手をつなごうか
心をつなごうか
ねっ
彼女さえ太ってなけりゃ夏の海
キョンシーをプールに落とし蜻蛉の子
梅雨冷えの深紫の注射あと
孫を知らない女の名前で呼んだ
神様がいたりいなかったりする
おとなになってもわからないことがある
独り暮らしの侘しさを
はぐらかそうと
つむじまがりの北風のなか
杖と携帯をよすがとして
...
昼下がりの墓所の真ん中でひっそり佇むように
月の輝く風が木々を縫う森で森林浴をしてみないか
僕と彼らは互いを知らないけど
この星は全てに繋がりがある事を知っているんだよ
闇の中 闇の中と
...
拍手はいらないから
笑ってやってくれ
もう皆忘れて
他所へ越してしまった
しかし忘れてはいけない
全ての楽器は鈍器になり得るのだよ
「夜の色は、黒じゃない。
限りなく、深い、青だ。」
かつて私にそう言った彼は、
今、病院の、鉄格子のついた窓の向こうにいる
誰かに許しを請うために、痛めつけた己
ただまぶしいばかりの ...
1 日曜日
夕方5時の夕食後
いかねばなるまい
行かねばなるまい
2 ソワソワと
ベッドで天井見上げては
でも どこに行く?
でも どこへ行く?
...
休みの日の朝、6月
旅立ちを目の前にしたツバメの鳴き声よ
レースのカーテンを透した
陽光に包まれし温もりよ 子供たちの歌声よ
コンビニでプリンをひとつ買った
代金を払って待っていると、 ...
巻き過ぎたネジは戻せない
ダイヤの輝きのような日々を また磨く記憶
色褪せた地図に目を凝らし
油垂らして燃えてゆく 魔法の時間が消えてゆく
迷い込んだ日々から抜け出せない
誰かが傾けた方 ...
泣きたければ泣けばいいさ
泣かないですむ人生なんて
たぶんきっとぜったいない
だからという訳ではないけれど
泣きたければ泣けばいいさ
泣かないですむ人生なんて
たぶんきっとぜったいない
...
裏切りのバラードを聴いたことあるかい
裏切りの悲しみには人を殺す毒がある
裏切りに恋して
裏切りにフラレて
涙まで流して
忘れることができない
死を裏切ることは人間にはできないから
...
紅い華の記憶が
わたしにはある
頭が痛いんだ
紅い華の夢が
わたしのなかに
心が寒いんだ
暗い霞がかかった
黒いゆめで
紅い華のだけが
とても輝いて
怖くてそれ ...
際限無い 神学論争はやめよう
わからない で良いではないか
月の満ち欠けも 太陽の悪意も
信じたくなければ 目を閉じればいい
他人の善意も無関心も
遠いこだまなのだ ようやく 耳に届く頃は
...
裏切り者は
一体誰か
弟子達は
自分は違うということを
証明するために
タマンキ従属度総選挙を
開催しようと言い出した
一番タマンキに人気がないのは
誰かを決めて
その者に
裏切り ...
初夏の淡い光が
ラップトップに白くこぼれる
なにを言葉にすればいいかわからない
机のすみに置かれた古い文鎮
地下水のようにしんと音は澄み
こわばっ ...
前略
朝食に納豆が出てくると君の少年時代のことをいつも思い出します。君は小学生のころ冷静なまなざしで、何についても黙々と何もしゃべらず、周りのことを常に察している性格でしたね。だからかなぜか、 ...
ぽつぽつと音を立てて、しずく
さらさらと流れる、時間
満たされてゆく、速度は
かたつむりよりも遅いくらい
忘れそうになったとき、あふれる
盛り上がった水面を覆う皮に、亀裂
其処を ...
瞬き、膨れ上がる眠気
カッフェーで向かい合う恋人の
片割れが言う
「モカ」
という音韻に倒されて
睫毛から鱗粉が発火する
それは、春に降る雪のようにこぼれる、というが
一秒の、線分の上に ...
トウキビの葉がゆれている
昨夜の雨に濡れたまま
まだ膝くらいの高さだが
すぐに背丈ほどにもなるだろう
トウキビはうまい だが
そんなに食べたいとは思わない
年に一度も食べられれば十分だ ...
ポーチュラカって なんだか いいよね
ポーレシカポーレ みたいで さあ
ポーチュラカって 日照りに強い花だよね
ポーレシカポーレ は ロシアだけどさ
沖縄って なんだか いいよね ...
つぎはぎだらけの人生さ
いまってヤツに
みらいもかこも引きずり込んで
さりげなく何があろうと
今がベスト
くらべるものなんてない
今がベスト
つぎはぎだらけの人生さ
いまってヤツに
...
境内にはいると、なんだかむにゅむにゅいってる変な具合の土をずっとふみふみしていた。
それに飽きると木造の社、その周りに重なる針葉樹をちらりと見やり、「う〜ん。歴史を感じるナア。」とつぶやき田んぼ ...
空中線にぶら下がる
見下ろして世界は罅だらけ
鏡面の海
其処に写った顔は笑っているの?
廃れた空瓶は僅かな水滴で
小さな光を反射して
プリズムの檻を世界に被せた
...
ひとは
自分では
はじめることも
おわることもできない
できることは
ただすすむだけ
うろうろと
ふらふらと
すすむだけ のろのろと
それをみただれかが
指をさしてわら ...
はれあがる青ざめた赤のうら側で息をひそめて聞いていた脈
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ねっ
殿上 童
自由詩
18*
13/6/23 23:39
彼女さえ太ってなけりゃ夏の海
北大路京介
俳句
6
13/6/23 23:04
キョンシーをプールに落とし蜻蛉の子
〃
俳句
3
13/6/23 23:03
梅雨冷えの深紫の注射あと
〃
俳句
3
13/6/23 23:03
孫を知らない女の名前で呼んだ
〃
自由詩
2
13/6/23 23:02
神様がいたりいなかったりする
〃
自由詩
10
13/6/23 23:01
おとなになってもわからないことがある
〃
自由詩
5
13/6/23 23:01
汚れたepic
信天翁
自由詩
3
13/6/23 22:42
月が嘘をついた日
Neutra...
自由詩
6*
13/6/23 22:20
エンターテイナー
有無谷六次元
自由詩
0*
13/6/23 22:01
透明流星群
〃
自由詩
3*
13/6/23 21:50
スーパームーンミラクル
佐和
短歌
2
13/6/23 21:37
ナイロン袋は心にもない音がする
北◆Ui8S...
自由詩
5
13/6/23 21:35
寂びた螺子
ねこ歩き
自由詩
1
13/6/23 20:53
泣きたければ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
13/6/23 20:48
裏切りのバラード
杉原詠二(黒...
自由詩
1*
13/6/23 19:34
あかい花のゆめ
夜恋
自由詩
1
13/6/23 19:23
そういうことにしておこう
The Bo...
自由詩
0
13/6/23 17:10
アソコ伝 93章
花形新次
自由詩
3
13/6/23 16:49
青葉
草野春心
自由詩
3
13/6/23 16:38
納豆への手紙
りゅうのあく...
自由詩
5*
13/6/23 16:27
お洒落な言葉なんて要らない
あ。
自由詩
2
13/6/23 15:03
200円のコノテーション
飯沼ふるい
自由詩
2
13/6/23 15:01
とうきび
ただのみきや
自由詩
20*
13/6/23 14:45
そしらぬ風
るるりら
自由詩
13*
13/6/23 14:18
ちょうしはどうだい
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
13/6/23 14:16
近所の田んぼ
まきしむ
散文(批評...
1
13/6/23 12:57
空中線
owl
自由詩
1
13/6/23 12:54
人船
朧月
自由詩
6
13/6/23 9:30
蒼ざめた赤
はるな
短歌
2
13/6/23 8:55
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
2584
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
2594
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
4.9sec.