角を曲がると私が消える
貶してから褒めるつもりだった
やまびこの遠く澄み渡るを聴く。この連嶺の偉大さよ。
夏にいまだ白く残る雪を携えて、今、この世界に君臨する。
比類なき荘厳。重厚な交響楽。
私はただその頂にて感嘆し、言葉を失う。
母なる ...
今、私の見ている夜空をあなたもきっと見ているでしょう。
それはなんと素敵な事なのでしょう。
遥かな時を超えて今輝きを放っているこの星々は、
私とあなたの魂の結びつきを担っているのです。
...
一筋縄ではいかない
どころか
二筋縄でも
三筋縄でも
いかないので
グルグル
グルグル巻きつけたら
亀甲縛りになって
股間にも食い込んで
やっといけた
わたしは、この心が死ぬ度に祈った
世界を元に戻してくださいと
時間を元に戻してくださいと
ありえないことを本気で祈った
だけど世界は腐食し続けていった
そして幻想と化した ...
ワタシガ
バツイクツダロウト
アナタタチニハ
カンケイナイコトデス
センシュニアッタ
フリツケヲカンガエルタメニハ
センシュノココロトカラダノ
スベテヲシリツクサナケレバ
ナラナイノデ ...
嫌われたい人にきちんと嫌われたい 不毛な延長を断つ一言
憧れを憧れのまま凍らせた世界が 刻む 時を 聞く
敵は敵らしくせよと言いたげな君 不在者に向けた呪詛が膨らむ
...
まくらを抱えてすみっこへ
あざだらけの脳みそを抱きこんで
痛む歯を舌で舐めている
でもあたしは愛されている
覚えていないくらいむかし
あたしはだれかにキスされたから
歯が全部溶けて ...
まっピンクゴール裏
アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦一発勝負
ダービーの息はずっと過呼吸
おぉ バモス セレッソ
セレッソ セレッソ バモス セレッソ
おっおっお ...
ぼくはいまでもあの質問を忘れられない
妻が妊娠して臨月になった時に
彼女は重い妊娠中毒症に罹り入院していた
こどもが生まれそうな日にね
ぼくは病院に見舞いに行かずゴルフ場にいた
医師の暫 ...
あかも。
...
...
あの現代詩は
約250年前から高い品質と
こだわりの発想で愛されている現代詩です。
改稿を重ね磨き抜かれた言葉と強めの毒で
すっきりとした爽快な読後を味わえます。
この現代詩は
こんが ...
もつれた毛糸をほぐそうと
ひっぱったり、ひっくり返したり
しているうちに
かたい結び目
いくつもできて、みつかります。
ああ、これはもう、すんなりとした一本の毛糸には戻りません。
しな ...
一枚の
写真が過去を
連れてくる
捨てたつもりの
きみとの思い出
忘れ去られた庭に
突き刺さる太陽の痛み
去年の夏のひまわりのお墓
誰に知られることもなく
なつかしい小鳥たちも
黒い森へと帰っていった
この庭を愛した人も
閉ざされた扉の向こうに眠る
夜遠くひかりばかりを掴む夢みてさめざめと淹れるコーヒー
さよならは生涯一度の挨拶ですまだ言ってませんまたねだけです
きょうよりもあしたと思い灯り消し遠くで誰か生きている音
見ていない ...
果たされない約束が遠のいてゆく
博愛は封印されて
初夏の風鈴のように ときに
さやかに りん、と在るを語るでもない
ゆく道は涯てを知られず
帰り道はすでになく
芥子の花のうなだれて
...
存在の肉
肉
身体に備わった物質
肉には
心地よいか
心地悪いか、の
世界がある
肉は
その肉を保つために
食事を必要とする
肉は
欲望をまとい
裸を欲する
...
Message body
聞く耳もたなきゃ
意味ねぇは
行く道 見えていけねぇは
しくじる だけ ならまだいいが
命があるだけ まだましさ
左に回る 地 ...
となりの、しばは
あおい、というけれど
いくつになっても
いいなぁ、いいなぁ、と
たにんをうらやんでしまう
てのなかには
たくさんのしあわせを
だいているというのに
わ ...
ここに
コンクリートの破片がある
砂と水を固めて
作られた人工の石たち
人が集う会館になり
公園の遊具になり
学校の名を刻む門となり
新しい道となり
駅となり
小さな島に架かる橋 ...
俺、パンツ5Lじゃないと
ケツ半分しか入らないって
言ってるだろう
だから、4Lだと
ホラッ、やっとポコチンが
隠れるぐらいしか入らないのさ
俺いっつも言ってる
パンツ買うときは ...
私のことを好きだと言ったせいちゃんの気持ちに応えなかったことでせいちゃんの気が少しずつおかしくなっていくのを横でずっと見ていたとき確かに破滅の足音が聞こえていたのに私も意地汚い方だから優れた友人として ...
全ての虚無を抱き抱えて
宇宙の果てで眠ろう
僕にはもう
朝も夜も関係ないんだ
闇の向こうに浮かび上がる
君の姿
無限に広がる升目で
終わる事のないオセロをしよ ...
傷つく準備
傷つかない準備
私は傷つく準備のほうをとる
一人では生きてゆけないから
なんども分かったことだから
傷つく準備のほうをとるのだ
傷つく準備
傷つか ...
台風の目の中で
りんごの皮をむく
なすがままに
つらつらと
*
わたしの水筒は
風邪をこじらせて
夏がくる前に
しんでしまった
(ヒマワリのたねを四粒入れて
からからと振ってやる)
からん
からん
からん
からん
(あっけないほどのあ ...
小春日や昼間から呑む京美人
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
角を曲がると私が消える
北大路京介
自由詩
8
13/7/4 23:56
貶してから褒めるつもりだった
〃
自由詩
3
13/7/4 23:56
新たな道標
ヒヤシンス
自由詩
7*
13/7/4 23:14
夜の目覚め
〃
自由詩
4*
13/7/4 23:12
一筋縄
花形新次
自由詩
1
13/7/4 23:05
幻想世界
めれんげ
自由詩
2*
13/7/4 22:42
モロゾフの言い分
花形新次
自由詩
1
13/7/4 21:39
呪詛
深水遊脚
短歌
9*
13/7/4 21:36
虫歯
はるな
自由詩
9
13/7/4 21:29
声は凱歌を歌う前に
平瀬たかのり
自由詩
8*
13/7/4 20:14
死刑執行人
HAL
自由詩
5*
13/7/4 20:05
キミいろ、ボクの"め"
世江
自由詩
1
13/7/4 20:03
ヨハネの黙示録(12章3節)
TAT
自由詩
0
13/7/4 19:52
あの/この/その
左屋百色
自由詩
9*
13/7/4 19:04
もつれた毛糸
凍湖
自由詩
6
13/7/4 18:06
捨てたはずの写真
めれんげ
短歌
1
13/7/4 16:56
忘れ去られた庭
〃
自由詩
8*
13/7/4 16:15
雑詠 11+2
もっぷ
短歌
5
13/7/4 16:07
偽熱の午後
〃
自由詩
8
13/7/4 14:54
存在の肉
はなもとあお
自由詩
4
13/7/4 14:39
ライム闇 韻
卍琉九卍
自由詩
2
13/7/4 14:31
「せつぼうのはざま」
玉兎
自由詩
3
13/7/4 8:44
破片
そらの珊瑚
自由詩
18*
13/7/4 8:28
ビッグボディ
花形新次
自由詩
0
13/7/4 7:48
冬に花火はやらない
一尾
自由詩
1
13/7/4 3:41
銀河
ボトルシップ
自由詩
2
13/7/4 1:34
傷つく準備
吉岡ペペロ
自由詩
9
13/7/4 1:30
つらつらと
石田とわ
自由詩
11*
13/7/4 0:52
夏の日めくり
佐東
自由詩
10*
13/7/4 0:22
小春日や昼間から呑む京美人
北大路京介
俳句
1*
13/7/3 23:57
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
2584
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
2594
2595
2596
2597
2598
加筆訂正:
モンマルトルへの手紙
/
月乃助
[13/7/4 8:23]
すいません、また少し
4.67sec.