歯科衛生士とSMプレイしてるみたいな歯石取り
サックスの朝顔菅や半夏生
白黒の少女の写真ナボコフ忌
大きな庭より素敵な小さい花がある
君がいて人生が美しい
壊したくない腕に抱きしめられている
小高い丘に立ち、眼前の大海原を見つめる二頭の馬。
風になびくたてがみで呼吸しつつ、何故お前らはそれほどに発汗する。
水平線が地球のほんの一部を露呈してはいるが、
それさえお前らの足元を脅かし ...
過ぎ行く風物の色合いに必死に溶け込もうとする人々。
たなびく雲がうすれゆく月を地球の裏側へ隠す。
四方に鋭白の輝きを放つ太陽が抒情の扉を閉ざす時、
ある志を持つ者はその心底に広がる大海原で出 ...
ペットショップで
赤ちゃんを買ってきた
うまく育てれば二十年生きますと
ペットショップの人に言われた
赤ちゃんはかわいかった
けど次第におとなになって
すねたりして
おとなし ...
とある日曜の昼下がり
窓から白手袋の羽根を伸ばした選挙カーが
殺菌消毒された笑みをひるがえしながら通りを優雅に舞っていた
背後に見えるファーストフード店では
ドライブスルーのマイク越しに女が香 ...
梅雨の合間の抜けるような気候に責任はない
ただ
普段よりは眩しい昼下がり
向かい合うその人を連れ出したことには
ふわふわとした意図しかなく
上ずった笑顔と屈託のない笑顔を並べて
...
すすんでは後悔して
そんなくりかえしのための夜がある
空がまっくろでよかった
そんな風にいつも想う
みられなかったり
みえなかったりで
暗いのはいいね
あかりが目印になって
そ ...
あのときより
たくさんことばをしって
いたみもしって
やさしさもしって
なのに
すべてを
あなたにじょうずに
つたえる
すべがなくて
よるのおとを
ききながら
ひ ...
ジャンヌ・
エビュテルヌ へ、
{ルビ類=たぐい}なく
五本、僕には絵筆を自由にする指がある
夏の陽射しのなかで
あからさまに 風景を絵画にきりとりながら
固定らし ...
トーストセットを注文すると
今は春のキャンペーン期間中だそうで
赤い三角くじを引かされた
「お目出とうございます。当選です」
グラマラスなウェイトレスが言うには
姪っ子が一人当たったのだ ...
エミーの墓の枯れたローズ
学校が終わり自転車でゲートを抜け
墓場で横になれば
誰かがお前を愛してくれる
すきなひとのあとを、ついてあるく
ひとつ
ひとつの、ものごとを
手にとって
安全か、においを嗅いで
そのあとを、ついてあるくか考える
かわいい服を着ることをあきらめないで
な ...
無償の愛でひとつずつ
指を切り落とされていく
私も逃げないから逃げないでと彼女が言う
これが一度きりの人生なんて
信じられない
寝息を立てる
わが子に思う
一生、そのまま
かわいい赤ちゃんのまま
わたしのそばを離れず
わたしを一番ひつようとし
憎まれ口もたたかず
ただ、ひたすらに
一生懸命たべ
一生懸命あそび ...
あなたが好きな花
私が好きな花
同じだと知って驚いた
一緒に育てながら同じように
お互いの深い部分で愛が育つ
花が育ってゆく喜びを感じて
癒やされて普段通りの心になる
あなた ...
あなたが朝から祈っている
誰かが働いてくれている
だから気づかずに生きていられる
もらってばっかりじゃダメだから
ぼくも誰かのために
誰かの誰かになろうと祈っている
朝日がぬれている
...
道端の芸術
速攻で回収
右脳に栄養
暗闇の文学
孤独な毒書
草原へ移動
逆光と逆説
心臓を創作
反感の売買
脈打つ数字
金属の性質
耳潰す静寂
派手な礼服
前菜と若鮎
言葉 ...
あのひとから
ラブレターが届いたので
くちづけをして
しまっておいた
死んでから読もうと思う
あなたが誰なのか
わからなくなってから
コンビニエンスストアで売っている、ひと口でたべられるゼリーは、ふたのビニールを開けるときにぜったいになかの汁がとびでてくるので、指がべとべとになってしまう。だから夫はそれを食べない。
夫のいない ...
自分だけ生きようとしてもだめだ
みんなが生きなくては
自分だけ救われようとしてもだめだ
みんなが救われなくては
みんなが救われないと
私の「生きる全体性」が
回復されないんだ
今日も空が ...
アジサイ
妻と子と四人できてみた紫陽花園黒姫・お多福・ロッド・ケルン
雨降りのあじさい数多咲きにけり「花火」という名のわがあじさい
早く起き聖書三章朗じつつこれからのことじっとかんが ...
妻の花々と野菜たち
妻と農協へ行った
大きい肥料の袋
を二っ買った
朝には青い朝顔が
三つ四つ笑顔を見せる
花と野菜たちに
たっぷりと肥料をやる
すくすくと育つ
みどりのト ...
この「生き難さ」は何だろう
憂鬱で
だるくて
楽しめない
楽しみと言えば
家でゆっくりすることぐらい
仕事をするのが苦痛で
いつも眠い
この「生き難さ」は何だろう
人生は所詮戦い ...
たとえば、今日で世界が終わるとして・・・
今日で世界が終わるわけなんかないし・・・
それじゃ、会話が始まらないじゃない?
それじゃ、空想が広がらないじゃない?
会話 ...
なにもない、と
なにももっていないと、
ぬれたよる
それも
いつかこえて
おとなになった
なにかをにぎりしめていると
おもっていた
てのなかに
ただくらやみばかり
あつめて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
歯科衛生士【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
5
13/7/2 23:56
サックスの朝顔菅や半夏生
〃
俳句
2
13/7/2 23:54
白黒の少女の写真ナボコフ忌
〃
俳句
2
13/7/2 23:51
大きな庭より素敵な小さい花がある
〃
自由詩
7
13/7/2 23:50
君がいて人生が美しい
〃
自由詩
4
13/7/2 23:50
壊したくない腕に抱きしめられている
〃
自由詩
4
13/7/2 23:50
現代詩とは?
ヒヤシンス
自由詩
7*
13/7/2 23:37
疼きこそ、その時.
〃
自由詩
5+*
13/7/2 23:35
天寿
小川 葉
自由詩
8
13/7/2 23:00
ちりぱっぱ
yuez
自由詩
6*
13/7/2 22:57
陽光
伊織
自由詩
6*
13/7/2 22:55
あかりをめざして
朧月
自由詩
5
13/7/2 22:37
「いたみをしっているあしあと」
玉兎
自由詩
8
13/7/2 22:13
モンマルトルへの手紙
月乃助
自由詩
5
13/7/2 22:08
春のキャンペーン
壮佑
自由詩
9*
13/7/2 20:37
hanged rose
mizuno...
自由詩
3
13/7/2 20:36
絶対に大人にならないこと!
はなもとあお
自由詩
5
13/7/2 20:30
faith
mizuno...
自由詩
2
13/7/2 19:26
絶対に大人にならないこと!
小原あき
自由詩
16*
13/7/2 17:06
育てた花
夏川ゆう
自由詩
2
13/7/2 17:03
誰かの誰かに
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
13/7/2 15:39
八月の機械
左屋百色
自由詩
7*
13/7/2 15:09
ラブレター
はるな
自由詩
4
13/7/2 14:24
りんごのこと
〃
散文(批評...
10
13/7/2 14:21
生きる全体性
渡辺亘
自由詩
2
13/7/2 12:50
アジサイ
生田 稔
短歌
3
13/7/2 12:48
妻の花々と野菜たち
〃
自由詩
3
13/7/2 12:43
「生き難さ」
渡辺亘
自由詩
2
13/7/2 11:40
たとえば、今日で世界が終わるとして・・・
komase...
自由詩
1*
13/7/2 11:32
「ともになる」
玉兎
自由詩
6
13/7/2 8:07
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
2584
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
2594
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
5.71sec.