歴史の波に飲み込まれ
沈んでいった者のその殆どは
後世に残らぬぼくらのような名もなきひとたちだ

それは昔も現代(いま)も
そして未来も変わらない事実だとぼくは想う

故に如何なる理由が ...
 ここに記述されているのは、
羊に関する私見であり、特定の羊を
誹謗・中傷するために書かれたものではありません




         *




羊は まじめである
羊は ...
・とおざかる足おと夏の水際でちいさな眠りをゆりおこすひと



・水の背に日焼けの痕を押しあててあお向けで渡る鵲の橋



・夕立をひと粒ひと粒ひろいますあなたのうたのきこえる渚で
...
ぼんやりと君の横顔見ていたい苦みが強いコーヒーを飲む

地球儀を何度も回し遊ぶ子供国の名前をすぐに覚える

魂が宿った言葉力強い読めば伝わる心は癒える

想い出のスイッチ押せば蘇る目にした ...
この遮りの雲海の
流し 渡る 天翔る河

「寂しくはないかい」
「凍えてやいないかい」

極光を また遠くの日と重ね
枯れた縁の花を想う
逃げ水追うが如く 
行けど近づけぬ景色に 滴 ...
    風の入らぬ蒸し風呂部屋で
    汗を拭きつつもろこし齧る
    年に一度の逢瀬より
    うだる暑さに流されて
    来年こそはエアコンに
    冷たくされたい女の ...
北風に吹かれ結婚相談所 幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る くれゆく恋と黒い豆電球のまるさ 光が届かない場所で賑やかな音楽 寺の蚊のあげる経が良い 人生は線分上にあるって誰かが言ってた
僕は線分の上で踊るバレリーナ ちょっとすね毛が醜いが歌だって歌えるさ

発酵した愛なんても〜沢山なんだ 純粋な惑星に住みたいんだ ポパイとオリーブみたいにね ...
狂った夜を漂うのは
他ならぬ俺の宿命
致死量を超える血液が
渇いてこびりついたそんな宿命

栄えず、けれど騒がしい
糞みたいな街の声が遠くに聞こえる
眠りたいのに今日 ...
 
変わっていくことが くやしくて

何もできない自分が なさけなくて

こっそり すねてみた



 
きょう僕は
空ろな骨を
たべた

おっけ・ぶーこ
という女の子であったらしいそれは
はじめ
ずいぶん抵抗していたけれど
僕がひとこと
寂しかったんだ、ずっと
そういって涙をながすと ...
あえて触れない
真実現実
知らぬふりして
仮の世わたる

超越世界の
尽きない光
見えないけれど
ただ感じる

この世の
すべては
何ものかによる
投影として有る
...
いつから願い事をしなくなったのでしょう

かないっこないからじゃない
夢がなくなったんだよ

私よりも
先に歩いている大人たちは
そういうのです

少し後ろを歩いているはずの
子供 ...
  天窓からの陽射しでカレンダーは
  上のほうだけが日焼けしてしまった
  うんとこしょ、どっこいしょ
  ヤマメが冷たい川の流れを
  いそいそと掻きわけてゆく
  うんとこしょ ...
凪いでる 凪いでる
ここはがらんどうの海
無風世界


石をちりばめる
空にちりばめる
ゆびさきがぬるい
目にしみる涙
んっ んっ
母をよぶみどりの子


宛て先な ...
コーヒーにミルクを垂らし
スプーンでかき混ぜると
渦の中から喋り声が聴こえてきた
「明日はゴミ出しの日だよ」
うるさいなあ分かってるよ
と思いながらカップを覗くと
超小型の牛が泳いでい ...
草原を駆け抜ける馬ほど逞しく美しいものはない。
彼、もしくは彼女は、己の肉体を誇示する事は決してない。
彼らのたたずまいは、我ら人間を遥かに超えている。
人間には恥じる心が必要だ。

バ ...
静かな喫茶店の窓辺で、ボトルシップが壮大な夢を見る。
うすく青みがかった壜の中、彼はすでにその大海に彼方を目指していた。
誰にも目的地を語る事もなく。ただ彼はそっと一言、
自分が本物のカティ ...
今日は7月7日
七夕です♪

あなたは今
どこに居るのかな♪
大切な人と一緒かな?
笑っていますか?

あなたと逢えなくなり
もう随分と経つけれど
今でも神社に行くと
あなたのこ ...
銀色の夜空に青い蝶が舞う。
夢色の花束を抱えた男が待ちくたびれて黄色い吐息を漏らす。
愛を孕んだ白い月から茶色い影が覗く。
訝しがる男にあきらめの色が重なってゆく。

蟇の戯れる川辺に星 ...
 竹柵に
 水壕に
 生垣に
 バンケットに
 すぐに慣れたわけじゃない

 平地競走で勝てなかったから
 障害競走を走る馬になった
 けれど十八回走って一つしか勝てなかった
...
どんな結果になろうと構わない

そう つぶやくのは自由だ


支配されているか 支配しているか

そんなことは どうでもいい


どこに行くのだろう 不安になるだけ無駄

どこ ...
想像をかきためて
何もないはずが
想像の塊達が口から出て
固くなり
粘土細工にみえ滑らかに滑りでる塊があれば
滴のように零れたり
詰まり困難を突破し無理無理
出てくる鋼のような
尖って ...
最近
小蝿が多くて
どうしようもない
生ゴミあったっけか
と台所見渡しても
何もないし
ひょっとして
マンションの隣に
変死体でもあんのかと
心配したんだけど
よくよく注意して
...
ロシアでもドイツでも
三人兄弟の末っ子は
けなげでありたくましい

日本の三人姉妹の末っ姫は
異界に嫁いで人間世界を救う

水の不足は命の危機
日照りの続く田の畦を這う小蛇と
交わし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
真実の片言HAL自由詩6+*13/7/8 9:40
透明なふち月乃助自由詩7*13/7/8 9:25
a Distant Shore佐東短歌2*13/7/8 9:21
地球儀夏川ゆう短歌113/7/8 9:00
箱庭にて 天翔る河より黒ヱ自由詩213/7/8 2:36
笹の葉うだる石田とわ自由詩17*13/7/8 2:31
北風に吹かれ結婚相談所北大路京介俳句4*13/7/8 1:03
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ短歌5*13/7/8 1:03
ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る俳句513/7/8 1:03
くれゆく恋と黒い豆電球のまるさ自由詩113/7/8 0:59
光が届かない場所で賑やかな音楽自由詩413/7/8 0:59
寺の蚊のあげる経が良い自由詩213/7/8 0:59
人生を線に例えると梅昆布茶自由詩1613/7/8 0:20
リトル・タウンのデタラメな路上ホロウ・シカ...自由詩4*13/7/7 23:58
すねてみた殿上 童自由詩12*13/7/7 23:51
空ろな骨草野大悟自由詩313/7/7 23:50
光と陰シホ.N自由詩313/7/7 23:23
永遠のひかり朧月自由詩313/7/7 22:51
ヤマメが冷たい川の流れを草野春心自由詩7*13/7/7 22:36
即興、子どもの情景あまね自由詩1313/7/7 22:24
壮佑自由詩9*13/7/7 21:15
人間である事。ヒヤシンス自由詩7*13/7/7 21:15
ボトルシップの夢自由詩3*13/7/7 21:13
七夕です♪清風三日月自由詩113/7/7 21:12
汚された美しき伝説ヒヤシンス自由詩4*13/7/7 21:11
飛越とその誇り平瀬たかのり自由詩4*13/7/7 20:34
一つだけビル自由詩013/7/7 19:27
最都 優自由詩213/7/7 17:18
小蝿がたかる花形新次自由詩313/7/7 16:59
夜叉姫イナエ自由詩12*13/7/7 15:22

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