顕微鏡で神を覗く二匹見つかった
薔薇が月を包み新しい星になる
歌詞の意味知らずに聖歌隊は唄う
多孔質の美しさが祇園精舎の鐘の声とともにさも永久不変なものと対峙するように
赤い舌を震わせ懸命に【au】の発音を試みては痛々しい失敗を繰り返した
だがそれは抗不安薬による副作用に違いなかった
...
モーニングコールを聞く、私はホテルにいることに気づく、そして時刻も同じ理解であるように。
フェードアウトのロックが身に染みる。言葉と再開の時刻。
時と読んだほうがよほど詩的であるように、青は蒼に代 ...
あなたのコーヒーカップの上で湯気が揺らめく
今ある時が過ぎゆくのを平静な気分でじっと見つめてる
何もかもから離れない気持ちを大切にしたい
気づいていなかっただけ
誰もが心を抱えているのを
つ ...
職場をいちばん最後に出て
終電間際の電車を降りて
昨日と明日のあわいを歩いていた
街道沿い
歩道の隅
長い手足をきゅっと折り畳んで
体育座りでそこに居たんだ
白い ...
ガイアに斜陽族の住み家が・・・・
と言うと気障だが
猫背になった半生
その古ぼけた廊下のかなた
老化の狼火が見えはじめた
あたかも妖精の弄火のように
...
人生というものは本来
純粋なものなのか
という素朴な問いに対して
年上の彼の立場としては
人生はかなりのものが不純物で
出来ているという話をしていたはずだった
ここに座って
潤してい ...
アニマとアニムス
男のなかの男(あ)、と、男のなかの女(い)
女のなかの女(い)、と、女のなかの男(あ)
男は(あ)で生きていて、女は(い)でいきている
男のアニマは(い)で女のアニム ...
くちびるの完成形が春の水
未使用の蛇口いっぱい朧月
ジャンヌダルク腹筋春の水汚す
黙読のむかし少年アマリリス
祖父曽祖父ほぼ平行の春野です
たんぽぽよごめんごめんと理科教 ...
風になびくしなやかなロン毛
枯れ木のような長身の体躯
痩せた頬 ニヒルな口元
あいつは武蔵野の小平市あたりの
砂塵の中から姿を現わすと
背にしていたソフトケースから
フェンダー・ストラ ...
鍵盤にバネが仕組まれているの
飛んで音を一気に出すの 一回一回一期一会
毎回毎回シンクロニシチィー
明るさの尊さ 誇り
明るさの喜び 素直さ
アルファをもったいぶらず 渡す 与える
...
本日の日曜討論は
検証アベノミクスと題して
経済の専門家をお招きし
お話を伺います
先ずお一人目は
日本青果店協会
宴会副幹事の
真行寺公夫さんです
あー、一口に
あべと言 ...
...
若葉風若返る肌張りがある
五月雨リズムよく降る癒し系
柏餅悪戯をした人許す
多分トキはそんな事はしない
...
確かに
文句は言った
言ったけれども
復讐の仕方が
顔の前で
屁をこくって
あまりに
レベルが低いと言うか
失礼にも
ほどがあると言うか
クーッ、それにしても
目に染みるな
...
家にはもう一人の大人がいて
毎日稼ぎに精を出していてくれる
家ではとかく影の薄いこの男だが
一歩外に出るとなかなかやり手らしく
この春、重役に昇進したらしい
自慢するわけでも、また隠すわけで ...
BGMと馴染む空気を吸い込み 悲観を吐き出し
ひたむきに今と会話しながら 前向きに死に向かい
残りの人生を諭す全ての偶然を正の字に丁寧に著してゆく
だって とりあえず 確かに きっと ...
現代詩がわからなくなってきた週末
代車で道に迷った時の不安
詩が思い浮かばぬまま投稿
その神殿は太陽に向かって開かれていた 聖餐に若い処女が捧げられた
雨が大地を潤す頃 僕の大好きな人は太陽に嫁いで行った そこは太陽の王国だった
神話は陽光に満たされ 北国の花嫁たちが掠奪さ ...
0時の郊外を歩いて、押しボタン式信号機を押さずに赤信号のまま横断歩道を渡らず待っている。車が目の前を通らず、この前まで冷たかった風はいつの間にかぬるくなっているような気がして、これが優しさかと勘違いし ...
夏が足を踏み入れる前の雨
冷たい丘の上に一人で立つと
懐かしい甘い匂いがした
まだ子供だった頃
よく遊んでくれた皺だらけの手を
思い出して
枯れてしまった無花果 ...
魂がふかく傷ついている
わたしたちの身体には血がながれている
魂が傷ついた
そのおなじふかさで
自身の身体に傷を刻んで
いたみを
目に見えるようにする
バランスをとっている
...
知ると集めたくなる
際限なく懐に容れて
千億枚の世界、見切れない世界
知りたいから知らない
花の首を折って手の平にのせて笑う
ひろがる風景は立ちすくむほどに
一面の無言のポピーの原っぱ
あとは空だけ、ほかに何もない
音、振り向くと一軒の民家があった
蜘蛛の糸にすがる、
そんな心地ってこんなだろうか
...
おはよう
さよなら
もう二度
言えなくなる前にもう一度
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
顕微鏡で神を覗く2匹見つかった
北大路京介
自由詩
5
13/6/7 23:30
薔薇が月を包み新しい星になる
〃
自由詩
6
13/6/7 23:29
歌詞の意味知らずに聖歌隊は唄う
〃
自由詩
3
13/6/7 23:29
擬音のごとく
atsuch...
自由詩
5*
13/6/7 23:15
Holy diver
松元奉久
自由詩
0
13/6/7 22:58
静かにコーヒーを
杉原詠二(黒...
自由詩
6*
13/6/7 22:38
猫を拾う
伊織
自由詩
5*
13/6/7 22:25
密雲の燐光
信天翁
自由詩
4
13/6/7 22:13
或るコーヒーテーブルの傍らで
りゅうのあく...
自由詩
7*
13/6/7 22:10
アニマとアニムス
はなもとあお
自由詩
5*
13/6/7 21:58
悲喜こもごも
とつき
俳句
1
13/6/7 21:19
遥かなるギターバトル
壮佑
自由詩
16*
13/6/7 20:30
明るさの本音の音
朝焼彩茜色
自由詩
6*
13/6/7 20:25
日曜討論 検証アベノミクス
花形新次
自由詩
0
13/6/7 20:11
AAAAと来てJ
TAT
俳句
1
13/6/7 19:42
若葉風
夏川ゆう
俳句
1
13/6/7 19:23
多分空条承太郎はそんな事はしない
TAT
自由詩
2
13/6/7 19:22
目には屁を
花形新次
自由詩
1
13/6/7 19:16
守護神
和田カマリ
自由詩
2+*
13/6/7 18:13
ここにいるS
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/6/7 17:27
現
左屋百色
自由詩
8*
13/6/7 17:22
代
〃
自由詩
0*
13/6/7 17:21
詩
〃
自由詩
2*
13/6/7 17:19
太陽の王国
梅昆布茶
自由詩
10
13/6/7 17:07
曇り空の晴れ
いとうゆうや
自由詩
0
13/6/7 15:59
無花果
中村 くらげ
自由詩
0*
13/6/7 13:38
魂の血がながれている
はなもとあお
自由詩
4
13/6/7 12:54
simpleminded
mizuno...
自由詩
1
13/6/7 12:37
わたしの耳は
もっぷ
自由詩
5
13/6/7 11:45
通奏低音
秋助
自由詩
0
13/6/7 9:29
2588
2589
2590
2591
2592
2593
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2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
5.17sec.