カントリーブルースを鳴くヒグラシとオープンGのCole Clark
さみだるる音楽堂に悲愴かな
夜が咲いて春めく
わざと誤爆している女がいる
第二ボタンたくさん用意している
静止する
輪郭の外
うつつの内に真夜中を覗いている
誰かの為のひと篇は
窓越しに確かに在って
漠然とした不安定さと
鮮やかなさを備えた
懐かしき現在を
...
少し横顔を見せただけで
思わせぶりに去っていく夏
雨が 家々のトタン屋根から
ライラックの葉の一枚一枚から
信号機の黒ずんだカバーから
夏を洗っていく
雨が 夜更け ...
...
ご紹介します
この度
めでたく
世界遺産に
認定された
ではなくて
遺産相続に
数多くの
親類縁者が
名乗りを挙げた
不治の病の
じいさんです
夏の香りをコバルトに立ち 足跡はどこへ辿る
慕う人の鮮明な記憶なしに 足跡はどこへ辿る
これからは通り過ぎる 切なさえ 斬る 泣きながら前へ突き落とす 護衛
これからが貫き過ぎ 安堵 ...
色硝子のようにあざやかに
此の世へと迸りつづける君の生
でありながら同時に
{ルビ果敢=はか}なく無へと消え入りつづける君の生
誰よりも
あやうくきわどく揺らめきつづける ...
かなしみとは獣のようなものだ
この涙はどこからくるのだ
あのおおきな海原からか
ぼくの中に海があるのか
ああ
どうりで
母の腕へと温かい
ぼくに流れる潮がかなしみだと知った
...
ぼくは
命なのだろうか
魂なのだろうか
心なのだろうか
精神なのだろうか
それをいつか感じられたら
ビジネスで
文学で
愛で
ぼくたちで
...
初夏の北の港町
突き抜ける青 鳥の舞う空
ビットに繋がれ漁船数隻
塗装の剥げた漁船たち
小さく体を上下しながら
早朝の漁から帰還して
体を休めるまもなく人だかり
そのあたりの漁師たち ...
【ジェンダー】
そのひとらしさ
家族のまえで
社会のなかで
自分として
どんな役割をになえるのか
女性らしさと母親像は相反しないか
男性らしさと父親像は相反しないか
ひとつしか ...
伝えたいことが何もなくても
電話が切れなかった
これで終わりなんて信じたくなくて
繋がっていたいだけだった
泣いてなんかないのに
辛くなんかないのに
いつもの素 ...
ひたひたと
ありったけの水を吸い上げ
あおく
あかく
丸く
咲く
装飾花は結実しない
ただ
水をひたらせる
小雨
大雨
さみだれ
にわか雨
夕立ち
根拠のない憂鬱 ...
ああ僕はハードロックしか知らないから
失恋しても母が死んでも
おまけに英語なんてわかりやしないから
もしかしたらセックスがどうのとか
神を殺したとか
そんな歌で泣いてるのかも ...
で、口先乾かぬうちに。
まぁ、こんな場所借りて夢想の論を語ったところで、それがどうというわけではありませんが。
考えてみりゃぁ、日本で『選挙』というシステムで政治をどうこうする、という習慣 ...
部屋の中 わたしの吐息で満たされていて
蒸し暑くて目が覚めた
普段お洒落なんてしないから
どうしたの?って聞かれて恥ずかしくなった赤いペディキュアを
あれから何度も何度も塗り直した
...
夕暮れの 一秒を
握って
ひらいて
ほどいていく
風 吹いたら
暗闇が 死んでいく
手影絵の 一秒
狼が躍って
あの子の モスコミュウルに
キスの味が
しますよう ...
僕の小さな幸福論
TSUTAYAでアランの幸福論を探した もちろんヒルティの幸福論でも良いのだ
幸福な気分になりたかったんだ しばらく味わっていないような気がするんだ
幸福は乾いた日 ...
私事で恐縮ではありますが、つい先日、久しぶりにステントを埋め込む手術を受けてきました。
恐ろしいことに、どの程度のものなのかまったく知らされていなかったものだから(7時間かかりましたよ。)受ける ...
人は死にます
みんな死にます
老いたり病んだり疲れたりして
どこかへ
行ってしまいます
君だって
僕だって
あそこに居る人だって
テレビの中に居る人だって
穴の ...
全部嘘でしたって言おうよ
本音なんてない
ただ
この建前だけが
本当でした
風は南南西から
遥々やってきた
私は窓を開けて
南南西からの風
をいっぱい招き
入れ風と戯れた
生きている実感
頭から足の爪先
この手の指先に
南南西の風被う
風は ...
安心すると
ねむくなる
亀になって
ねむくなる
君のこうらはどうしたの
ずうっとうしろに脱ぎ捨てて
だからかな
とがってる
かみつきそうな
顔してる
待っててやるから
...
ポケットに辛口の酒詰め込んで貨物列車に飛び乗って旅
撃鉄を起こしたままのREVOLVER短歌遊びの2007年
大きめの網持つ姉妹夏の川
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
カントリーブルースを鳴くヒグラシとオープンGのCole Cl ...
北大路京介
短歌
2
13/6/25 23:35
さみだるる音楽堂に悲愴かな
〃
俳句
3
13/6/25 23:34
夜が咲いて春めく
〃
自由詩
2
13/6/25 23:34
わざと誤爆している女がいる
〃
自由詩
5
13/6/25 23:33
第二ボタンたくさん用意している
〃
自由詩
5
13/6/25 23:33
月径の袖
オリーヴ
携帯写真+...
0
13/6/25 23:26
夏の横顔
Lucy
自由詩
22*
13/6/25 22:51
ややあって、黄金のサックスが啓示のように暗闇を裂く。
TAT
自由詩
3
13/6/25 22:32
不治の病
花形新次
自由詩
2
13/6/25 20:48
夏の護衛
朝焼彩茜色
自由詩
8*
13/6/25 20:25
少年刻
塔野夏子
自由詩
10*
13/6/25 20:23
猛獣使いにさよならを
ゆったいり
自由詩
5
13/6/25 20:04
ビジネスで文学で
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/6/25 18:41
北の鴎
……とある蛙
自由詩
9*
13/6/25 16:51
ジェンダー
はなもとあお
自由詩
7*
13/6/25 15:47
人混み
中村 くらげ
自由詩
1*
13/6/25 15:13
水の器
そらの珊瑚
自由詩
17*
13/6/25 14:35
ぼく
なかうち ま...
自由詩
2
13/6/25 8:24
選挙システムを考えてみる(2)
北村 守通
散文(批評...
0
13/6/25 3:06
新しい夏
なかうち ま...
自由詩
4
13/6/25 3:05
夜の過ぎていく
うめぜき
自由詩
2
13/6/25 2:53
小さな幸福論
梅昆布茶
自由詩
21
13/6/25 1:48
選挙システムを考えてみる
北村 守通
散文(批評...
0+*
13/6/25 1:29
能動的な夜に反射するものたち
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
13/6/25 1:07
告白
佐藤伊織
自由詩
4
13/6/25 0:34
南南西の風・・・
tamami
自由詩
7
13/6/25 0:06
いねむり亀
朧月
自由詩
4
13/6/24 23:57
ポケットに辛口の酒詰め込んで貨物列車に飛び乗って旅
北大路京介
短歌
5
13/6/24 23:31
撃鉄を起こしたままのREVOLVER短歌遊びの2007年
〃
短歌
0
13/6/24 23:30
大きめの網持つ姉妹夏の川
〃
俳句
1
13/6/24 23:29
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
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2578
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2580
2581
2582
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2584
2585
2586
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2590
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2600
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2607
5.25sec.