信号を待つための影小暑かな お肌が容赦なく曲がろうとする ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい レーダー照射してやろうか ○活動内容
・部員同士が (イ)他の部員の詩 (ロ)自分の詩 (ハ)著作権の切れた詩人の詩 (ニ)著作権は切れていないが、きちんと発表の許可を得た詩人の詩 を朗読しあって、mp3ファイルにてアップロ ...
真夜中に石畳の狭い路地を歩く。
すべての家々の窓は閉め切られ、孤独のうちに
私は己の半身と夜を語る。
時の歩みはいまだ遅い。

真夜中に浸る欲望を持つ者の頭はたえず動いている。
昼間の ...
彼は幻なので
だれに気付かれることもなく
子ども料金で改札をくぐれる

彼は幻なので
人目を気にすることもなく
パンツ一丁で町角を歩ける

彼は幻なので
特に悪びれることもなく
...
髪の長い 古き艶を残した黒髪のお前
その素肌を包み しなやかな 黒髪もくびれる 
男には 備えられない 弾力に水が弾く 潤い 
控えめな 鈴蘭の香り

女という生き物の魔の魅力に跪く 甲にあ ...
わたしの一番
甘酸っぱいところだったら
ハートなんて
答えちゃったりなんか
しちゃたりして
(広川太一朗 談)
だけど
ただ酸っぱいところ
というと
確認できるところは
大体酸っ ...
もしオマエが日に何度も愚痴る仕事に就いているなら直ぐに辞めてしまえ

それは仕事ではない

不毛な世界での隷属に過ぎない


もしオマエが面白いことがないかと誰かに尋ねたり、探したりして ...
甘いノイズ


わたしのこわい欲望
あぶりだされる
自己不確定性
あやふやで像を結ばない
女性としてあるべき姿

よくわからないけど
冷やかしじゃなく
つまり
それって、愛なの ...
いつのころからか
ある
風光
わたくしも 人間であった
そう
そうであった
鬼灯に 映る
あの東北の地震の時
僕はテレビを見ていた
みるみる海岸線が無くなって
黒い塊が街を飲み込んで行くのを
僕はテレビで見ていた

たくさんの人が酸欠の魚みたいに
ぎっしりと港に浮いているのを ...
部屋

重い空気圧に押し潰されそうな脳味噌の、裏側に映ずるものは裏返された部屋の壁、その壁は打ちっ放しのコンクリートのざらついた表面が鮮やかな緑で、窓はない。亀裂もない。虫の入り込む余地のない密室 ...
妊娠が発覚してから
私は毎日キャベツばかり食べている
サクサクサク、とリズムよくキャベツを切っていると
必ず亡くなった祖母を思い出した
統合失調症を患っていた祖母は
財布から母が金を盗んだと ...
鳴き始めたセミたちが
鳴きながら静かに狂っていくので
今日も一面のボタンの掛け違え
木々の内部に噴き上がるものが
上端で崩壊しては一秒一秒をつまずかせる
季節につけられた華やかな汚名
...
私はひどく内面的な生活を送っている
内側にあるものは外側にあり
外側にあるものは内側にある
世界は統一された鏡のよう
今日も青空が光っている
それだけをたよりに生きる
足首ひねり激痛ひろがる青空
君のいえまで後すこし
文学すてて
お祝いしましょう
今日は君のたんじょうび

コンクリートぬらす通り雨
言葉でつくられた虹ひねり潰し
現代詩すてて
お祝い ...
光の死体に囲繞されている中心部が電車のなかでは反転する。濃い色の髪の毛が重いと呼ばれるのは必ずしもその色だけではなくて、そのものの重力を指し示している。深刻さ。彼女の髪は星星の重さを持っていて、ある ... つばめの仲間は待っている
雛たちが飛べるようになるのを
せかすわけでもなく待っている
その羽がそろうのを

みんなで集まってみせている
飛ぶってこんなに素晴らしい
飛ぶってこんなに楽しい ...
吊り橋の真ん中で二人は懐中電灯を消した
月も山の木立に光を隠した

手を延ばせばそこには異性がいた
何時も顔を合わせている相手だったが

不意に訪れた二人だけの世界に戸惑って
互いに黙っ ...
歴史の波に飲み込まれ
沈んでいった者のその殆どは
後世に残らぬぼくらのような名もなきひとたちだ

それは昔も現代(いま)も
そして未来も変わらない事実だとぼくは想う

故に如何なる理由が ...
 ここに記述されているのは、
羊に関する私見であり、特定の羊を
誹謗・中傷するために書かれたものではありません




         *




羊は まじめである
羊は ...
・とおざかる足おと夏の水際でちいさな眠りをゆりおこすひと



・水の背に日焼けの痕を押しあててあお向けで渡る鵲の橋



・夕立をひと粒ひと粒ひろいますあなたのうたのきこえる渚で
...
ぼんやりと君の横顔見ていたい苦みが強いコーヒーを飲む

地球儀を何度も回し遊ぶ子供国の名前をすぐに覚える

魂が宿った言葉力強い読めば伝わる心は癒える

想い出のスイッチ押せば蘇る目にした ...
この遮りの雲海の
流し 渡る 天翔る河

「寂しくはないかい」
「凍えてやいないかい」

極光を また遠くの日と重ね
枯れた縁の花を想う
逃げ水追うが如く 
行けど近づけぬ景色に 滴 ...
    風の入らぬ蒸し風呂部屋で
    汗を拭きつつもろこし齧る
    年に一度の逢瀬より
    うだる暑さに流されて
    来年こそはエアコンに
    冷たくされたい女の ...
北風に吹かれ結婚相談所 幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
信号を待つための影小暑かな北大路京介俳句313/7/9 6:10
お肌が容赦なく曲がろうとする自由詩3*13/7/9 6:09
ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい自由詩413/7/9 6:09
レーダー照射してやろうか自由詩3*13/7/9 6:09
■現代詩フォーラム朗読部■会議室13/7/9 0:24
真夜中の放浪ヒヤシンス自由詩13*13/7/8 23:58
幻獣青井自由詩313/7/8 22:42
惚れている朝焼彩茜色自由詩613/7/8 22:02
わたしの一番酸っぱいところ花形新次自由詩113/7/8 21:26
箴言蒲生万寿自由詩1*13/7/8 21:14
甘いノイズはなもとあお自由詩213/7/8 19:04
鬼灯     ( ほおずき )こしごえ自由詩2*13/7/8 18:31
悲しくてあさましい心和田カマリ自由詩1*13/7/8 18:04
空気圧3頁目……とある蛙自由詩5*13/7/8 17:18
キャベツ一縷自由詩413/7/8 16:17
葉leaf自由詩113/7/8 16:05
人間的、あまりに人間的渡辺亘自由詩113/7/8 15:58
99年前左屋百色自由詩8*13/7/8 15:49
もつれこむ自由詩113/7/8 12:03
つばめになる時朧月自由詩213/7/8 10:46
淀むイナエ自由詩7*13/7/8 9:45
真実の片言HAL自由詩6+*13/7/8 9:40
透明なふち月乃助自由詩7*13/7/8 9:25
a Distant Shore佐東短歌2*13/7/8 9:21
地球儀夏川ゆう短歌113/7/8 9:00
箱庭にて 天翔る河より黒ヱ自由詩213/7/8 2:36
笹の葉うだる石田とわ自由詩17*13/7/8 2:31
北風に吹かれ結婚相談所北大路京介俳句4*13/7/8 1:03
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ短歌5*13/7/8 1:03
ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る俳句513/7/8 1:03

Home 戻る 最新へ 次へ
2555 2556 2557 2558 2559 2560 2561 2562 2563 2564 2565 2566 2567 2568 2569 2570 2571 2572 2573 2574 2575 2576 2577 2578 2579 2580 2581 2582 2583 2584 2585 2586 2587 2588 2589 2590 2591 2592 2593 2594 2595 
加筆訂正:
笹の葉うだる/石田とわ[13/7/9 1:50]
6,7行目修正
透明なふち/月乃助[13/7/8 12:18]
少し
4.96sec.