白いときは過ぎて
テーブルのうえに飾られた造花
死んだ動物の肉と
赤い靴下
カレンダーのしるしが
ぴらぴらと減っていく
みんな行ってしまった
ほそい煙草が
長方形のまま燃えつきてゆ ...
さようなら、もう二度と会わない
それがふたりの歴史だけど
終わった物語のつづきを
独りつむぎはじめる夜がある
行き場のない言葉、
知られることのない感情
ランプの下にならべて、もて ...
生きている
だからそうして息してる
息してる
だからこうして生きている
幼い頃から海が大好きだった。
道産子なので北の大地も僕の遊び場だったが函館という港街に長く住んだ。
洋風の風が吹くこの街で潮の香りが好きだった。
朝市のような活気に満ちあふれた世界はとても心 ...
笛吹きケットルが壊れて
笛吹かずケットルになってしまった
笛を吹かない笛吹きケットルは使い難くて仕様がない
ケットルを買い変えようと思った矢先のこと
突然 笛吹かずケットルが言った
...
しょくぶつえんで待ってるねってトモヒロくんにメールしてから、リップクリームをいじくって遊んでた、半透明の、わたしこんなことばかりしてる、ゼリー状の、誰にも真似されたくなくて、真似しちゃったりぼんのむす ...
{引用=
到来は 雨月の{ルビ小夜時雨=さよしぐれ}
遠くに{ルビ鳴神=なるかみ}もあらぶるよう
昔は今 豊葦原の中つ国、その奥山に御霊がたずねる湯屋がございます
姫垣のむこう ...
白いおまもりのはいったふうとうのふうを
ひとつひとつほどいていったひろさの中で
ひだり目は茶色みぎ目は薄緑のわかくさ色の
スカートの正座の少女の音読はささやきのさざなみの
ひざがしらからはじま ...
錆び付きもよい、と金を払う。
あたかも世界を描いている。
見ている人は見ているけれど、額が学とは限らずに、リズムが言葉の旋律となる。
夜空に染みゆく、夜空の詩には、ザアザア流れる ...
あなたの首もとにぶらさがる銀の鎖
使いがってのよさそうな長い舌
うるおしたい
うるおしたい
月の柔い灯り……
嗚呼、
小石の影。
...
死にたくないのは痛そうだから?
痛くなかったら死ぬの?
痛くても生きたいの?
からだもこころも
ぜんぶ弁慶の泣き所
だからけんかしないんだ
だから生きてゆけるんだ
...
■提供はおっぱい同盟です。
■スレの目的としては、
1.おっぱい詩の唾棄(=投稿)、またはその宣伝とか。
2.そのアーカイヴズとして。※
3.おっぱいへの熱い想いの披瀝。詭弁、熱弁。
...
何にも手につかない昼下がり
いたずらに伸びた髪をくくって
裸の目には世界は曖昧にしか見えない
外から支配する微熱が
指先から内側へ忍び込んで
たまらなく逃げ出したくなるから
足元で丸くなる ...
『彼は宗教上の理由で○×できない。』
という例文は
非常に素敵なものである。
神の威を借ることで
彼らはたやすく自らの主張を貫ける。
{引用=リピートアフタミー}
...
わたしの心臓を
あなたがもちさってしまったから
うごけないの、
たすけて
カブキーは
毎晩盛大な
パーティーを開いて
色んな人々を
招待していた
それもこれも
湖の対岸に住む
あの人と再会するために
どんちゃん騒ぎを
聞き付けて
あの人が
この ...
しろいおんなの
しろい足のうら
しろをつきつめると
結局しろでおもしろくなく
かるくおんなをついてみると
けっかんがすけてくる
くもがひろがる
芝生は養生中
入らないでね
あじさいの ...
あたしの場合
オスだけのプレイは
気持ち悪くて
よう見られんのですが
そこに
メスのプレイが
加わると
俄然興味が湧いて来るんですね
もっと言いますと
メスだけのプレイは
雑味が無 ...
もう乳に触りたい以外夢もなし
部屋の隅に座り外を見やる
網戸に絡まる虫の群れ
諸行無常の響きあり
もう乳に触りたい以外夢もなし
今宵の月は魔物。
天空の漆黒はその臓腑を抉られうっすらと白い血を流す。
私は憤然としてそいつに立ち向かおうとするのだが
姿すら現さないなんて卑怯ではないか。
今宵の月は魔物。
愛すべ ...
赤とんぼ 無数に浮かぶ 夕まぐれ
あの石切り場 遊び呆けて つまづいて
ちょっとこころをおいてきた
指切り忘れて ふりかえる
鼻水垂らしたあいつやら しょんべんちびったあいつやら
みんな ...
モコモコと入道雲はふくらんでマシュマロマンに姿を変える
老人は青年に諭すように言った。
「中国の長城のように長い人生にも、終着点はある。生は死に対して一瞬である」
青年は答えた。
「死は生に対し、一瞬である。あまり一過性の死に囚われすぎないこ ...
長調で終わるさだまさしの曲の歌い始めは囁くように
サトミちゃん部長と寝たの丸わかり昨日は敬語今日はタメグチ
遺言聴いてないことにしてる
クリオネの真似ではごまかせない
海のない街に錨を下ろす
日曜の朝 僕は生きていた 相変わらず
美術館に行こう そう思った とても縁遠い生活だ
生活もできていないかもしれない
僕のなかには整理されきちんとしたものなんて何も無かった 歴史さえも
ア ...
銀で出来た蒸気機関車が黄金の煤煙を噴きながらプラチナのレールを走ってくる。よく見ると煤煙は大量の金粉だ。噴射され空中へ舞い上がったあと、キラキラと輝きながら草原に降り積もる。煙突から噴き出る大量の金 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
赤い靴下
はるな
自由詩
3
13/6/9 22:22
つむぐ
jin
自由詩
1
13/6/9 22:21
リバー
秋助
自由詩
2*
13/6/9 21:04
海と風と僕のねじれたこころ
梅昆布茶
散文(批評...
9
13/6/9 20:54
笛吹きケットル
ただのみきや
自由詩
21*
13/6/9 19:46
17さいの夏の日はやっぱ無味だよねわらい
ざらざらざら...
自由詩
10*
13/6/9 19:19
湯屋
月乃助
自由詩
7
13/6/9 18:58
白い夏庭
とつき
自由詩
6
13/6/9 18:14
錆びがついている
松元奉久
自由詩
0
13/6/9 17:01
使い勝手のいい舌
草野春心
自由詩
2
13/6/9 16:42
日傘をさして
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/6/9 16:27
おっぱい
会議室
13/6/9 16:08
からから
Mélodi...
自由詩
8
13/6/9 13:53
彼は宗教上の理由で○×できない。
亜樹
自由詩
0
13/6/9 13:36
どろぼうさん
伊織
自由詩
4*
13/6/9 12:25
グレート・カブキー
花形新次
自由詩
0
13/6/9 11:57
擬態
とつき
自由詩
3
13/6/9 10:35
オスプレイ
花形新次
自由詩
1
13/6/9 6:51
もう乳に触りたい以外夢もなし
まきしむ
自由詩
4
13/6/9 3:26
罪業
ヒヤシンス
自由詩
6*
13/6/9 2:38
夕まぐれ
梅昆布茶
自由詩
16
13/6/9 1:59
モコモコと入道雲はふくらんでマシュマロマンに姿を変える
北大路京介
短歌
5
13/6/9 1:30
砂漠の花
済谷川蛍
自由詩
1
13/6/9 1:30
長調で終わるさだまさしの曲の歌い始めは囁くように
北大路京介
短歌
1
13/6/9 1:29
サトミちゃん部長と寝たの丸わかり昨日は敬語今日はタメグチ
〃
短歌
3
13/6/9 1:29
遺言聴いてないことにしてる
〃
自由詩
5
13/6/9 1:18
クリオネの真似ではごまかせない
〃
自由詩
4
13/6/9 1:18
海のない街に錨を下ろす
〃
自由詩
7
13/6/9 1:17
サンデーモーニング
梅昆布茶
自由詩
7
13/6/9 1:16
蒸気機関車
済谷川蛍
散文(批評...
2
13/6/9 1:16
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
2594
2595
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2597
2598
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
加筆訂正:
笛吹きケットル
/
ただのみきや
[13/6/9 20:07]
何か所か直しました
5.09sec.