解夏
他力本願で
影響
与えられるままに
受け取るだけの姿勢が
わたしの不安を煽ると気付く
ぽっかり空いているのが
パートナーへの気遣いや
その他の行為
すべてだとして
わ ...
円周率の最後の一桁に出会ったら
宇宙はそのときめきに吸い込まれてしまうだろう
数字とは限らないその解は
きっと愛を語る詩人のように嘘っぽい
輪転機が無限に探すが
解けない問題こそ美しい詩のよ ...
そう言えば 残暑の今日は 俳句の日
あちこちで 花火、雷、盆踊り
地域では よさこい祭り、阿波おどり
思い出す 放置していた フォーラムを
気が付けば 一年近く経 ...
沖に出てあおむけに視るこんなにも空の広さがおしよせてくる
優しげな名前とは裏腹に盆過ぎて泳ぐ子 戒める海月
光る波ひとつふたつと三角の硝子の意志が増殖してく
足裏の次第に砂がさらわれ ...
弱虫な僕を殺してくれよ
お前らは皆強いんだろう?
地べたに這いつくばって、血走った目でお前らにらんでてやるからさ
さっさと僕のこと 殺してみろって。ほら、逃げも隠れもしねぇから。
どうして ...
信州の古城の櫓跡から
千曲川を眺める
川面の風景の上には
大きな空が広がり
風が吹きわたる
風に膨らまされた空は
何も言わず、僕の頭上にある
古戦場の舞台となった古城
望める山 ...
遠く水が閉じるところ
遅い秒針をかきわけ追いやり
夜は夜に身を起こし
剥がれこぼれる光を向く
すべてが昇る夕暮れに
ひとつ落ちる冬の爪
おまえは銀を忘れたという ...
夜へ向かう枯れ野のなか
光のように咲く花もある
だが彼の目はただ
手のひらの淵にそそがれている
朽ちた椅子に腰かけ
うなだれる背と膝を
まだ照らすもののあることに気付く ...
ですから、
ね、
あらゆる、
「わたしから飽和するわたしたちよ、
もうここには語るべきことなどありはしないのです、と
語りはじめる卑怯をおびやかしてください、
かなしいほど ...
たしか大学で出会って
付き合って結婚して離婚して別の人と再婚してそれも離婚して
ある日スーパーの駐車場で、その大学で出会って付き合って結婚して離婚した元元彼氏であり元元旦那である人とばったり再 ...
シャワー浴びたら
急に頭が カラカラ 言い出して
タオルケットで頭を拭いてても
リンリン 音がする
合わせ鏡で宇宙を作ったら
髪の毛が天の川の色に染まってて
星屑が ポロポ ...
またひとつ哀しみに満ちた爪を拾う
またひとつ絶望で破れたこころを拾う
あなたの夢は何色ですか
ただ頷いて微笑うのはおりこうさん
泣きながら問い詰めるのはおばかさん
ひとつ問題があって
ものわかりのいいひとの粒子は
少しずつ崩壊している
淋しさをこじらせると
言葉すら思い浮か ...
何もない
あるのは道のり
歩いてきた気がする
そして 全て 失った
信じたことを
忘れ
そして 歩いた
海辺の街で
何をすればいい?
ボールを見ているみた ...
うちわであおがれひざ枕
これにまさる涼はなし
お礼に西瓜でも切ろうかしら
私の耳の穴をさわっても
なにもでてこないんだ
脳内を今日のかけらが
さらりとながれる
君の耳のかたちの
しまをめぐれば
世界ににたけしきが
耳からきざまれる
あしたへゆこう
...
...
涼それは
沸騰している中身(こころ)を
落ち着ける小さな風鈴(ねいろ)
涼それは
身体を刺すような棘(あつさ)を
癒す青い海(ぬりぐすり)
涼それは
のしかかるような熱風(おもさ ...
芯まで凍えちまうと
...
黙って水を口にして。扇風機の回っている部屋で、借りてきたばかりの本を読みながら、僕はたまらなく切ない気持ちになってしまう。
一人でいるとき 静寂がこの部屋を包み
静に吹いてくる風は、黙って僕に重圧 ...
「愛する人に愛されたい」
「あなた以外は要らない」って
同じ思いでいて欲しい
そんなの我儘だってことは分かってる
でも我慢できるほど私たちは大人じゃなくて
無条件に愛せない幼 ...
どうすれば僕は
急坂さえも一気にのぼる
機関車男になれるだろうか?
この腹に内蔵された
エンジンの蓋を開けたら
思いの他にぼうぼうと
炎は燃えていたのです ...
君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り
桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式
君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味
ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている
忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく
おまわりさん見るたびに敬礼している
異次元スポーツの代表格と言える
超人気スポーツ競歩が
単独で世界選手権を行うことになった
これまでのような長距離だけでなく
100m競歩や110m競歩ハードル等の短距離競技から
競歩幅跳びや ...
住む人の居ない
山の墓地
お盆には賑やかに花々が供えられている
生まれ故郷を訪れた人の形跡が
風に揺れる
たった今まで
誰かがそこにいた証拠
ロウソクの炎が
消え残り
線香の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
解夏
はなもとあお
自由詩
6
13/8/19 15:42
謎
乱太郎
自由詩
27
13/8/19 13:56
俳句の日2013
TASKE
携帯写真+...
1
13/8/19 13:54
夏の終わりに
そらの珊瑚
短歌
11*
13/8/19 12:39
「ヒマワリのようなクラス」で復讐へ一生の誓いを
創輝
自由詩
0
13/8/19 11:16
千曲川−夏ー
……とある蛙
自由詩
16*
13/8/19 10:53
色と羽
木立 悟
自由詩
6
13/8/19 9:54
ノート(リトアニア2010)
〃
自由詩
2
13/8/19 9:50
_
紅月
自由詩
5
13/8/19 6:34
タイトルも思い出せない映画
なかうち ま...
散文(批評...
1
13/8/19 4:36
わー
〃
自由詩
3
13/8/19 2:56
爪きり
梅昆布茶
俳句
1
13/8/19 1:40
ひどく簡単な、冴えたやり方
伊織
自由詩
11*
13/8/19 1:22
浜辺を
番田
自由詩
1
13/8/19 0:50
涼
殿上 童
自由詩
20*
13/8/19 0:46
耳のかたちのしま
朧月
自由詩
6
13/8/18 23:50
正しいセックスのしかた
TAT
短歌
3*
13/8/18 23:37
熱さとともに
ムウ
自由詩
7
13/8/18 23:28
芯まで凍えちまう
TAT
自由詩
1+
13/8/18 21:57
突然襲ってくる、切ない気持ち
創輝
自由詩
2
13/8/18 20:55
赤裸々
キダタカシ
自由詩
4
13/8/18 19:00
機関車男
服部 剛
自由詩
12
13/8/18 18:55
君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
3
13/8/18 18:55
桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式【都々逸】
〃
伝統定型各...
1
13/8/18 18:55
君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味【都々逸】
〃
伝統定型各...
2
13/8/18 18:54
ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている
〃
自由詩
6
13/8/18 18:53
忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく
〃
自由詩
6
13/8/18 18:53
おまわりさん見るたびに敬礼している
〃
自由詩
3
13/8/18 18:53
世界競歩
花形新次
自由詩
2
13/8/18 18:44
お墓参り
Lucy
自由詩
19*
13/8/18 17:18
2566
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