならんで
  砂利のなかに混じっている
  風はいつしか乾き、
  口のはじが切れている
  きみのざれ言は聞きたくない
  きみの睫毛がうごくのも
...
曽祖父の時代
人類はピンポン球の上にへばりついていた

祖父の時代
人類はピンポン球すれすれをやかましく飛び回っていた

父の時代
人類はついに1メートル先のパチンコ球まで到達した

...
夕茜の
明るい目裏をみながら
ヘッドフォンの中にたてこもり
やがてしっかり目を瞑って
頭の中の音だけに浸った

天才たちが残してくれたメロディと
テキストの感傷を
ああ、天才でもないの ...
こんにちは
酩酊の神様
無限の泉からほとばしる無数のファラオ達
dionyss
私はあなたをお慕いしています

透けるような
風が織りなす世界
この世界の空は青い

この空の下で鮮 ...
空前のオネエタレントブーム
と言ってもいい
今日この頃ですが
その先駆けはやはり
カルセール麻紀さんでしょう
今でこそ
手術で取っちゃうなんてのも
よく聞きますが
カルセルー麻紀さんの ...
 童貞のまま死ぬ

  どこかで起きてる人口爆発
おまえの中学時代の詩集音読してやろうか 前世がマリー・アントワネットの会 柏手の響く境内夏兆す 自由って
探すと自由じゃない

おふとんの中ぐらいの広さでいい
伸ばした手足が届くぐらい
それより先が未知数で
それよりうちが私の温度

自由って
想えば想うほど自由じゃない

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
人間イヌ花形新次自由詩0*13/5/16 19:24
膜の境界線秋助自由詩113/5/16 18:41
薔薇のこと2はるな散文(批評...213/5/16 17:59
アップルパイを捜して梅昆布茶自由詩613/5/16 17:51
雨の日はるな自由詩413/5/16 17:36
はじまりはいつも、はじまりすぎている。凍湖(とおこ...自由詩5*13/5/16 17:03
一九九三年十二月二十六日午後 中山競馬場パドックにて平瀬たかのり自由詩7*13/5/16 15:55
昭和ノートあ。自由詩413/5/16 15:14
梅昆布茶自由詩613/5/16 14:34
反論HAL自由詩4*13/5/16 14:10
嫌な奴梅昆布茶自由詩9*13/5/16 14:05
こんなにちかく吉岡ペペロ自由詩613/5/16 12:55
美味しいねるるりら自由詩19*13/5/16 9:16
栗より甘い自由詩11*13/5/16 9:15
自画像アラガイs自由詩6*13/5/16 5:22
画用紙はるな自由詩313/5/16 1:09
昭和ノートメチターチェ...自由詩6*13/5/16 1:03
マッサージポエムうめぜき自由詩113/5/16 0:33
牛舎草野春心自由詩313/5/15 23:21
キャンディーうめぼし自由詩013/5/15 22:46
ふたつの夢草野春心自由詩513/5/15 22:45
ピンポン球かわぐちひろ自由詩0*13/5/15 22:43
群青「緑」の詞  感傷木原東子自由詩13*13/5/15 22:43
dionyss2012自由詩113/5/15 22:10
失礼この上ない花形新次自由詩213/5/15 21:51
童貞のまま死ぬ どこかで起きてる人口爆発北大路京介自由詩113/5/15 21:20
おまえの中学時代の詩集音読してやろうか自由詩1013/5/15 21:19
前世がマリー・アントワネットの会自由詩613/5/15 21:19
柏手の響く境内夏兆す俳句113/5/15 21:18
自由の泉朧月自由詩713/5/15 21:15

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