祈りのような音楽が溢れる部屋で
僕は君の美しい背中を見ていた
雨のような雪が降り
呼吸をやめた肌を冷たく濡らす
いったい誰が
あの眩しいばかりの日々をさらっていったのか
僕には到底分か ...
一人
流れる世界が
僕は見えなかった
酒に溺れては
毎晩のように入れ替わる恋人たち
そこには君もいた
今日も墓場の影を恐れ
盛り場へ
金もないのに
一人カウンターに入り浸っては
...
サンターまん
ぱんたグラフ
海岸線
海岸線
ヨーグルト臭
微かに
幽かに
かすかに
上がったり揺れたり
下がったり塞いだり
はたみよとよと
旗見よ豊と
おととと
お魚は頭で
...
黄色い線の向こう側から
イヤホンから流れる音楽を遮って
声が聞こえる
大きくはない
囁くような声で僕を呼ぶんだ。
{引用=
ファミリーレストランで、家族が蟹を、食べていた。母が、父が、姉
が、蟹を。脚を砕き、殻を剥き、みそを啜り。時折、ウェイターが空
いた皿を下げにやってきたが、それに目もくれず、蟹を、食べ ...
或る一日
左から右へ弾む球体を
掴む同作
繰り返している内に出た
原
は公園の一部で木に囲まれていた
赤いワンピースを着た小さな女の子
黄色い帽子を被っている
しゃがみ込み ...
月夜に誓った
あの人を護ると
天高く上がる
三日月に
小さかった僕に
確かにあった
右手の正義
左手の愛
がむしゃらに走り
決意の剣(つるぎ)で立ち向かい
未来(あした)の ...
ミツバチ消えた
花粉が
花粉が
行き場を失った
世界から
緑がなくなる
宇宙から
命がなくなる
ミツバチ消えた
花粉が
花粉が
...
声ってなんだろ
なぜ声がほしくなるんだろ
落ち着くつもりが
言葉がとまらなくなる
金のことばかり考えている
さっきまでのことに
執着してしまっている
お昼 ...
時折懐かしく立ち止る
アラベスクの文様から
秩序と論理の符合する
緻密な整合さに魅了し
時折懐かしく振り返る
アラベスクに疲れた時
曖昧で淡白な彩と音色
交互に惹かれては離れ
...
夕飯まで関わりたい
食べてほしいものを
食べさせたいものを
お腹すきすぎてない?
ストレッチとかした?
夕飯まで関わりたい
からだにいいものを
おいしく食べた ...
遠雷や移転進みたる水没地
洗い髪いまは妻ではない女
渋谷のあちこちにハチ公
お見合いにチワワ連れてきたのか
ロボなりに女装している
おおきな おおきな 木を 想像して
それが
あなたを 守っていると
街に根をはり
ビルを突き破り
どこまでも どこまでも
果てしなく おおきな木が
誰も知らない
あなたを ...
なにもないから
窒息する
なにかがつまっているから
息苦しい
部屋のなかの空を
見上げている
満天の
星空だ
虚ろならむしろ業を引き受ける
虚ろでも空を仰いで恋もする
虚ろなんて酒の肴にしてしまえ
時を知る空っぽの心響く足音
虚空蔵菩薩になれないろくでなし
大切なもの すてられないもの こだわって
でも時はすべてを 風化させてゆく砂
眼に焼きつけた君の横顔 しなやかな指の運び 密やかな息遣い
階段の手摺を 君がもたれかかっていた重みを ちょっ ...
世界一高い山よりも
海は深いのだという
だが海面が下がれば
山の方が高くなる
火星には
世界一深い海よりも
さらに高い山があるという
しかし火星に海はない
それゆえに
高い山 ...
痛くなんてない
どんなに光速でぶつかっても
痛くなんてない
ちょっと消えるだけ
たまに現れるだけ
あたりまえのこと
人が生まれて死ぬのと同じくらい
あたりまえのこと
少しの ...
ここにいる というリアル
ここでちらちらと見ている というリアル
恋をしていた というリアル
恥ずかしい 恥ずかしい
書くことは どこか恥ずかしく
何を書いても 一抹 ...
ガーベラ バレリーナの背筋の通る首のような 滑らかな
その首かしげ
少年も青年も 性を見ずに純粋に触りたくなりそうな 一目惚れの可愛さに
くちもとが 止まる
世界が止まったと錯覚する 若い ...
○「ママ!なんでこのお人形、おしりに穴が開いているの?」
×「くそばばあ、俺のウルトラマンの入った箱・・・何処にやった!」
●「M78星雲、光の国。全能の神である右手と左手 ...
ああしたらこうしたらと
みんな無邪気に言ってくれる
わかってる、無邪気には
よくよく気がついているから
もう言わないで
放っておいて
ああもこうも、もうすでに
わたしにはすることができないから
愛 ...
足りないものはない
全てが揃っている
あなたは希望の光を纏っている
あなたは光り輝いている
無条件の愛そのもの
周りには様々なエネルギーがある
個性を持っているエネルギー
両手を広げて
全身で良いエネルギーを吸収する
細胞が活性化されていく
自然のエネルギーは優しい
身体の奥深くまで届く
...
プラスプレッシャー 黄色い金色 華火のように感じ
前へ 進み
上向きに 昇り 向かい風を 迎い浴び
さらにさらに 頂きへ天からの はしごさえ 見向きもせず
プラスプレッシャー そ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕は君の美しい背中を見ていた
倉井
自由詩
2
13/6/5 3:54
四畳半の世界地図
番田
自由詩
1
13/6/5 1:08
織り火
秋也
自由詩
0
13/6/5 0:56
続五月
使井 土生
自由詩
0
13/6/5 0:49
ぼくらの七日間幻想
sample
自由詩
7
13/6/5 0:48
或る一日
まきしむ
自由詩
0
13/6/5 0:38
戦い
ムウ
自由詩
0
13/6/5 0:03
ミツバチ消えた
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/6/4 23:54
声ってなんだろ
〃
自由詩
3
13/6/4 23:48
アラベスク・・・
tamami
自由詩
4
13/6/4 23:41
夕飯まで関わりたい
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/6/4 23:40
遠雷や移転進みたる水没地
北大路京介
俳句
2*
13/6/4 23:24
洗い髪いまは妻ではない女
〃
俳句
4
13/6/4 23:23
渋谷のあちこちにハチ公
〃
自由詩
5
13/6/4 23:22
お見合いにチワワ連れてきたのか
〃
自由詩
7
13/6/4 23:22
ロボなりに女装している
〃
自由詩
2
13/6/4 23:22
木
佐藤伊織
自由詩
2
13/6/4 23:06
夜空
〃
自由詩
3
13/6/4 23:02
虚空
梅昆布茶
俳句
1
13/6/4 22:53
遠く美しいもの 憧れ
〃
自由詩
8
13/6/4 22:37
基準
かわぐちひろ
自由詩
5*
13/6/4 22:00
量子
〃
自由詩
2*
13/6/4 21:52
恥ずかしい
ビル
自由詩
1
13/6/4 19:14
ガーベラ 踊りたくて
朝焼彩茜色
自由詩
11*
13/6/4 18:04
ウルトラの秘密
和田カマリ
自由詩
2*
13/6/4 18:01
愛しいジャン、
もっぷ
携帯写真+...
2
13/6/4 17:53
光
夏川ゆう
自由詩
2
13/6/4 16:14
両手を広げて
〃
自由詩
3
13/6/4 16:05
どうぞお好きなように
秋助
自由詩
1*
13/6/4 16:00
プラスプレッシャー
朝焼彩茜色
自由詩
5
13/6/4 14:07
2591
2592
2593
2594
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
加筆訂正:
年迎う
/
北大路京介
[13/6/4 21:04]
も一度→もう一度
恋と愛のあいだの何秒か
/
りゅうのあくび
[13/6/4 19:44]
遅筆ですが推敲しました。
俳句2012 7月下旬
/
北大路京介
[13/6/4 18:52]
夕焼けや殺人計画 → 秋入日殺人計画
4.83sec.