行き場のない さみしい汗
スリッパの底に 刺さった画鋲
崖の上の銃声
まるく重なり ゆらぐ虹
深夜にたなびく衣の群れ
何かを殺める夢から覚めた
行き場のない さみし ...
からだが
前に前に傾き
おおいかぶさる
眠りつづける
四つんばいの少女
自分もそのまま
眠ってしまう
ぶおう ぶおう
ざば ざば ざば
自分もそのまま
...
なにもいらないんだと思う
携帯電話もハンガーも
靴みがきも絆創膏も
買ったばかりのコーヒーメーカーも
あればあったで悪くはないが
なければないに越した事はない
もっといろんなも ...
客席で唄うあなたが見たいから次のライブも連れて行ってよ
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない
邪魔者がまさか僕とは思わずにふたりの間転がっていた
見つめたい目がない
アイスピック連打して出鱈目プラネタリウム
着払いで嫌がらせ送られてくる
陽を逆算して踊る心模様
否を受け入れて見えてくる絶景
うねる髪は群れる揺れる速乾詩
忙しい少数派の毛虫
寝てばかりの石を裏返し
叩き割り起こす神社前
鉛雲に負けるビニール傘
雨の一粒一粒 ...
色と味覚が分離して
信号機の電気がきれかけている
幾何学によって分断された町を
1μmの精度ではかってまわる警備兵
地上に添えるように腕を挙げる若者の
焼身する身体を焦がしていく ...
ポプラが空を掴む
悲しみにざわめきながら
母の袖を引く幼子のように
風の指先がかき分ける
激しく 優しく
トランスする巨人たち
幾千万の囁き
言の葉は巻貝を廻る
古の涙から ...
親指と中指の間で
引く糸から
きみは頬染めて
目を逸らした
やった!
これが
正真正銘の
愛だぜ
そう確信した
ハードペッティング
イン夏の鎌倉海岸
ねばあ~
ねばあ~ ...
はやく行きたいな
夕方に行きたいな
暖簾をくぐればほのかな木の匂い
カウンターの香ばしいひかり
ほのぼのとした血の匂い
いい感じで湿っている
やっぱりぼくはここが好きだ
神田三州屋がや ...
空と海の水平線から、あなたの足跡を辿ります。
水平線の向こうの星の瞬きの中に見え隠れする、微かな星の囁きを頼りに結ばれる並行世界。
そこから私は、何時もあなたを想っています。
あなたの笑顔の ...
ぼくら背中合わせで
羽根を千切った
きらきらきら
昇華してゆく
世界を残して
すべて消えてしまう
きらきらきら
海になって
ぼくらは再生する
コーヒーを飲んでいると
窓に伝書鳩が降りてきた
うん? 私に宛てて?
指にパン屑を乗せて差し出すと
小さな嘴でせわしく啄ばんでくる
ふふ 可愛いやつ
光沢のある胸を撫でてやると
クク ...
栃木県に告ぐ
抵抗するのは
止めなさい
おまえは
新潟県
長野県
福島県
群馬県に
完全に包囲されている
いつまでも
関東にしがみついていたって
無駄だ
今すぐ
出ていきなさ ...
ウハって
穴をのぞいて
エって
みあげたら空
人を畏れない 愚かさに 小娘め!と舌打する 私も未だ小娘
頭に腹が立ち塞がりに来る 魔物を避けれないこともある
刑務所に入ってでも殺す価値があると 魔物は思える そんな感情を白状するよ
...
真っ直ぐな目で未来を見つめているから昨日の君はもういない
足元の影が日増しに濃ゆくなる蜃気楼の夏よこんにちは
つばめが巣立ちを迎えた日空に伸びる軌道を僕は追いかけて
...
それを決めるのは自分。
そんな言葉を聞いた。
それはきっと他の誰でも無い、
自分の為に存在する言葉だからなのだろう。
大丈夫。
それを刻むことで、
僕の両足は安 ...
「夕凪」
遠い昔
粉々になった水平線が
白い海鳥に姿をかえました
白い海鳥の
さいごの羽ばたきで
のばされた夕凪で
ひきよせられる
白い骨
「内緒」
わたし ...
竜骨座の主星カノープス 大小のマゼラン星雲 月に遊ぶ人魚 南天の星々は僕を魅惑する
散文的な日常 それも嫌いではないのだが 僕はほんらい空の生き物らしい
ただ地上では羽をもがれたバッタのよ ...
とんがってるのが
雨にたたかれて
とんとんとん
まったいら
ならいいけど
でこでこでこ
だから
くっついても
もういたくないよ
雨がつくった
ひととひとのうえいぶ
さて また、あのすすり泣き
深夜不気味な静寂と
心の中を踏みにじる
遠吠えのような鳴き声と
嗚咽を漏らしたすすり泣き
寝静まった街の中
街路樹に風
風だけがざわざわと
聞 ...
垢まみれの私の心も
やがて救われる時が来るのだろうか
その時私は
人としてどのような形をし
何を語るのだろうか
せめてこの沈黙が
せめてこの沈黙が
私の過去と現在と未来を
...
私はアメンボに追突され
母の事が分からなくなった
月からやって来たのか
地球の中で私によって排出されたのかさえ
全知全能の眼球は答えてくれない
ひたすら潤むばかり
コーナーを何度曲がっ ...
毬藻なら目に優しいし苔ティッシュ美脚モデルの仮想変装
きみのパンツィーの
サイドの紐を
引かせてくれ
鼓笛隊の
ファンファーレとともに
引かせてくれ
きみのパンツィーが
ペロンとはがれ
ドヒョローンが
干し柿みたいな顔を出すとき
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ノート(50Y.6・26)
木立 悟
自由詩
3
13/6/26 23:55
ノート(50Y.6・16)
〃
自由詩
3
13/6/26 23:54
いとおしい
青井
自由詩
3
13/6/26 23:45
客席で唄うあなたが見たいから次のライブも連れて行ってよ
北大路京介
短歌
1*
13/6/26 23:39
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない
〃
短歌
7
13/6/26 23:38
邪魔者がまさか僕とは思わずにふたりの間転がっていた
〃
短歌
5
13/6/26 23:36
見つめたい目がない
〃
自由詩
5
13/6/26 23:36
アイスピック連打して出鱈目プラネタリウム
〃
自由詩
5
13/6/26 23:35
着払いで嫌がらせ送られてくる
〃
自由詩
5
13/6/26 23:35
詩たしく失を代現
左屋百色
自由詩
7*
13/6/26 23:29
分断せよ
佐藤伊織
自由詩
4
13/6/26 23:04
風と踊るもの
ただのみきや
自由詩
19*
13/6/26 22:54
あいえき
花形新次
自由詩
2
13/6/26 22:18
夕方に行きたいな
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
13/6/26 22:17
誠の綺羅星
えぬこ
自由詩
2
13/6/26 21:37
銀貨
杳
自由詩
3
13/6/26 20:51
風と共に去りぬ
壮佑
自由詩
17*
13/6/26 20:45
栃木県に告ぐ!
花形新次
自由詩
4
13/6/26 19:35
カロやかに加えるように文字をかいてみる
阿ト理恵
自由詩
11*
13/6/26 18:37
畏れよ 小娘め!
朝焼彩茜色
自由詩
6
13/6/26 17:54
夏よこんにちは
ミツバチ
短歌
1
13/6/26 17:43
大丈夫だよ。
三月雨
自由詩
3*
13/6/26 16:38
引き潮/あとさき
佐東
自由詩
12*
13/6/26 15:56
南十字星
梅昆布茶
自由詩
14
13/6/26 15:08
人波
朧月
自由詩
3
13/6/26 14:09
余命
……とある蛙
自由詩
13*
13/6/26 11:01
存在
渡辺亘
自由詩
1
13/6/26 8:44
拡散と収束 そのイメージは撒き散らされて
間村長
自由詩
2
13/6/26 1:40
毬藻なら目に優しいし苔ティッシュ美脚モデルの仮想変装
北大路京介
短歌
3
13/6/25 23:35
サイド攻撃
花形新次
自由詩
2
13/6/25 23:35
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
2584
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
2594
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
4.9sec.