鬼げしの
あしたに
黙礼をする
宙へ
零れる
一夜が明けた
蒼さ故
あの月冴える
おいしいうそをついて
世界はおわらない
寝がえりをうったら
あの子が泣いてた
ゼリーみたいな涙してさ
いつまでも覚えている青さを縫って、
(勝手に)、
勝手に生きている、
終わらせない(終わらない)
自由を、(不自由を)
はしりまわって、はしりまわって手に入れて

おいで、と言ってく ...
そういう夜もある
そういう
夜の寒々しさが

怖いよ…

禊のあとのなお熱い身体に
舌に溶ける薄氷の片
そういう夜を幾度となく楽しんでいる

私たちは楽しそうに
舌を出している
誰かと一緒にいたって
ひとりだよ
馬鹿のフリしたって
ひとりだよ

楽しいことは
わかりあえない
一人であそぼーぜ

かくれたって見つかる
逃げたってつかまる

気持ちのい ...
フレンチトーストを焼いて
バナナを切ってヨーグルトと混ぜて
コーヒーメーカーのスイッチを入れる

フレンチトーストは焼きが甘いが
どうせ蜂蜜をかけるのだから味は変わらない
バナナは昨夜買っ ...
夏草に息をつまらせながら
とぎれとぎれのたよりない光跡を追いかける
光跡は小さな流れに出会う
同じ場所で僕たちも出会った

滝のしぶきがかかる地下道を通り抜ける時
すれちがう幸せな記憶をた ...
君と辿る真夏のアスファルト
降り注ぐ太陽光 零れ落ちる夢模様

通り過ぎるバスの音
僕ら逃す運命の鼓動 追いかける記憶と過去

まるで孤独を紛らわすみたいな
そんな日々を繰り返してた
...
長いちまきを選別してる奥さまがいるこどもの日 高校時代の制服を着て補導されてる三十路前 不器用なマジシャンの指握り鮓 裏返った猫がまどろむ あいこが続いて結婚しました 透明になって殺風景 火星移住計画って聞いた事があるかい
嘘か本当か この星を捨てて
火星へ転がりこもうって考えている人達がいるそうだよ
彼らにとって 愛する という事は
味が無くなるまでひたすら噛み続けた後に
...
耳をすませばに耳をすませなかった

あの歌をきくと

すべてがあなたに包まれてしまうから

だから

耳をすませばに耳をすませなかった


耳をすませば

ぼくのたましいは弾 ...
空を見上げる。今日は快晴。そんな空とは反対で僕の心は曇天模様。ベランダから眺めたこの空はあまりにも大きくて。どんなに手を伸ばしても、僕の掌には収まらないんだ。溜息ついてベッドに寝転ぶ。あの空と君が重な ... 沁み入る夏の夕べに友と語る。
各々は何処へ行こうとしているのかを。
目指すべきものは見えているのだ。その心の中に。
日毎多様化する手段に混乱し、目の前のハイライトに手を伸ばす。

澱んだ ...
私は根腐れした薔薇を愛する。
雨にずぶ濡れてなお獲物を探す野良猫を愛する。
休日の窓辺に腰掛けて憂鬱の週明けに悩む友を愛する。
自然と人間を愛する。

私は時代にその名を刻み込んできた先 ...
真夜中のサービスエリアで私は自分を想う。
外灯が車のフロントガラス越しに優しく差し込み、
漂う煙草の煙をぼんやりとこの空間に浮かび上がらせる。
煙草の先端に赤い情熱が宿り、人生が少しずつ減っ ...
日比谷線はいう、秋葉原、小伝馬町、人形町、人形とは「ひとがた」、エレキテルな水平移動の装置から視神経に憑りつく駅名は、脳のどこかの襞裏で痺れ、角砂糖のように崩れ、蟻の行進に流れてゆく、投げ返してくる、 ... 部屋に閉じ籠って
もう一週間は経っている
何かを書いて紙を捨てて
毎日毎日が虚弱な無限ループ


きっかけが欲しい
スイッチを探してる
早く書きたい
でも筆を取るのが怖い
...
スマートって
付けると
今風で
いいんじゃないかと
思ったんだけど

実際イメージしてみると
ササッと前戯して
ササッと入れて
ササッと動かして
ササッと出して
「それじゃ、また ...
身体全体が
ポコチンに似てきた
特に
タートルネックの
セーターを
額ぐらいまで
引き上げると
完全に相似だ
よーく見ると
鼻も指も
ポコチンに
似ている

ポコチンに
似 ...
{引用= 
 谷の戸に
雨景の万華鏡をのぞけば 幾何学の
狂い咲く色のはざまに
あのときのアマガエルが いました


 肩をはじく雨の
その中を走るのが、好きだと
狂人のように喜びな ...
紫陽花が長い雨を腐敗させる
6月の暗い休日
僕は母と二人で鎌倉を歩いていた
有名な縁切り寺を目指して

放蕩を重ねた父のせいで
僕たち家族は離散していたのだが
未だに借金だけでは繋がって ...
ギターは女のよう 心をこめなければ響かない
ギタリストはやわではいけないんだ 夜は長い

ときにしくじる事もあるさ ときにはね
でもねインプロビゼーションは最高 もう漏れそうだぜ

雨上が ...
月の影が浮かぶ空は
深紅に染まる まだ早い夕方に
揺れた水面に映る
僕の横顔に蹴りを入れてみた


森を背負った湖に
そっと寄り添って 眠りたい
葉を抜けたその風が
僕の中を ...
シュレディンガーの箱を抱えるタイムライン


悲しさをシェアしてもいい免許未所持


ツイートで薄まる血や汗/涙/尿


明日死ぬ、そう言いセーブする命


病院で少しずつなく ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
出あいこしごえ自由詩3*13/6/29 5:35
故人自由詩1*13/6/29 5:33
おいしいうそはるな自由詩713/6/29 4:57
窒息自由詩413/6/29 4:53
しとり冷え塩崎みあき自由詩1*13/6/29 2:50
一人ぼっちになってあそぼーぜ竜門勇気自由詩213/6/29 1:06
フレンチトースト青井自由詩513/6/29 0:08
カワグチタケ...自由詩613/6/29 0:06
繰り返す真夏のエコーねこ歩き自由詩013/6/28 23:58
長いちまき【都々逸】北大路京介伝統定型各...4*13/6/28 23:41
制服【都々逸】伝統定型各...413/6/28 23:41
不器用なマジシャンの指握り鮓俳句113/6/28 23:39
裏返った猫がまどろむ自由詩513/6/28 23:38
あいこが続いて結婚しました自由詩113/6/28 23:38
透明になって殺風景自由詩4*13/6/28 23:38
火の星Neutra...自由詩4*13/6/28 23:20
耳をすませば吉岡ペペロ携帯写真+...413/6/28 22:28
くもり空mashu.自由詩013/6/28 21:48
夢を食む兎ヒヤシンス自由詩5*13/6/28 21:47
感謝の心自由詩7*13/6/28 21:44
サービスエリアにて自由詩2*13/6/28 21:41
日本橋人形町乾 加津也自由詩9*13/6/28 20:17
書きたくても書けない、とある作家の話。東野 遥汰自由詩113/6/28 19:55
スマートセックス花形新次自由詩013/6/28 19:25
フラクタル自由詩013/6/28 19:00
貧しい詩人月乃助自由詩11*13/6/28 19:00
鎌倉 縁切り寺和田カマリ自由詩6*13/6/28 18:20
ギタリスト梅昆布茶自由詩1513/6/28 18:12
Lake dream/舟詩東野 遥汰自由詩213/6/28 18:04
SNSやや川柳1*13/6/28 16:56

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加筆訂正:
貧しい詩人/月乃助[13/6/28 21:47]
すいません、少し
5.94sec.