君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り 桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式 君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味 ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている 忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく おまわりさん見るたびに敬礼している 異次元スポーツの代表格と言える
超人気スポーツ競歩が
単独で世界選手権を行うことになった
これまでのような長距離だけでなく
100m競歩や110m競歩ハードル等の短距離競技から
競歩幅跳びや ...
住む人の居ない
山の墓地

お盆には賑やかに花々が供えられている
生まれ故郷を訪れた人の形跡が
風に揺れる

たった今まで
誰かがそこにいた証拠
ロウソクの炎が
消え残り
線香の ...
自由な空
遠い明日
奇妙な行動
繰り返される今日

辿り着けぬ象徴のような
君の耳たぶ
頬は紅く
手は小さい

沈んでいく
どこまでも
どこまでも
もう這い上がることの出来な ...
こんな晴れた日にはあなたに会いたい。
見えない翼を広げてあなたのもとに飛んでゆきたい。
あなたは驚くでしょう?
私には見えない翼があるってことを。

こんな風の涼しい日には今すぐあなたに ...
君が悲しみに暮れる夜。
見えない僕は君の傍らに腰掛けただ微笑んでいるよ。
言葉なんかいらないと思うけれど、
もし必要なら夜が明けるまで話をしよう。

君が記憶の扉の中、淋しさを感じる夜。 ...
群青色の夜空を指で穿つと銀色に輝くんだ。
ほら、そこかしこに。君に見えるかい。
君もやってごらんよ。
そうすればこの夜は満天の星空に変わり、君と僕は今繋がる。

僕と君、二人の手を重ね合 ...
昨日がないので今日もない
だから明日も明後日もない
あるのは太陽の昇り沈み
大気の湿りと突然の雨
そして疲労を癒す涼しい風

自分は動物だと思っている
ときには蛇のようにしなやかに
...
あなたはもっと自信を持て

あなたはそんなもんじゃない

あなたに期待して

かつて地球におられた方々が

一心に合掌しているのだから


激流がしめされる

あなたは岩だ
...
隣の席の君が奏でた
低く透明な音質をまとって
価値はわからないけれどといって
ペンを走らせる尖った質感
体は売れるような品物じゃないですよ
そう高らかに笑って涙を落とすと
欲しいの ...
ほぼ体温と同じくらいに
熱せられた夏が
発火点を探しあぐねて
彷徨いの果て
私の絵の具を溶かしていた

指で透(なぞ)写る
あらかじめ決められていたように
螺旋状に滑り出すその先で捉え ...
前略
 このクソ暑い日々の中、今もあなたは自分の殻に閉じこもっておられますか?
 私は殻をぶち壊してしまい未だ修復不能という体たらくでございます

あなたと出会ったのは今よりは涼しく、しかし茹 ...
なんだかさ

しゅん、となる時もあるんだよ

大人だってさ



なんだかな

カッコ悪いことばかりなんだよ

大人なんてさ



だから

見逃してほしいんだ ...
Gからはじまる朝テンションコードのうえで踊るコーヒータイム

断裂の金属弦のはじける悲鳴うたが終って反転する夏

ジョンレノン忌 愛こそはすべてを歌う夜 ニューヨークの夏は優しい

アスフ ...
看板の電球が歯抜けのように消えた店
街路灯の陰には牙が落ちている
その店にたむろする娘のポケットに
住んでいた鼠の、よくとがれた牙

からかっていただけなんて今更
引き返せないと、思わ ...
生きてやる

 

 わたしは海の見える
 丘に咲いていた
 黄色い花

 一年前の夏
 ブーン ブーン
 という音が鳴り
 わたしの体が切られた
 一緒に咲いていた
 仲間 ...
勿体ぶったつぶやきと
虚像の腹の中で
安堵を貪る君よ
薄っぺらの弱さに
孤独などという 名前を付けてくれるな
始発列車 踏み切りが閉じた音
僕は目覚める 憂鬱な今日の始まり

オレンジとパンケーキ 
よく冷えた牛乳
彼女の作った朝食は 今日も美味しかった

僕は十五日の正午 
お星様 ...
創作意欲と背反している創作技術
作りたいのに作りたいものはこれじゃないんです
ディスプレイに打ち込んでいるこの文章も
作りたい訳だけど作りたかった訳じゃないんです

歌いたい歌はここにあ ...
きみはなぜ生まれたときに
あれほど大きな泣き声を挙げたのだろうか

この厳しくやさしくない世界を
きみはすでに知っていたからだろうか

それとも笑うことは難しいから
その代わりとして泣き ...
 つい、先日の事なんだけれども、昔釣り場として通っていた池の周りの道を車で走っていたら、逆走車が・・・はい、自転車なんですが薄暗くなってきているというのにライトもつけず、その上、スマホらしきものをいじ ... 夢を見ていた少年のくっせつ
無用の腕が ひとつひとつと音を立て
分針のリズムに置いていかれる
かみなりの先端を指先でひらいて
少年は蜘蛛の巣にからみ合っていく
浮くよりはむしろ しずんで沈ん ...
窓の外には
あたらしくて きらきらしたものが
きっと たくさんあるのです
この部屋の中には ただ
のびきったゴムのような
穏やかさがよこたわるだけなのに
あなたは相変わらず
ただいま ...
 ドアがゆっくりと左右に開いた。無人のエレベーターに4人の子供たちが乗り込んだ。1番小さな少年がはしゃいだ声を出したので、女の子がシッと口元に人差し指をあてた。まもなくドアが閉まった。

 4人は ...
きっと思い浮かぶ光景も景色も 今は繰り返すだけで
背景はいつも同じ中に 似たりよったり 歌っている

今は緩めの目尻を撫でながら また繰り返しを刻む いつもの事

お水にカボスを絞って透明同 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り【都々逸】北大路京介伝統定型各...313/8/18 18:55
桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式【都々逸】伝統定型各...113/8/18 18:55
君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味【都々逸】伝統定型各...213/8/18 18:54
ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている自由詩613/8/18 18:53
忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく自由詩613/8/18 18:53
おまわりさん見るたびに敬礼している自由詩313/8/18 18:53
世界競歩花形新次自由詩213/8/18 18:44
お墓参りLucy自由詩19*13/8/18 17:18
沈みopus自由詩013/8/18 16:47
こんなに空が青いのに。ヒヤシンス自由詩7*13/8/18 16:04
もし僕が先に消えたなら。自由詩4*13/8/18 16:02
夜空の散歩自由詩3*13/8/18 15:58
葉leaf自由詩213/8/18 15:26
あなたは岩だ吉岡ペペロ自由詩613/8/18 13:51
レ・シートかんな自由詩1+*13/8/18 11:25
デカルコマニーそらの珊瑚自由詩13*13/8/18 10:45
前略 あなたへ創輝自由詩113/8/18 8:56
大人だってhiroto...自由詩2*13/8/18 7:44
はぐれうた梅昆布茶短歌513/8/18 4:03
鼠の歯すみきたすみ...自由詩213/8/18 3:46
生きてやる札中A斬自由詩213/8/18 3:35
it青井とり自由詩213/8/18 3:34
彼女の作った朝食は美味しかったニワコ自由詩213/8/18 2:14
駄作(負け惜しみ)自由詩4*13/8/18 2:01
誕生賛歌HAL自由詩7*13/8/18 1:31
携帯電話北村 守通散文(批評...013/8/18 0:17
かみかげ中川達矢自由詩213/8/18 0:12
窓の外には青井とり自由詩213/8/17 22:57
タワー・オブ・テラー済谷川蛍散文(批評...013/8/17 22:18
朝焼の窓の休館日朝焼彩茜色自由詩713/8/17 22:06

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加筆訂正:
詩法にかかわる断片/空丸ゆらぎ[13/8/18 17:18]
2013.8.18
散歩の途中で/空丸ゆらぎ[13/8/18 17:04]
まだまだエッセンスは追加
春の三部作/空丸ゆらぎ[13/8/18 16:46]
短くもなく長くもなく
メモ/空丸ゆらぎ[13/8/18 16:37]
短くもなく長くもなく
4.34sec.