ママを食べてそだちました
すこしずつ千切ってさ
さいごのひとかけらになった日
ママは,さびしいと言って
おんなじ気持ちだったから
いそいで飲み込んであげた
わたしも,(ママ,) ...
もっと酸素を寄こしやがれ、俺をないがしろにすることは許さんぞ、ぼんくら共が。これが脳の言い分。
おまえだけの面倒見てんじゃねーんだよ、だいたい、大した役にも立ってねーじゃねーか今、おまえ。これが心臓 ...
北鎌倉辺りの
神社仏閣巡りをしている
じいさんばあさんが
泊まる宿屋の
関係者だったら
密かに
北枕にしてやって
おまえが
お参りされろって
ほくそ笑むのに
それは夜空に間に合うために広がっていく感情たち
受け止めてきた数々の摩擦を銀紙の画板に敷き詰めるように
あちこちで火花をおこしながら流れていく
想いたいことはたくさんあるくせに
掴めたのは ...
斜めに流れる傷が
浅くてホッとしている
壁紙を分けるような瞬間だった
カッターナイフがあるとは
思いもしなかった
いや知っていたはずだ
私は分厚いと
言い聞かせていた
何度 ...
電車の中での
周りの会話を
よく聞いてみ
すげえつまんない
ことを延々しゃべってるから
それに比べりゃ
俺の
長寿世界一のじいさんは
長寿世界二位のばあさんに
毒殺されたらしい
と ...
五人の人間 ...
電柱の先端で
おらを見下ろし
しわがれたドラ声でわめいている
グロテスクな鴉
「半生を懺悔せよ」と言わんばかりだ
...
奇数ばかりを並べる
偶数しか選ばない
そんなふうにおれらは生きてきた
奇数のあなたと
偶数のおれ
ショートカットが好きなんだよ こいつ
なんでおれと一緒になった?
やられた ...
君と住むはずの街へと引っ越してyuriと名乗ってオンナに化ける
金曜は僕が作った夕飯を食べながら君ドラマ観て泣く
栗の花イランイランを焚いた嫁
おまえんちで幕府開いてやろうか
昨日が冷えて来る
避難訓練は満点が出ない
右から
左から
流れこんでくるfavorite
背中を駆けめぐり頭へ抜ける
溢れんばかりの眩しさと暖かさを受け止め
跳べる!
僕の心はグライダー
そうして
今日も
生きて ...
北の果てのとある国 閉ざされた凍えた大地 流氷漂う暗い海峡
灯台の灯りさえ今にも夜に飲み込まれそうなそんな港街
幾人かの荒んだ風体の若者達が流行りのリズムにあわせて
からだを揺らせながら焚火 ...
なにかになる
と願いながら、
まな板の上に
かみねんどが
しろく しろく
うずくまっていて。
なに者にも
なれないままに
ただ 干乾びていく。
...
決して退屈なことではないのに
夜空の静寂は
孤独な人間の沈黙とも
全然違ったりする
恋をすることで
時間が過ぎてゆくのを忘れるとき
最近の彼女は欠伸をする
だから僕には
彼女の欠伸 ...
{引用=
たわむほどに忍ぶ
ユリの葉は、こらえきれず
重き玉露を 弾いてみせた
その 砕ける音を
耳にしたような気がしたのです
千夜の しののめ
いさめらしきものを ...
急に
飛ぶように
なったから
おかしいなと
思ってたんだ
まさか
タマが変わって
いたとは
自分でも
気づかないうちに
タマが変わるって
あるんだな
まあ、前より
飛ぶってこ ...
いつも温和なあなた
これからもっと暑くなりますよね
不快指数も上がりますよね
クールビズなんて糞食らえですよね
きちんと糊の利いたシャツを着て
ネクタイもきちんと締め夏物のスーツを着 ...
ある場所で
点、として生じた光りが
わずかな距離を移動して
塵となる
それを一生という
かきあつめたもの
握りしめたもの
すべて消滅してしまう
けれども
細い雨のあとの
植 ...
ふざけないでよね
わたしの目に見えないところに行くなんて
いったいどういうつもり?
そんな事で
あなたを心配するわけないでしょう
あなたが美化されるわけないでしょう
自 ...
欠けたカップを握る
懲りずに思い出していた
ちょっといいガテマラを買ったのに
ちょうどいい自販機で買った缶コーヒーを
彼はベランダで飲み干した
あの昼の滲みが窓にうつる
...
夏を告げる雨が降り
現代詩の季節到来。
その日、
男は自分の現代詩をファイルし
ある場所へ向かった。
バス停のベンチは腐り
座って待つ者は誰もいない。
空には何もない。
詩に結びつくも ...
あの国の欲望は
わかりやすい
今はTop2
それが達成できたら
その次は
The Top
王様になりたいんだね
権力が分立していない
絶対的な政治システムが
金力と武力と ...
130613
悪質な内部者情報通報者は処罰されます!
まだ無い犯罪が生まれますから
お金に目が眩んだモラル違反常習者は
くれぐれもご用心
最低限のモラルが ...
騒いでいる心は、
言葉にさえできなくて。
喚いている言葉は、
心にもないことすら声にした。
きみの小指から熱い砂糖水が滴り落ちてきて
わたしの両の手で受けたとき
ああ、きみは海から生まれた生き物じゃないのだ、と悟る。
根本的に異質な生き物なのだ。
わたしにとってもきみにとっても。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふくろう
はるな
自由詩
2
13/6/15 0:29
言い分
六九郎
自由詩
2
13/6/14 23:58
北鎌倉で北枕
花形新次
自由詩
0
13/6/14 23:45
嘘つきケトル
カマキリ
自由詩
2
13/6/14 23:39
やわらかな痛み
木葉 揺
自由詩
3
13/6/14 23:28
長寿世界一
花形新次
自由詩
0
13/6/14 23:07
俺は盲のSawney Beanだ、、、、、。
TAT
自由詩
6+*
13/6/14 22:51
密雲の燐光 ②
信天翁
自由詩
2
13/6/14 21:59
殺す!
草野大悟
自由詩
3
13/6/14 21:27
君と住むはずの街へと引っ越してyuriと名乗ってオンナに化け ...
北大路京介
短歌
3
13/6/14 21:20
金曜は僕が作った夕飯を食べながら君ドラマ観て泣く
〃
短歌
3
13/6/14 21:19
栗の花イランイランを焚いた嫁
〃
俳句
2
13/6/14 21:19
おまえんちで幕府開いてやろうか
〃
自由詩
10
13/6/14 21:17
昨日が冷えて来る
〃
自由詩
3
13/6/14 21:17
避難訓練は満点が出ない
〃
自由詩
0
13/6/14 21:16
Magical Music Hour
伊織
自由詩
2*
13/6/14 21:15
ギャング
梅昆布茶
自由詩
10
13/6/14 20:44
やわらかく
まーつん
自由詩
21*
13/6/14 20:22
くちづけ
りゅうのあく...
自由詩
10*
13/6/14 19:55
花のいのち
月乃助
自由詩
8
13/6/14 19:49
統一タマ
花形新次
自由詩
0
13/6/14 19:42
殴って好いですよ
HAL
自由詩
3*
13/6/14 19:36
六月のミーティア
佐野権太
自由詩
13*
13/6/14 17:20
このユーザーは退会しました
みやかわ
自由詩
2
13/6/14 16:31
トワイライト
村正
自由詩
2
13/6/14 14:59
現代詩研究所
左屋百色
自由詩
7*
13/6/14 13:18
Dream?
眠り羊
自由詩
0
13/6/14 10:57
あの猫の名前はマダナイっていうんだ、
あおば
自由詩
8*
13/6/14 9:39
こころ
秋助
自由詩
4*
13/6/14 9:18
親しいということ
凍湖(とおこ...
自由詩
2
13/6/14 0:46
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
2584
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
2594
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
加筆訂正:
足あとⅢ—夢の中で—
/
りゅうのあくび
[13/6/14 17:04]
遅筆のため推敲
4.6sec.