その天使は
ふと忘れた頃に
清らかな翼で
僕を包んでくれる

この度は
辛くて仕方のない時に
やって来てくれたので
僕は一息つくことが出来たよ

けど
きたない僕に
その清らか ...
樹木のおそらく八割のみどりの葉と
そこの葉緑素もみかたしている影は
マチュピチュナスカシラクサといった
昔話にしか出てこないまちの
まひるの火事のようにじぐざぐしていて
彼女はきょくりょく手 ...
きょうはいちめんのくもり空に
名付けようもなく座っている
こんどこそきちんと
この世界から手を離そう
ぶらんこ乗りたちが出会いを繰りかえすように
最近CFを観ているとすべてとは言わないが
腹が立つ以上にむかつきを覚える
理由はアイディアのひと雫もないからだ

そうかなと想うひと一度CFをじっくり
ご覧になって下さいませんか
殆どが駄 ...
「ロケ地が このビルなんてさ」
ドラマのロケ地で実際に働く 女性は女優ではない

朝6時入室 入室ご蛍光灯スイッチをすべてON
17時 続々と「おつかれ」とか言い合い 
ド ...
君の声を
聞かなくなっていつかぶり

いつまで経っても
いつだって待っても

本当の事は癒えないままで

世界の声が
君だらけになって灰かぶり

いつでも待っても ...
テロメアの短い羊夾竹桃 独り居のタバコの煙梅雨曇 欲しいのは元カノと金さくらんぼ ペン回しで入学できねーかなー ゆで卵じゃなかった 左手から花が出るはずでした   視界の開けた農道の十字路で
  車同士が衝突する死亡事故が
  今年二件も起きた

屋根の上の仕事師は言う

屋根の上が安全です
棟は細くておっかないって?
歩く足の幅が有れば十分 ...
このまま埋まりたい

地中の奥の奥の奥まで
落ちて落ちて落ちて


そのまま羽根が生えるのをまって
それからゆっくりゆっくり地上にでて





時間が立ってしまったみたこと ...
その憤りは私が引き受ける、と靴が言った。 ただ恋を占うために
花弁を毟られた花だって
きっと種を抱(いだ)いてみたかった、にちがいない
なんて思う
のは、身勝手!

わたしは花じゃないので
花の ...
昨日が終わり
君はパイプオルガンの鍵盤のように
その時代を弾いてるんだね
でもさ
四角いプールが水をこぼすほどの
雨が降らない
だから、あたし聴いてるよ
カート・コバーンみたいに打ち抜け ...
舟を漕ぐ。
昏い水面。
舳先の灯りに、身をよじるさざ波。

ぐっと櫂を引くと、私とおなじ力で、圧し帰してくる
水の確かな、手応え。

立ちこめるミルクの霧を透かしても
目指す岸辺がどこ ...
          130610



普段着のまま尻端折る
本のページの隅を折る
この次に出会ったときには
もっとイケメンになっているはずだ
...
こんにちは、皆さん。
今日は「選択」の話をしよう。
みなさんは、僕がいつもこのタートルネックにジーンズ姿なのは知ってるよね。
それを見て、まさか皆さんは僕が服を買う金が無いだとか、没個性な男だと ...
不可思議な街の中を歩いていた。不可思議という意味、それ自体のことを考えながら。いくつもの角を曲がりながら歩いた。カラオケの、もう料金を値上げしていた看板。結婚した友達からは、あいまいな内容のメール ... 青い雨が降る惑星で
ディーラーの投げる裏表のないコイン

表に賭け、表だと告げる

なあ、あんたなら
この星が買えるまで稼げるぜ

女たちが歌う

誰も外を見ようとしない


...
さようなら

どこかでだれかが

そういって

じぶんのかげに

てをふっていた
顔も知らない
 データだけの
 “知り合い”

孤独じゃない


 ――フリをしていた
    ずっと
     ずっと


 隣で笑ってくれる
 人など
 いませんでした ...
這ってでも掴みに行こう この星の自転をいつか全てこの手に

勝利への道はどれほど短くとも サンディエゴからニューヨークまで

釈迦牟尼の手のひらでない非情なる土地でもバレエ・ダンサーであれ
...
 
ゴリゴリと命を削り生きてみる

飛び散るのは、魂の欠片

それが言葉だろ、詩だろ


 
私は頑固です
そして、
純情です

あなたは私を噛み切ります
私はあなたの言葉を噛み砕きます
あなたの熱情が私を殺します
私はあなたを殺します

あなたが生きているのは、
私の情け ...
心此処に非ずだった僕は
いつも遠くを見てばかり

遠くて近い未来を探して
近くて実はとても遠すぎ

心此処に非ずだった私は
いつも未来を夢見ていた

いつかは夢が叶うと信じ
時はい ...
季節の企みはいつも残酷で
美しい踊り子達が咲き競う
真夏の舞台に素裸で引き出され
お前も踊れと囃されている
毒で相手をとり殺す化け物と
囃されている

あるいは
冬枯れて朽ちた安穏と
...
冷蔵庫から
冷えた頭蓋骨をとりだすとき
ふしぎにこころは温かかった

聞いたおぼえのある歌、
見たおぼえのある映画、
読んだおぼえのある物語、
それらがいっせいに再生され
頭蓋骨を割っ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
清らかな翼和田カマリ自由詩2*13/6/10 17:40
台風の前とつき自由詩113/6/10 16:47
ぶらんこ乗りはるな自由詩413/6/10 16:31
それを言っちゃお終いなんだよHAL自由詩4*13/6/10 13:55
ベイベー、都市化しないでるるりら自由詩8*13/6/10 12:59
ワールズエンド秋助自由詩013/6/10 12:31
テロメアの短い羊夾竹桃北大路京介俳句313/6/10 11:43
独り居のタバコの煙梅雨曇俳句113/6/10 11:43
欲しいのは元カノと金さくらんぼ俳句113/6/10 11:43
ペン回しで入学できねーかなー自由詩413/6/10 11:41
ゆで卵じゃなかった自由詩11*13/6/10 11:40
左手から花が出るはずでした自由詩613/6/10 11:40
安全地帯イナエ自由詩10*13/6/10 10:43
このまま埋まりたい最都 優自由詩013/6/10 6:05
_もっぷ自由詩513/6/10 3:49
ツツジの蜜凍湖自由詩1+*13/6/10 3:22
69青園ルカ自由詩513/6/10 3:03
舟を漕ぐ凍湖自由詩5*13/6/10 2:49
ベイベー、都市化しないであおば自由詩7*13/6/10 1:48
今日は「選択」の話をしよう。六九郎自由詩113/6/10 1:36
家にいた方が良い番田 散文(批評...1+13/6/10 0:44
heads or talesmizuno...自由詩313/6/10 0:36
ゆうぐれ青井短歌413/6/10 0:18
涙は枯れて莉音自由詩213/6/10 0:14
誰も知らない大陸水瀬游短歌213/6/9 23:50
それが殿上 童自由詩21*13/6/9 23:39
最後の言葉opus自由詩3*13/6/9 23:12
足元を見よ・・・tamami自由詩213/6/9 23:12
夾竹桃 ~夏が来るたびに~西天 龍自由詩513/6/9 22:42
冷えた頭蓋骨はるな自由詩413/6/9 22:26

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