ジャンヌ・
エビュテルヌ へ、
{ルビ類=たぐい}なく
五本、僕には絵筆を自由にする指がある
夏の陽射しのなかで
あからさまに 風景を絵画にきりとりながら
固定らし ...
トーストセットを注文すると
今は春のキャンペーン期間中だそうで
赤い三角くじを引かされた
「お目出とうございます。当選です」
グラマラスなウェイトレスが言うには
姪っ子が一人当たったのだ ...
エミーの墓の枯れたローズ
学校が終わり自転車でゲートを抜け
墓場で横になれば
誰かがお前を愛してくれる
すきなひとのあとを、ついてあるく
ひとつ
ひとつの、ものごとを
手にとって
安全か、においを嗅いで
そのあとを、ついてあるくか考える
かわいい服を着ることをあきらめないで
な ...
無償の愛でひとつずつ
指を切り落とされていく
私も逃げないから逃げないでと彼女が言う
これが一度きりの人生なんて
信じられない
寝息を立てる
わが子に思う
一生、そのまま
かわいい赤ちゃんのまま
わたしのそばを離れず
わたしを一番ひつようとし
憎まれ口もたたかず
ただ、ひたすらに
一生懸命たべ
一生懸命あそび ...
あなたが好きな花
私が好きな花
同じだと知って驚いた
一緒に育てながら同じように
お互いの深い部分で愛が育つ
花が育ってゆく喜びを感じて
癒やされて普段通りの心になる
あなた ...
あなたが朝から祈っている
誰かが働いてくれている
だから気づかずに生きていられる
もらってばっかりじゃダメだから
ぼくも誰かのために
誰かの誰かになろうと祈っている
朝日がぬれている
...
道端の芸術
速攻で回収
右脳に栄養
暗闇の文学
孤独な毒書
草原へ移動
逆光と逆説
心臓を創作
反感の売買
脈打つ数字
金属の性質
耳潰す静寂
派手な礼服
前菜と若鮎
言葉 ...
あのひとから
ラブレターが届いたので
くちづけをして
しまっておいた
死んでから読もうと思う
あなたが誰なのか
わからなくなってから
コンビニエンスストアで売っている、ひと口でたべられるゼリーは、ふたのビニールを開けるときにぜったいになかの汁がとびでてくるので、指がべとべとになってしまう。だから夫はそれを食べない。
夫のいない ...
自分だけ生きようとしてもだめだ
みんなが生きなくては
自分だけ救われようとしてもだめだ
みんなが救われなくては
みんなが救われないと
私の「生きる全体性」が
回復されないんだ
今日も空が ...
アジサイ
妻と子と四人できてみた紫陽花園黒姫・お多福・ロッド・ケルン
雨降りのあじさい数多咲きにけり「花火」という名のわがあじさい
早く起き聖書三章朗じつつこれからのことじっとかんが ...
妻の花々と野菜たち
妻と農協へ行った
大きい肥料の袋
を二っ買った
朝には青い朝顔が
三つ四つ笑顔を見せる
花と野菜たちに
たっぷりと肥料をやる
すくすくと育つ
みどりのト ...
この「生き難さ」は何だろう
憂鬱で
だるくて
楽しめない
楽しみと言えば
家でゆっくりすることぐらい
仕事をするのが苦痛で
いつも眠い
この「生き難さ」は何だろう
人生は所詮戦い ...
たとえば、今日で世界が終わるとして・・・
今日で世界が終わるわけなんかないし・・・
それじゃ、会話が始まらないじゃない?
それじゃ、空想が広がらないじゃない?
会話 ...
なにもない、と
なにももっていないと、
ぬれたよる
それも
いつかこえて
おとなになった
なにかをにぎりしめていると
おもっていた
てのなかに
ただくらやみばかり
あつめて ...
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=275302 の続き。
はじめに言っておくが、私は今、カエデのマークの国に住んでいる。よって日本に対して得られる情報は ...
おい、ちょっと待てよ
どこ行くんだよ
そっちじゃないって
なに泣いてんだって
なに怒ってんだって
俺が求めてんのは
そういうのじゃないって
俺の話、聞いてんのかよ
それ、なんなんだ ...
青に浮かべる心、青に浸す心。皮一枚のわずかな距離でもあれば、青を想える。眼はいつまでもその姿を見ることができない。
青い青と青くない青。空と海の間を渡る光、白い水平線。色を届ける光。絵の具の ...
もうこんな時間だ、
そろそろ心中しなきゃ、ね?
と
あなたが言ったのは数時間前で
今のあなたはわたしの横で横たわっている
わたしだけを残して
目を瞑ると時々、トンネルの入り口に立ったよ ...
不幸な少年はバスに乗る 何処へも着かないバスに 最果ての街に行きたかった
月の無い夜に生まれた いつも夜を宿している 言葉を持たない
銀河の端っこから滑り落ちてきた魂だもの 空を見上げる
...
子狐の尻尾をつけて手袋を買いに行く孫ムービーで撮る
昨日の自分が
今日の自分を
創るなら
明日の自分に
今日の自分が
できることは
一日を
精一杯
走ること
積み重なってきたことが
自分という一人の存在を
造り上げる
...
煙吐く蒸気機関車撮るために黙って借りた父のデジカメ
青バナナ火星木星大接近
君の手をひいて幸せへ抜け出す
鏡を逆さまにしてみました
木星に片想いしている猫が公園のベンチ
たくさんのひとと
じんせいのこうさてんで
であう
ないたり
わらったり
かけがえのない
あなたとの
あのとき
きみとの
あのとき
こころをずっと
ふるわせて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
モンマルトルへの手紙
月乃助
自由詩
5
13/7/2 22:08
春のキャンペーン
壮佑
自由詩
9*
13/7/2 20:37
hanged rose
mizuno...
自由詩
3
13/7/2 20:36
絶対に大人にならないこと!
はなもとあお
自由詩
5
13/7/2 20:30
faith
mizuno...
自由詩
2
13/7/2 19:26
絶対に大人にならないこと!
小原あき
自由詩
16*
13/7/2 17:06
育てた花
夏川ゆう
自由詩
2
13/7/2 17:03
誰かの誰かに
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
13/7/2 15:39
八月の機械
左屋百色
自由詩
7*
13/7/2 15:09
ラブレター
はるな
自由詩
4
13/7/2 14:24
りんごのこと
〃
散文(批評...
10
13/7/2 14:21
生きる全体性
渡辺亘
自由詩
2
13/7/2 12:50
アジサイ
生田 稔
短歌
3
13/7/2 12:48
妻の花々と野菜たち
〃
自由詩
3
13/7/2 12:43
「生き難さ」
渡辺亘
自由詩
2
13/7/2 11:40
たとえば、今日で世界が終わるとして・・・
komase...
自由詩
1*
13/7/2 11:32
「ともになる」
玉兎
自由詩
6
13/7/2 8:07
そして、時代は。
Ohatu
散文(批評...
0
13/7/2 7:31
俺を置いて加速する、俺の感情
北橋勇輝
自由詩
4*
13/7/2 3:36
青の断章
中川達矢
自由詩
4
13/7/2 1:59
チャイム
Seia
自由詩
1
13/7/2 1:31
遠い声遠い部屋
梅昆布茶
自由詩
6
13/7/2 1:04
子狐の尻尾をつけて手袋を買いに行く孫ムービーで撮る
北大路京介
短歌
3*
13/7/1 23:56
忘れずに心に抱いて
ムウ
自由詩
2
13/7/1 23:55
煙吐く蒸気機関車撮るために黙って借りた父のデジカメ
北大路京介
短歌
2*
13/7/1 23:53
青バナナ火星木星大接近
〃
俳句
2
13/7/1 23:50
君の手をひいて幸せへ抜け出す
〃
自由詩
2
13/7/1 23:49
鏡を逆さまにしてみました
〃
自由詩
3
13/7/1 23:49
木星に片想いしている猫が公園のベンチ
〃
自由詩
8
13/7/1 23:49
「わたしになる、あなたになる」
玉兎
自由詩
3
13/7/1 23:36
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
4.55sec.