欠けたカップを握る

懲りずに思い出していた

ちょっといいガテマラを買ったのに

ちょうどいい自販機で買った缶コーヒーを

彼はベランダで飲み干した

あの昼の滲みが窓にうつる
...
夏を告げる雨が降り
現代詩の季節到来。
その日、
男は自分の現代詩をファイルし
ある場所へ向かった。
バス停のベンチは腐り
座って待つ者は誰もいない。
空には何もない。
詩に結びつくも ...
あの国の欲望は
わかりやすい

今はTop2
それが達成できたら
その次は
The Top

王様になりたいんだね

権力が分立していない
絶対的な政治システムが
金力と武力と ...
            130613



悪質な内部者情報通報者は処罰されます!
まだ無い犯罪が生まれますから
お金に目が眩んだモラル違反常習者は
くれぐれもご用心
最低限のモラルが ...
騒いでいる心は、
言葉にさえできなくて。

喚いている言葉は、
心にもないことすら声にした。
きみの小指から熱い砂糖水が滴り落ちてきて
わたしの両の手で受けたとき
ああ、きみは海から生まれた生き物じゃないのだ、と悟る。
根本的に異質な生き物なのだ。
わたしにとってもきみにとっても。
...
    {引用=悪いことして、理くつくっつける人間は、用心しなきゃなんねえぞ。
理くつさこいてやってくる奴あ、用心しなきゃなんねえ。
                   「ひかりごけ」武田泰淳} ...
風の愛撫に
はらり ほろり
八重桜が泣いた

すらり と知らん顔
真新しい翅を輝かせ
トンボは行ってしまう

墓地への細道
静かな午後

まだずっと若かったころ
感性は魚のよう ...
いま、きみがつまずいた場所から
ずっと、とおいさきで
誰かがよこぎったあとなら、
言葉は、なにげなく
肩ぐちからほどけていく
雨降りが並んだ日に
三叉路で立ちどまったきみの
とりがお ...
ジョワ
ジョワ
濡れやすい
ジョワ
ジョワ
感じやすい
ジョワ
ジョワ
入れやすい
ジョワ
ジョワ
抜けやすい
とにかく
殺滅は
ジョワ、ジョワ
ジョワ〜
さようならを告げると
あなたは残念そうに空を畳んで
分かったよ、
と言う

分かったよ、
また明日


あれからずっと
明日が来ない
あけ方
うすあかるい部屋を出るまぎわ
シーツのうえに半透明のわたしを確認する

いつも
左がわを下にして抱きあうので
それは
右耳からだんだんとすけていく
あなたの言葉でできている ...
溶かされ
水滴に変えられた
悲しみが

香水の空き瓶の中から
じっと

外を見ている
空高く晴れ模様

影は濃く

潜る深い意識の世界へ

アスファルトに映る

私の影は

生き生きとしていたので

ずうっと眺める

影は何かを話したくて伝えたそうだ

...
おもしろいうんこが
あるのかどうか
わからんけど、外道
どんなつまらん
うんこでも
おまえよりは
おもしろいよ
おまえのうんこでさえ
おまえよりは
おもしろいよ
このうんこやろう
...
泣きながら歩いた日はひもじくて、自分の体から精子の匂いがした。
似合わない色を着て、どうしてこんなところまで来てしまったんだろうって思っていた。
花は季節によっていろいろ違う。椿とかたんぽぽと ...
にょにんこうやのこうげんの
自動販売機のふいうちに
こぜにがない
せんえんさつのしわをてのしわよりものばして
七回も受けつけてくれないとのどのかわきにがまんできなく
やっと入れば十円のおつり ...
見上げた
遠い青は
海のものなのか
空のものなのか
わからない
そもそも
ここは海なのか
それさえも
忘れてしまった



浮上する
どこを
目指して



まとわ ...
片想いしてるあの娘の眼が好きだ恋の願いよずっと叶うな 祝日は丸い氷でウイスキー飲む父の絵は直線ばかり 二次元の彼にフラれて五月闇 昨日埋めたタイムカプセル掘り出している 揉める乳房がない エレベーターがある城なら行く ぐれいぷふるうつは
少し苦くて
少しあまい

目にしみるのは
ルビーの涙かな

ぐれいぷふるうつは
ひとりでたべるには多すぎる
わけあいたい苦さです

あなたに似ています
ルビ ...
君に問おうか。
今夜食べたいものを。
明日目覚めた時に聞きたい音を。
明後日休日に観たい景色を。

どうということもなく、
なんということもなく、

ただ君のことを識る為だけに

...
屋根のない小舟で
雨に濡れながら

ここももうすぐ海になるね
もうどこにもないと思ってた
彼の品

母の実家の玄関先

クリスマスにシアトルで買った
背の高いコーヒーカップ

牡丹のような芍薬

もう帰らんといけんのんね?
破竹を煮たから持 ...
雨に唄わず

水たまりを飛ばず

街灯と踊らず

ただ目を開けて

この雨を見る


怠惰 諦念 虚無 倦怠

水を湛えた光の粒の中には

世界の全てが内包されている
...
森の奥から届いた一葉の招待状

どうぞ自由な服装でお越しください。

おみやげはいりません。

おかねもいりません。

ハンコもいりません。

名刺もいりません。


た ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
トワイライト村正自由詩213/6/14 14:59
現代詩研究所左屋百色自由詩7*13/6/14 13:18
Dream?眠り羊自由詩013/6/14 10:57
あの猫の名前はマダナイっていうんだ、あおば自由詩8*13/6/14 9:39
こころ秋助自由詩4*13/6/14 9:18
親しいということ凍湖(とおこ...自由詩213/6/14 0:46
悪魔salco自由詩9*13/6/13 23:34
墓地にてただのみきや自由詩28*13/6/13 23:32
Candy SaysDebby自由詩313/6/13 23:20
剛腕殺滅(ごうわんあやめ)のCM花形新次自由詩013/6/13 23:17
さようならを告げるはるな自由詩213/6/13 23:16
右耳自由詩113/6/13 23:11
cold watermizuno...自由詩213/6/13 23:08
千切れた影は何処へ行く灰泥軽茶自由詩713/6/13 22:53
おもしろいうんこ花形新次自由詩313/6/13 22:39
油と身体はるな散文(批評...213/6/13 22:20
のろいいっぱいとつき自由詩113/6/13 21:50
天辺伊織自由詩4*13/6/13 21:25
片想いしてるあの娘の眼が好きだ恋の願いよずっと叶うな北大路京介短歌413/6/13 21:08
祝日は丸い氷でウイスキー飲む父の絵は直線ばかり短歌413/6/13 21:08
二次元の彼にフラれて五月闇俳句113/6/13 21:07
昨日埋めたタイムカプセル掘り出している自由詩913/6/13 21:05
揉める乳房がない自由詩113/6/13 21:05
エレベーターがある城なら行く自由詩413/6/13 21:05
ルビーフルーツ朧月自由詩413/6/13 20:50
君に三月雨自由詩2*13/6/13 20:11
saltmizuno...自由詩113/6/13 16:37
first starbucks store自由詩113/6/13 16:28
【雨に唄わず】つむじまがり自由詩5*13/6/13 14:30
【お茶会】自由詩3*13/6/13 13:22

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