腕がある
脚がある
カラダがあって
心臓はこの辺だろうか
洗濯物を干しながら
幸福感に包まれる
よれてしまった襟だとか
落ちきれてない染みだとか
ゴムの伸びたパンツだとか
新品で ...
ものいわずほどかれるのを待つふたり あやつなぎしたみはうつくしく
咲けばこそ散るや実のなる花たちの つぼみでいれば摘む指もなく
世界中の
ありとあらゆる穀潰しが
本当の自分とやらを
解放するために訪れる
この街では
脱ぎ捨てられた
人間の表皮が
アスファルト一面に
腐敗した花を咲かせる
脱皮の後の
...
ぱみゅぱみゅもシカオの声で聞こえてる紅葉ひらひら女ぽつねん
キラキラのシールを貼ってあなたへの年賀ハガキはプチラブレター
ラーメンも女も細いほうが好きあっさりしてて少し辛めの
古池にサメを放つ
安酒飲む口でセレブ婚
ムスクの香りに頼りすぎている男でした
釣りなどはじめてみた
君の影響かしら
と思ってみるけれど
釣り好きの君の傍らにいて二年間
そういえば竿のひとつも持たなかった
たまたま起きた早朝の四時に
君がいつものように釣りに出 ...
しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって
姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオー ...
どうして下らない男ばかり好きになるんだい
あいつは、君を幸せにしない
君のことを考えてすらない
それは君にもわかっているはずだ
君の話を聞くのは好きだ
しかし、あいつの話となると、聞くに ...
ぼくらは皆気づいていたよ。
君の腕にある傷も、君が長袖でいる理由も。
なんとなくだけど、
君があの中途半端な時期に転校してきたホントの理由も分かってた。
だけど、それがぼくらに どんな関係 ...
仕事場のちかくにはおおきなイベント・ホールがあるので、駅からつづく大通り(コンクリートで整備された、大きな歩道橋、その上にばかばかしく華やかにちらばる噴水とか、見せびらかすような緑)は あ という ...
01433/01433 YIB01036 萌木碧水 くるんとまるく(FPO同掲)/ 萌木碧水
( 1) 97/10/27 15:13
...
薄くあかるいほうにながれていった。手にぶよぶよした抜け殻だけのこった。
離岸失敗のゴムボート。季節は確実にいちねんのなかで正確な四回転を刻んでいく。なにを実証できたわけでもないけど。
...
あなたとわたしの違いは何だ
あなたはいくつも毛糸を編んだ
わたしはひとつの道を歩んだ
そしてあなたはその時言うんだ
正しいやり方はひとつじゃないし
汚いやり口も時には ...
魚が鳥を喰い神父の祈念は
向日葵畑に黒い映像機を置く
襤褸の巡礼の渦巻く顔が振返り
空洞が皺嗄れて喃語を喋る
地平は陰鬱な青の向うに
...
お前には本当に今私が、血を流しているように見えるか。
むこうの方で人が死んでいるように見えるか。
お前の存在は他者の認識によってのみ確定する。
本当にお前の前に今私はいるか?
フルスピードで 駆け抜けた
リミッター ギリギリチョッブ
何となく 一生懸命な 気がした
振れるほどに 遠く
触れるほどに 狂おしく
眺めるだけで 最高だった頃
身近だった 心 ...
風が身の幅を寄せて悲しみを吹き渡る
蒼白な月はちょっと捻じれて孤独をうたう
僕たちは崖っぷちを降りたらしばらく水平を保って喀血する
航路を失った船は喪失を柔らかく受け止めて輝き
...
これは本当のお話
ぼんやりぼんやりぼんやり雲の中では
今日も
小さな小さな
トンガリボーヤが仕事をしています
その小さな小さな
トンガリボーヤは
ため息を ...
くそさびしい夜だ
痛かったやろ
こわばったやろ
目どこ見たら
わからんようなったやろ
胸こげたやろ
ゆびさきしびれたやろ
息あさくなったやろ
そんなじぶ ...
よる、靴をなくした少女が泣いていた
やわらかな足を痛めた
灰色のコンクリートが
きらきらと少女の足を彩る
いちばんぼしは
ためらわず光っていた
街灯は少女の足もとを
ずっと照らし ...
ミニスカートをはいて コットン素材に日差しが恋をしている
色気が照れながら 気分を上げて歩いてゆく
ヒップホップ特有の香り ライムとレモンを口ずさみながら
日焼けを気にせず タイトな ...
特技の欄には「気づかないふりをすること」
きっと今感じてるよりもっと
いつも何かに傷ついてるから
たまねぎのノンオイルドレッシングが
わたしの喉をつたって
ああ
わたしの嫌いな ...
足をつけ
渡ってみたら
浅いせせらぎだった
キラキラ
光を浮かべてた
攀じ登ってみたら
低い壁だった
何一つ遮ることなどできないような
飛び越えてみたら
小さな亀裂に ...
「もうここには戻らない」と言わんばかりの切ない足音をたてながら、女は階段を登っていった。
一人で飲むウイスキー、氷はグラスと弾けて明るい音をたてる。
いつもより爽やかな味わいに、驚きを隠せない ...
朝方に始まる朝の声
自然の流れにノリながら、
耳を澄ませば聞こえるよ 、
素敵なセミのハーモニー。
しあわせのふり
するひとに
ふりまわされて
ときどきいつも
そうだった
あてられんなよ
あたしがきめたことだから
そう言われるたび痛いよ
その禁句も ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
【ベランダに吹く風】詩人サークル「群青」七月のお題「風」から
そらの珊瑚
自由詩
18*
13/8/4 14:05
あやつなぎ
はるな
短歌
1
13/8/4 13:16
穀潰し
花形新次
自由詩
0
13/8/4 11:42
ぱみゅぱみゅもシカオの声で聞こえてる紅葉ひらひら女ぽつねん
北大路京介
短歌
0
13/8/4 10:41
キラキラのシールを貼ってあなたへの年賀ハガキはプチラブレター
〃
短歌
2
13/8/4 10:40
ラーメンも女も細いほうが好きあっさりしてて少し辛めの
〃
短歌
4
13/8/4 10:39
古池にサメを放つ
〃
自由詩
5
13/8/4 10:38
安酒飲む口でセレブ婚
〃
自由詩
1
13/8/4 10:38
ムスクの香りに頼りすぎている男でした
〃
自由詩
3
13/8/4 10:38
しあわせを釣る
かんな
自由詩
7*
13/8/4 9:45
ショッピングモールへ行く
梅昆布茶
自由詩
5
13/8/4 9:42
もらい泣き
アマメ庵
自由詩
3
13/8/4 9:16
ぼくと、君と、ぼくらのクラスは最強だから。 #2
創輝
自由詩
0
13/8/4 8:52
イベント・ホールのこと
はるな
散文(批評...
1
13/8/4 8:50
くるんとまるく
鵜飼千代子
自由詩
9*
13/8/4 8:09
スピン
ねことら
自由詩
4
13/8/4 7:32
違いは何だ
中村 くらげ
自由詩
2*
13/8/4 5:05
茹卵とオリブの腐ったサラダ
高濱
自由詩
1
13/8/4 4:22
宇宙について 2
兎田 岳
自由詩
0
13/8/4 3:58
サナギ と ケムシ
藤鈴呼
自由詩
2*
13/8/4 0:20
シュールな月が零れる夜に
梅昆布茶
自由詩
7
13/8/4 0:00
秘密のお話
最都 優
自由詩
2
13/8/3 23:26
くそさびしい夜
吉岡ペペロ
自由詩
10
13/8/3 22:21
靴をなくした少女
マーブル
自由詩
6
13/8/3 22:05
ライムとレモン
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/8/3 22:01
気づき傷つきコンテニュー
かの
自由詩
2
13/8/3 21:09
思い切って
Lucy
自由詩
18*
13/8/3 19:55
提案
兎田 岳
自由詩
0
13/8/3 18:54
協奏曲
ロリン
自由詩
0
13/8/3 18:45
禁句
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/8/3 16:47
2581
2582
2583
2584
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
2594
2595
2596
2597
2598
2599
2600
2601
2602
2603
2604
2605
2606
2607
2608
2609
2610
2611
2612
2613
2614
2615
2616
2617
2618
2619
2620
2621
4.4sec.