ほんものがほしい
出来れば触れられるもの
出来ればあたたかいもの

ほんものがほしい
あなたもそうだとおもう

ほんものですよ
そう言って触れてあげたい
なのに自信がない
ほんもの ...
花火の中に含まれる古い記憶は飛び散って
郷愁が終わり?
そうじゃなくて……遠い声がする
報いを抱え心の中では
子供がやわらかな表情をとりやってくる
それなら……もう一度思い返して

痛い ...
  あちこちで物音がして
  生まれたり死んだりしている
  洗ったばかりの白いシャツ
  でも、なんだか袖を通す気になれず



  日曜日はいやなことから目をそらす
  べ ...
つまり、詩を書いていることを
被害者に知られ
それをネタに揺すられると思い
殺害したんだな

はい・・・

だがな、花形、被害者はお前に会う前に
お前の詩を読むことについて
友人の元 ...
恐竜のいそうな島に着くと

そのままゴルフ場に向かった

ロッカーに着替えを突っ込んで

朝の涼しい湿りに芝を踏んでゆく


日本でしようが

海外でしようが関係のないはずなのに ...
詩人の方々
告白します
手元にある数十冊の詩集
八割以上は古本屋で買いました
おまけにほとんど百円コーナー
いくつかの本には裏表紙に
詩人のサインと送った相手の名前
生々しく痕跡本です
...
いつか
凪いだ海原にお月さまをみた
空にもお月さま
うさぎがお餅をご馳走している
海のお月さまには
お魚は何をご馳走するのだろう
と案じた
過去をわたしは持つ

早すぎる目覚めに
...
   あなたのお花は なんですか
    あたしはランタナです

   あなたの動物は なんですか
    あたしはネコです

   あなたのけつえき型は 英型ですか
    あ ...
逃げるために酒を飲んでる訣じゃない
逃げるために仕事に没頭してる訣じゃない
酒に酔って仕事に夢中になって
忘れられる程ひとの頭は
少なくてもぼくの頭は単純ではない

いつも打ち合わせをして ...
月見草カップヌードル待つ三分


羊草迷う一歩も一歩から


朝顔やきょうは素顔で銀座まで


渋滞は四十キロです走馬灯


ちゃぶ台の菓子盆かこむかき氷


百日紅鶴は ...
通っている喫茶室の中に
硝子張りの電話ボックスがある

おそらく四年ほど
通ってはいるのだが

まだ其れを利用している人は
見たことがない

また自分も
まだ利用したことがない ...
私は八月の夜、
声なき慟哭に揺さぶられた。
慟哭、ではないかもしれない。
声はかすれていたから。
だが、あれは「慟哭」だった。
だって声をあげようにも、
隣 ...
夏の果て負けるもんか負けるもんか びっしりと瓢箪の中切った爪 所持品は瓢箪と駒だけでした 吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド こっくりさんに乱入しよう おばけ仮装大会で本物が2位 ケーキを食べ終えて
たどりついたベル・エア

あなたが歌ってくれる
やさしい

Rock and roll.
I can hear music playing on a glass record.
I ordered a hot chocolate from the coffee shop in the ...
うらっかえして
溜まった汚れを
洗い流せるなら
洗い流してしまいたい
染み付いた
生活のにおいが取れるなら
取ってしまいたい

今までだって
望んで来たんだから
これからも
きっ ...
「身勝手に生きてきたんだ
大好きなものしか周りにおかないで。
自由に自由に 今日まで、生きてきたよ。幸せだったよ」

テレビで、誰かが死んだニュースが流れるたびに俯いて
自分の部屋にこもって ...
誰にも話せなかったことが
ずっと下にたまっている
ささやかなつみ重ねを
自分ですら見落としていた

時間がたつにつれ
ウヤムヤになっていく話を
ずっと気にしているままだった

以前あ ...
この悲しみに負けない。

そうやって生きる


そうやってずっと生かされてきたから


負けない



怒りに変えたり
憎しみに変えたりしたけど

そうじゃな ...
 植木鉢を抱えている人が増えたね。
 カミオは、トットに二杯目のワインを薦めた。このレストランで、一番の売れているワインだ。店が売り出しているということは、利益率が高いか、美味いかのどちらかだろうと ...
うつら、うつら
でも
鬱で、現で、眠れない
うつら、うつら
最後の日はいつだった
うつつで、うつら
眠れない
うずら、のたまご、は
今日も確実に生まれていて
でも ...
クリームソーダのクリームが
ゆっくりと溶けていくような喪失感で
わたしは寝られません
痩せ犬に肉付けするのと
無闇に餌をやって肥やすのとは
少し いや かなり違う
肋が浮き上がる胸が大きく上下する
にわかに笑ってみせる
しまった 僕の負けだ

明日を夢見るのと
今日をや ...
とても懐かしいものを見た

男の子が女の子の
スカートめくりをしている

スカートのむこうに
何かがあるのだ

あれは
永遠の命を求める
行為なのではないだろうか

...
(うごかない)
そのまま
わたしはうごいている。

円の隙間から
光 漏れる 「」


あ いのちだ

いのちがふっては さわいでいたんだ

どうしよう うごかない

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
真実の手朧月自由詩513/8/11 20:26
古い記憶杉原詠二(黒...自由詩2*13/8/11 20:11
勝手にしやがれ草野春心自由詩513/8/11 20:09
砂の器花形新次自由詩213/8/11 19:03
恐竜のいそうな島吉岡ペペロ自由詩413/8/11 18:42
告白と言い訳ただのみきや自由詩24*13/8/11 17:12
さよならもっぷ自由詩613/8/11 17:08
「Thou」朝焼彩茜色自由詩9*13/8/11 16:43
或る命についてHAL自由詩7*13/8/11 15:42
むちゃくちゃ夏六句+1もっぷ俳句3*13/8/11 15:37
お気に入りの席でニワコ自由詩2*13/8/11 15:06
慟哭〜あるいはそれに近いもの田園自由詩213/8/11 14:08
夏の果て負けるもんか負けるもんか北大路京介俳句213/8/11 13:14
びっしりと瓢箪の中切った爪俳句013/8/11 13:14
所持品は瓢箪と駒だけでした俳句113/8/11 13:14
吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド自由詩313/8/11 13:13
こっくりさんに乱入しよう自由詩213/8/11 13:13
おばけ仮装大会で本物が2位自由詩813/8/11 13:13
Summer nights, mid July.mizuno...自由詩113/8/11 11:51
Time Travel Girl.自由詩113/8/11 11:33
恥垢花形新次自由詩113/8/11 10:03
身勝手な親友へ 死刑という殺人が行われる前に創輝自由詩213/8/11 9:40
過ぎてもわからない加藤自由詩113/8/11 3:18
負けない。まきちぇり自由詩413/8/11 2:40
背負って生きられるのかね影山影司散文(批評...113/8/11 1:47
うつら、うつらかの自由詩113/8/10 23:48
喪失感自由詩213/8/10 23:46
日付変更線上での待機こうだたけみ自由詩0*13/8/10 23:33
スカートめくり小川 葉自由詩313/8/10 23:08
佐藤伊織自由詩113/8/10 22:44

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