茄子紺に染めてあなたのまわしなら俵踏みしめ恋尽きるまで

長茄子の紫の花何気なく紫紺に染める我が実知ってか

茄子は「成す」花の数だけ実をつけてしあわせになる畦のあなたと

足りないのあな ...
Tシャツがゲリラ豪雨に濡れて
彼女のサクランボちゃんが
透けて見えた
彼女がよろけて
僕の腕にしがみついたとき
サクランボちゃんが二の腕に当たった
?!
確かにサクランボちゃんはピンピン ...
餞別のように落ちる薄い黄金色

夕暮れの中、分かれ道で向き合う
明日の約束はしない
それは暗黙のうちに行われるもの
実際に小指を絡ませて約束しても
安心には繋がらない

ま ...
頭の中には何にもない
僕は本をめくる
思いの手がかりを 君に 掴もうとする
目をこらしながら 夢の中で 


柵の 白い ベッドの上
そして 僕の手は 凍えるほど冷たい
眠りを誘わ ...
二大政党は戦争を抑止できないようだ

ただ捩るだけが脳の

二大政党の夢のあと

にっぽんもまた連戦連敗かさねてゆくのか


津波や竜巻

きっと誰も

わるくない

自 ...
喪失のなかでひとは生きている

窓辺にふたり浮かべている

代替えにもならない日々を

地球のうえを歩いたりしている


今日いちにち

悲しいことはなかったろうか

タクシーに乗るために

生まれて ...
君の国で北風のはじまり
わたしの国でのこる熱

笑いあって
 おやすみ
 おやすみ

わたしのてのひらの
覚える熱のさびしさは
電動ミルで挽きたてのコーヒー 泡立つ表面が少しずつ収まっていくと
マグカップには雲の浮かぶ真っ暗な夜空が映しだされた
私の唇が音をたてないようにゆっくりと雲をすすっていく
そのまま月と愛の誓いを ...
(アメリカの男と日本の子供が夕暮れの道にたたずんでいる)

  さようならということばを
  まだ君は読むことができない
  私たちの国の、私たちの言葉で

  good bye
  ご ...
秋のはじまりに
かなしいのかうれしいのか
ほっとしているのかわからずに
虫の音のまじる夜をあるきながら
みていたのは
夢でなくて
たぶんあなたでした
  まずしい日々をおくっている
  ばらの花がいったい、
  どんなところに咲くのかしらない



  雨上がりの
  気温がひくい朝
  きみの手をつよくにぎる
  教えて ...
ゆれるかげは
やがて裸になることを口約する
樹木の些細な手ぶりと
厳粛な黙秘

光の構図は
下書きのまま刷新され
不可視の層を成し
風を生み、流体になる

渡航する小葉に
あなた ...
空に大穴があいていて、そこから誰かがのぞいている
糸を垂らすなら
おまえもこっちにこいよ
その人は、亡くなるためにやってきます。
その人が、治らないからだの病気をかかえているのなら、
わたしはすぐ病院に行って、治療をすすめることができます
その人が、涙もでないほどのこころの病をかかえ ...
なんとかしたい

ありがとう

なんとかしたい

ありがとう

なんとかしたい

なぜか

ありがとう

ありがとう!
ゼリーの丸いお家を作った

わたしが捕まえてきたあなただけ


わたしを逃がさないのではなく、
あなたは逃げられないのよ。

ゼリー


ゼリー



ゼリー ...
朱色のときがいきなりきえて
雨傘は紫陽花をさがしている
心は
みちづれを探して雨傘を捨て
朱色のときは
その潔さにあんぐりしている

初秋という名のコオロギが
kotosimo鳴いて
...
かなしい

かなしい
のはしかたがないのだから
オレンジいろの実を植えよう
ひとつぶ

白い蝶がまい群集がなあに?あれはなあに?
ととう
ただしがきに埋めこまれたコスモスばたけの
...
僕たちはどうせ鮫なので
誰かを傷つけずにはいられぬのです
生まれたての赤子の弱さを嗅ぎつけて
群れからはぐれた小魚を追いまわして
この鋭い歯牙で貫かざるを得ないのです
そこに滴る黒い血を
...
残暑なんてあっという間
待たされるのは春くらいなもの

きょう雨はやわらかな御手
緑深い山々のあたまを撫でている

天はやさしく言い諭す
まるで母親のように

さあ片付けを始 ...
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ この街に来る飛行機で見た海は赤くなかった恋もしていた 秋灯や漢字テストのマルとペケ 兎なら死ねてた 夜が止まらない ふっかつの呪文 メモらされている 死に続けている人を
思い出したり忘れたりしながら


生き続けている人を
遠ざけたり近づけたりしながら
名前が悪かったのかな
居場所がたまたままずかったのかな
いつかみたあの誰かの骨と同じ
友達のなかで一等賞をあげたい人が住む
雪国の冬の色と同じ
白さ特別扱いしてたけど
それは共同住宅ではN ...
約束の一時間前着いちゃってスタバでキャラメルフラペチーノ


アボカドの乗ったパスタを巻きながら今日は我慢よ苺のタルト


映画見て泣いてる貴方のお隣でポップコーンをもぐもぐするの
...
もういないよ

ここには誰もいなくなったよ

頭蓋骨と頭皮の間にたくさんナメクジが這いずりまわってる

誰もいないよ

水をゆく白いオフェリヤはどこかへ行ったよ

スミレの花も も ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
茄子紺のひとたま短歌26*13/9/6 11:12
Tシャツが濡れた夏花形新次自由詩013/9/6 8:05
「逆光」桐ヶ谷忍自由詩7*13/9/6 7:23
シーツにゆらぐ砂漠番田 自由詩213/9/6 1:58
夢のあと吉岡ペペロ自由詩013/9/6 1:06
喪失のなかで携帯写真+...113/9/6 0:57
国境もっぷ自由詩413/9/6 0:41
ブルーマウンテンの夜空Neutra...自由詩713/9/6 0:35
good byeマチネ自由詩113/9/6 0:19
三角はるな自由詩413/9/6 0:12
野ばら草野春心自由詩413/9/5 23:57
あわいsample自由詩5*13/9/5 23:40
大穴佐藤伊織自由詩413/9/5 23:38
その人は、亡くなるためにやってきます。自由詩013/9/5 23:00
叙事叙情短角牛自由詩113/9/5 22:58
ゼリー 〜生まれる〜鵜飼千代子自由詩7*13/9/5 22:49
蝉が鳴かなくなった草野大悟2自由詩0+*13/9/5 22:48
しろつめくさの海みけねこ自由詩513/9/5 22:34
ストーリーテ...自由詩213/9/5 21:53
見送るだけただのみきや自由詩18*13/9/5 21:44
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ北大路京介短歌213/9/5 21:27
この街に来る飛行機で見た海は赤くなかった恋もしていた短歌213/9/5 21:26
秋灯や漢字テストのマルとペケ俳句213/9/5 21:26
兎なら死ねてた自由詩713/9/5 21:26
夜が止まらない自由詩213/9/5 21:25
ふっかつの呪文 メモらされている自由詩513/9/5 21:25
ここにいる自由詩2*13/9/5 21:23
どくだみもっぷ自由詩613/9/5 20:08
肉食女子はよく食べる。(ちょっとぽっちゃり系)時子短歌413/9/5 20:08
オフェリヤ消失散布すべき薬...自由詩013/9/5 20:07

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