渇いた空
しなびた太陽

潤う水はダイヤモンドのように光り
あざ笑う

地を這う陽炎は消えては揺らぎ
現れてはおいでおいでと立ち上がる


正確な円い輪郭を、灰色に淀んだ空にくっきりと浮き上がらせる
午後の弛んだ日射しも少しばかり傾き始める
根深い霧がこの港町から抜けることはなく
ここでの昼とはほんの少し明るい夜のことを言 ...
三日続いた熱帯夜
夏の始まりの、花火。
高速バスの窓越しに
ぼうっと見つめてる

もう一度の 恋の始まり
嘘の予感と知ってても
夜空に輪郭を追ってしまう

汗に濡れた髪が
...
果物も
夏の
暑さで
死ぬ
腐る
その酒を
呑む
ぐらぐら
踊る







...
豊胸のシリコン注入跡を見て戻れないあの頃の僕には 男なんか
馬鹿じゃない
やらせるって
言ったら
大概は
大喜びで
飛びついて来るわ
だから
こっちが
その気なら
幾らでも
やれるってわけ
これが
男だったら
そういう訳に ...
         130715


詩集の挿絵とは
絵画にどんな照明を与えるか
ということに似ていると思いますと
若い作者が言う
そんなものかなと初老の男は半ば狼狽えながらも
うなず ...
空がどこまでもどこまでも青いように
人間はどこまでもどこまでも哀しい
僕は生きますか?
僕は生きますか?
今日も僕は問いに耐えねばならない
天空を吹く風は
どこまで
どこまでいくのだろう ...
ヒトゴロシ
ヒトーゴーロシ
トーゴーヒロシ
東郷博
東郷博(19)
ジューク東郷
デューク更家

『デューク更家著
地球の変な歩き方より』

てめえ
俺の後ろに
立ってんじゃ ...
A.I


どの立場にたつかによって
AIが導きだす
答えは変わる

推論
相手の目になって答えを出すのか
自分の目の答えで動くか、で
たぶん、行動は変わる


自己愛と自己 ...
朝顔のみつめる先に雲の白


夏残る一握の砂星の砂


雪予報お庭を思い眠るポチ


聞いてるかい聴いているよとイヌフグリ


コカ・コーラレモンを添えて夏を飲む


  ...
テディの目ボタンがわたしを素通りし壁をみている壁になりたい 『戦争のことは歩兵に聞け』という言葉がある
それは赤紙によって招集された
民間人が殆どであるがために

戦場に於いて敵を撃つ怖さ 
敵から撃たれる銃弾の恐怖
そう戦場に流れ弾など一発もない ...
揺れているそれぞれ個性持つ野草強い生命力に驚く

種を蒔き育つ速度が早い花愛の波動で包めば喜ぶ

今日は雨雨で始まる日曜日午後から晴れる予想は外れ

家庭科の授業で作る肉じゃがは家庭の味と ...
力の抜け感に 心地よく応えてくれる スミレ色の風
我の張る もろい盾をすり抜ける 経験値の皺くちゃ

階段の装飾を磨いて あなたが上がりやすく
踊り場の窓には スミレ色の風が心も透き通るように ...
かかれて みたまえ
輪郭をもった貌は心失うほど、美か
風を撃ったハネは気持ちよいか
曇らず雨のない戸の外は心地よいか

小さき歌に 託してみたまえ
感ぺきな歌に かかれてみたまえ

縦 ...
いつからか
乾杯と久しぶりは
セットになって
テーブルを彩る小皿は
ポテトフライから
サラダになった

ポーカーみたいに
手札を選ぶ
話せないことも
増えた気がする

「何を考 ...
すました顔したお嬢サマ
一体何がしたいんだい?

あそこじゃ子供はお断り みんな一人を爪弾き
ひとりぼっちが怖いくせ
ひとりぼっちのくせしてさ

すました顔したお嬢サマ
そんなことして ...
あなたの庭はなんの匂いもしない

野球中継
祝日
汚れたスニーカー

擦り切れてゆく生活のなかで

煮える卵
砂壁
青空

だれがわたしたちを救えるだろう?

液晶モニ ...
歓声が割れんばかりのスタジアムシュートを決めてするプロポーズ 住み慣れた京間サイズの畳にね敷いた布団の上で死にたい 背中から腕が十本生えてきてグーチョキパーを繰り返してる 義理のほうが高いチョコ 彼女以外からのチョコは受け取りません 外でスカート履くの禁止な 煌めく星々の彼方に伸びるきざはしを今まさに昇ってゆこうとしている君。
地上の僕は君の後ろ姿を必死に追いかけてこの手を思い切り伸ばす。
けれども君の金色の長い髪が暗闇の中鋭い光線を放ち僕の行く手 ...
素足で夏を渡るよ

片足立ちの小石の上で足を擦る
渡り切れない小川の真ん中

一匹
木漏れ日をぬけて
羽根を濡らして 染めて
谷を越える

うなり始めた風
光に濡れながら

...
 
向日葵がすっくと一本

お天道さまにごあいさつ

わたしも真似てごあいさつ



 
明日は誰にもわからないので 
次の{ルビ頁=ページ}の空白に 
栞を挟み、ぱたんと閉じて 
日向の机に置いておく―― 
帰ってごはんを食べたら
すぐ寝てしまい
足がつって起きる
しばらく悶えて
無性にアイスが食べたくなって
夜道を自転車で走るのがとても心地が良い

新鮮な空気がヒタヒタと肌を潤す
そうい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
陽炎・・・tamami自由詩113/7/15 23:37
霧の町の断片飯沼ふるい自由詩413/7/15 22:37
もう一度の予感御笠川マコト自由詩113/7/15 22:35
私の人生の中で最も青かった青TAT短歌1*13/7/15 22:14
望郷短歌1花形新次短歌113/7/15 21:55
ヤリマンになりたい自由詩213/7/15 21:23
挿し絵あおば自由詩8*13/7/15 20:09
問い渡辺亘自由詩113/7/15 19:35
ゴルゴ花形新次自由詩013/7/15 19:26
A.Iはなもとあお自由詩313/7/15 18:27
四季五句+1もっぷ俳句513/7/15 17:07
_短歌213/7/15 16:46
歩兵HAL自由詩3*13/7/15 16:42
肉じゃが夏川ゆう短歌213/7/15 16:40
スミレ色の風朝焼彩茜色自由詩613/7/15 14:18
かかれて十二支蝶自由詩113/7/15 13:24
増えるばかりだマツオカシロ...自由詩013/7/15 12:07
すました顔したお嬢サマへ創輝自由詩213/7/15 11:44
はるな自由詩813/7/15 10:45
歓声が割れんばかりのスタジアムシュートを決めてするプロポーズ北大路京介短歌213/7/15 10:38
住み慣れた京間サイズの畳にね敷いた布団の上で死にたい短歌113/7/15 10:38
背中から腕が十本生えてきてグーチョキパーを繰り返してる短歌1*13/7/15 10:38
義理のほうが高いチョコ自由詩313/7/15 10:37
彼女以外からのチョコは受け取りません自由詩113/7/15 10:37
外でスカート履くの禁止な自由詩713/7/15 10:37
Alwaysヒヤシンス自由詩6*13/7/15 5:17
キャンプサイトぎへいじ自由詩14*13/7/15 4:59
ごあいさつ殿上 童自由詩22*13/7/14 23:54
窓辺の日記 服部 剛自由詩213/7/14 23:15
夜風とアイス灰泥軽茶自由詩813/7/14 23:04

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加筆訂正:
蝶はくちびるから生まれる/りゅうのあくび[13/7/15 18:55]
遅筆のため推敲
4.77sec.