ふむ
なるほど
夕飯にカレー3杯食っても
夜食にサッポロ一番塩ラーメン2袋
食っちゃうのは
幼いときに父親から受けた
虐待の影響だと
ふむふむ
それで
朝から焼肉弁当と唐揚げ弁当を
...
ボールペンの芯が折れて
染み出した真っ黒いインクで
書いていた詩は読めなくなって
僕の中からも消えていった
謀ったかのように
産まれた贋作に埋もれながら
僕の部屋はボツになった ...
アロハシャツ巨大迷路で四苦八苦
夕涼みあのわだかまり消えていく
冷し酒冷静になり仲直り
現実の最中 上り坂の錯覚 向かい風の奥義 流れる最古からの生身の風
ひた向き うつむかず 足元固め 悪戯な煩いに 片目つぶり
人生の最中 過ごす刻 太めに刻み 他愛もない空気の澄みと淀みに
...
きっと夏の晴れた日の朝には
水を求めて何処かの
乾いた草原で
遊牧民族が
馬や山羊たちとともに
次の場所へと
引越する支度をしている
地球の反対側とつながる
国境の意味が
なくな ...
闇を切り裂いて走る稲妻に
たたき落とされたトカゲが岩礁に絡まれ
つぶされて息絶えようとした日
不規則な潮の流れに珊瑚の枝がきしみ
剥離した細胞から芽生えた
悲鳴が海を漂い やがて群れて渦 ...
続くんだね、悲しみは、永遠のように
蝕んでいくんだね、抽象的に、現実的に
くり返されるサブリミナル
やかましいったらありゃしない
網膜を飛び越えて、三半規管まで駄目にする
...
草の皿に
いっぴきのいなごがとまっている
ぼくはいつも色んなことを
すぐに駄目にしてしまう
砂団子のように丸く脆く
君への思いを胸のなかに固めて
...
不規則に配置された
文字間から
いつも僕は
君の世界に忍び込んでいた
大雑把な地図しか
持っていないから
いつも僕は
君の世界の迷い人のひとりだった
草原の向こうから
手 ...
がれきを噛む
直角の月光がきみの
糸切り歯を白く燃やしている
かなしみを心にとめ
そして死ぬように忘れ、
忘れるように死んでいく
もろく、
...
だきしめたものはなんだろう
あの雲にのって
ほんの子どもみたいな
ばかげた思いをしょって
ただ、あたたかな
かおりだけのこったこの手
なんだ ...
真冬日と真夏日が腕相撲をする
が 一勝一敗を繰り返すばかり
で 果てしがなかった
木陰と日向が討論しあった
が 太鼓 ...
乾いてる軒下暮らし梅雨の日もそれが定めとうな垂れて
ほんとうに美しい玉葱の芯どうしてもほら泣いてしまいます
玉葱の玉を採ったら葱だらけでもそれは夢{ルビ二兎=にと}を追うひと
玉葱の ...
数ミクロンの
クリアランスを維持して
唇他、口腔内の
あらゆるパーツは
決して触れることがない
しかし
はた目には
やっているように見える
確かに凄い技術ではある
天才的だ
だ ...
ねぇ星空というのは無数の瞳だ
きみの瞳にぼくはいない
ぼくを通してきみをみている
あの星はなみだをたたえてまたたくんだ
君の瞳のその奥の
ゆらめく悲劇を知ったとき
ぼくはひどく ...
片隅で中国語が聞こえている
それが意味するもの
空にかかる
「月は古い飴玉」
「海は流れ出た油」
それが町中に広がり夜になる
それがわかる
眠れないのなら
眠らなくてもいい
...
鬼げしの
あしたに
黙礼をする
宙へ
零れる
一夜が明けた
蒼さ故
あの月冴える
おいしいうそをついて
世界はおわらない
寝がえりをうったら
あの子が泣いてた
ゼリーみたいな涙してさ
いつまでも覚えている青さを縫って、
(勝手に)、
勝手に生きている、
終わらせない(終わらない)
自由を、(不自由を)
はしりまわって、はしりまわって手に入れて
おいで、と言ってく ...
そういう夜もある
そういう
夜の寒々しさが
怖いよ…
禊のあとのなお熱い身体に
舌に溶ける薄氷の片
そういう夜を幾度となく楽しんでいる
私たちは楽しそうに
舌を出している
誰かと一緒にいたって
ひとりだよ
馬鹿のフリしたって
ひとりだよ
楽しいことは
わかりあえない
一人であそぼーぜ
かくれたって見つかる
逃げたってつかまる
気持ちのい ...
フレンチトーストを焼いて
バナナを切ってヨーグルトと混ぜて
コーヒーメーカーのスイッチを入れる
フレンチトーストは焼きが甘いが
どうせ蜂蜜をかけるのだから味は変わらない
バナナは昨夜買っ ...
夏草に息をつまらせながら
とぎれとぎれのたよりない光跡を追いかける
光跡は小さな流れに出会う
同じ場所で僕たちも出会った
滝のしぶきがかかる地下道を通り抜ける時
すれちがう幸せな記憶をた ...
君と辿る真夏のアスファルト
降り注ぐ太陽光 零れ落ちる夢模様
通り過ぎるバスの音
僕ら逃す運命の鼓動 追いかける記憶と過去
まるで孤独を紛らわすみたいな
そんな日々を繰り返してた
...
長いちまきを選別してる奥さまがいるこどもの日
高校時代の制服を着て補導されてる三十路前
不器用なマジシャンの指握り鮓
裏返った猫がまどろむ
あいこが続いて結婚しました
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カウンセリング
花形新次
自由詩
0
13/6/29 19:33
文字との邂逅
東野 遥汰
自由詩
3
13/6/29 18:54
アロハシャツ
夏川ゆう
俳句
1
13/6/29 17:35
7月が入る
朝焼彩茜色
自由詩
4
13/6/29 16:21
ジャックされた夏の断片
りゅうのあく...
自由詩
7*
13/6/29 14:50
海のトカゲ改
イナエ
自由詩
4*
13/6/29 11:28
白々しき賛美架
komase...
自由詩
1*
13/6/29 10:51
いなご
草野春心
自由詩
5
13/6/29 10:28
君の世界は終わらない
nonya
自由詩
21*
13/6/29 9:48
がれきを噛む
草野春心
自由詩
6
13/6/29 9:32
かおり
〃
自由詩
2
13/6/29 9:23
濁ったバラード 六
信天翁
自由詩
2
13/6/29 9:08
玉葱なひと
たま
短歌
25*
13/6/29 9:04
シャドウフェラ
花形新次
自由詩
1
13/6/29 8:39
このにぎやかな孤独に
ゆったいり
自由詩
0
13/6/29 7:21
観葉植物
春日線香
自由詩
3
13/6/29 5:39
出あい
こしごえ
自由詩
3*
13/6/29 5:35
故人
〃
自由詩
1*
13/6/29 5:33
おいしいうそ
はるな
自由詩
7
13/6/29 4:57
窒息
〃
自由詩
4
13/6/29 4:53
しとり冷え
塩崎みあき
自由詩
1*
13/6/29 2:50
一人ぼっちになってあそぼーぜ
竜門勇気
自由詩
2
13/6/29 1:06
フレンチトースト
青井
自由詩
5
13/6/29 0:08
蛍
カワグチタケ...
自由詩
6
13/6/29 0:06
繰り返す真夏のエコー
ねこ歩き
自由詩
0
13/6/28 23:58
長いちまき【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
4*
13/6/28 23:41
制服【都々逸】
〃
伝統定型各...
4
13/6/28 23:41
不器用なマジシャンの指握り鮓
〃
俳句
1
13/6/28 23:39
裏返った猫がまどろむ
〃
自由詩
5
13/6/28 23:38
あいこが続いて結婚しました
〃
自由詩
1
13/6/28 23:38
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
2584
2585
2586
4.55sec.